社員は「経営者目線」を持つべきなのか
熱海で薬局を経営するみついさんが、第13回のテーマとして「社員は経営者目線を持つべきなのか」を持ち込み、吉田さんに意見を聞きます。
こんにちは。薬局経営者のどぶろく話です。この番組は、熱海と首都圏で薬局を経営する2人が、お酒を片手に経営や地域、組織作り、人生についてゆるく語るポッドキャストです。
居酒屋で隣の席の会話を聞いているような気持ちで、気軽に楽しんでもらえたらと思っています。
改めまして、熱海で薬局を経営してます、株式会社ふぁるめどの三井です。
地域ナンバーワンホスピタリティを目指す吉田です。
吉田さん、今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日もかんぱーい🍻
乾杯🍶
ありがとうございます。今日は第13回目ということでですね。
本日は、「社員は経営者目線を持つべきなのか」っていう、この経営者のリアルシリーズ、僕が個人的に続けてる中で、今回このテーマを持ってきたんですけども。
吉田さん、この社員は経営者目線を持つべきなのかっていう話をどう思います?
そうですね。経営者目線は、やっぱ持ってもらいたいなっていうのは思います。
社員さんとかスタッフさんでも、やっぱりこう、お金の流れといいますか、そういったところも知った方がいいと思いますし。
自分の原資がどこから出てるのか、それがわからずに働いていると、何の仕事がどんな利益を得てるのかが何もわからなくなってしまうと思うので。
そういった意味で、やっぱり経営者の目線っていうのは持ってもらいたいと思ってます。
コピー1回いくら?数字を知ることから
みついさんは、経営者が思う「経営者目線」とスタッフが受け取るイメージがずれているのではないかと問いかけます。吉田さんは、雇われていた頃の自分を振り返りながら答えます。
そうですよね。そもそも、この経営者目線って結構ふんわりしてるというか。
我々の思う経営者目線と、言われた側のスタッフさんが思う経営者目線の定義というかイメージが、結構違うんじゃないかなと思ってて。
吉田さんにとって経営者目線って、どういうふうに判断することが経営者目線で、それを持ってほしいみたいなイメージがあります?
そうですね、確かにめちゃめちゃ難しいなって思うんですよね。僕がスタッフだったとか雇われてた時は、(経営者目線なんて)一切考えたことなかったし。
今考えると、何がこういうふうに動いてこういう利益が出てたっていうのを知ってたら、もっと楽しく働けたのかなとは思うんですね。
僕は経営者目線でいうと、本当に軟膏ツボ1個いくらとか、そのコピー1回がいくらとか。
コピーを1回し損じたら数十円のマイナスになって、それじゃあ回したら何千円のマイナスになるとか、そういったのを知ってもらえればいいのかなっていうふうに思いますね。
なので、数字ですかね。僕が一番見てもらいたいというか、知ってもらいたいのは。
そうですよね。僕も、経営者目線を持ってほしいっていうのを結構前にSNSで見た時に、それはそうだよなと思いつつ…。でも結構難しい話?じゃないって。
軟膏ツボ1個いくらとか、コピー1個いくらとかっていうのは、もちろんそれを自発的に知る意思があるのが一番理想なんですけど、なかなか難しいじゃないですか、普段から(注文画面見ているわけでもなかったりすると)。
じゃあ経営者側として、これっていくらでやっててとか、コピー1枚がいくらだからここは大事にしようねとか、そういうまず情報がないと。
経営者目線を持つも何も、何を基に判断したらいいんですかって、結構なるんじゃないかなと思ってて。
そうですね。持ちましょう、持ちましょうだけだと、何それ?っていう風になってしまうと思うので。
もっと具体的にちゃんとスタッフに伝えるっていうのは、言わなければならないかもですね。
「勝手なことすんな」と言われないための裁量
みついさんは、情報に加えて「どこまで自分で決めていいか」という裁量がなければ判断できないと続けます。話は備品の買い方に移ります。
そうですね。これいくらだから気をつけてねって言っても、何を気をつけたらいいかわかんなかったりとか。
判断するためには、情報も必要だけど、じゃあどこまで自分で決めていいのかみたいな裁量権とか、その辺もちゃんと与えてあげないと。
結局、じゃあ全部また上司に確認しようとか。例えば、これがいくらだから安い方がいいかなと思って買ったら、勝手なことすんなって言われたりとか。
たまにあるじゃないですか。勝手に考えた、でも自分で考えろ、みたいな。じゃあどういうことよっていう。
ちなみに、僕は、備品はここでこれを買いましょうってのを決めてるんですよ。で、スプシにバーって載せといて。
これがなくなった、じゃあここから見て、これをここで買うんだなっていう風にして。ただ、今のこのご時世、チャック袋とか入らないじゃないですか。
そういうのは、もう見つけたら買っていいっていう風にしたりしてるんですけど。それで今、だいぶ備品(原価)の値段が上がってるんですけど。
でも、もうそうしないと入らないよね。それはしょうがないかな。それも経営者目線って言っちゃあ経営者目線なんですけど。
トイレットペーパーとかも、消耗品だったらもうこれはここで買う。で、それを月1回ぐらい僕は見直したりしてるんですけど。
そういう感じで、ちょっとその裁量を与えてるっていう。僕はそういう感じなんですけど、三井さんはどういう感じなんですか?
