シルバーウィークは30%アップ?ペットホテルの繁忙期料金
収録場所は、東京都あきる野市にある施設「ワンダフルネイチャーヴィレッジ」です。この回のテーマは、飼い主が人間だけで旅行に出るとき、犬をどうするかという悩みです。
話のきっかけは、ゆかさんとみかさんがそろってヨーロッパへ行く予定があることです。みかさんはご両親が高齢で、妹さんも子育てで忙しいため、家族には犬を預けられません。
そのため、みかさんの愛犬ソルとルナはペットホテルに泊まることになります。2頭ともペットホテルが大好きで、喜んで入っていくので、預けること自体への心配や抵抗はないといいます。
ただし、ペットホテルにはお金がかかります。今回の旅行はシルバーウィークにかかるため、特別料金が上乗せされるそうです。
お金はね、めちゃくちゃかかりますよ。しかも今回はシルバーウィークにちょっとかかっていくんで、なんか特別料金30%アップみたいな。
繁忙期の割増は、シルバーウィーク、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始に設定されています。みかさんによると、人間の旅行の動きを見越して、一般的な連休より前後に長めの期間が割増の対象になっているそうです。
繁忙期は予約もすぐに埋まります。みかさんのかかりつけの動物病院もペットホテルを営んでいて、Instagramで「シルバーウィークの何日は埋まりました」という案内が流れてくるといいます。
ゆかさんは、シニア犬になったら動物病院に泊まらせるほうが安心かもしれないと話しました。みかさんも、自分の犬たちもいずれそうなるかもしれないと応じています。
カプセル型と平置き型、2頭の部屋はどう選んでいる?
ソルとルナは2頭なので、ペットホテルの料金は1頭ずつかかります。みかさんが預けているペットホテルには、部屋のタイプが2種類あります。
1つは壁に並ぶカプセルホテルのような部屋、もう1つは大きなサークルのような平置きの部屋です。みかさんは、立体駐車場と平置きの駐車場のようなものだと例えています。
ルナはカプセル型の部屋に泊まっています。ソルもカプセル型で問題ない大きさですが、まだ1匹だけで暮らしていた頃に、みかさんが平置き型を試してみたそうです。
そしたらそっち(平置き)の方が良かったっぽいから、それ以来ずっとそっちに泊まってて。
平置き型はカプセル型より料金が高めです。ソルとルナは一緒に暮らしていますが、このペットホテルでは2頭を1つの平置きの部屋に入れることはできません。
2頭が同じ部屋に泊まれるペットホテルもあるそうです。ただ、料金が大きく安くなるわけではなく、2部屋をつなげられる仕組みにすぎません。みかさんは、ソルとルナは離れて寂しがる関係でもないので、今の預け方で十分だと考えています。
「素泊まり」でも手間がかかるペットホテルの値段は?
ゆかさんは、人間のホテルのような素泊まりや食事付きのプランがあるのかを尋ねました。みかさんによると、ペットホテルの「素泊まり」は、人間の素泊まりとは中身がかなり違います。
ペットホテルに預けるときは、食べ慣れたご飯を飼い主が持ち込み、スタッフが朝晩あげてくれます。散歩も朝晩が基本ですが、暑い日や雨の日はなくなることもあるそうです。昼間はほかの犬とフリーで遊ばせてもらえます。
だから人間の素泊まりよりはだいぶ手間がかかるようになってて。
さよさんに促されて、みかさんはペットホテルの具体的な料金を明かしました。以前はカプセル型が1泊6000円ほどでしたが、ここ数年の物価上昇で値上がりが続いているそうです。
ゆかさんは、この料金を昔の東京のビジネスホテルくらいだと感じています。安いとは思えない一方で、都内という立地を考えると妥当なのかもしれない、と迷う様子も見せました。
みかさんも値上がりを機にほかのペットホテルを調べましたが、散歩などのサービス内容が同程度なら、料金はほぼ同じだったそうです。それなら2頭が慣れていて大好きな今の預け先がいい、という結論になっています。
空港のペットホテルと総額30万円という見込み
ペットホテルには、2頭が同じ部屋で寝られるところ、24時間監視カメラがあるところ、24時間スタッフがいるところなど、さまざまなタイプがあります。ゆかさんは、羽田空港にもペットホテルがあることを話題にしました。
羽田や成田の空港にあるペットホテルなら、出発の直前まで犬と一緒にいられ、到着後すぐに24時間いつでも迎えに行けます。みかさんがいつも使うペットホテルの受付は10時から19時なので、帰りの到着が遅いと、迎えは翌日になってしまいます。
同じ系列のペットホテルには、割増料金でレイトチェックアウトや朝早めの受付ができる店舗もあるそうです。ゆかさんは空港のペットホテルにも興味がありますが、初めての預け先でいきなり長期間は難しく、まず1泊2日などで慣らす必要があると話しました。
すいません、下衆なんですけど、総額おいくらぐらいかかるんですか?
