20回目の節目に、Podcastを始めて良かったことを振り返る
自動車業界の新規事業部に所属するマオと、建設業界の新規事業部に所属するタクミが雑談する番組「僕らのメモ帳」。今回は20回目の節目の回です。
マオは冒頭で、20回という区切りまで来たことを踏まえ、二人がPodcastの配信を始めて良かったことを話していきたいと切り出しました。
今回は祝20回目のエピソードということで。ここまでを振り返ってみて、僕らがポッドキャストの配信を始めて良かったことを話せていければいいなと思ってて。
アウトプットの場があると、日常の見方が変わる
最初に答えたのはタクミです。Podcastというアウトプットの場ができたことで、毎日の生活の見方が変わったと話しました。
アウトプットする場があることによって、今まで素通りしてた事象をより考えるようになったりとか。
さらにタクミは、何かを選択したり行動したりするときに、より面白い方を選択するという意識が強まったと続けます。以前からその意識はあったものの、Podcastを始めたことで強くなったと振り返りました。
何か選択するとか、何かやるってなった時に、より面白い方を選択するみたいな。そういうところで、生活の質が上がったんじゃないかな。
マオもこれに共感し、週に1回タクミと話す場があることで「手ぶらでは集まれない」感覚が生まれると話します。Podcastのためというより、タクミに話すことが何もないのは良くない、という感覚だといいます。
そのポッドキャストのためにというよりかは、タクミに話すことが何もないと、良くないというか。
マオは、タクミがアプリ制作やスペイン語の勉強など、自分にないことを着実に進めていく点に触れ、それが良いプレッシャーになっていると語りました。
(タクミが)割と俺にないことを着実にやっていくから、そこに追いつかないといけないなっていういいプレッシャーをもらってる感じはある。
タクミも、週1回のリズムを崩さず続けていることで、この1週間で何か面白いことが起きるといいなと思いながら生活していると応じます。研究室の週1報告に近い感覚だといいます。
何かしら進捗させようとか、これまでやったことないことをやってみようとかあったし、AIのところに関しても、ここで話せる使い方できるんじゃないかなとか考えたりとか。
週1の収録がある
毎週タクミと話す場がある
ネタを探す
日頃から面白いことや進捗を探すようになる
行動が変わる
新しいことに挑戦し、面白い方を選ぶ
思い出も考えも、新鮮なまま音声で残せる
続いてマオが挙げたのは、その時の思い出や考えを新鮮なまま音声として残せる価値です。特にペルー旅行の回や、これからどう生きたいかを話した回が好きだといいます。
自分たちの考えてることとか、その時の思い出とか考えを、新鮮なまま音声として残せてるのがすごく価値があるなって思ってて。
マオは、ペルー旅行では写真もたくさん撮ったものの、写真は画像でしか蘇らないのに対し、音声だと当時の映像まで思い出せると語ります。
写真だとその時の画像でしか蘇ってこないから、音声として残せてるのがすごくいいなと思ってて。
また、これからどう生きたいかを話した回については、当時の目標を残せているため、定期的に聞いて目標を見失わずにいられるといいます。目標を紙に書くのとは違う、音声ならではの良さがあるとのことです。
あの時こう思ってたんだなと思って、それを実現するために頑張んないとなみたいな感じで思えてるのがすごく良くて。
タクミはこれを、日記のように振り返れるツールとして捉えているのかと確認します。マオは、聞くだけでよく、目を使わなくていい点が本当に好きだと答えました。
目を使わなくていいのが俺は本当に好きで。日常で触れる接点の回数がたくさんあるから、音声で残してることに意味を感じてるんだよね。
動画ではなく音声だからこそ「思い出せる」
タクミは、思い出すという点では動画の方がいいのではないかと問いを投げかけます。ペルー旅行を動画で撮って編集する選択肢もあったのではないか、というものです。
思い出すっていう点で言ったら、(ペルーの旅行を)動画で撮っておいて、編集して作ったっていうのもあるのかなと思ったけど。
一方で、二人は音声の方がリアルだという点で一致します。マオは、動画だと動画を見ているだけになってしまうが、音声だと思い出しながら振り返れると話しました。
