読書の宿題は1冊止まり。広島と鹿児島で飲み続けた連休
いつまじラジオのこの回は、シルバーウィークに「やる」と言ったことをちゃんとやれたのかを確かめる報告会です。最初に報告したのは上原さんでした。
上原さんがシルバーウィークに読んだ本は、1冊だけでした。Jさんは「2.5冊とか言ってなかった?」と突っ込みますが、上原さんは連休中ずっと二日酔いだった気がすると振り返ります。
なんかずっと二日酔いだった気がする。まあ広島には行ったけど。
上原さんは連休中に広島へ行き、そこでも朝まで飲み会でした。終わったのは4時ぐらいだったようですが、本人も覚えていないといいます。
翌朝、上原さんはホテルのチェックアウトに間に合わず、フロントからの電話で起こされました。延長は1時間ほどで、追加料金は1000円で済んだそうです。
上原さんが連休中に読んだ1冊は、オライリー ── 技術書で知られる出版社。日本ではオライリー・ジャパンとして、プログラミングやAIなどエンジニア向けの専門書を多く出していますの『実践 AIエージェント開発』です。上原さんによれば400〜500ページほど、価格は4000円台の本です。
上原さんは広島のあと、地元の鹿児島にも帰省しています。鹿児島でもずっと飲んでいたため、日曜日に帰ってきた時にはお土産を買う気力もなかったそうです。
次の日もきつかった。火曜日ぐらいからやっと、なんか体調良くなったなって気がした。
一方のJさんは、連休中ほとんど飲んでいません。カレンダー通りの7日間の休みのうち、飲んだのは2回ほどで、それも家で缶ビールを2〜3本程度でした。
上原さんのほうは、家飲みを除いても9連休中に5回飲んでいたといいます。同じ連休でも、二人の過ごし方はかなり対照的でした。
ストウブで作る無水サラダチキンは、なぜうまいのか
家で飲むときのつまみを聞かれた上原さんは、最近は料理をしていると答えます。ただ、上原さんはあまり量を食べられないため、つまみはサラダや冷奴、作り置きを冷凍したものが中心です。カレーはボリュームがあるので、飲むときにはあまり向かないそうです。
上原さんが最近買ったのが、鍋のストウブ ── フランス発祥の鋳物ホーロー鍋ブランド。重く密閉性の高い蓋が特徴で、食材の水分だけで調理する無水調理に向くとされていますです。具材を入れて味付けをし、水を加えずに弱火で30分ほど加熱すると料理が出来上がります。
上原さんがストウブで作るようになったのが、サラダチキンです。上原さんは鶏ももと鶏胸を400gと300gぐらいずつ買い、同じ手順で調理しています。
上の手順で作ったサラダチキンについて、Jさんは「パサパサしない?」と尋ねます。上原さんの答えははっきりしていました。
いや、美味しいよ。
ストウブで調理すると、鶏から脂や水分が出てきます。上原さんは、ブロッコリーを一緒に入れて30分加熱しても、いい感じに仕上がると話しています。
Jさんもちょうど食事を変え始めたところです。Jさんは100キロウォークが終わったら筋トレをすると意気込んでいて、今は昼食を米250g、鶏胸肉150gほど、ゆで卵、ブロッコリーにしています。
冷凍ブロッコリーをチンすると水が出るから、これ(水)をどうしようかなっていうのがちょっと悩ましいですね。
Jさんによれば、冷凍ブロッコリーの水は家ならすぐ流せばいいものの、会社では処理をもっと楽にしたいそうです。
ストウブについては、名前の聞き間違いから「スンドゥブとは別物?」というやり取りもありました。上原さんの家のストウブは黒い鍋で、黒いのは鍋の表面だけでスープは白っぽいといいます。上原さんはストウブの料理本も4冊ほど買っているそうです。
料理はしたいのに試せない。食材の「使い切れなさ」問題
上原さんは毎晩料理をしていますが、いろいろなレシピを試せずにいます。原因は、食べられる量が少ないことでした。
あれもこれも買うじゃん。で、全部が別にその長持ちすればいいんだけど、長持ちしないじゃん、食材って。
だから使える範囲でしか買えなくて。で、食える量も少ないから、必然買えるものも少なくなっていく。
上原さんによれば、調味料は長持ちするのでまだいいものの、食材はすぐにダメになります。冷凍するにも解凍が面倒で、鶏肉などは料理酒に漬けて臭みを取るところまでやるのも手間です。
結局、上原さんの料理は、ある程度短時間で食べられるものに落ち着くといいます。料理が好きではないというJさんも、作るのは大概いつものメニューだそうで、上原さんは「それがいいんじゃない?」と応じています。
ヘルシオ任せとジャガイモの皮。Jさんの「いかに楽するか」料理
