家ではどんなパパ?事後報告だった第一子誕生
番組の第28回は、前回に続き、GRAFFYで金曜日のロッククラスを教えるUDI(ゆうだい)先生がゲストです。冒頭でPUNCHしょーへーさんが、UDIさんに家では家族とよく喋るのかを尋ねるところから話が始まります。
UDIさんにはすでに第一子が生まれています。日中は仕事をしているため、UDIさんが帰宅するころには子どもはもう寝ていて、家の中は静かだといいます。
言っちゃうと、もう子供1人目生まれてるんで、やっぱ僕が家帰る時(には子供は)もう寝てるんで、割と静かにって感じですね。
この回のメインテーマは「パパからパパへ、父親になって変わったこと」です。さらに、収録時点でUDIさんの奥さんのお腹には二人目の子どもがいて、配信されるころには生まれているかもしれないと紹介されます。
PUNCHしょーへーさんによると、UDIさんの第一子誕生は、スクールのオーナーであるPUNCHしょーへーさんにとって事後報告でした。UDIさんが事前に伝えていたのは、花井さんと、チームメイトのフリージさんフリージくらいだったそうです。
UDIさんは事前に話さなかった理由として、初めての妊娠で不安が大きかったことを挙げています。お腹の子の成長が早く、無事に生まれるのかと心配していたといいます。
初めての経験でもありますし、大丈夫か、ほんまにちゃんと産まれるんかなとか、いろいろ不安やってっていうのもあります。
UDIさんはSNSでも「生まれました」と発信するタイプではありません。そのため周囲の多くの人にとっても、結婚も出産も急に飛び込んできたニュースだったようで、PUNCHしょーへーさんは「ミステリアスな感じ」と表現しています。
ダンスは継がせる?「好きなことをやらせたい」という考え
前回の話では、インストラクターであるUDIさんの父親が、家でも「先生」と呼ぶほどの師匠的な存在だったことが語られていました。PUNCHしょーへーさんは、UDIさん自身がその逆の立場、つまり父親になったことに触れ、どんなパパになりたいかを尋ねます。
UDIさんの答えは、自分がダンスをしているから子どもにもダンスをさせる、という考えは今のところないというものでした。
UDIさん自身は4歳からダンスを始めています。PUNCHしょーへーさんがそれは自分からやりたかったのかと聞くと、UDIさんは自発的ではなく環境によるものだったと思う、と答えました。
ちっちゃい頃の映像、だからほんまに僕がダンス習い始めた時のレッスンの映像とか、だって泣いて立ってて、泣いてて動いてなくてみたいな感じなんで。
PUNCHしょーへーさんにも2歳の娘がいて、ダンスを絶対にやらせたいわけではないものの、好きになってほしい気持ちはあると共感します。GRAFFYのようなダンサーに囲まれた環境にいれば、子どもも知らないうちに踊っているかもしれない、とPUNCHしょーへーさんは話しています。
仕事、レッスン、お風呂。生活リズムはどう変わった?
父親になって生活リズムが変わったかという質問に、UDIさんは「変わったけれど、変わっていない部分のほうが大きい」と答えます。
UDIさんは日中、お菓子を作る工場で働いています。仕事を少し早めに上がらせてもらってレッスンに向かう流れは、子どもが生まれる前から変わっていません。
UDIさんの平日の変化は、レッスンのない日の過ごし方です。レッスンのない日はそのまま帰宅し、子どもをお風呂に入れるようになりました。
工場で働き、早めに上がってレッスンへ。この流れは父親になっても同じ
レッスンのない日は帰宅して子どもをお風呂に入れる。レッスンの日は帰ると子どもはもう寝ている
土日については、UDIさんは基本的に子どもと過ごしているといいます。子どもはまだ0歳のため遠出はせず、散歩程度に外へ出ているそうです。
でもこの時期なんでもう日焼けしちゃって。
日焼け止めも塗ってはいたものの、赤ちゃんは目をこすったり顔を触ったり指を舐めたりするため、顔にはしっかり塗れません。UDIさんは「これはしゃあないかな」と奥さんと話したそうで、PUNCHしょーへーさんは「めっちゃパパトークしてる」と笑います。
ダンサーとしての挑戦は続く?バトル出場とのバランス
子どもが生まれてダンサーとしての気持ちに変化があったかという質問に、UDIさんは基本的にはあまり変わっていないと答えます。
チャレンジャーでもいたいし、後輩っていうか生徒たちもちゃんと見ていきたいなって思ってますし。
UDIさんは引き続き「JDDIGHTJDDIGHT」にも挑戦しています。ただしバトルに出る回数は、土日を子育てに充てるようになって少し減ったかもしれない、とUDIさんは振り返ります。
それでもUDIさんは、バトルに出たい気持ちは残っていると話します。出る回数をゼロにするのではなく、家庭の状況を見ながらタイミングを計っているそうです。
前ほど確かに頻繁に出てはないですけど、出たいなって気持ちはあるんで、ちょっとタイミング見計らったりとかして、家庭のこの状況を見てね。
PUNCHしょーへーさんも、出場が多すぎて家を空けすぎると家庭の負担が偏ってしまう、と応じています。挑戦を続けることと家族の負担への配慮を両立させる姿勢が、このやり取りからうかがえます。
父親になって、自分の父親はどう見えた?
