マッチングアプリで約2ヶ月、彼女ができた経緯
この回は、2回前の配信でツバサさんが「彼女ができた」とさらっと触れていた件について、テツトさんがその後を尋ねるところから始まります。ツバサさんはマッチングアプリを使って相手を探しており、最終的に彼女ができたと報告しました。
ツバサさんは、もうスタートしている恋愛を話すのは「すげえ嫌だな」と照れながらも、素直に喜びを口にしています。
まあ普通に率直に嬉しいし、まあ動いてみるもんだなと思ったしね。
テツトさんが驚いたのは、そのスピードです。アプリを始めてから2ヶ月ほどで彼女ができたことが「びっくりだった」と話しています。
ツバサさんの彼女は、ポッドキャストをやっていること自体は知っています。予定を合わせるときに「この日もテツトと会う」と何度も言うので、説明が必要になったそうです。
ほら、あまりに俺、あけすけにいろんなこと喋ってるから、ちょっとまだ番組名は言わないでおくわみたいな。
ただし番組名はまだ伝えていません。ツバサさんは、彼女が聴く可能性があるからこそ、恋愛の詳細は番組で話したくないという立場です。
清澄庭園からデニーズへ、初デートの中身
ツバサさんと彼女が付き合ってから、収録時点で1ヶ月ほど。初対面のデートは、以前の配信でツバサさんが話題にしていた清澄の公園、清澄庭園 ── 東京都江東区にある回遊式林泉庭園。明治期に三菱の岩崎弥太郎が整備した庭園を前身とし、池と名石で知られますの周辺でした。
初デートは、近くのリサイクル家具店に行ったあとで公園に寄るという流れです。清澄はカフェの多いエリアですが、最終的に入ったのはデニーズで、そこで3〜4時間ほど話し込んだといいます。
ツバサさんは彼女から名前に「くん」付けで呼ばれていて、会うペースは週1回ほどです。
中島らもと大槻ケンヂ『あのさ』で重なった感性
ツバサさんが彼女の家に行ったとき、本棚にはブックオフで集めたような本が並んでいました。その中に、ツバサさん自身も20代前半によく読んでいた中島らもの本が何冊もあったそうです。
ツバサさんは中島らもを、元々広告の仕事をしていた人で、2000年代に亡くなった「すごいかっこいいおっさん」と紹介しています。テツトさんは知らなかったようです。
そこでツバサさんが彼女に勧めたのが、YouTubeにある動画です。新宿のロフトプラスワンでのトークイベントで、中島らもと大槻ケンヂ ── ロックバンド「筋肉少女帯」のボーカル。作家としても活動し、独特の歌詞世界とエッセイで知られますが共演している場面だといいます。
動画の中で中島らもは『ぷかぷか』を弾き語ると言いながら、酔っているのかまごまごして進みません。そこで大槻ケンヂに「あのさ歌ってよ」と絡み、大槻ケンヂがソロ曲『あのさ』を弾き語る流れになります。
そこで『あのさ』って曲を知ったんだけど、めちゃめちゃいい曲なのよ。
ツバサさんがその話を彼女にすると、彼女はすでにその動画を知っていました。しかも同じ動画で『あのさ』を知り、好きな曲になったという、ツバサさんと全く同じ経緯だったそうです。
しかも俺と全く同じ感情の動き方してて。
ツバサさんは、こうした感性の重なりが結構ある相手だと話し、「それは良かった」と締めくくりました。
テツトさんの1年越しの片思いはどうなっている?
