公園のベンチから届ける、国会開会前の近況
川崎ひでとさんは今回、近所の公園のベンチに座りながら収録しています。iOSのバージョンアップで空間オーディオが使えるようになったことと、新しいワイヤレスイヤホンマイクを使っていることから、音質がどうなっているかを気にしています。
収録の日は見事な秋晴れでした。ただ風が強く、川崎さんは風切り音が入っていないかを心配しています。
昨日の10月1日、朝6時の新幹線に乗って、地元三重県に帰ってまいりました。
川崎さんは10月4日の日曜日まで地元で活動し、10月5日の国会開会に向けて上京する予定です。
10月5日には、後援会の仲間たちが主催するゴルフコンペがありました。川崎さんは本当はそちらに参加したかったものの、国会の開会が決まったため、仕事を優先すると話しています。
15年ぶりの夫婦二人きりの食事
川崎さんが三重県の自宅に帰ると、子どもたちは修学旅行に出かけていました。上の子が中学3年生、下の子が小学6年生で、偶然にも同じタイミングでの修学旅行になったそうです。
実に二人で(食事に)行くのって15年ぶりなんですよ。
上の子が生まれてから、夫婦二人で食事に行くことはなくなっていたといいます。さらに今は川崎さんの活動が東京中心になり、妻が一人で息子と娘の世話をしているため、かなり負担をかけていると川崎さんは感じています。
そんな中で生まれた子どもたちのいないタイミングに、川崎さんは「ここぞとばかりに」妻を食事に誘いました。15年ぶりの二人での食事は、どこかむず痒い感じがしたそうです。
たった一回のこんな食事じゃ、全然感謝してもしきれないですけれども、まあせめてものというところで。
川崎さんにとってこの食事は、日頃子どもの世話をしてくれている妻への、ささやかな感謝を伝える機会だったようです。
内定した党の役職は「想像していたもの3つ、していなかったもの3つ」
来週から始まる国会を前に、川崎さんには自民党の中で担う役職の内定連絡が届いています。正式な発表は10月6日の予定です。
想像していたもの3つ、想像していなかったもの3つっていう感じかな。今のところ聞いてる感じだと。
川崎さんはこの2年間、総務大臣政務官 ── 総務大臣を補佐する政府の役職。主に国会議員が就き、特定分野の政策や国会対応を担当しますとデジタル大臣政務官を務め、党の役職からは離れていました。党に戻ったことで、役職が一気に「ドカッと来た」感覚があるといいます。
今回の改造内閣では、塩崎彰久さんのように政府へ入った仲間が多くいます。川崎さんは、そうした議員が抜けた分の党の役職を残るメンバーでカバーしなければならない状況だと説明しています。
あ、なるほど、もうこういうのが回ってくる期数になったのかっていうことを感じています。
2年間、総務大臣政務官とデジタル大臣政務官として政府側で仕事をし、党の役職からは離れていた
党に戻り、政府入りした仲間の分もカバーする形で、複数の役職の内定を受けた
なぜDX・AXは農業や医療にも関わるのか?
