何もないまま翌日お迎え。ペットショップの「お迎えセット」とは?
この回のテーマは、MCのみかさんが愛犬を迎えた日のことです。聞き手のゆかさんがまず尋ねたのは、1匹目のソルを迎える前にどんな準備をしたのか、という点でした。
ソルとの出会いは、探しに行った末のものではありませんでした。近所のペットショップをときどき覗いていたら、そこにソルがいたといいます。準備万端で迎えたわけではなかったようです。
みかさんによると、ペットショップでは契約が済むとすぐに連れて帰ってほしい様子で、本当はその場で連れて帰るかと聞かれたそうです。さすがに何の準備もないため断り、翌日に迎えに行くことになりました。
本当はもうその日その場で連れて帰りますかみたいな感じだったんですけど、さすがにそれは何の準備もなさすぎて無理ですって言って。
準備の時間がないみかさんを助けたのが、ペットショップの「お迎えセット」です。サポートが手厚いショップで、子犬との暮らしに最低限必要なものが一式そろったセットを購入しました。
- トイレシート
- ご飯用のカップと、子犬用のご飯
- 子犬が食べられるおやつと、おもちゃ
- ベッドとブランケット
- ケージ(重いため後日配送)
お迎えセットは有償ですが、個別に買うより割引になっていたそうです。何が必要かわからなかったみかさんは、このセットを付けてもらい、大荷物とソルを一緒に持ち帰りました。
ゆかさんの記憶では、水飲みはお椀ではなく、ハムスター用のようにケージに取り付けて舐めると水が出るタイプでした。今のソルからは考えられない道具ですが、ケージから出すようになってからは使わなくなったといいます。
ソルはペットショップでよく見る段ボールの箱に入って渡されました。セットには、ケージが届くまでの寝床になる組み立て式の段ボールも付いていて、水もセットできたそうです。
箱を開けた瞬間に衝撃。ソルの初日の夜はどうだった?
ソルを迎えた日は平日で、みかさんは仕事を抜けて迎えに行きました。オフィスと家がごく近いため、いったんオフィスに連れて行き、社員も含めた女性4人で迎えたそうです。夜になってから家に連れて帰りました。
ただ、オフィスでソルがどう過ごしていたのかは、みかさんもゆかさんも意外なほど覚えていません。膝に乗せたり抱っこしたりした記憶がある程度で、とても大人しい子だったのでなんとかなったのかもしれない、と振り返ります。
一方で、家に着いてからの出来事ははっきり記憶に残っています。持ち帰った箱を開けた瞬間、ソルが箱の中でうんちをしたのです。
もうそのうんちに衝撃。慣れてなさすぎて。えーみたいな。
だってそんなさ、家の中でうんちしてる子の子と思って。当たり前なんですけど、今となっては。
子犬のころはケージから出さなかったため、変なところで粗相をされることはなかったそうです。組み立てた段ボールの寝床にソルを入れ、様子を見ていたといいます。
ペットショップからは、しばらく夜泣きするかもしれないと言われていました。しかしソルの初日の夜は、夜泣きがまったくありませんでした。箱にタオルをかけて暗くし、寝室の一角に置いて寝たところ、いるかいないかわからないほど静かだったそうです。
当時のみかさんは、犬はケージの中に入れておくものだと考えていて、ソルと一緒に寝ることもありませんでした。潰してしまいそうで怖かったといいます。
ケージは、ペットショップで頼んだちょうどいいサイズのものをオフィスで使いました。家用にAmazonで買ったものはサイズを間違えて、ラブラドールの子犬用かと思うほど巨大だったそうです。それでも成長したソルは、その中を走り回っていました。
ゆかさんは、まだ片手に乗るほど小さかったソルにさよさんが会いに来たことを覚えています。家に来て2日目か3日目のことで、誰よりも早い訪問でした。ソルはショップに少し長くいたため、生後4ヶ月ほどでのお迎えだったそうです。
2年後の2匹目のお迎え準備は「無敵」?
ソルのお迎えから2年ほど経って、みかさんは2匹目のルナを迎えます。ルナもソルと同じペットショップから迎えました。
2匹目の準備について、みかさんは「無敵」だったと話します。ソルのときに揃えた道具が一通り残っていたからです。
だからお迎えセットなんていらないの。
新たに頼んだのは子犬用のご飯だけでした。トイレシートやクッション、おもちゃはすべて家にあり、オフィスにもずっとケージがありました。
家の大きなケージは、捨てようかと思いながらも、2匹目を迎えるかもしれないと畳んで壁際に取っておいたものでした。それを組み立て直すだけで済み、ゆかさんの言葉どおり「楽勝」だったといいます。
持ち帰り方も変わっていました。ソルのときの段ボールの箱ではなく、サービスで付いてくるクレートに入れての持ち帰りです。ゆかさんは、クレートは犬を飼うなら絶対にあったほうがいいので、付いてくるのは親切だと話しています。
みかさんはその後、ルナ用のクレートではソルが入れないため、大きいサイズのソル用クレートも買いました。ちなみにルナ用のクレートは、口の力が強いルナに壊されて蓋が閉まらなくなっているそうです。
ソルとルナのお迎えを比べると、1匹目と2匹目で準備の負担が大きく違ったことがわかります。
| 項目 | ソル(1匹目) | ルナ(2匹目) |
|---|---|---|
| 準備したもの | お迎えセットを一式購入 | 子犬用のご飯だけ |
| 持ち帰り方 | 段ボールの箱 | クレート |
| ケージ | オフィス用と家用を新たに用意 | オフィスのものと取っておいた家のものを再利用 |
| 初日の寝床 | 寝室の一角に置いた段ボールの箱 | 寝室の隣の部屋のケージの中のクレート |
| 夜泣き | なし | ほぼなし(明け方に一度鳴いた) |
先住犬ソルとルナの初対面で、飼い主が号泣したのはなぜ?