今回の旅行は夜便で出発するため、ソルとルナは当日から預けられます。一方、帰りは受付時間に間に合わないので、もう1泊が必要です。2頭で11泊ほどになり、そこに繁忙期の30%割増も加わります。
滞在中に幼稚園のイベントやシャンプー、歯磨きなどのオプションを頼むこともあります。番組では、ざっくりした見込みとして、ペットホテル代に30万円ほどかかるだろうと語られました。
一緒にヨーロッパ行ってる気がする。
ペットホテル代は、旅行者1人分の旅費に近い金額です。とはいえ、航空券は先に支払っていて決済の時期がずれるので、クレジットカードを使えばなんとかなる、と前向きに笑い合う場面もありました。
ペットシッターや「旅行しない」という選択肢は?
さよさんは、犬を飼っているから旅行はしないと決めている人もいると話しました。ほかには、懇意にしているペットシッターに自宅で世話をしてもらう方法もあります。
みかさんは、ペットシッターは費用がかさむうえ、来てもらえるのは朝の散歩の時間などに限られることが多いと話します。ずっと家にいてもらえれば犬は満足するかもしれませんが、その分ものすごい金額になり、知り合いであっても自宅に他人が住むことには抵抗がありそうです。
ゆかさんによると、みかさんの預け先が2頭に好かれているのは、ほかの犬と遊べるからだと考えられます。ご飯をあげて散歩に連れて行ってもらうだけでは足りない、という見方です。
| 預け先 | 良い点 | 気になる点 |
|---|---|---|
| ペットホテル | ほかの犬と遊べる、様子の連絡がある | 費用が高い、夜は無人になる |
| ペットシッター | 犬が自宅で過ごせる | 費用がかさむ、来られる時間が限られる |
| トレーナーの自宅 | 規則正しい生活を送れる | 頼める先が限られる |
ゆかさんは、自分の人生も犬も大事にするうえで、今のペットホテルがみかさんにとっての最適解なのだろうとまとめました。みかさんは、預けてお金を払い、それでも心配が残る点が一番大きいと話します。
以前、ソルを長く預けたときには、帰宅後しばらくお腹を壊したり、鼻のあたりを少し切ったりしたことがあったそうです。ただ、ソルとルナは実家や会社、出演者の家に泊まることもあり、もともと過ごす場所が多いので、ある程度の留守には慣れています。
LINEで届く笑顔の写真が、預ける不安を和らげた
さよさんは、預けている間にペットホテルから連絡があるのかを尋ねました。みかさんの預け先からは、毎日18時半から19時頃に、その日の様子が写真や動画付きでLINEで届くそうです。
みかさんは、ソルが1匹だった頃に初めて旅行で預けたとき、心配でたまらなかったと振り返ります。そこへ楽しそうな写真が届き、一気に気持ちが楽になったといいます。
心配で心配で、預けるのが本当に嫌だった
楽しそうな写真が届き、大丈夫そうだと一気に楽になった
届く写真には、家や会社では見ない笑顔が写っているそうです。「気を使って笑っているのかもしれない」と冗談を言い合う場面もありました。
さよさんは愛犬を迎えて2週間ほどで仕事のハワイ行きが入り、そのときは家族にいてもらい、ペットカメラで様子を見ていました。別のハワイ行きでは、お母さんとお姉さんが1週間ほど家に泊まって世話をしてくれたそうです。
帰宅後は、いつもと違う場所でおしっこをするなど、留守の影響らしい変化があったといいます。久しぶりの再会でも犬はすぐには飛びついてこず、幻を見ているような様子だったそうです。一方で、飼い主がいない間は家族にきちんと懐いていたことがわかったのは良かった、と話されています。
トレーナーの自宅とペットホテル、預け方で何が違う?