今の話で言うならば、僕はまず裁量というか、例えばトナーとか消耗品だったら、事務さんに買っていいですよっていう裁量を与えます。
プラス、得たい結果も一緒に伝えてるかなっていう。買ってもいいけど、あなたが考えた中で一番安いと思ったところで買ってねみたいな。
それで安いと思ってそこで買ったんだったら、それでいいしみたいな。
ただ、何も調べずにとりあえずここで買ってるとかって言うんだったら、別にそれでもいいんだけど、いくつか見た結果安いと思ったところで買ってくれればそれでいいよみたいな。
過程は、何でもいいわけじゃないんですけど、そこまで重視しなくて、結果として「私の中で一番考えた最善策を取りました」って言ってくれたらそれでいいし。
その結果をもらった時に、僕が「こういうケースもあるんじゃない」とか「これはこれでいいね」っていうフィードバックをした上で、じゃあ次からこうしようねみたいな話をして。
そうすると、だんだん判断軸というか、考え方をどんどん伝えていくっていう目線感かなっていう。
ああ、いいですね。
どこで買うかは、どっちでもいいんですよね。例えば同じものでも1000円と3000円だったら、1000円の方がいいじゃないですか。
それは僕が知ってたらもちろんその選択肢を与えるし、知らなかったらまずは3000円でもしょうがないけど、買えるものを買って。
でも調べていくうちに、1000円で買えるとこがありましたって知ってくれたんだったら、そっちで買ってくれればそれでいいな。
「ジェットストリームの2色ボールペンが欲しい」をどこまで汲めるか
吉田さんは、判断の理由まで求めるとスタッフが疲れてしまうのではないかと問いかけます。そこから、ボールペン1本を頼む場面のたとえ話に広がります。
うーん。その判断までスタッフを育てれるのって、結構難しそうだなって思うんですけど。
でも、めちゃめちゃいい方法だなと思うんですけど、そのWhyを求めすぎると、スタッフ疲れちゃうのかなという気もするんですけど。
Whyっていうのは、なぜっていう?