動画撮っとくと動画見てるだけになっちゃうというか。(音声だと)思い出しながら振り返れるんだよね。
タクミも、動画は動画の情報しか頭で処理しないが、音声だと思考の余地ができ、映像を自分で取り戻したり、聞きながら別のことを考えたりする余裕があると整理しました。
音声だとその思考の余地ができて、映像とかを自分で取り戻すっていうか。聞きながら別のこと考える余裕とかがあっていい可能性は確かにあるね。
情報の余白があり、聞きながら当時の映像や思考を自分で取り戻せる
情報量が多く、動画を見ることに意識が向きやすい
作っている本人が一番のファンで、一番楽しんでいる
マオは、自分が一番聞き返しているし、心から楽しんでいると打ち明けます。作っている本人が一番楽しめているという意味で、すでに理想形に到達したと感じているそうです。
タクミは、それが一番大事だと応じます。自分に刺さるものを発信できているのは、プロダクトとしてもあるべき姿ではないかと話しました。
自分が自分に刺さるものを発信できてるっていうのは、プロダクトとしてもあるべき姿ではありそうかなと思った。
一方でタクミは、自分は全く聞き返していないと明かします。半年前から始めたばかりでエピソードごとの会話をなんとなく覚えているため、1年後に聞き返した方が発見があると思い、あえて聞かずにいるといいます。
一年後とかに聞き返した時に、おもろいかもみたいな感じで、聞けてないっていうのはあるね。
マオも、考え自体はあまり変わっていないものの、目の前のことで手一杯になり、大事なところを忘れてしまうと話します。だからこそ、それを思い出させる意味で聞いているといいます。
目の前のことで手一杯になって、本当に大事なところを頭の中から消し去っちゃうから、そこをもう一回思い出させるみたいな意味合いで聞いてたりするかな。
評価されない場所だから、好きなようにやれる
マオは、この場が誰にも評価されなくていい場所である点も気に入っていると語ります。社会人になると、好きなように好きなことをやれる場は本当に少ないといいます。
マオは、参加しているビジネスコンテストも上司が全く介入せずにやれていることに触れ、自分たちで自分の価値を決められる点が、社会人としての心のよりどころになっていると話しました。
自分で価値を決めれるっていうのは、社会人として心のよりどころじゃないけど、それぐらいの価値にはなってるかなって思ってるね。
タクミも、評価されないからこそ気軽にできているのだと納得します。そのうえで、20回という節目を改めて振り返りました。
評価されないから気軽にできてるみたいな感じはあるか。
目標だった20回、意外とやれた
20回は一つの目標にしていた区切りでした。テーマ出しにはそれなりに苦労したものの、タクミは「意外といけた」という感覚だと振り返ります。
結構二十回はさ、一個目標にしてたっていうか。割と、あ、いけたみたいな感覚ではあるけどね、俺は。
二人は、今後もテーマが枯渇しないよう、いろんなことに手を出しながら続けていこうと話します。アウトプットが今後につながる学びや思い出になるという点でも一致しました。
マオと何か一緒に挑戦できることあれば、ここでもアウトプットできたり、今後につながる学びにもなったり、思い出にもなるし。
直近では、タクミが教えてくれたハッカソンへの参加も考えているといいます。一緒に何かに取り組みながら、また別のことにも挑戦していきたいと語りました。
そもそもの始まりは「スローメディア」との出会い
話題は、そもそもPodcastを始めたきっかけへと移ります。年末、マオがタクミに持ちかけたのが発端でした。
マオは、社内の教育でのテーマ出しをしていた際、SNSで海外の若者のSNS離れが起きているという情報を目にしたといいます。そこで「これからはスローメディアが来る」と語る人がいて、その一つがPodcastだったそうです。
海外で若者のSNS離れが起きてるみたいなのを見て、こっからはスローメディアが来るぞみたいなのを言ってる人がいて。その一個がポッドキャストっていうのを見て。
マオは周りのZ世代にSNSについてインタビューする中で、たまたま愛知に来てくれたタクミにも「SNSとかどうなの」と尋ねました。そこでタクミがPodcastのヘビーユーザーだと判明します。
「ポッドキャストっていうのあるらしいね」みたいな話をしたら、タクミが結構ヘビーユーザーで、ポッドキャストの。
