聞く量が増えると、英語の「流れ」が良くなる
最近の私は、とにかく英語をたくさん聞くことを意識しています。
ABCワールドニューストゥナイトを毎日聞いて、NBCナイトリーニュースも聞く。ニュースを深掘りするために、ニューヨークタイムズのポッドキャスト「THE DAILY」も聞いています。
ニュース以外だと、ALL EARS ENGLISHというポッドキャストと、その派生のビジネスやIELTSの番組もできるだけ聞くようにしています。
こうやって聞く量を増やしていくと、日々の英語の「流れ」みたいなものが良くなるんです。
当然、聞く量が増えれば聞くのは楽になります。それだけじゃなくて、ポッドキャストで出てきた表現がニュースで出てきたり、逆もあったりして、いい循環が起こっていくんですね。
英語は「いかに素早く引っ張り出すか」ゲーム
リスニングは聞くだけなんですが、聞きながら「あ、こういう表現あったな」「これってこういう意味だよな」と、頭の中から引っ張り出しているんです。
聞いている量が多いほど、この引っ張り出す回数が増えます。同じ表現が出てくれば、引っ張り上げる頻度も増えて楽になっていく。
1日24時間しかない中で、触れられる英語の表現は限られています。だからこそ、たくさん聞いて拾い上げる回数を増やしていく、という感覚です。
これはあくまで私の個人的な感覚なんですが、英語って、いかに素早く引っ張り出すかゲームだと思うんですよ。
普段使っている日本語なら、ほぼ無意識で引っ張り出せます。でも英語はまだそこまで至っていない。私自身もそうです。
だからリスニングでもスピーキングでも、できるだけ早く引っ張り出せるようにしたい。そのためにはとにかく英語に触れる量、時間を増やすことが効いてくると、最近かなり実感しています。
逆に、昨日ほとんど英語に触れられなかった、という日があると、今日の英語の立ち上がりがちょっと鈍く感じるんです。音読がしにくかったりする。
たくさん触れているとその日もスラッといくし、翌日もいい感じが保てる気がします。
TOEICを何万問も解いてきて感じたこと
この感覚は過去にもあったなと思い返してみると、私がTOEICをたくさんやっていた時期のことでした。
いろんな勉強の仕方を試したんですが、なんだかんだで効果的だったのは、やっぱりたくさん問題を解いていたことだと思います。
問題をたくさん解いて、「この知識を使えばいいんだな」「こういう見方をすればいいんだな」というのをパッパッとやっていると、解く速度が上がるんですよね。
もちろん、ここだけ切り取って「じゃあたくさん解けばいいんだ」となると、そんな簡単な話じゃないのは皆さんもわかっていると思います。
でも、突き抜けるために必要なことって、結局は量なんだよなと思うんです。私も威張れるほどじゃないですが、何万問って絶対に解いてきています。
本番って結局、問題を解くだけなんですよね。だから、解いてきた経験をいかに本番で生かせるか、というところだと思うんです。
英語力があれば解く数が少なくてもいいとは思います。でも問題をさほど解かずに、英語に触れるだけで点数がすごく上がるかというと、なかなか難しい部分もありますよね。
量を稼ぐだけではダメ。その中身の密度も見る
ただ、量を稼ぐだけでいいかというと、これもまた別の話なんです。
例えば1日3時間やりましたと言っても、その中身がなんとなく解説を眺めているだけだったら伸びていかない。
TOEICなら、解説を読むのに2時間半使って、英語を使っていた時間は30分しかなかった、なんてこともあり得ます。それだと厳しいんです。
だから量を稼ぎつつ、その量の中の質、密度みたいなものも考えなきゃいけないとは思います。
私はStudy Plusで時間を記録していますが、それは必ず英語に触れている時間としてカウントしています。日本語に触れている時間は、日本語の力しか伸びないので。
会話も難しいですよね。オンライン英会話でもChatGPTでも、会話はキャッチボールなので、自分がどれだけ話しているかも計測した方がいいなと思います。
最近やっているのは、ChatGPTと話した後に「今の会話で私は何語英語を口にしましたか」とすぐ数えてもらうことです。
例えば10分やりとりして、どれくらい語数を言えたか。話していた時間で割ればwords per minuteも出せるので、自分がどれくらいの速度で喋れているかもわかります。
こういうツールのおかげで、自分の量を可視化するのはやりやすくなっていると思います。
最初から質を求めたくなる。でも
最初から質を求めたくなる気持ちはわかるんです。効率がとか、タイパ、コスパがとか、つい考えちゃいますよね。
でも量をたくさん稼いでいると、量質転化という言葉があるように、量が質を引き上げてくれることが起こります。
TOEICの問題もそうでした。最初は解くのが大変で、解説を読む時間ばかりで質が上がっていかなかった。
でも解く数を重ねていくうちに、実際に英語を読んだり聞いたりしている時間が長くなって、勉強の質自体が上がっていったんです。
まとめ
結局のところ、最初は質より量を確保していくのがいいというのが、今の私の考えです。私自身も、しっかり量を積み重ねていこうと改めて思いました。皆さんは最近、注力している分野で量を稼げているでしょうか。
- 聞く量が増えると、表現を引っ張り出す回数が増えて英語の流れが良くなる
- 突き抜けるためにも、なんだかんだで量は必要
- 量を稼ぐだけでなく、その中身の密度も考える
- 量を重ねることで、勉強の質自体が上がっていく(量質転化)