Jさんの一番楽な料理は、家にあるヘルシオ ── シャープのウォーターオーブンレンジ。高温の水蒸気で加熱するのが特徴で、自動調理メニューも多く搭載されていますに任せる方法です。手順は、天板に野菜と肉を並べて「おまかせ調理」を押すだけです。
出来上がったら出てきた汁を捨て、0.6%の塩をかければ完成します。Jさんは、これで全然美味しいと話しています。
Jさんの家には、ヘルシオと同じシリーズのホットクック ── シャープの自動調理鍋。材料と調味料を入れると、かき混ぜや火加減を自動で行い、煮物やカレーなどを作れますもあり、Jさんはこの2台があるのが「めっちゃいい」といいます。
料理の手間を減らすために、上原さんは硬い人参を切るためにフードプロセッサーの多機能版を買いました。一方のJさんは、さらに大胆に手間を省いています。
もうじゃがいもとか皮全く剥かなくなりましたね。
Jさんはじゃがいもをきれいに洗うだけで、芽っぽいところを取るくらいです。家族4人分の皮を剥くのは面倒だからといいます。ピーマンも種を取らないそうです。
Jさんの家の「一軍野菜」は、じゃがいも、ピーマン、玉ねぎです。じゃがいもと玉ねぎは日持ちがよく、ピーマンは単体でも食べやすく処理しやすいことが、一軍になっている理由のようです。
ほかにJさんの家では、ほうれん草、小松菜、ブロッコリーなどの冷凍野菜や、冷凍の魚も使っています。キャベツはたまに買う程度で、レタスや大根は高くなったのであまり買わず、ナスは子どもたちがあまり好きではないためたまにしか買いません。
冷凍エビの臭みが怖い。ストウブでのガーリックシュリンプ計画
Jさんが冷凍の魚を使っていると聞いて、上原さんは魚の調理はまだ怖いと打ち明けます。理由は、以前エビで失敗したことでした。
(エビは)日本酒とか片栗粉で匂い取らないと結構臭くて。俺最初それ知らんくて、普通にやってたらめっちゃ匂いが移って。
エビの失敗以来、上原さんは食べるのは好きでも自分でエビを調理するのが怖くなったといいます。大きなエビを買い、流水で解凍したのも良くなかったと振り返っています。
Jさんの場合は、直径2センチほどの小ぶりな冷凍エビを、朝のうちに冷蔵庫へ移して夜に使っています。それで臭いは全然気にならないそうです。
上原さんの冷凍庫には、そのとき失敗した大きなエビがまだ残っています。上原さんは、ストウブのレシピにある、エビとブロッコリーとニンニクを入れるだけのガーリックシュリンプに挑戦したいと考えています。
ただ冷凍のまま行った時に臭みが残ってしまっている可能性を危惧していて。で、そこにチャレンジするのかしないのかみたいなのを、ここ数日ずっと悩んで。
Jさんの提案は、いつもの野菜料理にエビを1個だけ入れてみるというものです。臭いのはエビだけで周りに移るわけではないため、1個で試せば失敗しても被害は小さく、臭わなければ前回のやり方に問題があったとわかります。上原さんも「ちょっとやってみますよ」と応じました。
Jさんの宿題は達成。ポキャラボ合宿のコラボ収録はランダムな単語で
続いてJさんの報告です。Jさんの宿題は、本を読むこととポキャラボ合宿 ── ポッドキャスト制作者のコミュニティ「ポキャラボ」による強化合宿。メンバーが集まり、収録やレビュー、交流を行うイベントですに行くことでした。
Jさんは読書の宿題について、目標の1.5冊を読んだと報告します。チーミングの本と読書の本を読み終え、その後の回で話した高島市長の本も少し読んだので、目標は達成だといいます。
ポキャラボ合宿では、何人かで組むレビュー会や、お悩み相談の時間がありました。さらに3人1組ほどでのコラボ収録も行われ、その音源はポキャラボのメンバーが自由に上げられるラボトークというチャンネルで公開されるそうです。
コラボ収録は、組み合わせと編集担当があらかじめ割り振られていました。Jさんは合計4回収録し、基本的には1人2本を編集する仕組みです。
コラボ収録のテーマは、ランダムに決まります。受付で小さな紙を3枚もらって単語を書いて箱に入れ、収録時に箱から2枚引いて、その2つの単語に関する話をします。実際に出た単語には「猫」や「池」がありました。
単語を書く
受付で小さな紙3枚に、ランダムな単語を1つずつ書いて箱に入れる
組み合わせ
収録する3人と編集担当があらかじめ割り振られている
お題を引く
箱から紙を2枚引き、その2つの単語に関する話をする
収録と編集
1枠20分で1人4回収録し、1人2本を編集して公開する
