日曜は溜まった質問をまとめて返す雑談回
今回の配信は8月17日の日曜日。天気は晴れで、最高気温は32度という暑い1日です。
日曜日ということで、川上牧場ではあまり仕事を残していないそうです。この日は牛群検定の結果データを見て、体細胞が高い牛にワクチンを打ったりする予定だと話されています。
さらに翌日からは県外の中学生が酪農体験に来るとのことで、その対応も控えているそうです。
そんな日曜日の配信は、YouTubeコミュニティなどに溜まったコメントに答えていく雑談スタイル。牛乳を飲みながらゆっくり聞いてほしい、という回になっています。
今日が8月17日の日曜日でございます。今日の天気は晴れということで、最高気温32度。
もう17日ですか。あともうちょっと、あともうちょっとと思いながら今日も頑張ろうと思います。
座右の銘は「人の振り見て我が振り直せ」と「一隅を照らせ」
まず紹介されたのは「座右の銘を教えてください」という質問。川上さんは、改めて聞かれるとよくわからないと前置きしつつ、2つの言葉を挙げています。
1つ目は、子どもの頃から親によく言われていた「人の振り見て我が振り直せ」。変な人を見たら、自分はそうならないようにと考える、という話です。
だからうわ、変な人いるわって思ったら、自分はそんな変な人じゃないかなみたいなことはよく思ったりしますけど。
一方で、デリカシーのなさは本当に直していかないといけない、とも話されています。
2つ目は、中学校の時の先生に言われた「一隅を照らせ」という言葉。人があまり注目しない場所や日陰になっているところを照らせる人間になりなさい、という意味だと説明されています。
カリスマ性より「人と違うこと」と「継続」を大事にする
続いての質問は「川上さんはご自身のカリスマ性を認識していますか?何がカリスマたらしめるのでしょうか?」というもの。
川上さんは、自分にカリスマ性があるかはよくわからないとしつつ、自分が思うカリスマ像を語っています。それは、人と違うことをやっていること。みんながやっていることに疑問を持つのを大事にしているそうです。
自分が思うカリスマっていうのは、やっぱ人と違うことをやってることだなと思ってる。
もう1つ大事にしているのが、一度決めたことをあまり曲げないこと。ケースバイケースだと断りつつ、継続は力なりを信じて続けることは頑張っている、と話されています。
熱を出した妻には何を食べさせる?酪農家目線の答え
次は「妻が熱を出しました。酪農家目線でしたら何を食べさせますか?」という質問です。
川上さんはまず酪農家らしく乳製品に触れ、体調が悪い時でも上手に取ればいいとして、ホットヨーグルトやとろけるチーズなどを挙げています。ただし、乳製品がおすすめなのは治りかけの時ぐらいだそうです。
基本は、うどんやパスタなど消化にいいものを食べて、体を温めて、睡眠をとって、病院にしっかり行くこと。この王道が答えになっています。
消化にいいもの食べて、体を温めて、睡眠をとって、病院にはしっかり行って治してもらったらいいんじゃないかな。
一方で川上さん自身はあまり体調不良にならないため、熱で倒れる感覚がわからず、つい「寝ればいいじゃないか」と思ってしまうとのこと。これは良くないと自分でツッコミながら答えています。
牛の耳タグは花柄でもいい?入札で決まる意外なルール
ここからはスプーンネームQさんからの質問。牛が両耳につけている耳タグについて、10桁の番号とバーコードが付いていれば、色や形は自由なのか、花柄でもいいのか、というものです。
川上さんによると、この耳標は国が管轄していて、耳標を作る会社の入札があるとのこと。カラフルにしたい気持ちはあっても、入札に勝てないと採用されないため、シンプルで安く、丈夫なことが大事なのだそうです。
一方で、耳標にイラストを描いたり、種牛の名前を裏にメモ書きしたりして楽しむ酪農家もいると紹介されています。個体識別のための耳標とは別に、牧場ごとの管理番号タグを付ける牧場もあり、そちらは花柄でも自由だそうです。
その個体識別番号のやつじゃなければ、何してもいいので、そういうのでピアスで遊んだりとかもいいんじゃないかな。
ただし、子牛の耳にジャラジャラつけているのはちょっとかわいそう、という川上さんなりの本音も添えられています。
6次産業を目指さない理由。「牛に集中したい」という本音
最後はスタンドFMセイさんからの質問。かつて6次産業の補助金制度があったことについてどう思うか、また川上牧場は6次産業化を目指す動きがあるのか、というものです。
まず川上さんは6次産業とは何かを説明しています。農業などが1次産業、加工や製造が2次産業、サービス業や飲食業が3次産業で、これらを掛け合わせて全部やることを6次産業化と呼ぶ、という整理です。
1次産業
農業など、原料そのものを生産する
2次産業
加工・製造をする
3次産業
サービス業・飲食業などをする
6次産業化
1〜3次を掛け合わせて全部やる
そのうえで川上さんは、今のタイミングでは6次産業化を目指していないと答えています。人口が減り、コンビニやスーパー、飲食店がお客の取り合いをする中で、商品を売ることに熱量を持って戦うのは難しい、という理由です。
川上さんが熱量を持てるのは、美味しい牛乳を作ることや、いい牛を作ること。商品の味やデザインに意見をもらうと、つい強く反発してしまう自分は販売に向いていない、と正直に話しています。
この時間があるならもう牛に餌あげときたいわって思っちゃうんで。向いてないです。
だから商品販売より、牛と牛乳に集中したい。それが6次産業化を今は考えていない、というシンプルな答えになっています。
まとめ
日曜恒例のコメント返し回として、座右の銘から牛の耳タグ、6次産業まで、川上さんが酪農家目線でゆるっと答えていった今回。飾らない本音の中に、牛と牛乳への一貫した熱量が見える回でした。
- 座右の銘は「人の振り見て我が振り直せ」と「一隅を照らせ」の2つ
- カリスマ像は「人と違うことをやる」こと、大事にしているのは継続
- 熱を出した相手には、消化にいいもの・保温・睡眠・通院が王道
- 牛の耳標は国の入札で決まるためシンプル重視。管理番号タグなら自由に楽しめる
- 6次産業化は今は目指さず、美味しい牛乳といい牛づくりに集中したいという本音




