最近の「鼻歌」は焼きたてパンと友からのプレゼント
番組は、ゆきのさんが「この番組は、ため息の中にあるポジティブな鼻歌を一緒に探す番組です」と紹介するところから始まります。今回の鼻歌さんは、ゆきのさんともとかさんの2人です。
まずゆきのさんが、最近鼻歌をしたことはあるか、ともとかさんに尋ねます。もとかさんは、数日前の朝早く出かけたときに立ち寄ったパン屋さんでのできごとを話します。
もとかさんは、焼きたてのパンをエコバッグに入れて持っていると、バッグの外側からも温かさが伝わってきたといいます。その時間が、鼻歌につながったそうです。
焼きたてのパンがちょうどあって、それをエコバッグに入れて持ってる時に、バッグの外側からもまだ出来たて感の温かさが感じられて、これがすごくいい時間だと思って鼻歌しちゃいました。
その日買ったのは、三角のフレンチトースト、黒豆とクリームチーズが入った丸いパン、そして小さな食パンのようなものだったといいます。もとかさんは、丸と三角と四角がそろったことにもキュンとしたと話します。
ゆきのさんが、パン屋さんで買ったパンはその日のうちに食べるほうか、ともとかさんに尋ねます。もとかさんは、明日にも取っておけるかと思いつつ、結局その日のうちに全部食べてしまったと打ち明けます。
空いてる時に、何か欲望のままに食べるっていうことの満たされる度が高いのを最近知って。
友からのプレゼントと、呼び止められた帰り道
続いてもとかさんが、ゆきのさんに最近の鼻歌を尋ねます。ゆきのさんは、前日にもとかさんとお出かけしたことを挙げます。
ゆきのさんは、別れ際にもとかさんがプレゼントとお手紙をくれたことがとても嬉しかったといいます。帰り道も帰宅後も、幸せな気分が続いたそうです。
帰り道がすごい鼻歌だなと思うし、帰ってからもなんか幸せな気分が続いて、幸せな気持ちで一日を終えることができたなと思ってます。
このプレゼントには、ちょっとしたやりとりがありました。もとかさんは渡すのを一度忘れてしまい、数歩歩き出したゆきのさんを後ろから呼び止めたのです。
ほんと幸せだったんで、なんか幻聴聞こえたのかなって。(ゆきのさんに)ゆきちゃんって呼ばれてる気がしてるなと思ったら、なんか本当に呼ばれてて。
ゆきのさんは、呼び止めるもとかさんの姿も可愛くて、たくさんの愛をもらってホクホクした出来事だったと振り返ります。
嬉しかったことを「書き留める」習慣のすすめ
もとかさんが、日々いろんなところに鼻歌があると感じている、と話します。それを受けてゆきのさんは、鼻歌をしたことを書き留めたら、すごくいい人生になるのではないかと最近思ったといいます。
ゆきのさんは、その日にあった嬉しかったことや小さな幸せを書き留めていて、これをおすすめしたいと話します。どんなことでもいい、といいます。
(嬉しかったことを)この間思いついてまずやってる。私は結構一日に今日あった嬉しかったこととか、小さな幸せを書き留めていて、めちゃめちゃおすすめします。
書き留めておくと、振り返ったときに「こういう気持ちだったんだ」と気づけるといいます。日記とはまた違う楽しみがあるようです。
さらにゆきのさんは、鼻歌の気分ではない日もあると前置きしつつ、そうした日も見返すと元気や勇気が出ると話します。
鼻歌の気分じゃないなって日もあったりするかなと思うんですけど、そういう日も見返してみると、すごく元気が出たりとか、勇気が出たりとか、こういう日があったからって思えるので。
もとかさんは、少し前まで嬉しかったことを書いていたものの、ここ数ヶ月は書くこと自体を忘れていたと話します。そして「今日からやろう」と宣言します。
「楽しいってなんですか?」というお便りから
ここから、番組のメインコーナーである「ためゆきさんからのお便り紹介」に移ります。今回届いたお便りは「楽しいってなんですか?」というものです。
もとかさんが、ゆきのさんに楽しいと思う時はどんな時か、と尋ねます。ゆきのさんが最初に浮かんだのは、誰かと話しているときのことでした。
誰かとお話をしていて、お互いすごい笑顔で話して盛り上がっている瞬間とか、なんかすごいふと楽しいなとか思ったりします。
もとかさんも、人といる時は自分にとってわかりやすく楽しいと感じると応じます。一方で、以前は「楽しい」という感覚そのものに戸惑いがあったと明かします。
去年ぐらいまで、嬉しいとかはすごい感じるけど、楽しいってなんかこう、楽しいって何だろうとか、楽しいって感じてるのかなって自分に思う時があって。
「仕事の話、楽しそうだね」と言われて気づいたこと
もとかさんは、自分にとって「楽しい」が身近ではないと感じていた理由を話します。仕事についてよく考える時間が長く、一人で過ごす時間は「充実」や「意味があった」という感覚のほうが大きかったといいます。
