犬も歯石を取るって本当?
番組の冒頭で、ゆかさんは、みかさんの愛犬で柴犬のソルが先日歯石を取ったことを紹介します。ゆかさんにとっては「犬も歯石を取るんだ」という驚きのある話題でした。
みかさんによると、最近は犬を飼うと歯磨きをするように勧められます。一方で、みかさんが昔飼っていた犬は、おそらく一生で一度も歯磨きをしていなかったそうです。
だからやっぱ最後の方は結構その歯茎が結構腫れちゃって、臭いも結構してきちゃうみたいな感じだった気がする。
昔は避妊去勢をしていなかったのと同じように、歯磨きもしないのが普通でした。今は小さい頃から歯磨きを勧められるものの、犬は嫌がるため、続けるのが難しいといいます。
人間の子は嫌がって自分でもやるようになるけど、(犬は)自分でやるようにならないから、飼い主がそのうち諦める。
犬の歯ケアについて語られた昔と今の違いを整理すると、次のようになります。
歯磨きも避妊去勢もしないのが一般的で、晩年に歯茎の腫れや口の臭いが出ることもあった
子犬の頃から歯磨きを勧められるが、嫌がるため飼い主が続けにくい
犬の歯は人間と同じように乳歯から永久歯へ生え変わります。歯茎が悪くなったり歯槽膿漏 ── 歯周病が進んで歯茎から膿が出たり、歯がぐらついたりする状態。犬にも多い口のトラブルですになったりすると体力が落ちることもあるため、永久歯を守るケアが大事だと話されています。
なぜ犬の歯石取りに全身麻酔が必要なのか
人間なら歯医者で歯石を取るとき、ガリガリされる不快感を我慢できます。しかし犬にそれを耐えさせることはできないため、犬の歯石除去には全身麻酔が必要で、実質的には手術になるそうです。
犬にあれを耐えさせることはできないので、結局全身麻酔が必要になる。
みかさんがかかった病院では、麻酔の前に血液検査、レントゲン、エコー、心電図などを行います。人間ドック並みの検査をしてから麻酔をかけ、問題がなければ処置に進み、問題があれば電話で連絡が来る仕組みでした。
ゆかさんは、そこまで丁寧に検査するのは小さな体に全身麻酔をかけるリスクがあるからなのか、と質問します。みかさんは、犬の場合は頻繁に起きるわけではないものの、ゼロではないと答えています。
やっぱり目覚めなかったとか。避妊去勢なんかさせなければよかったみたいなつぶやきも見かける。
みかさんは、前に飼っていた犬が17歳まで生きたことから、ソルに歯石除去をしなくてもいいのではと悩んだそうです。それでも「やった方がいい」と勧められ、ソルの歯がかなり汚れていたこともあって、実施を決めました。
歯石の付きやすさには個体差があり、ルナの歯はとても綺麗だそうです。かかりつけの獣医師には3歳頃は大丈夫と言われていましたが、そろそろやった方がいいと言われるようになり、11月で5歳になるのを前に1回やっておくことにしました。
気になる費用とペット保険
さよさんが費用を尋ねると、みかさんは明細をすべて取っておいたものの、収録場所がワンダフルネイチャービレッジだったため持ってくるのを忘れたと話します。ゆかさんが「10万したとか?」と聞くと、そこまではかからなかったそうです。
私保険入ってるんですよ。保険に入ってるんで、結構保険が効いてた。
一方で、フィラリアの薬や狂犬病の予防注射は保険が効きません。フィラリアとノミダニの薬が一緒になったものを8か月分ほどまとめてもらい、血液検査や予防接種も同時に受けると、2匹分で10万円ほどになったこともあるといいます。
みかさんは、確かではないと前置きしたうえで、1万9000円ほどだった気がすると話します。保険が効かない場合の金額は、帰ってから確認できるとのことでした。
みかさんが入っているのは、自己負担が3割になるといった、人間の保険に近いタイプの保険です。犬を飼っていると病院に行く機会も多いため、「入っててよかった」と感じているそうです。