なんでこう買ったのかっていう、三井さんはその理由が欲しいってことですよね。なんでその判断をしたの?っていう。
理由が欲しい…?いや、でも理由は先に与えてるんですよね。なぜそういう買い方をするのかっていう理由は与えてるので。
その過程の、どうやってやるかっていうのは結構任せる。
そうか。例えば、ボールペンが1本欲しいですって言ったら、三井さんはまずボールペンが1本ある状態が欲しいんですよね。
で、それをなんでこの判断をしたのかとかは後で。
そうです、そうです。わざわざ自分で近くの本屋さんに行って買ってくるのか、Amazonで買うのか、家にあるものを持ってくるのか、それは何でもよくて。
ボールペン持ってきましたっていう時に、なんでかって考えてもらって。安く買えたら良かったと思ったんでとか、家に余ってたんでとか、その理由は何でもいいんだけどっていう。
理由はなんでもいいのか。
ただ、例えば僕がこだわりがめちゃくちゃ強くて、このジェットストリームの0.7ミリの2色ボールペンが欲しいんですみたいになった時に。
ボールペンが欲しいんじゃなくて、この2色ボールペンのジェットストリームが欲しいんですっていうのを、どこまで叶えてくれるかみたいな。
ちょっと言い方難しいですけど、買い方は別によくてみたいな。
近くの書店で買った方が安いんだったら、それでいいしみたいな。
ただ、近くって言っても、車で片道30分とか往復1時間かけて、わざわざ勤務時間中に買いに行きますっていうのはちょっと違くない?みたいな。
まあ、そうですね。
Amazonで無料に買えた方がいいしみたいな。
そうですね、確かに確かに。あと、(ボールペンが)いつ必要かとかも重要ですもんね。
そうそうそうそう。
今すぐに欲しいのか、明日とかそんな急がないのか。時間があるんだったら、きちんと調べてこうすればいいし。
今すぐ欲しいんだったら、目の前の近くの本屋さんに買いに行くとかね。
そう。とか、本当によく使うんだったら、みんなが使えるんだったら、もう10個まとめて買うとか。そっちの方がちょっと安かったりとか。
ですね。確かにそういう目線を持ってもらいたいですね。それが経営者の目線なのかっていうと、僕はそれ、ホスピタリティ的な話なんですよね。
いいと思います。おっしゃる通り、結局経営者目線って人それぞれの解って違うと思うんですよ。
極端な話、マネジメントというか、役員レベルの判断軸を(スタッフが)求められるって結構難しいと思ってて。その人それぞれの、元々の素質とかもあるし。
そうですよね。ただ、相手のことを思って、さっきのボールペンの話で言ったら、三井さんは何が欲しいのかなって考えて。
僕だったら、三井さんは今どういう回答が欲しいのかなって考えて。ボールペン買っといてって言われたら、その場で、いつまでにどうすかとか聞けばいいと思うし。
で、そのボールペンをどうやって買うかとかは、もう元から用意しておきましたよとかが一番いいんじゃないですか。
素晴らしい。
なんで、その社長が何を思ってるかはちゃんと言わなければならない。それはもっと発信しなければならないんですけど。
それを先にやっておくとか、そういう心遣いが僕は欲しいんですよ。もしかしたら、それが僕が思う経営者目線。
ああ、そうですね、確かに。
今、吉田は安いボールペンが欲しいって思ってたら、それを僕が伝えるのが一番。最初から判断軸は安いボールペンですって言っとくのがいいんですけど。
それ言わなくてもわかるような、ツーカーみたいなスタッフが増えたら。
最高ですね。
「なぜならば」を伝えると、スタッフは自発的に動く
みついさんは、業務の目的と優先順位の「なぜ」を日頃から職員に伝えていると話します。吉田さんは、スタッフが反発したときの対応を尋ねます。
僕が結構やってるのは、何のためにみたいな、なぜならばみたいな。この業務、今こういう判断をしてね、なぜならばみたいな話を職員さんにしてて。
これが優先で、こっちがその次の優先で、なぜならばこれをまずしないと、こっちが詰まってくるから、まずはこっちをやりましょうみたいな。
いわゆる後輩の部分というか、何のためにやるかっていうところを結構言ってて。
それを言ってると、だんだん、この目的のために、じゃあ私は何をしなきゃいけないんだろうみたいな(考えになる)。
あと、そのための判断軸として、こういう情報を考えた方がいいよとか、対応しなきゃいけない時刻がどっちが早いか見て、まずこっちが優先だよねとか。
そういう判断軸を与えてやっていくと、なぜと判断軸があるから、自動的にそこに沿っていくだけで、みんな自発的に動けるようになるというか。
いいですね、それは。
最初は、何をやったらいいかわかんないとか、まず自分が任せられた仕事をやるっていうところがスタートなんですけど、だんだんわかってくると、じゃあ次何しなきゃいけないかなとか。
いろいろできるようになってくると、じゃあ何から手をつけたらいいかなってなってくる時に、ここを優先してとか、ここの判断軸でって教えてあげると。
必然的にというか、自動的にみんな、じゃあ今これやろうみたいな風に、うちの職員さんみんなそうなってるし。
僕が結構言うんですよね。今その行動じゃないよねとか、その作業が選択肢として確かにあっても、そこ優先じゃないよねっていうのを、気づいた時に言うんで。
その時に、いや、僕はこう思ったからこうしたんですとかいう、反発じゃないけど、そういうのがあった場合、どういうふうな対応をするんですか?
