指先に出る「その人」を聞く番組
この番組は、広島のネイルサロン「itsuka KIT DESIGN」代表・舩木いつかが、指先をきっかけにその人の話を聞いていく12分間の番組です。
ネイルはただの装飾だと思われがちですが、いつかさんはその人の考え方や今の状態が正直に出る場所だと日々感じていると話します。
誰かの正解を教える番組ではなく、誰かの話を聞きながら自分のことをそっと考えてみる時間になると嬉しいです。
第18回は、これまで届いたレターを一通ずつ紹介し、返信していく回として進みます。
90歳でネイルを始めた母、生き生きした姿
1通目のレターは、広島在住の母親についての報告でした。90歳でネイルを始めたところ、周囲から褒められて生き生きしているという内容です。
(母は)90歳でネイルを始めました。みんなに「ネイル綺麗」と褒められ生き生きしています。
一緒に送られたInstagramのリンクから、いつかさんは母親のネイルと様子を実際に見たと話します。同じ広島に住む方の便りに、嬉しい気持ちになったそうです。
いつかさんは、ネイルを続けてきた中で似た場面を思い出し、初心に戻れたと振り返ります。
いくつになっても綺麗でいたいという気持ちは、女性に限らず自分自身にもあり、お客様からもよく聞く声だと語ります。
自分の手を見て「私、頑張ってる」と思える時間
2通目は、仕事と家の往復で毎日が過ぎていたけれど、ネイルを始めて自分の手を見る時間が増えたというレターでした。
私、ちゃんと頑張ってるなって思えるようになりました。
いつかさんは、24年ネイルをやる側でありながら、たまに客としてネイルサロンに行くことがあると明かします。
その時に自分の手を見て、来てよかった、今まで頑張ってきたと感じるといいます。ボロボロになった手が綺麗に見違えていく様子に、自信が持てて背筋が伸びるそうです。
皆さん忙しいと思うんですけど、自分のことって後回しになるんですよね。
いつかさんは、少し時間を作ってこうした時間を取ると、もう少し頑張ろうと思えると話し、自分を励ますためにこんな時間が必要だと語ります。
男性のネイルケア、入りづらさへの返信
3通目は男性からのレターで、ネイルケアに興味はあるものの、まだ少し入りづらい気持ちがあるという内容でした。
いつかさんは、最近男性のネイルケアが本当に増えていると答えます。美容というより身だしなみや、自分を整える感覚に近い方も多いといいます。
「itsuka KIT DESIGN」の空間作りは、男性が気軽に通えるようになっていると紹介し、広島に立ち寄る機会があれば寄ってほしいと話します。
いつかきっとを今にする、いつかは今日だというのが会社の行動指針にもあります。
いつかさんは、思っていることはやってみるとまた一歩踏み出せると考え、近くのネイルサロンに行ってみてはどうかと勧めます。一歩進めた感想があれば聞きたいと結びました。
落ち込んだ日、指先に入る色が支えになる
4通目は、落ち込んでいる日にネイルを塗り替えると少し前向きになる、指先って不思議だという便りでした。
落ち込んでいる日にネイルを塗り替えると、少し気持ちが前向きになります。指先って不思議ですね。
いつかさんは、塗り替えるという言葉からカラーを付けたのだろうと受け取り、その感覚に共感します。
いつかさんは、夜になると暗い気持ちになることがあっても、朝日が出て空が色付くと頑張れると感じる、その景色の変化にたとえて説明します。
指先という小さなところでも、色が入るだけで今日もこれでいいと思える。いつかさんは光みたいなものがネイルの中にもあると話します。
手のコンプレックスと向き合った先にあるもの
最後のレターは、手にコンプレックスがあり人前で手を出すのが苦手だったが、ネイルケアをしてもらってから少しずつ手を隠さなくなった、という内容でした。
人前で手を出すのが苦手でした。でも、ネイルケアをしてもらってから、少しずつ手を隠さなくなりました。
いつかさんは、同じように感じている方がとても多いと話します。店頭でも「自分の手は見せられないけれど、いつかネイルケアをやってみたい」という声をよく聞くそうです。
4年間で多くの人の手を見てきた経験から、いつかさんは隠す必要はないと考えています。
隠す必要ってないなと思います。
コンプレックスは奥が深く、自分の中に深くあることも理解できるといつかさんは言います。それでも、向き合わないと解決しないと話します。
一度手を見せてケアをしてもらえば、その爪がコンプレックスではなくなる可能性があるとして、一歩踏み出してほしいと呼びかけます。
レターへの返信を終えて、まとめへ
いつかさんは、こうしてレターを紹介する機会も良いと感じたと振り返り、聞いてくれる人からの便りが自分の励みになっていると話します。
番組の締めくくりに、いつかさんは今回のテーマを一言でまとめます。
言葉にできなくても、指先にはちゃんと出ている。
忙しい日々を過ごしているなら、一度自分の指先を眺めてみてほしい。そこに今の自分がいるような気がする、と語り、この回を締めくくりました。
まとめ
第18回は、リスナーから届いたレターに一通ずつ返信する回でした。90歳で始めた母のネイル、自分の手を見て頑張りを実感できたこと、男性の入りづらさ、落ち込んだ日の色、手のコンプレックスと、指先をめぐるさまざまな声にいつかさんが応えています。
- 90歳でネイルを始めた母が、褒められて生き生きしているという便りが届いた
- 自分の手を見る時間が、頑張りを実感し自分を励ます時間になる
- 男性のネイルケアは身だしなみや自分を整える感覚として増えている
- 落ち込んだ日でも、指先に色が入るだけで前向きになれることがある
- コンプレックスは向き合うことで解決に近づき、隠す必要はないといつかさんは語る