ちょうどその時期、Podcastで会社を立ち上げた日本人の動画や本が出回っていました。タイミングが重なり、「じゃあやってみるか」という流れで番組が始まったといいます。
そのタイミングがちょうど重なって、じゃあやってみるかみたいな話になって始まったっていう感じだったね。
SNSに嫌気が差していた二人と、音声メディアの相性
タクミは当時、SNSに嫌気が差していたと振り返ります。SNSは害悪でしかないと感じ、スマホを文字だけのホーム画面にするなどしてSNSから離れ、ゆっくり消費できるPodcastを聞き始めていたといいます。
マジでSNSから離れて、もっとゆっくりと消費できるようなポッドキャストとか、そういうのを聞いてた時だったから。
だからこそ、マオがそうしたテーマに関心を持っていると知り、良いと思って乗っかったと話します。二人の関心の方向性が重なっていた点も、始められた理由でした。
タクミがPodcastを聞き始めたのは大学時代にさかのぼります。当時はPodcastがなく、YouTubeで音声だけで知識を紹介する番組を聞いていたそうです。
建築の学部だったから、模型を切ったりとか図面描いたりとかあって、その時って耳が空いてるからっていうので、そういうの聞き始めてて。
お弁当屋さんの宅配のバイトをしていた頃には、音声配信サービスのVoicyを聞いていたといいます。学生時代から、耳で何かを聞く習慣が続いていたことがうかがえます。
タクミは、いま音声メディアが盛り上がってきているという話にも触れ、始められたのはタイミング的にも良かったと語り、マオに感謝を伝えました。
本当に始めて良かったなっていうか、ありがとうって感じで。
マオにとってタクミは「社会人になってからの人生の救世主」
マオは、この番組をタクミとやっていることが自分の中で大きいと語ります。周りに真剣な話やちゃんとした話をできる人があまりいないからだといいます。
仲のいい友達でも仕事の話になったりとか、たわいもない話をしちゃうというか。ビジネスしたいよねとか、そういう話はあんまりする人が俺はいなくて。
そのうえでマオは、社会人になってからの人生の救世主だと、タクミへの感謝を率直に伝えました。
マオは、タクミと週1回話す場がなければ、どれだけつまらない社会人生活を送っていたか想像してしまうと続けます。これがあるからなんとか社会人をやっていけているといいます。
たくみとこんなに週一回で話すことがなければ、どんだけつまんない社会人やってんだろうなって想像しちゃうんだよね。
タクミも、こういうことをやってくれる人はなかなかいないと応じ、興味の方向性が似ている点も含めて、こちらこそありがたいと感謝を返しました。
こんなんやってくれる人いないっていうかさ。興味の方向性も似てたりとかするっていうところで。
次の目標は50回、そして100回へ
二人は、次の目標を50回、その先の100回に設定します。20回のさらに倍以上であり、続ければ配信開始からちょうど1年ほど経つ計算になるといいます。
次は五十回かな。
マオは、その頃どうなっているかが楽しみだと語ります。先ほどタクミが話していた「聞き比べ」、つまり直近の自分たちと半年前の自分たちを比べることにも触れました。
1年ほど経てば環境も少し変わっていそうだと二人は話します。マオは今回を、振り返りと感謝の回だったとまとめ、今後も続けていこうと締めくくりました。
今日は振り返りと感謝の回だったっていう感じで。ちょっと今後もやっていきましょうっていう感じですね。
まとめ
20回目を迎えた「僕らのメモ帳」。二人は、アウトプットの場があることで日常の見方が変わり、思い出や考えを新鮮なまま音声で残せることの価値を語りました。評価されない場所で好きなようにやれること、そしてお互いへの感謝が、この番組を続ける意味になっています。
- 週1回の収録があることで、日頃からネタを探し、面白い方を選ぶようになった
- 音声は情報に余白があり、当時の映像や考えを思い出しながら振り返れる
- 誰にも評価されない場所だからこそ、自分たちで価値を決め、好きなようにやれる
- 始まりはSNS離れと「スローメディア」への関心、そして二人の興味の一致だった
- マオにとってタクミとの週1回の対話は「社会人になってからの人生の救世主」であり、次の目標は50回、100回