ルナを連れて帰った日は週末で、家には先住犬のソルがいました。ゆかさんも一緒にいて、ソルとルナの初対面の瞬間を動画に残しています。
ケージの持ち帰りは、ルナのときも準備のため翌日にしてもらったそうです。ケージの中にルナの入ったクレートを置き、蓋を開ける瞬間から撮影しました。ソルはケージの外にいました。
初対面そのものは穏やかでした。ルナは少しキョロキョロしたもののすぐに出てきて、ソルも吠えることなく、外から眺めていたといいます。ゆかさんには、小さなルナと並んだソルがとても大きく見えたそうです。
ところが、その微笑ましい場面を見ていたみかさんが、突然泣き出しました。
いい感じに微笑ましい動画なんですけど、一番意味不明なのが、それを見た私が号泣したっていうところ。
みかさんの涙の理由は、ソルへの思いでした。自分が迎えたくて2匹目を迎えたけれど、それは本当にソルが望んでいることなのか、という葛藤があったといいます。
自分だけの世界に余計なものが入ってきたと思うのではないか。手のかかる子犬に飼い主の手がとられて、寂しい思いをするのではないか。みかさんはそんなことを考え、ソルの名前を呼びながら長い時間泣いていたそうです。
ただ、ソル自身は、ペットの幼稚園で遊ぶのと同じ感覚だったのかもしれない、とみかさんは笑います。この感情がみんなに起きるものなのか、自分だけのものなのかはわからないといいます。2匹の良さがわかった今では、仮に3匹目を迎えても泣かないだろうと話しています。
初対面ではうまく合流した2匹ですが、しばらくすると、ソルはルナにやたら厳しくなりました。みかさんの見立ては、最初は弱い存在だった妹が、だんだん生意気になってきたから、というものです。
妹はもっと弱いものだったわけですよ、最初は。
でもだんだんこう、生意気になってきたんでね。
厳しいお兄ちゃんソルと、マイペースな妹ルナ
ソルはルナに厳しく、自分のテリトリーにルナが入ってくると怒ることもあります。それでもゆかさんは、ソルのほうからルナをしつこく舐めに行ったり構いに行ったりする姿も見ていて、仲が悪いわけではないと感じています。
みかさんによると、ルナがちょっと足を絡めたり、えずいたりすると、ソルはすぐに飛んできて心配そうにするそうです。一方で、逆はありません。
ソルが気持ち悪そうでもルナは別に気にしてない。
だからそこは結構兄弟、人間の兄弟とも似てるのかもねと思うけど。
ルナの初日の夜も、ソルと同じく夜泣きはほとんどありませんでした。ルナのケージは寝室の隣の部屋に置かれ、ルナは最初からみかさんとは別の部屋で寝ていました。
そのころのソルはケージから出て自由に過ごし、みかさんと同じ寝室で寝ていました。明け方にルナが一度だけキャンと鳴くと、ソルが爪の音を鳴らして様子を見に行ったのがわかったそうです。ソルはその後も、ときどきルナのケージを見に行っていました。
「崖から1匹だけ助けるならソル」だった飼い主が、ルナを可愛いと思えた瞬間
ゆかさんは、みかさんが最初はルナのことを好きではなかったと明かします。崖から1匹だけ助けるならどちらかと聞くと、みかさんは即答で「ソル」と答えていたそうです。
みかさんによると、ルナは一風変わった子で、可愛いところがわからないときがあったといいます。ルナはいろいろなものをかじって壊し、みかさんの好きな推しのブルーレイディスクもバキバキにしていました。
ルナを可愛いと思えるようになったきっかけは、みかさんの中ではっきりしています。ケージからフリーになったルナが、ベッドに来るようになったことです。
ルナがなんかね、そのベッドへの入り込み方が、(ソルに比べると)ペトってくっついてくる感じがあるわけ。
ソルは、ルナが来てからは一緒に寝るのを嫌がってどこかへ行ってしまいます。柴犬らしく距離をとるソルに対し、ルナはチワワが入っているせいか、べったり甘えてくる。その違いが、ルナへの気持ちを変えたようです。
何でも壊すルナの可愛いところがわからず、崖から1匹助けるなら即答で「ソル」
ベッドにペトッとくっついてくる甘え方に惹かれ、「美人さん」「いい子」と言うように
ゆかさんは、みかさんは先住犬を重んじているのだと思っていたそうです。みかさんも、ご飯やおやつはソルを先にするよう言われて実践していたと認めつつ、それ以上にソルへの思いがあったと話しています。
今ではみかさんはルナにもメロメロです。ただ崖の話については、運動神経のいいルナなら自分でどうにかしてくれるかもしれない、とも言っているそうです。収録中、足元のルナは「何の話をしているの」という顔でみかさんを睨んでいました。さよさんがいっちゃんを迎えた日の話は、次回に続きます。
まとめ
1匹目のソルは準備ゼロからお迎えセットに助けられ、2匹目のルナは揃った道具のおかげで楽に迎えられました。それでも2匹目のお迎えでは、先住犬への思いから飼い主が涙を流すという、準備では想定できない出来事が起きています。
- 急に迎えることになっても、ペットショップのお迎えセットで最低限の暮らしは始められた
- 2匹目は手元の道具を再利用でき、新たに用意したのは子犬用のご飯だけだった
- 先住犬との初対面は穏やかでも、飼い主は「ソルが本当に望んでいるのか」という葛藤から号泣した
- ソルは厳しいお兄ちゃんでも、ルナの体調の異変にはすぐ駆けつける
- 最初は好きになれなかったルナも、ベッドでくっついてくる甘え方をきっかけに可愛く思えるようになった




