編集アプリなしで、7分素材が4分動画に化けた
今回のテーマは、Claude Opus 5.5の動画編集力です。しゅうへいさんは、降りてきたばかりのモデルにすぐ動画を触らせてみたところ、とんでもない結果になったと話します。
結論を先に言うと、7分の動画を4分の動画に編集して、本編の作業時間はたった9分でした。しかもこの回の動画自体も、Opus 5.5に作らせているといいます。
驚くべきは、ここで編集アプリをまったく使っていない点です。Claude Code ── Anthropicが提供する、ターミナル上でClaudeに作業を指示できるツール。ファイルを渡して指示するだけで、コードだけでなく動画編集のような作業もこなせますだけに素材を投げただけだと説明します。
実はこれ使ってないんです。編集アプリ全く使っておりません。実はClaude CodeだけにOpus 5.5に投げまして、今回のOpus 5.5はヤバいんですよ。
仕上がった動画は、フルテロップも画面切り替えも入っていた
しゅうへいさんは、テストで撮った動画を実際に見せます。題材は、届いたばかりのMac miniのレビュー動画です。
仕上がった4分ほどの動画には、フルテロップが入り、見出しもつけられていました。さらに、画面収録とメインカメラの映像を、場面に応じて自動で切り替えていたといいます。
画面収録もしてたので、画面収録とその場所をちゃんと特定して、このメインのカメラに切り替えてくれたりとかしてくれてます。
見た目の完成度から編集アプリを疑う人もいそうですが、しゅうへいさんは重ねて、使ったのはClaude Codeだけだと強調します。
元素材は7分の撮りっぱなし。電話のふりやいらない部分も入れた
では、渡した元の素材はどうだったのか。しゅうへいさんは「本当に雑に撮った」と話します。使ったのはiPhoneのカメラで、少し離れた位置からの撮影です。
音声用の外部マイクもつけていません。いいマイクで音声認識の精度を上げたからテロップが綺麗に入る、というわけではない点を、あえて示したかったと説明します。
元素材は7分ほどあり、いわゆるYouTubeの撮りっぱなしの状態です。準備の様子や、わざと入れた「電話が来たふり」まで含まれています。
よくある撮影中の来客だったり、宅急便受け取りとか、そういったものもやっぱ入っちゃうことあるじゃないですか、長回ししてると。そういったものまで入れております。
画面収録も、Macの標準機能でずっと録っただけです。しゅうへいさんは、この撮りっぱなしの素材から、さきほどの完成動画になったと話します。
iPhoneで雑に撮った7分の撮りっぱなし。マイクなし、電話のふりやいらない部分も込み。画面収録はMac標準機能で録っただけ
フルテロップと見出しが入り、画面収録とカメラを自動で切り替えた4分の動画
月20ドル、M2のMacBook Air 24GBという条件
しゅうへいさんは、この結果を出した環境を1つずつ明かします。まずプランは月20ドル、月々3000円ほどのプランです。
高性能なAIには月100ドルや200ドルのプランが要る、というのはよくある思い込みだとしたうえで、今回は3000円プランをわざわざ新規契約して試したといいます。
いや、100ドル200ドルいかないといけないんでしょ?じゃなくて、今回のOpus 5.5はヤバいんですよ。20ドルの部分、月々3000円のプランでもいけました。
使ったマシンも、ハイスペック機ではありません。128GBメモリのMacBook Proも持っているものの、今回はそちらを使っていないと話します。
実際に使ったのは、メモリ24GBのM2のMacBook Airです。M5が最新の今から見れば3世代前で、この控えめな構成でも編集ができた点を、しゅうへいさんは強調します。
モデル改善への協力オフと、フォルダ許可の初期設定
ここからは、実際の手順です。しゅうへいさんはまず、Claude Pro ── 月20ドルのClaudeの有料プラン。年額だと割安ですが、まず試すなら月額での契約がすすめられていますを月額で契約します。年一括だと割安な表示に釣られやすいので、まずは月額がおすすめだと注意を促します。