収録は夜9時から12時までの3時間で、1枠20分を1人4回担当します。180分のうち自分の番は80分なので、残りの100分はお酒を飲んだりボードゲームをしたりする時間でした。
だからまあ飲んでる人は飲んでますから、その間。だからもうあの、酔って喋ってる人もいるわけですよ、中には。
Jさんが寝たのは3時半ごろで、翌朝は7時半から朝ごはんの準備、8時に朝食、9時から再開して12時前に終わる日程でした。
モルックはダーツのような得点ゲーム
合宿では、Jさんが行く前から楽しみにしていたモルック ── フィンランド発祥のスポーツ。木の棒を投げて数字の書かれたピンを倒し、得点を競います。日本では日本モルック協会が普及を進めていますもしました。Jさんは、口頭ですべて説明するのは難しいとしながら、基本のルールを紹介しています。
| 場面 | ルール |
|---|---|
| ピンを2本以上倒す | 倒した本数がそのまま得点になる |
| ピンを1本だけ倒す | ピンに振られた1〜12の番号が得点になる |
| ちょうど51点 | 勝ち(Jさんは「だったかな」と記憶があいまい) |
| 51点を超える | バーストとなり25点に戻る |
| 3回連続で外す | その時点で失格 |
モルックの「1本だけ倒すと番号の点数が入る」というルールを聞いて、上原さんはみんながピンを狙って投げている理由に納得します。ちょうどの点数を目指す点も含めて、上原さんは「ダーツみたいになってるな」と表現しました。
(モルックは)場所とその道具さえあればできるんで。いやなんか会社でやっても面白そう。
合宿の食事では、ボルシチとトルティーヤを用意してくれた人がいて、美味しかったそうです。Jさんは来年の合宿もあるはずだとして、上原さんを誘っています。
家族相手では測れなかったボードゲームの実力。クアルトとインサイダーゲーム
合宿ではボードゲームもがっつり遊び、Jさんはそこそこ強かったといいます。これまでボードゲームは妻と子ども2人の家族としかしたことがなく、自分の実力がわからなかったそうです。
(家族を)ボコったとて、井の中の蛙でしかないからわかんなかったけど、まあある程度証明されたなっていうのを思いますね。
もし会社でボードゲームやる機会があって、僕に勝ったのであれば、そこそこ誇っていいと思います。
Jさんが合宿に持っていったのは、クアルト ── フランスのGigamic社のボードゲーム。形・色・高さ・穴の有無が異なる16個の駒を使う2人用の四目並べで、駒は相手が選んで渡しますです。丸と四角、白と黒、高い低い、穴の有無が違う駒で遊ぶ四目並べで、Jさんは以前の会社のオフィスでもやったことがあります。クアルトは何人もが集中して何度も遊んでくれたそうです。
もう1つ盛り上がったのが、インサイダーゲーム ── オインクゲームズのボードゲーム。正体を隠した参加者がいる中で、質問を重ねてお題の単語を当て、その後に隠れた人物を探しますです。参加者は7〜8人で、ゲームマスター、インサイダー、それ以外の参加者に分かれます。
| 役割 | お題を知っているか | できること・勝利条件 |
|---|---|---|
| ゲームマスター | 知っている | 質問にはい・いいえで答えるだけ。議論では発言できない |
| インサイダー | 知っている | みんなをお題に導きつつ、インサイダーだとバレなければ勝ち |
| ほかの参加者 | 知らない | はい・いいえの質問でお題を当て、議論でインサイダーを見つける |
インサイダーゲームでは、制限内にお題の単語にたどり着けなければ全員の負けです。インサイダーはお題へ話を進める必要がありますが、急に核心を突く質問をすると、後の議論タイムで疑われてしまいます。
Jさんがインサイダーになったのは1回だけでした。最初は疑われることもあったものの、ゲームを重ねて実力が知られるにつれ、議論をうまく進めても疑われなくなったといいます。
Jさんがインサイダーのときのお題は「メガネ」でした。誰かが「その道具があると安全か」と聞いたあと、Jさんは「人によって安全になったりならなかったりしますか」と質問し、話を一気に進めました。
だからマスターから見ると結構クリティカルな質問をしてるんだけど、周りにはそれは悟られてないっていう。一番気持ちよかった。
参加者の誰にもインサイダーだと指されなかった一方で、お題を知るゲームマスターにだけは、「人」を前提にした質問が怪しいと見抜かれていました。上原さんも、道具が人によって安全か危険かという質問は確かに核心を突いていると認めています。