ツバサさんは「答えが出た恋なんて誰も興味ないだろ」と話を切り上げ、テツトさんに恋愛を始める気はあるのかと振ります。テツトさんの答えは、去年から好きな人がいて、今も好きだというものでした。
テツトさんの好きな相手は、高校のサッカー部時代のつながりがある年下の女性です。ツバサさんが職業まで口にしかけ、テツトさんが「言いすぎだろ」と止める場面もありました。
テツトさんは去年の12月ごろ、付き合おうとは言わずに「好き」とだけ伝えています。年明けの1月に会う約束をしていましたが、それが流れてしまったそうです。それまではオクトーバーフェストに行くなど、何度か会っていました。
俺から終わりを言ったことはほとんどないから。
テツトさんは、恋愛では一度好きになったらずっと好きでいるタイプだと自己分析しています。
5月ごろにLINEで空いている日を聞いたときは未読スルーでした。ただ、相手は元々未読スルーが多い人だといいます。収録前日が相手の誕生日で、テツトさんが「おめでとう」と送ると返信があったそうです。
テツトさんは、ここに来る途中で忘れらんねえよ ── 柴田隆浩を中心とする日本のロックバンド。不器用な恋愛や情けなさをストレートに歌う楽曲で知られますの曲を聴いていたと話します。告白すれば失敗する可能性が高いと思いつつ、どこかで期待してしまう気持ちを歌った曲で、自分もそんな感じだといいます。
どっか自分になんか「いけんじゃねえか」って期待しちゃうみたいな。
彼女がいなくても暇じゃない、テツトさんの日常
ツバサさんは、テツトさんが彼女がいない時間を暇だと感じていないのか尋ねます。テツトさんは、毎週サッカーをしていて、2〜3週間に1回はポッドキャストの収録もあるので、暇だから恋人が欲しいということはないと答えています。
ツバサさんは、友達が結婚して遊んでくれなくなり、パートナーを作らなければと焦る人もいるはずだと指摘します。テツトさんは、今の飲み友達も結婚していないから飲めている面はあると認めつつ、自分はその焦りとは違うとしています。
テツトさんが「翼に子供ができたら会ってくれるのか」と冗談めかして聞くと、ツバサさんは「飲み行かないよ」と返しつつ、ポッドキャストは続けると思うと答えました。
動かないのもリスク、片思いを終わらせるべきか
テツトさんの片思いについて、ツバサさんは「それはやっぱ動くべきだよなぁ」とはっきり言います。テツトさんも、終わらせるか続けるかのために、まず会わなければならないと考えています。
終わらせないといけないよね。そのために会う、会わなきゃいけないよね。
テツトさんが動けない理由は、誘っても未読スルーされるリスクです。ツバサさんは、何もしないままでも状況は同じだと返します。
え、でも何もしないくてもリスクはリスクじゃん。
テツトさんは、ただLINEを送るのではなく、タイミングや誘い方をしっかり考えたいと話します。ツバサさんは、タイミングを伺っている間に相手に恋人ができる可能性もあると指摘し、「テイクアクション。中田英寿」とけしかけました。
タイミングと誘い方を考えてから動きたい。未読スルーのリスクが気になる
動かなくてもリスクは同じ。伺っている間に相手に恋人ができるリスクもある
テツトさんは、1月の約束のときに日程を何度も聞き直し、すべて空いていないと言われた経緯も明かします。ツバサさんが「相手の中でプライオリティが低い」と言うと、テツトさんは「やめてよ」と返しつつ、その可能性は大いにあると認めました。
一途を守りたいのは、ピュアへのこだわりから
テツトさんは、好きな人がいながら他の人を好きにならないかといえば、それはわからないと話します。人間は一夫一妻の動物ではなく、同時に複数の人を好きになれるというのがテツトさんの考えです。
テツトさんによれば、一夫一妻の動物はとても少なく、プレーリードッグ ── 北米の草原に暮らすリス科の動物。巣穴で群れをつくって生活しますなどがそうらしいといいます。ツバサさんは「法律で決まってることの方が大事なんじゃない?」と返し、テツトさんに「風紀委員」とツッコまれました。
テツトさんが言いたかったのは、片思いをしながらマッチングアプリをすれば、新しく好きな人ができる可能性は十分あるということです。それでも後ろめたさがあるから、やりたくないといいます。
やっぱ純な方がええやん。ピュアな方が。
テツトさんは、アプリで好きな人ができた後に、今の好きな人とまた連絡を取り始めたら、自分の中でモヤっとするかもしれないとも話しています。
理想ばかり追うと何も手に入らない?妥協をめぐる議論
ツバサさんは、純なものばかり追い求めていては「どうにもこうにもいかんぜよ」と返します。2人はすでに30代半ばです。
テツトさんは、子供が欲しいといったゴールがあればそうかもしれないが、自分にはまだわからないと答えます。ツバサさんは子供のリミットとは別の観点として、妥協の価値を挙げました。
やっぱり物事を前に進めるには、やっぱ妥協っていうのは時にこう、非常に建設的な手立てにもなり得るわけです。
ツバサさんの主張は、最も理想的でピュアなものばかり追い求めると、結局何も手に入らないことが人生には往々にしてある、というものです。
これに対してテツトさんは、妥協で結婚して子供を作るのは子供に失礼だと反論します。ツバサさん自身も、妥協して誰かと付き合ったことはないと認めました。
テツトさんは、結婚したくてたまらず、相手を好きかどうかと割り切れる人なら妥協もありかもしれないとしています。並行して相手を探すことについても、好きな人がいるのに新しい相手に失礼かもしれないと話しました。