契約後の設定では、AIモデルの改善への協力をオフにするよう案内します。オフにしないと長期間データを取られる状態になり、オフにすればデータ保持は30日だけになるといいます。
次に、Claude Codeで作業フォルダを信頼し、フォルダへのアクセスを許可します。しゅうへいさんは、ワークスペースを信頼する設定を先に済ませておくよう説明します。
パス名をコピーして投げるだけの依頼方法
素材の渡し方も、しゅうへいさんは具体的に見せます。MacのFinderに、カメラの動画と画面収録の2つのファイルを入れておきます。
渡し方はシンプルで、ファイルを選んでパス名をコピーし、Claude Codeのチャットに貼り付けるだけです。オプションキーを押しながら右クリックで「パス名をコピー」を選ぶ方法をすすめます。
アップロードでもよいものの、しゅうへいさんはこのパス貼り付けのやり方を推奨しています。
このパス名をコピーっていうのをやります。で、このままClaude Codeのチャット画面に貼り付ける。もちろんアップロードしてもいいんですけど、僕はこのやり方をお勧めしてます。
依頼すると、まず40秒ほどの試作動画ができ、どこをカットするかの提案も出てきます。ワイプもフルテロップも入っていたため、良さそうだと判断して、フル編集を頼んだといいます。
本編9分、週の利用枠は2%という実測
気になる作業時間について、しゅうへいさんは問いかけます。7分の動画を4分に編集するのに、どれくらいかかったと思うか、という問いです。
答えは、本編の作業時間がたった9分でした。事前のデモ作成も含めても、おおよそ15分ほどだといいます。
さらに驚くのが、消費した利用枠の少なさです。週の利用枠を100%とすると、4分の本編を書き出すのに使ったのは、そこまででたった2%でした。
この数字からしゅうへいさんは、10分の動画なら5%ほど、週の枠だけで10分動画を20本ほど作れる計算になると見積もります。3000円プランでもかなりのYouTube編集ができると話します。
動画も自動、そして「AI活用の提案」が仕事になる
ここまで見た人は薄々気づいているはずだと、しゅうへいさんは明かします。この回の動画自体も、Opus 5.5に作らせたものです。
ただし、まったく素のモデルではありません。しゅうへいさんが自分のYouTube編集を学習させ、スキルを入れているため、この仕上がりになるといいます。それでも初期設定さえ入れておけば難しくないと話します。
半年ほど動画をAIに任せてきた実感として、リールも横動画も縦動画も、ほとんど自分で編集していないといいます。数か月前と比べても性能が大きく上がったと驚きを見せます。
そのうえでしゅうへいさんは、視点を編集の外へ広げます。簡単な動画編集そのものは仕事にしづらくなっている一方、AI活用でYouTube運営を提案する側に回れば十分に仕事になるという見立てです。
動画編集で飯食うっていうのは結構本当に簡単な動画だと難しくなってきてる。だからむしろ自分の動画を簡単に投稿できるようになってるので。
実際に運営するコミュニティ「フリーランスの学校」では、AI活用の文脈で30万円や数百万円の法人案件が決まる例が出ていると紹介します。副業でも法人でも仕事が取れている、という話で締めくくられます。
まとめ
しゅうへいさんは、Claude Opus 5.5に雑な素材を投げるだけで、フルテロップ入りのYouTube動画が短時間で自動編集できることを、実測データつきで示しました。編集そのものより、その力を提案に変える動きが仕事につながるという見立てが軸になっています。
- Opus 5.5は編集アプリなしで、7分の撮りっぱなし素材を4分のフルテロップ動画に自動編集できた
- 本編の作業時間は9分、デモ込みでも15分ほどで使える動画が出てきた
- 環境は月20ドルプランとM2・24GBのMacBook Air。4分書き出しで使った週の利用枠は2%だった
- 手順はフォルダを許可し、素材のパス名をコピーしてチャットに貼り付けるだけとシンプル
- 簡単な動画編集は仕事にしづらくなる一方、AI活用でYouTube運営を提案する側に回れば仕事になるという見立てが示された