Jさんは、インサイダーゲームは議論というよりひらめきの勝負だったと話します。上原さんは、人数は6〜7人ぐらいからがちょうどいいのではと話しています。
ゲームマスターもまた難しい役でした。Jさんがゲームマスターを務めたときのお題は「国会議員」で、「物ですか」「概念ですか」「重さはありますか」と聞かれるたびに答えに迷ったそうです。
僕は概念としての国会議員もあるし、その実態である人もイメージ、どっちもありきで答えていってしまったから、ちょっと混乱させてしまった。
Jさんはこの経験から、ゲームマスターには答えの一貫性が大事だと話しています。それでも参加者は最終的に職業まで絞り込み、お題にはたどり着きました。
Jさんは、考えるのが好きなエンジニアにはボードゲームの適性がありそうだとして、いつか一緒にやろうと上原さんに呼びかけています。
IMAXで観た『オデュッセイア』と、まどマギ劇場版の感想
上原さんは連休中に、映画『オデュッセイア』も観に行きました。上原さんの説明では、紀元前のギリシャの物語をもとに、オデュッセウスが戦地から帰ってくるまでの旅路を描いた作品です。
上原さんによれば、『オデュッセイア』は世界的に大ヒットしていて、上映時間は3時間ほどあります。上原さんはIMAXで観て、劇場は満席でした。
映画の中では、海の怪物や神のような神話的な存在が次々に現れ、主人公の部下や仲間が少しずついなくなっていきます。上原さんは、最後に故郷へたどり着くまでの話だと紹介しています。
なんかアクションとかもすごかったし、綺麗だったし、音もすごかった。面白かった。
Jさんは最近SNSから離れているため、『オデュッセイア』のことは聞いたこともなかったといいます。
上原さんは、以前の回で観に行くと話していたまどマギ ── アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の略称。2011年放送のテレビシリーズが話題となり、その後劇場版が複数公開されていますの映画の感想も話します。上原さんの評価は「そうでもなかった」で、世間の評価も微妙そうだといいます。
テレビシリーズで一回、綺麗に終わらせといて、続編やって、さらに13年待たせて、多分見る人の期待値上げまくってたと思う。
上原さんは、まどマギの映画が面白くなかったとまでは思っていません。13年も経った作品をどう終わらせるかは、やりようが難しかったのだろうと考えながら観ていたそうです。
実写版『ルックバック』と、漫画は見開きで読みたいという話
上原さんがこれから観に行こうとしているのが、実写版『ルックバック』です。アニメ映画化に続く実写映画化で、評判がとてもいいらしいといいます。
『ルックバック』の漫画を読んだ記憶のあるJさんには、好きな見開きがあります。主人公の女の子が絵を描き続ける姿を、同じ構図のまま季節をずらして描いた場面です。
最初は一生懸命描いてて、で、次のコマになるとまあ季節変わってる感じの服装変わったりしてて。で、本棚にちょっと本が増えてるんですよね。
Jさんによれば、その見開きには言葉も動きもありません。それでも、季節ごとに増えていく本棚から伝わってくるメッセージ性があり、Jさんはそのページが好きだといいます。
Jさんは漫画を電子で読むとき、なるべくiPadを横向きにして見開きで表示しています。見開きのコマを分断されずに読むための工夫です。
(隣のページに)このちょっと見切れた方にもう一個セリフあったのに気づかずに次のセリフ読んでるとか、しちゃうと嫌じゃないですか。
上原さんは漫画を携帯で読むため、見開きありきのページがあまり入ってこないと話します。上原さんは今年は映画をよく観に行っていて、今後も好きな小説家の作品の映画化を観ていくつもりだと締めくくりました。
まとめ
シルバーウィークの宿題報告会は、上原さんが読書目標に届かず、Jさんが読書と合宿参加を達成する結果になりました。報告から料理の手抜き術、合宿のボードゲーム、映画の感想へと、二人の連休の過ごし方がそのまま話題になっています。
- 上原さんは広島と鹿児島で飲み続け、読めた本は『実践 AIエージェント開発』の1冊だった
- 上原さんはストウブの無水調理でサラダチキンを作り、冷凍エビの臭みが怖くてガーリックシュリンプに挑戦するか迷っている
- Jさんはヘルシオ任せの調理や、じゃがいもの皮を剥かないなど、いかに楽するかで料理を続けている
- ポキャラボ合宿では、ランダムな単語でのコラボ収録や、モルック、クアルト、インサイダーゲームを楽しんだ
- 上原さんはIMAXで『オデュッセイア』を観て、次は実写版『ルックバック』を観に行く予定







