火曜の牧場と、配信中に届いた「牛乳デビュー」の質問
配信は6月17日の火曜日。曇りのち晴れの梅雨空で、湿度が高く牛舎にいるだけで疲れてしまうような一日だと川上さんは話します。
この日は車のダンプのエアコン修理の対応や、先日生まれた子牛へのミルクやり、繁殖検診などが予定されていました。子牛はまだ元気で、こまめにミルクをあげながら見守っているそうです。
そんな中で紹介されたのが、最近お子さんが生まれたリスナーさんからの質問です。生後間もない赤ちゃんに牛乳を飲ませていいのか、牛乳デビューはいつからできるのか、という内容でした。
お子さんが生まれて、生後間もないお子さんにちょっと牛乳飲ませるのどうなんですか、牛乳デビューっていつからできますか、という質問が来ていたので、ちょっと調べてお答えしていこうかなと思います。
3人の子を育てた川上さんも「知らなかった」牛乳の始めどき
質問をくれたのは、Spoonという配信アプリのねこすけさん。「赤ちゃんの牛乳デビューはいつ頃から大丈夫ですか?」という内容です。
川上さんは3人のお子さんを育てた経験がありますが、家ではあまり牛乳を飲む習慣がなかったため、いつから飲み始めたかはよく覚えていないと言います。
ただ、ヨーグルトは離乳食の頃から始めた記憶があるそう。赤ちゃんでも食べられるタイプのヨーグルトからスタートした一方で、いつから飲んでいいのかという正確な情報は知らなかったと正直に話します。
いつから赤ちゃんが食べてもいいのかみたいなのは知らなかったんで、ここら辺はちょっとAIと調べて、お話できたらなと思っております。
0〜11か月は「牛乳そのままはNG」その3つの理由
まず0歳から11か月の時期は、主役はあくまで母乳、または育児用ミルク。牛乳をそのまま飲ませるのはやめておいたほうがいいとまとめられています。
その理由として、この時期の赤ちゃんに牛乳をそのまま飲ませると起こりやすいリスクが3つ挙げられました。
- 鉄欠乏性貧血を招きやすい
- タンパク質やミネラルの濃度が高く、腎臓に負担がかかる
- 消化管出血を起こすリスクがある
ただし、ヨーグルトや加熱したチーズなど、発酵や調理を済ませた乳製品は別。生後7〜8か月の離乳食後期から、少量ならOKとされています。
理由は、加熱や発酵によってタンパク質が変性し、消化が楽になるためだと説明されています。
満1歳からが牛乳デビュー本番、目安はコップ1杯
そして12か月から23か月、つまり満1歳になったら、いよいよ牛乳デビューが基本になります。
ポイントは、月齢だけで決めないこと。離乳が完了して、1日3回の食事が安定してからがスタートラインだと整理されています。
量の目安は1日200ミリリットル前後、コップ1杯くらい。ここで注意したいのが脂肪分です。
低脂肪、無脂肪牛乳はNG。エネルギー源と必須脂肪酸が不足しているためです。
赤ちゃんの成長に必要なエネルギーや脂肪が足りなくなってしまうため、この時期は普通の牛乳を選ぶのがよいとされています。
アレルギーの可能性もあるので、心配なときは医師と相談しながら、まず少量で様子を見て、問題がなければ少しずつ増やすステップアップ方式がすすめられています。
料理に使うなら「加熱+少量」から、2歳以降は上限に注意
牛乳を料理に使う場合は、1歳前後から可能とのこと。ホワイトソースやミルク粥のように、加熱してプラス少量から始めるのがコツだと紹介されています。
そうすると、万が一のアレルギー症状も察知しやすいというメリットがあります。
2歳以降になると、牛乳は食事のバランス調整に使うと効果的。その一方で、飲みすぎには注意が必要です。
2歳を過ぎたら1日400ミリリットルを上限に、食事の鉄やビタミンのバランスを崩さないように与えるとよいとまとめられています。
鉄やビタミン強化が目的のフォローアップミルクは、必ずしも必須ではないそう。食事で十分な栄養が取れていれば、普通の牛乳でOKだと説明されています。
ひとつ気をつけたいのが、寝る前のながら飲み。虫歯のリスクが上がるので要注意とされています。
要点をおさらい、そして子育て時代の「鉄分」の記憶
最後に、川上さんが牛乳デビューの流れをおさらいしています。ポイントは月齢ごとに分けて考えることです。
そして、心配なときは小児科や保健師に気軽に相談していきましょう、と締めくくっています。
川上さんは、質問に出てきた「鉄不足」という言葉に、自身の子育てを思い出したようです。赤ちゃんの頃に鉄分をしっかり取ろうと、ほうれん草をすりつぶして冷凍し、離乳食にした記憶があると振り返ります。
ほうれん草をすりつぶして冷凍してぐちゃぐちゃにして、お湯でこうやってなんか離乳食にした記憶みたいなもあったりしますね。
ヨーグルトについては、赤ちゃんでも食べられるタイプが売っているので、そういうものを選べばおいしく食べられるのではと話していました。
まとめ
今回は、リスナーさんからの「赤ちゃんの牛乳デビューはいつから?」という質問に、川上さんが月齢ごとの進め方を整理して答えました。牛乳は子どもの成長に大活躍する一方で、始める時期と量には気をつけたいポイントがあります。
- 0〜11か月は牛乳そのままはNG。母乳や育児用ミルクが主役で、ヨーグルトやチーズは離乳食後期に少量なら可
- 満1歳で3回食が安定してから牛乳デビュー。1日200ミリリットル前後で、低脂肪・無脂肪牛乳は避ける
- 2歳以降は上限1日400ミリリットルを目安に、食事の鉄やビタミンのバランスを見ながら調整する
- 寝る前のながら飲みは虫歯のリスクになるので注意。アレルギーや量が心配なときは小児科や保健師に相談を