預けてから迎えに行くまで、当日の流れ
歯石除去の当日について、みかさんは時間の流れを具体的に説明しています。前日の22時以降は食事を与えず、当日は朝食を抜き、朝8時以降は水も飲ませません。
元気だと連絡が来ても迎えの時間は早まらず、病院はギリギリまで様子を見てくれたそうです。ゆかさんは、その対応を「ちゃんとしてる」と感心しています。
去勢手術のときは、ソルがひどく落ち込んで帰ってきたといいます。しかし今回の歯石除去では普通に歩いて帰り、ご飯ももりもり食べたそうです。食事は何を与えてもよいと言われましたが、朝を抜いた分を倍量にするのはやめるよう指示されました。
ソルのメンタルいっちゃった原因はこれ(エリザベスカラー)だったんだなって。
体に何かを付けられるのが嫌いなソルにとって、去勢のときに落ち込んだ原因はエリザベスカラー ── 術後に犬が傷口を舐めたり掻いたりしないよう、首に付けるラッパ状の保護具ですだったのではないか、とみかさんは振り返っています。今回は歯が綺麗になっただけで、カラーは必要ありませんでした。
ソルの歯は全体的に汚れていましたが、処置後はすっかり綺麗になったそうです。人間と同じように水を流しながら歯石を削り、最後に磨く様子を収めた動画やビフォーアフターも、獣医師が見せてくれたといいます。
麻酔を繰り返さないための歯磨き、どう続ける?
歯石除去を定期的に受ける必要があるかどうかは、その後の歯磨き次第です。ただ、みかさんはまた歯磨きをしなくなっていると打ち明けます。
ここでこの後私が真面目に歯磨きをして(歯石が)つかなければやらなくていいけど、やってないんですよ、また。
口に入れる粉や歯磨きガムも使っていますが、ゆかさんは「そんな魔法の薬があったら人間が使ってる」と話し、歯磨きを勧めます。唾液の量によって歯石の付きやすさが変わるのでは、という話も出ました。
いちの場合は、パパがたまに歯を磨いていますが、慣らさずに一気に磨くためとても嫌がるそうです。前歯は磨きやすくても、奥歯はどうしても難しいといいます。
そこで、ペットホテルやトリミングの際にプロに歯磨きを頼んでいる、という話になります。プロからは「全然嫌がらない」と言われたそうで、飼い主に甘えているのか、プロの腕が上手なのかと笑いが起こります。
歯ブラシに甘いものを乗せて慣らそうとしても、ちゅーるを舐めるだけで終わってしまいます。指サックから始める方法も試したものの、それも難しかったそうです。そこで、犬の歯磨きレッスンに一度習いに行ってみよう、という話になります。
ルナは両側で上手に噛みますが、ソルはもともと食べるのが下手だといいます。噛み方の違いも歯の汚れに影響しているのでは、と話されています。
やってよかった、でも直前まで迷った
歯石除去を終えたみかさんは、当日が近づくにつれてかなり緊張し、直前まで「やっぱりやめようかな」と迷っていたそうです。
本当に直前までやっぱやめようかなって。だってこれで帰ってこなかったらどうしよう。
歯石で帰ってこなかったってのもほんとに見たことあるし。
無事に終わった今は、歯が綺麗になってよかったと感じているといいます。そのうえで、受けるかどうかは飼い主それぞれの判断だとし、やっぱり歯磨きをしておこうという話で締めくくりました。
まとめ
ソルの歯石除去の体験談からは、犬の歯石取りが全身麻酔を伴う「手術」であり、リスクと向き合ったうえで判断が必要なことが伝わってきます。だからこそ、日頃の歯磨きが何より大切だと語られていました。
- 犬の歯石除去は処置に耐えられないため全身麻酔が必要で、事前に人間ドック並みの検査を行う病院もある
- 麻酔のリスクはゼロではなく、みかさんも直前まで迷っていた
- ソルの処置は日帰りで、保険も効いて費用は思ったほど高くなかった
- 歯磨きは奥歯が難しく嫌がる犬も多いため、プロに頼んだりレッスンを受けたりする選択肢もある



