どうやったらリツイートされる?から始まった問い
話の出発点は、パーソナリティ1がXでリプライしたひとつのシンプルなQでした。どうやったらリツイートされるのか、という問いです。
パーソナリティ1はまず、自分なりの仮説を口にします。自分の投稿にアンチテーゼが来て、それに対する答えが生まれたときに、リツイートが起きるのではないかという読みです。
どうやったらリツイートされるんすか?弁証法が起こった時やと思うんすよ。
この仮説に対して、パーソナリティ2はすぐに正解を示すのではなく、前提の整理から入ろうとします。
別にそれは人それぞれだから、カチッとした正解があるってわけじゃないと思うけど。
そのうえでパーソナリティ2は、そもそもX上でリプライとリポストがどう違うのかを問い返します。この違いを押さえないと、拡散の話は先に進まないという流れです。
主語は運用者か発信者か、視点をそろえる
パーソナリティ1は、違いを考える前に、まず視点の軸を定めてほしいと返します。同じ現象でも、誰の立場から見るかで答えが変わるという指摘です。
その運用者側なのか、発信者側なのかっていう。主語誰ですか?
パーソナリティ2はどちらの視点もあるとしつつ、あえて発信者側に軸を置きます。ここで話の主語が発信者にそろいます。
すると論点は、なぜリプライとリポストでインプレッションの付き方が違うのか、という形に組み替えられていきます。
拡散力ですよ。インプの付け方が全然違う。
パーソナリティ2は、自分のツイート、フォロワーからのリプライ、自分がぶら下げるリプライ、過去投稿のリポスト、他者投稿のリポストなど、状況を細かく並べていきます。ただ本人も、話が広がりすぎたと一度立ち止まります。
リプは覗きに行かないと見えない
話を戻すと、パーソナリティ2が示した1つ目の軸はインプレッションでした。インプレッションが高いということが何を意味するのか、という切り口です。
ここでパーソナリティ1は認知が取れる、と返し、パーソナリティ2もほぼ答えに近いと認めます。
そのうえでパーソナリティ2は、届き方の非対称性を説明します。リプライは覗きに行かないと見えない一方で、ただの投稿はフォロワーの多い人であれば自然に見られる、という違いです。
リプライってさ、覗きに行かないと見えないわけじゃん。ただの投稿はフォロワーが多い人であれば見えるじゃん。
だからインプレッションで見れば、リプライよりただのツイートのほうが多く見られる、という整理になります。
覗きに行かないと見えない。フォロワーにも自然には届きにくい
フォロワーが多い人ほど自然に見られ、インプレッションが伸びやすい
リポストは、なぜハードルが高いのか
パーソナリティ2は次に、インフルエンサーがリポストするのかリプライするのかで、モチベーションの壁の高さが違うと話します。
結論として、リポストのほうがハードルが高いと言います。理由は、リポストによってその投稿がより多くの人に見られる可能性が高まるからです。
リツイートの方が高いじゃん。なぜならば、その投稿はより見られる可能性が高まるから。
つまり有名人が誰かのリプライをわざわざリポストするのは、その人に対して何らかのインセンティブが成り立ったときに起きうる、という見立てです。
その分岐点をパーソナリティ2は、フォロワーにも見せる価値があると思わせられるかどうか、と表現します。
代弁者になれるか、確かさと共鳴の二つ
パーソナリティ1は、この話をフォロワーが多い人ほどアカウントの強さではなく発言の確かさで判断するはずだ、とつなげます。
ただしパーソナリティ2は、確かなだけでは片手落ちだと補足します。もう一つ必要なのが、その意見が自分の考えと共鳴していることだと言います。
この意見って自分の言ってることとシンクってるから、自分のフォロワーの代弁者として、こいつがこう言ってるよって知らせたいからリポストする。
パーソナリティ1は、これを他者から補強してもらう構図だと受け取ります。自分には出せなかった別角度の言葉で、同じ着眼点を代弁してもらう、という理解です。
つまりリポストされる条件は、その人なりの哲学の確かさと、発信者の考えとの共鳴という二つがそろうことだと整理されていきます。
Xの伸ばし方を3ステップに抽象化する
この理解をもとに、パーソナリティ1はXアカウントの伸ばし方を3つのステップにまとめてみせます。伸びる仕組みを弁証法として捉える発想です。
この3ステップで多分Xのアカウントの伸ばし方全部説明できる。
これに対してパーソナリティ2は、すごい浅いけどね、と一言。パーソナリティ1も、かなり抽象化していることは自覚しています。
一方でパーソナリティ2は、この整理だけではないと留保もつけます。自分の投稿だけで固めたいスタイルの人もいる、という現実です。
パーソナリティ1は、それは手段の違いだと返します。Xをnoteへの導線にするのか、インプレッションを取ること自体が目的なのかで、選ぶ手段は変わるという見方です。
反応が来る人を見極めるほうが効率がいい
パーソナリティ2が本当に言いたかったのは、反応が来る人と来ない人がいる以上、来る人を見極めるほうが効率がいい、という点でした。
反応が来る人と来ない人がいるから、来る人見極める方がより効率がいいよって。
パーソナリティ1はこれに納得しつつ、その見極めも上手いアカウントを見つけられれば達成できるはずだと返します。伸ばし方の本質は、お客さんを満足させることでしかない、という立場です。
だからこそ、フォロワーを満足させることが大事だとわかっていれば、誰の意見であっても使えるものは使う目的思考になるはずだ、と話します。
アーティスト脳とビジネス脳、伸ばし方の相性
ここでパーソナリティ2は、この効率的なやり方はビジネスマンのほうが向いていると指摘します。アーティストは自分の世界観を伝えたいので、他人に代弁されても意味が薄いからです。
アーティストとかってさ、自分の世界観を伝えたいわけだからさ、同じことを誰かが代弁しても別に自分が有志って話。
これにパーソナリティ1は、生き切っている人でなければそうなる、と応じます。ただし本人は、そこまで世界観にこだわるのは一流のアーティストではないとも考えています。
最終的にパーソナリティ1は、結局は自分の目が正しく見極められていれば伸びる、という結論に戻ります。伸ばせないのは、自分を含めて見極めができていないからだ、という自己反省でもあります。
そして、伸ばし方を自分の言語で理解できたことが嬉しいと、パーソナリティ1が会話を締めくくります。
まとめ
リプライとリポストの違いという入り口から、拡散が起きる条件、そして伸ばし方の本質へと話が進んだ回でした。リポストされるかどうかは、発言の確かさと発信者の考えとの共鳴という二つの条件で決まる、という整理に落ち着いています。
- リプライは覗きに行かないと見えず、ただの投稿のほうがインプレッションは伸びやすい
- リポストはハードルが高く、フォロワーに見せる価値があると思わせられるかが分岐点になる
- リポストの条件は、発言の確かさと、発信者の考えとの共鳴の二つ
- Xの伸ばし方は、伸びるアカウントの抽出・観察・弁証法の3ステップに抽象化できる
- 代弁で伸びる手法はビジネス寄りで、世界観を重視するアーティストとは相性が異なる