PUNCHしょーへーさんは、父親になってみて自分の父親の見え方が変わったかを尋ねます。UDIさんの答えは「変わらなかったかな」というものでした。
UDIさんによると、小さいころに抱いた父親のイメージは、中学生、高校生と成長するにつれて少しずつ変わっていきました。高校生になるころには、父親が自分たちに伝えたかったことが、なんとなくわかるようになっていたそうです。
高校生とかになると、もう割と大人な考えができるようになるんで、その辺でなんとなくこう、父親が僕らに言いたかったこととか、なんかこういう風にして欲しかったよなみたいなのは(わかるようになっていた)。
UDIさんはその背景として、三兄弟の長男だったことも挙げます。次男とは2つ、三男とは9つ離れていて、UDIさんが小学3〜4年生のころに弟が生まれました。
当時、インストラクターだったUDIさんの父親は毎日何本もレッスンを担当していました。そのためUDIさんは、宿題をしながら弟を寝かしつけるなど、弟の面倒をよく見ていたといいます。
父親代わりではないですけど、割と父親はインストラクターで、結構毎日何本もレッスンやってたんで、僕が宿題しながら弟を寝かしたりとかみたいなことをやってたんで。
幼少期
インストラクターの父は毎日何本もレッスン。UDIさんが弟の面倒を見る
中高生
成長とともに、小さいころの父親のイメージが少しずつ変わる
高校生
父親が伝えたかったことが、なんとなくわかるようになる
父親になって
すでに理解していたため、父親の見え方は大きく変わらなかった
PUNCHしょーへーさんは、結婚だけなら生活はあまり変わらないが、子どもが生まれると家族の時間が増えると話します。そのうえで、UDIさんは自分のスタンスを守りながらうまくやれているように見える、と伝えました。
UDIさんはそれに対し、自分が自由にやれているのは奥さんが頑張ってくれているからだと答えています。
奥さんが頑張ってると思います。割と自由にやらせてもらってるんで。
PUNCHしょーへーさんは、もうすぐ二児のパパになるUDIさんに「大黒柱感」があると言います。UDIさんは「あんま見えないかもですけど」と返しますが、PUNCHしょーへーさんは、見えないのではなく見せていないだけだと指摘します。
PUNCHしょーへーさんによると、弟の面倒を見てきたことも含め、UDIさんは実は一番父親らしいことをしているのかもしれません。お風呂に入れたり、休日に散歩して子どもが日焼けしたりという話も、同じく父親であるPUNCHしょーへーさんには情景が浮かび、「めっちゃいいパパしてる」と感じたそうです。
「一生ダンサー宣言」と「一生パパ宣言」
最後は、喋場cue恒例の「何々の宣言」コーナーです。GRAFFYダンススクールは、誰もがダンサーであり続けられる社会や組織をつくりたいという思いから「一生ダンサー宣言」を掲げていて、ゲストにもそれぞれの宣言をしてもらっています。
UDIさんがまず口にしたのは、スクールと同じ「一生ダンサー宣言」でした。小さいころからダンスが当たり前の環境で育ち、地元を離れて大阪に来てからも、模索しながら「ダンスをやめたくない」と思い続けてきたといいます。
父親になった自分がパパになっても、やっぱそれは思いますね。やっぱダンスをやってたいなみたいな。
そのうえでUDIさんは、もう一つの宣言として「一生パパ宣言」を加えました。家庭とダンスのバランスを取りながら、パパであり続けることが、今のUDIさんの目標です。
PUNCHしょーへーさんは、パパでありながらダンサーを続けてきたUDIさんの父親の存在が、4歳のころからUDIさんに刻み込まれているのだろうと話します。PUNCHしょーへーさん自身も中学生からのダンスで「魂に刻み込まれた」感覚があり、それを会社やGRAFFYという器を通じて多くの人に感じてほしいと語りました。
UDIさんは、ダンサーとパパを両立できなかった先輩も見てきたと話します。PUNCHしょーへーさんは、何もないところから道を切り開いてきた先輩たちがいたからこそ、ダンサーをしながら働く道やシーンの広がりがあると応じ、自分たちの世代はそこから学んでいい形をつくっていきたい、と締めくくりました。
普段は喋らない先生の素顔を聞ける場
GRAFFYにはロックの先生が多く在籍していますが、同じロッカー同士でも、こうした話は普段はしないとPUNCHしょーへーさんは話します。UDIさんも、普段あまり喋らないことを喋ったと振り返ります。
(普段、生徒には)自分のことは喋んないです。
PUNCHしょーへーさんは、ダンスのことは話しても自分のことはあまり話さないUDIさんの話を、保護者や生徒が聞ける良い機会だと話します。配信時にはSNSで告知してほしいと頼まれたUDIさんは「生徒には言っときます」と答え、前後編にわたる回が終わりました。
まとめ
第一子が生まれ、二人目も控えるUDIさんは、生活や挑戦の軸を大きくは変えないまま、家族との時間を少しずつ組み込んでいます。その背景には、レッスンに打ち込む父の姿と弟の世話をしてきた経験があり、ダンサーとパパを両立させたいという思いが二つの宣言に表れていました。
- UDIさんは子どもにダンスを継がせるより、好きなことをやらせてあげたいと考えている
- 工場勤務とレッスンの生活は変わらず、レッスンのない日のお風呂や土日の子どもとの時間が加わった
- バトル出場は減ったが、家庭の状況を見ながら挑戦を続けたい気持ちは変わらない
- 父親の思いは高校生のころには理解していたため、父親になっても父の見え方は変わらなかった
- 最後は「一生ダンサー宣言」に加えて、家庭とダンスのバランスを取る「一生パパ宣言」を掲げた




