届いた相談は「タレなしは変な食べ方?」
今回の回は、焼き餃子協会のお問い合わせフォームに届いた相談に答える内容です。相談を寄せたのは、いろいろなお店で焼き餃子を食べ歩いているという末竹さんです。
末竹さんは、いつも一緒に行く餃子友達から食べ方を指摘されているといいます。
焼き餃子が大好きで、いろんなお店で食べ歩いたりしているんですが、一緒に行く餃子友達から変な食べ方といつも言われています。私の餃子の食べ方はタレをつけずに食べるんですが、これって変な食べ方なのでしょうか?
これに対して、小野寺さんはきっぱりと答えます。
全く変なことはないと思います。私も餃子には基本的にタレをつけずに食べています。
まずは素材の味を楽しむという考え方
小野寺さんがタレをつけない理由は、餃子そのものが完成した料理だからだといいます。
餃子は野菜やお肉、小麦粉からできた下味もしっかりついた料理なんです。その料理の素材の味をまずは楽しみたい。
タレをつけてしまうと、その持ち味が見えにくくなると話します。
タレをつけてしまうと、すっかりタレの味に染まってしまって、素材の味が見えにくくなってしまうんですよね。
そのうえで小野寺さんは、タレを否定しているわけではありません。まず素材の味を味わい、そこからさらに美味しく食べるための「味変」としてタレを探すのを楽しんでいるといいます。
小野寺さんが好きな味変の調味料
小野寺さんは、自身がよく使う調味料をいくつか紹介します。一番のおすすめとして挙げたのは、京都の千鳥酢という熟成させた米酢です。
まろやかでツンと来ず、どれだけつけても美味しく食べられるといいます。小麦粉や肉、野菜の旨味を引き出してくれる点も気に入っているそうです。
ほかにも、フルーティーなバルサミコ酢や、酸味と辛みのあるイエローマスタードが餃子と相性がいいと話します。
変わり種として挙げたのが、鹿児島の黒酢メーカー、サカモトが作る白蜜です。小麦粉の甘みを引き出しながら、肉の旨味を広げてくれる甘みだといいます。
自由に探すのがおもしろい
小野寺さんの味変は、定番の調味料にとどまりません。ノンオイルドレッシングのように、スーパーで「餃子に合いそうだな」と思ったものを買って試すこともあるといいます。
もちろん味噌ダレも定番です。味噌だけでなく、酢やラー油と絡めたり、赤味噌や白味噌を使い分けたりと、絡め方にも幅があると話します。
たとえば神戸の味噌など、産地によって味が違う点にも触れ、味噌もいろいろ試すと面白いのではないかとすすめています。
最後に小野寺さんは、相談への感謝を伝え、質問があればお問い合わせフォームやSNSのダイレクトメッセージで気軽に送ってほしいと呼びかけました。
まとめ
タレをつけずに餃子を食べるのは変ではなく、まず素材の味を楽しむための食べ方だと小野寺さんは話します。そのうえで、味変としてのタレを自由に探すことこそ楽しみだと伝えています。
- 餃子は下味のついた完成した料理なので、まず素材の味を楽しむのがよい
- タレは否定せず、素材を味わった後の「味変」として楽しむのが小野寺さんのスタイル
- 一番のおすすめは、まろやかな京都の千鳥酢
- バルサミコ酢、イエローマスタード、坂元の白みつ、味噌ダレなども相性がよい
- 決まりにとらわれず、自分に合う調味料を探すこと自体を楽しめる