役職の正式発表は先になりますが、川崎さんは自分が取り組む軸ははっきりしていると話します。それがDX ── デジタル・トランスフォーメーションの略。デジタル技術を活用して業務や社会の仕組みそのものを変革することとAX ── AIトランスフォーメーションの略。AIを組み込んで業務や生活のあり方を変えていくことを指す言葉ですの政策です。
川崎さんによれば、人口減少が激しい日本では、DX・AXを着実に進めていくことが欠かせません。一方でAIは進歩するほど便利になる反面、脅威にもなってきているため、力を入れた政策を組む必要があると考えています。
デジタル庁と総務省の情報通信インフラについて政務官として学んだ経験を、党に持ち帰って政策に反映していく。川崎さんは、これを今後の自分の役割だと位置づけています。
地元戻るとさ、「いや、農業のことやってくれよ」とか、「もうちょっと厚生労働系のことやってくれよ」とか言われるんだけれども。
DX、AXってもう全部に関わるからね。
川崎さんの考えでは、農業でも医療でも介護でも、あらゆる分野にDX・AXは絡んできます。直接の関わりがなくても、生活にDX・AXを組み込むことで、人々は他のことに目を向けられるようになります。
具体例として川崎さんが挙げるのは文章や資料の作成です。これまで悩みながら作っていたものも、AIの力でスピードが圧倒的に速くなれば、空いた時間を他のことに使えるようになると話しています。
DX・AXの導入
農業・医療・介護など、あらゆる分野や生活に組み込む
作業の高速化
文章や資料づくりのスピードがAIで圧倒的に速くなる
時間の創出
空いた時間を他のことに使えるようになり、生産性が向上する
AI時代に「国語力が危ない」と感じる理由
DX・AXを推進する立場の川崎さんですが、同時に強く感じていることがあるといいます。それは、考える能力や学ぶ能力を失ってはいけないということです。
特にね、やっぱり国語力がね、本当に危ねえなっていう思いがしています。
川崎さんが最近よく目にするのは、話し言葉の延長線上で書かれたような文章です。正式な書類で使うべきではない明らかな話し言葉が、書類にたくさん紛れていると感じています。
AIでチェックすればいいと考える人もいるかもしれません。川崎さんはそれ自体は否定しないものの、言葉を扱えるのは人間であり、言葉の良し悪しや情緒を人間自身が判断できないと、この先とても困るのではないかと話しています。
さらに川崎さんは、AIはまだ人の感情を読み取れないため、人はプロンプトという言葉でAIに正確に指示を与える必要があると指摘します。その言葉をどれだけ正確に伝えられるかは、国語力にかかってくるという考えです。
「行間を読め」で済ませない、伝わる言葉とは
川崎さんが問題だと感じている文章の典型は、主語や目的語が抜けているものです。誰が、誰に、何の目的で、という要素がはしょられて書かれている文章が多いといいます。
お前はわかってるかもしれないけど、これ初めて見た人は全然伝わんないよみたいなものがね、やっぱり最近多い気がします。
そうした文章の不足を「行間を読め」というフレーズで埋めようとする姿勢にも、川崎さんは違和感を示しています。
その行間に込められたお前の思いはお前の思いとしていいんだけれども、それをこっちに押し付けるなよっていう感じもあるじゃないですか。
川崎さんの結論は、相手に物事をきちんと伝えたいなら、国語力をしっかり身につけておくべきだというものです。
さらに川崎さんは、日本語ならではの表現にも触れています。「ふわふわ」のように感情や感覚を表す言葉は、外国語ではなかなか表現できないもので、大切にしていかなければならないと話しています。
数学や情報工学のような分野ももちろん大切だとしつつ、川崎さんは、日本人はこれから国語力を高めていくべきではないかと考えています。そして来週から始まる国会でも引き続きアップデートを届けると伝え、この回を締めくくっています。
まとめ
国会開会を前にした今回のアップデート・ログでは、家族への感謝から党の新たな役職、そしてAI時代の国語力まで、川崎ひでとさんの近況と考えが語られました。AIを推進する立場だからこそ、人が言葉を正確に扱う力の大切さを強調している点が印象的です。
- 子どもたちの修学旅行が重なり、川崎さんは妻と15年ぶりに二人で食事へ行き、日頃の感謝を改めて感じた
- 10月6日に正式発表予定の党役職は「想像していたもの3つ、していなかったもの3つ」で、軸はDX・AX政策
- DX・AXは農業・医療・介護などあらゆる分野に関わり、生産性向上につながるというのが川崎さんの考え
- AIへの指示も人への伝達も言葉次第であり、主語や目的語を省かない国語力が重要だと語られた
- 「行間を読め」で済ませず、初めて見た人にも伝わる言葉を身につけることを川崎さんは訴えている







