TOEICの話をしなくなった理由はシンプルでした
理由はとてもシンプルなんです。TOEICのことを話している人が、すでにたくさんいるからですね。
講師も、著者も、編集者の方も、発信する頻度がだんだん増えてきました。
TOEIC講師とは名乗っていないコーチの人もいますし、自分で勉強しながら得た知見を発信している人もたくさんいます。
正直、自分の出番はないなと思うんですよね。
私が2006年にブログを書き始めた頃は、自分で言うのもなんですが、価値はあったと思います。当時は発信する人はいても、今ほどの数はいませんでしたから。
スコアを取っていても発信はしていない、という人が多かったんです。
でも今は、ある程度結果が出ていれば発信しますよね。
他の人と違うことを、私は言えるのか
いろんな人が、いろんなスコアで、いろんな発信をしています。
そうなったときに、じゃあ今の私が発信する理由は何なんだろうと考えるんです。
他の人と違うことを言えるかというと、正直あんまり言えないなと思います。
YouTubeを見ても、私なんかより全然しっかりTOEICについて発信している人がたくさんいます。
私が作ってきた「Udemy」の講座や資格パスで話してきたことも、もうパッケージとして一つ出来上がっているんですよね。
だから「じゃあ自分の出番は?」と思ってしまう。
これは「そんなことないですよ、もっと発信してくださいよ」という言葉が欲しいわけではなくて、割と冷静にそう思っています。
昔はもっと「相手してくれよ、俺だってTOEICを頑張って発信してきたんだからさ」と思っていたんですけど、最近はあんまりそんなことはないんです。
授業は今でもやっていますし、それに価値がないわけではありません。そのクラスに適切な情報を届けることは考えています。
ただ、それが世の中に全く出ていない私だけの情報かというと、あんまりそんなことはないなと思っている部分はあります。
いま私が発信しているのは、大西メソッドのことです
じゃあ今、私が何を発信しているかというと、ラジオ英会話や、大西先生のファクトブックまわりの情報なんです。
これはTOEICのことを発信しなくなったのと、実は関係があります。
「大西先生に気に入られようとしているんじゃないか」「リポストしてもらって目立とうとしているんじゃないか」と思われるかもしれません。
いや、それはあります。多少ありますよ。大西先生とやりとりできたときは嬉しいし、リポストしてもらえたら嬉しいです。
でも、それがメインではないんです。
大西先生のメソッドを深く理解し、それをまだ知らない人に届けていく。そのほうが希少性としては高いと思っているんですよ。
TOEICは散々あります。攻略法も、単語も、教材も、情報もたくさんある。
でも大西先生のメソッドを適切に発信できたり、相談に対して「どういう教材をどう進めたらいいか」を答えられる人は、そんなにいないと思うんです。
これはかなり自分を持ち上げて話しているのを自覚しています。でも、勝手に使命感を感じているんですよね。
大西メソッドを、その世代で終わらせたくない
大西先生のメソッドは、今までとは違う形で英語を切り取っているじゃないですか。
それを大西先生の世代で終わらせてしまうのは、日本の英語教育にとって非常に損失だと思っているんです。
大西先生はラジオ英会話や取材、講演会で出てくるところまでなんですよね。「この本はこう使うといいよ」とはあまり言わない。
著者がそう言わないから、じゃあそのままでいいかというと、そんなことはないと思っていて。
大西メソッドという一つの方法があることを知らずに英語をやめてしまう人がいるのは、もったいないと思うんです。合うか合わないかはさておき、です。
だからそれを届けようと思って、ラジオ英会話や大西先生まわりの発信をしている感じがあります。
いま一番力を入れている、TOEICと大西メソッドの融合
今日のTOEICの話と組み合わせると、私が特に力を入れているのが、TOEICと大西メソッドの融合なんです。
まだ大学のクラスでの実験段階ですが、TOEICの問題を大西メソッドでどう攻略していくかを考えています。
これが難しいんです。というのも、大西先生がTOEICの問題を見て「こう判断するんだよ」とは一度も言っていないからですね。
だから私は、大西先生の方法をいろんな本で吸収して、その視点でTOEICを見たらどうなるかを毎日考えています。
大西メソッド掛けるTOEICという観点では、日本で一番考えているんじゃないかなと思います。自信はありますよ。
昔は、TOEICと大西先生は別々に考えたほうがいいと思っていました。でも今は、割と融合する道が見えてきたんです。
それがTOEICのスコアアップとどれだけ噛み合うのかは、正直まだわからない部分があります。
TOEICをTOEICとして対策したほうがスコアは上がりやすいのか、それとも大西メソッドで解釈していくことで上がるのか。今も試行錯誤しているところです。
メンバーシップでは、TOEICのパート5の英文を大西メソッドで解説することをやっています。だんだん形になってきている感じがあるんですよね。
まとめ
なぜTOEICの発信が減ったのか、自分の中の答えは「すでにたくさん語られているから」でした。そのぶん今は、大西メソッドとTOEICの融合を届けることを自分のミッションだと思っています。まだ形になりきっていないので、これからも考え続けたいです。
- TOEICの発信を減らしたのは、すでに発信している人がたくさんいて、私だけの情報は多くないと感じたから
- いま力を入れているのは、大西メソッドを深く理解し、まだ知らない人に届けること
- 大西メソッドをその世代で終わらせるのは損失だと考え、勝手に使命感を抱いている
- TOEICと大西メソッドの融合は実験段階で、スコアアップとどう噛み合うかは今も試行錯誤中