トレーニングのために、トレーナーさんの自宅に3泊ほど預けたこともあるそうです。そのときは毎日朝からトレーニングをし、休む・遊ぶ・学ぶ時間がはっきり分かれた、規則正しい生活だったといいます。
ゆかさんは、はたらく人と暮らす犬は生活が不規則になりがちだと話します。トレーナーさんのように、ずっと一緒にいてくれる人の家に預けることには憧れがあるそうです。ペットホテルは夜に無人になるため、火事などの非常時が気になることもあると率直に語られました。
そのうえでゆかさんは、旅行をしない人でも、地方の家族の不幸などで急に家を空けることはありうると指摘します。
みかさんも、値段だけでは預け先を選べないと応じました。どう過ごさせてくれるのか、犬との相性はどうかも大切だといいます。
あとやっぱり慣れは大きいんだなって。
ソルとルナは、狂犬病などのワクチンが終わってすぐ、小さい頃から同じペットホテルに通っています。そのため、そこは安全で慣れた場所になっています。みかさんは、今の年齢で急に預け始めていたら難しかったかもしれないと話しています。
犬の幼稚園は何をする場所?社会化という考え方
ゆかさんの知り合いには、もっと高額な、幼稚園を運営する施設に通っている犬もいるそうです。みかさんもその幼稚園を一度検討したことがあります。
その幼稚園は、12回や48回といった回数を最初にまとめて払う仕組みで、何十万円にもなったそうです。みかさんは、良し悪しは別として申し込みを見送り、今は都度払いのサービスを使っています。
ゆかさんは、犬の幼稚園があると友達に話したら「何するの?いくら?」と笑われたそうです。それでも、ペットホテルから届く写真では、ルナが新入りの犬をお姉さんのように迎えていて、その姿に意味を感じたといいます。
話題は、昔はあまり聞かなかった社会化 ── 子犬の頃からほかの犬や人、さまざまな環境に慣れさせ、落ち着いて関われるようにしていくこと。犬のしつけでよく使われる考え方ですという言葉に移りました。ゆかさんは、犬はもともと群れの動物で、人間と暮らす宿命も背負っているので、必要に応じたサービスは増えていくのだろうと話しています。
この日のドッグランでも、出演者の3頭は相手の様子をうかがいながら過ごしていました。口輪をつけた犬も見かけ、飼い主が場所に合わせて配慮していることも話題になりました。大きな犬が小さな犬にけがをさせると問題になるので、トラブルが減るのは良いことだ、という点で3人の意見は一致しています。
まとめ
犬を連れずに旅行するとき、ペットホテルは便利な一方で、繁忙期の割増やオプションの追加で費用が大きくなります。料金だけでなく、過ごし方や相性、慣れ具合、非常時の備えまで含めて、早めに預け先の当たりをつけておくことが大切だと語られた回でした。
- ペットホテルの料金は、この例ではカプセル型が1泊約8000円、平置き型が約1万円。繁忙期は30%ほど割増になる
- 2頭で11泊、オプション込みの場合、旅費1人分に近い30万円ほどが見込まれる
- 空港のペットホテルは出発直前まで一緒にいられ、帰国後すぐ迎えに行ける利点がある
- 毎日届く写真や動画の報告が、預ける不安を和らげる
- 小さい頃から同じ預け先に慣れさせておくことが、犬にも飼い主にも安心につながる