ああ、いや、それ僕はいいなと。まず考えてるって時点で素晴らしいと思ってて。
やろうとしてることも考えてることも合ってるとは思うんだけど、ただ、うちの会社として、この薬局として大事にしたいことはこれですよね。
この間の理念の時みたいに、何のためにやるか。うちの薬局の最善というゴールはこういうことですよね、全員が全体最適を目指して頑張る、みたいな。
個別最適だったら確かにそのやり方は合ってるけど、全体最適だったらこっちかなっていう話をするっていう感じです。
ああ、いいですね、いいですね。やっぱり自分の考えを持って行った時に、そこが理念につながるんですね。
そう。まあ、今そんなに意図していたわけじゃないです。個々で見たらそれが最善だっていうのはわかる。でも、人によって優先順位ってやっぱ違うじゃないですか。その立場、ポジション、役割とかで。
違いますね。
それぞれの優先順位があるし、それぞれの一番が一致するわけではないので。
全体として見た時に、こっちが優先だよね、だから今はこっちをやってほしいなみたいな感じで、言っていくことが多いですね。
いきなり社長と同じ判断を求めるのは難しい
吉田さんは、実際には経営者ではないスタッフに、どこまで考えてもらえるかは難しいと話します。みついさんは、経営者目線には段階があると答えます。
その経営者目線を持ってほしいっていうのは、多分経営者の人は、みんなが思ってると思うんですよ。
みんな思ってると思います。
ただ、まあ実際(スタッフは)経営者じゃないから。どこまで持たせるか、どこまで考えてもらえるかっていうのは、結構難しいところだと思うんですけど。
三井さんは、自発的に動くっていうのが経営者目線かなみたいな。自発的に動く、ちょっと違うか。
いわゆる全体最適というか、業務の行動指針としての全体最適を考えて行動してくれるっていうことに対して、経営者目線のレベルみたいなのがあると思うんですよ。
いきなり一社長と同じ判断をしろって難しいし。
最初のステージとして、現場でできることって言ったら、そういう全体最適を考えた行動をするっていうこと自体で、もう十分だなっていう。
ああ、そうかそうか。全体最適ってのも、また。
難しいとこですけどね。
そうですよね、どう伝えるかってのが。僕は、もうそれをホスピタリティみたいな感じでまとめちゃってるんだってのを、今話してて思ったんですけど。
相手のことを思って行動したら、今その順番変だよねとか、僕は多分そういう言い方してるんですよね。三井さんは、その全体最適っていう言い方をしてるかなって。
そうですね。事務さんとか薬剤師さんから見た最適と、薬局としての全体最適と、もっと広く会社としての全体最適がある(と思うんです)。
役員とか管理職レベルの段階にもよってくると思うんですけど、現場レベルで僕が言う経営者目線っていうと、店舗としての全体最適が考えられれば、結構経営者目線に近いかな。
あー、そういうことですね。
売り上げとか利益とかを、本当にめちゃくちゃ伸ばすみたいなところまで考えた経営者目線を求めるって、難しくない?って思うんですよ。純粋に。
営業して新規開拓してとか、固定費をめちゃくちゃ削減してとか、もちろんそれをできればいいんですけど、まずはできることからっていう形かな。
その分の裁量権ないですもんね。
そう、ないんですよ。
薬局開拓してこいって言っても、予算もないし。
独立希望者の人とかがスタッフにいて、やってきてって言ったら、無償とかでやるかもしれないけど。判断軸は何もないから。
取引先との契約にしても、その内容を勝手にこっちが決めていいのかって言ったら(そうではない)。
こっちに不利な契約条件だったとしても、取ってきましたって言われたら、いや勝手なことすんなよ、内容ちゃんとこっちに精査させろよって感じになってくると思うんですよ。
判断軸とか裁量権も、ある程度ランクによって与えなきゃいけないし。
でも、経営者目線を持ってっていう人たちって、意外と情報も裁量も判断軸も見せてないんじゃないかなって思ったりもする。
みついさんの指摘を受けて、吉田さんは自分の伝え方を振り返ります。
素晴らしい視点ですね。確かに、そこまで詳しくは伝えてなかったし、裁量権もあんまり持たしてなかったから。
そういった意味では、経営者目線を持てって言われて、しかも持っても何も起きないってなって。