ツバサさんは、そうしたテツトさんの姿勢を「ある種の真面目さ」だと受け止めています。
スネイプの一途さは理想か?ハリー・ポッターから考える
テツトさんは、今週『ハリー・ポッター』を観ていて、スネイプの物語に心を動かされたと話します。スネイプはハリーの母リリー・ポッターをずっと好きで、ダンブルドアに言われてハリーを守るために悪に徹する人物です。
自己犠牲というか、貫いてるわけでしょ。もう子供の時に思った感情を。
テツトさんにとっては、子供の頃の気持ちを貫くスネイプの姿が理想です。ツバサさんは、そんな人は千人に一人いればいい方だと返し、「理想にこだわるのってかっこいいのかな?」と問いかけます。テツトさんは「かっこいいでしょ。法律も守ってるし」と即答しました。
恋愛をサッカーの移籍に置き換えると
ツバサさんは、テツトさんの好きなサッカーで考えてみようと持ちかけます。優秀な若手選手がレアル・マドリードのようなビッグクラブに移籍したのに、試合に出られない場面を例にしています。
中堅クラブに移籍して出場機会を得る
試合に出られなくてもビッグクラブに残り、環境で揉まれることを選ぶ
ツバサさんは、好きな選手がB案を選んだら悲しくないか、試合に出てほしくないかと問います。そのうえで、テツトさんの恋愛はレアルに居続けようとしているように見えると伝えました。
もっと出場機会得られる中堅クラブとか行けばいいのにって。
ツバサさんによれば、レアルでスタメンになり、チャンピオンズリーグ優勝やワールドカップ選出、バロンドール ── その年に最も活躍したサッカー選手に贈られる個人賞。フランスのサッカー誌が主催し、世界最高の栄誉とされますまで手にするのは理想ですが、ほぼ全員がなれません。中堅クラブで活躍して幸せなキャリアを送る選手は本当にいる、とも話しています。
テツトさんは「俺ずっとJ3にいる」「草サッカーやってるよね」と自虐で返します。ツバサさんは、テツトさんが理想に固執しているというより、理想への憧れが強いのだと言い直しました。
30代半ばでの「理想ではない選択」とは
ツバサさんは、テツトさんに何かを言いたいわけではないとしたうえで、マイクが回っているから新しい観点を一つ加えたいと前置きします。20代なら仕事でも恋愛でも一番の理想を追い求めてよいが、30代半ばは違うという考えです。
それ諦めるとかってまた別のことだと思うんだよね。その時に三十半ばの人たちが取る理想ではない選択って。
テツトさんは、サッカーに例えるなら、現役を引退してもいいという思いもあると返します。それはずっと独身でいる道で、夢は持ち続けているが、結婚という「日本代表」になりたい思いは具体化していない、ただサッカーがしたい状態だと説明しました。
ツバサさんは、結婚願望は相手がいない状態では育たないこともあると指摘します。付き合い、同棲し、いい時も悪い時も過ごして初めて、地に足のついた結婚願望が湧いてくるという考えです。
付き合う
まず一人の相手と関係を始める
同棲する
長い時間を一緒に過ごす
良い時も悪い時も過ごす
関係を重ねる
結婚願望が湧く
地に足のついた願望として見えてくる
ただ、テツトさんは過去の彼女と同棲したことがあり、そのときも結婚願望は湧かなかったといいます。ツバサさんは、テツトさんはもともと結婚願望がそれほど強くないのかもしれないと話しました。
子供がいないなら、なぜ結婚するのか
テツトさんにとって、結婚はその人との子供が欲しいという気持ちと結びついています。そのため、子供がいないのになぜ結婚するのかが理解できないといいます。
子供がいなくて、なんで結婚すんの?
結婚したいから。
テツトさんが「なんで結婚したいの?」と重ねても、ツバサさんの答えは「結婚したいから」です。ツバサさんはその感覚がわかると話し、法律上の例として、結婚していればパートナーが亡くなったときに財産が残された側へ行くことも挙げました。
テツトさんは、寄り添うこと自体はすごくいいと思うが、書面上の取り交わしは必要ないのではと考えています。自分が一生相手を好きでいる自信があるときに、相手を縛り付ける手段として結婚するのなら理解できる、とも話しました。
ツバサさんはそれを「悪意寄りの」理解だと笑いつつ、結婚に対する感覚は人それぞれだとまとめます。最後にテツトさんは、ツバサさんに彼女ができたことを改めて祝い、この番組は人生の日記帳で、今回はその1ページだと締めくくりました。
まとめ
ツバサさんの交際報告から始まった今回は、テツトさんの片思いを通して、ピュアな恋愛への憧れと、30代半ばでの現実的な選択の間で2人の考え方の違いが浮かび上がる回になりました。
- ツバサさんはマッチングアプリで約2ヶ月で彼女ができ、中島らもや大槻ケンヂ『あのさ』で感性が重なる相手だと話しています
- テツトさんは去年から同じ人を好きでいて、未読スルーのリスクを気にしつつ、終わらせるか続けるために会うべきだと考えています
- ツバサさんは妥協を建設的な手段になりうると見る一方、テツトさんは妥協で結婚して子供を作るのは子供に失礼だと反論しました
- 恋愛をサッカーの移籍に置き換え、理想のビッグクラブに残るか、出場機会のある中堅クラブを選ぶかという視点が示されました
- 子供がいない結婚の意味については、「結婚したいから」と言うツバサさんと、理解しきれないテツトさんで感覚が分かれました






