Google検索のアップデートとブログ運営者への注意
冒頭で大山さんは、Google検索の動きに触れます。7月29日に動いた変更が、8月3日か4日ごろに反映されたと話されています。
WordPressなどでブログを運用している人は、設定が少し変わったため見直しをしたほうがよいと提案されています。
検索順位は軒並み下がったものの、評価自体は変わらないだろうという見立てです。気にする人だけ対応すればよい、というスタンスで語られています。
少し設定が変わりましたので、見直しをAIにお願いしてみましょうということですね。もう軒並み下げられましたね、半分ぐらい。評価自体は変わんないと思うんで、気にしない人は気にしないで進みましょう。
音声配信を始められない人と、収録場所の工夫
ここから本題です。大山さんは「音声配信が来る」と以前から言い続けており、そろそろ本格的なのではないかと話されています。
音声配信を「やろうと思っている」のに動けない人が多い、という指摘が続きます。理由の多くは環境です。
周りに人がいる、生活音が入る、来客や電話で中断される。こうした環境だと収録が止まってしまう、と大山さん自身の経験も交えて語られています。
そこで提案されるのが、収録場所を変えることです。会社の会議室を10分から15分借りる、スタジオやスタジオ代わりの場所を使う、といった具体案が挙げられています。
できれば外とか、スタジオとかスタジオ代わりになるところとか、会社の会議室とか使えるんだったら、10分15分お借りして、誰も入ってこないようにしてやったらいいんじゃないかな。
さらにユニークなのが、ホワイトボードの前に立って収録する方法です。目の前に聞き手がいても問題ないと話されています。
大山さんは実際にセミナー形式で試したことがあるそうです。話す内容をホワイトボードに書いておき、それに沿って進めていくやり方です。
話が逸れたときには、聞いている人がホワイトボードに書いて「ずれてるよ」と教えてくれる。この仕組みが意外とやりやすかったと振り返っています。
いい情報ほど声に乗せる理由
大山さんは、いい情報ほど声を使って発信したほうがよいと強調します。
理由は、記事だけで出しても埋もれたり、書き消されたりする可能性があるからです。
そこに3分でも4分でも5分でも音声を添えておくだけで、しっかり考えた「思考ログ」につながる、と話されています。
一方で、世の中では価値の低い情報ほど声が大きく、飛びつきやすいために回りやすい、という問題意識も語られます。
ダメな情報ほど声がでかいんですよ。回りやすくなってます。なぜなら飛びつきやすいから。だからいい情報ほど、音に乗せて、声に乗せて発信してみてはいかがでしょうか。
音声を「記事の根拠」として残す
後半では、大山さんが最近始めた取り組みが語られます。音声を過去記事の「根拠」として残しておきたい、という考えです。
例として挙げられたのが「AI学習の足踏みをやめる。キープレンケーから始まる等身大Gemini生活」という以前書いた記事です。
その記事にはGeminiノートブックで作った音声が乗っているものの、それは聞きやすさのためで、あくまで記事から始まっている点が重要だと話されています。
大山さんは、AIから始めるのではなく「自分発信」であることを大切にしています。AIが書いて自分が直すと、整いすぎたAIか、崩れたAIになってしまうからです。
今日お話しした音声が来るよっていう話を今日記事にすると、「そういう考えで今日の記事が出来上がったんだな」っていうプロセスが見えるじゃないですか。それが必要になってくる。
つまり、音声を添えることで、記事がどんな思考プロセスから生まれたのかが読者に伝わる。この「プロセスの真実」を残すことが狙いだと考えられます。
ただし後付けだと意味が薄れるかもしれない、とも補足されています。
Gemini生活4ヶ月と、価値ある情報が届かない問題
大山さんはGeminiを一択で使う生活を3、4ヶ月続けていると話します。
ただ最近はGeminiがうまく動かないこともあるそうです。前日もWordPressの作業中に利用上限に達し、5時間待つよう言われたと語られています。
さすがうちのチームだなっていうぐらいの分からず屋感。で、俺も説明下手なんで。
ここで大山さんは、情報の偏りにも触れます。SNSやネットで目立つのは価値の低い情報で、価値の高い情報は眠っているという指摘です。
本来は公開できる情報なのに、価値の高い人たちの間だけで共有され、欲しい人に降りてこない。追いかければわかっても、そこまでたどり着けない人が多い、と話されています。
だからこそ、StandFMやポッドキャストで見つかりやすくし、有益な情報を必要な人に届けたい、という結論につながります。
いい情報を記事で出しても埋もれ、欲しい人にたどり着かない
音声を添えることで見つかりやすくなり、思考プロセスの根拠も残る
動画・テキストの次に音声が残る理由
最後に大山さんは、「ラジオの時代が来た」と語ります。
かつては新聞、ラジオ、テレビ、動画などで情報を得ていました。しかしAIの進化が、上の層から順に領域を奪っていったという見立てです。
まず動画やテレビといったビジュアルの領域、次に新聞などテキストの領域がAIに取られていく。流行ったものが「逆流」してきている、という表現が使われています。
そうした中で、まだAIがたどり着けない領域が音声だと話されています。ChatGPTの音声も最近はうまくなってきたが、まだまだだという評価です。
大山さんは、AIコンテンツが論理的で整いすぎている点にも触れます。一貫性がなく、結論がなく、論理的でない一人語りは、AIには作りにくいと語られています。
逆に、それを完璧に仕上げるとAIらしくなり、埋もれてしまう。だからこそ人間味のある音声を推している、という主張です。
動画も作ろうと思ったら綺麗なものができて、絵も綺麗なものが描けて。ただ、たどり着けない領域が音声。だから今のところ音声を激推ししてます。
一人語りが苦手な人には、ChatGPTなどAIとの会話を音声にする案も提案されています。ただし大山さん自身は、記事の信頼性や発信の方向性を伝えたいので一人語りを選んでいると話されています。
まとめ
この回は、AIが動画とテキストを席巻する時代に、なぜ音声配信が価値を持つのかを大山さんが一人語りで掘り下げた回でした。いい情報ほど声に乗せ、記事の思考プロセスを残す。その積み重ねが、埋もれない発信につながると語られています。
- Google検索のアップデートが反映されたため、ブログ運営者は設定の見直しを検討したほうがよい
- 音声配信は環境が理由で始められない人が多く、会議室やホワイトボード、屋外など場所を変える工夫が有効
- 記事に3〜5分の音声を添えると、思考プロセスの根拠となり発信が埋もれにくくなる
- AIから始めるのではなく「自分発信」の声を残すことが、整いすぎたAIコンテンツとの差になる
- AIが動画・テキストを奪う中で、まだたどり着けない領域が音声であり、大山さんは音声配信を強く推している