メリットがないっていう、逆に。
持って、なんかいいことあるのかっていう。それは、もう経営者の方にいいことがあるだけで。
そうです、そうです。
自分が独立したいとかだったら、それがその後で生きるとかあるかもしれないけど、別にそういうのがなければ、そんなこと思わないですもんね。
そうなんですよ。
仕事が増えるだけで給料も増えない、残業代も例えばもらえないとかだったら、いやいややる意味ないよねってなるし。
そうですね。確かに確かに。
「周りのスタッフは君をどう見てると思う?」
話が盛り上がったところで、吉田さんがみついさんの熱量に触れます。最後に、吉田さんが自分なりの経営者目線を、患者さんを待たせる場面で語ります。
いや、面白いです。いい話になったんじゃないかなと、また思いますけど。
たまに三井さんが、ものすごく熱くなる時があって。
ありがとうございます。よかったよかった。僕が話したいことが話せてんだなって思います、そしたら。
よかったです。そうそうそう、その熱い時が一番、三井さん熱入ってるんで、聞いてていいですね。
本当ですか、ありがとうございます。
でも今話してて、経営者目線って、さっき吉田さんが言ってたように、それぞれによっても定義違うよねみたいなのは、ちょっと面白いなと思いました。
(吉田さんは)ホスピタリティっていうのに結構含まれるよっていうふうに話されたし、僕の中で全体最適っていうのが1つ、この経営者目線の要素だなと思ったので。
そうですね、確かに。やっぱ人に優しくというか、スタッフにも優しく。多分僕は簡単な言葉に言ってるんだろうなと思うんですけど。
それやることで、今周りのスタッフがどう思ってると思う?っていう感じなんですよ。スピード感とかもそうだし。
例えばですけど、患者さん待たしてて、そのままずっと薬歴書いてたら。
わかるー。
患者さんが待ってるのを見て。
めっちゃ思う。
周りのスタッフは、君のことをどう見てると思う?みたいな。患者さんは今あなたが動かないことで待ってるけど、それに関してどう思う?とか。
(そう)聞くと、何も考えてないとか、そういう人はやっぱり、人に優しくないんですよね。
今の、患者さんが来てるのにずっと薬歴やってるっていう話だけで、多分もう1話かけるぐらいの話ですね。めちゃくちゃわかる。いや、違うだろって。
優先順位違うだろうって。
そうなんですよね。優先順位っていうよりも、何も考えてないというか。
その人(患者さん)がもう二度と来なくなったら、その薬局のマイナスにもなるし、ひいては地域のその人にとってもマイナスだし、マイナスしかないよみたいな。
薬歴書いたってプラスがあるかもだけど、それよりもっと周りの人がどうなってるか考えた方がいいってのは伝えますね。
素晴らしい。というところで、この番組では皆さんからのお便りも受け付けております。
僕たち2人に聞いてみたいことや、薬局経営、薬剤師の仕事についての質問、こんなテーマで話してほしいというリクエストも大歓迎です。
お酒を飲みながら話してほしいことや、日々感じていることなど、気軽に送ってください。それでは今日はこのところで、お開きにしたいと思います。
また次回お会いしましょう。それでは、お会計です。
はい、お会計~。
まとめ
みついさんと吉田さんは、「経営者目線」は人によって定義が違う、ふんわりした言葉だという点から話を始めました。吉田さんはコピー1回の費用のような数字を知ること、そして相手の気持ちを汲むホスピタリティを挙げています。みついさんは、店舗としての全体最適を考えて動けることが、現場で求める経営者目線の最初のステージだと話しました。そのうえで、経営者目線を求めるなら、経営者側が情報・裁量・判断軸を渡す必要があるという点で、2人の話は重なっていきます。
- 経営者目線を求めるなら、判断に必要な情報と裁量、判断軸を経営者側が渡す必要がある
- 理由(なぜならば)を先に伝え、過程は任せ、結果にフィードバックすることで判断軸が育つ
- スタッフが考えて行動したこと自体を評価したうえで、会社が大切にする優先順位を伝える
- 現場では、社長と同じ判断ではなく、まず店舗全体にとっての最善を考えられれば十分
- 周りのスタッフや患者さんがどう感じるかを想像することも、経営者目線の1つ