そんなもとかさんの見方が変わるきっかけになったのが、去年ゆきのさんにかけられた言葉でした。仕事の話をしているときのもとかさんが、楽しそうに見えたというのです。
仕事の話してる時楽しそうだよねって多分言ってもらったことがあって。そう言ってもらって、あ、私ちゃんと楽しい感じてるんだって。
もとかさんは、この言葉から、楽しいは意外と身近にあるのではないかと思うようになったと話します。カギになったのは、自分に対する気持ちのあり方でした。
自分に対してなんかそんなネガティブな気持ちを持たなかったら、楽しいって意外と身近にあるんじゃんみたいに思ったんだよね。
「楽しい」は心が動いて、内側から出てくるもの
ゆきのさんは、もとかさんの話を深いと受け止めつつ、自分にとっての「楽しい」を語ります。それは「心が動くこと」だといいます。
私にとってはやっぱり心が動くこと。自分の中ですごい高鳴る感じ。ワクワクとかで表現されるのかなとか思うんですけど。
ゆきのさんは、心が動くことは楽しい以外にもあるとしつつ、ドキドキや高鳴る感じといったプラスの動きを普段から大事にしているかもしれない、と話します。
もとかさんは、その「心が前向きな方に動く」という表現に共感します。そして、楽しさは自然と内側から出てくるものだと続けます。
自分のことを結構いいなって思える状態の時はさ、(楽しいって)出てきやすいからさ。
ゆきのさんも、内側から出てくる感覚があるとうなずきます。楽しいを深く考えると遠くにあるように感じるけれど、目を向ければ日々感じているのだろう、と2人の話は重なっていきます。
楽しいって考え始めると、深いところにあるような気がしちゃうけど、なんかもっとこう、自分を解き放っちゃっていいんだよみたいな。
もとかさんは、この「自分を解き放っていい」という言葉を、過去の自分に言いたいと話します。今回のお便りのテーマを見て、そう思ったそうです。
一日中楽しかった理由は「安心感」がベースにあるから
話は前日のお出かけに戻ります。もとかさんは、何時間一緒にいたかわからないほど、ずっと楽しかったと振り返ります。
もとかさんは、常に笑っていたわけではないのに、ずっと楽しいと思えた理由を考えます。それは、お互いに安心感がベースにあるからだといいます。
ずっと楽しいって思えるのは、お互いに安心感とかがベースにあるから、なんかずっと楽しいのかなって。
ゆきのさんも、これに深く納得します。新しいことをする時はワクワクと同時に不安も出てくるけれど、不安が上回ると別の感情が出てきてしまう、と話します。
安心感とかがベースにあると、プラスの私でなんかいられる気がして。
楽しさは伝染する。相手の楽しそうな姿を見て
ゆきのさんは、前日にもとかさんが楽しそうにしている姿を見て、自分も楽しいと感じた瞬間があったと思い出します。とくに印象的だったのは、お店の店員さんと話しているときのもとかさんでした。
もとかさんは、その指摘に、自分はそういうのが好きなのかもしれない、と気づきます。作り手の思いを知ることや、それをやっている人への憧れが、楽しさにつながっているようです。
こういう人が作ってるんだとか、こういう思いでこれができてたとか、そういうのを知ると、それをやってる人を見るとなんか憧れともっと知りたいみたいなので、楽しいのが多いかもしれない。
ゆきのさんは、もとかさんが好きなものについて熱量を持って話す姿を、たくさん見られたといいます。普段より言葉数が増え、話すスピードも少し速くなっていたそうです。
ゆきのさんは、そうした様子を見て「楽しいは伝染するんだな」と感じたと話します。相手の楽しそうな空気が、こちらにも伝わってくるのです。
もとかさんは、ゆきのさんがポテトを好きだと話していたことにも触れます。ゆきのさんが喜んで食べる姿を見て、自分もポテトに思い入れのある一日になったと振り返ります。
(ポテトが)本当に大好きで、一緒にお付き合いしてもらって美味しかったね。
同じタイミングで出会えたご縁と、これからの場づくり
2人がこうして話せるようになった背景には、共通のコミュニティがありました。ゆきのさんともとかさんは、一般社団法人あいうえお ── 2人が所属しているコミュニティの運営団体。番組内で語られた名称ですの玄関口プログラム「ないどこ」に、同じタイミングで参加していたそうです。
もとかさんによると、その「ないどこ」で3ヶ月をオンラインで一緒に過ごしたといいます。当時はそれほど多く話していたわけではなかったそうです。
転機になったのは、数ヶ月前に直接会ったときのことでした。会ってみると、ほぼ一日中話が止まらなかったといいます。
もとかさんは、お互いが大事にしているものを知った上で友達になれたことが、楽しい時間が続く理由だと考えています。
お互いが大事にしたものとかを知った上で友達になれたから、なんかこう、楽しいって時間が続くんだなと思ってて。
ちょうど「ないどこ」の15期の募集が始まったところで、2人は運営側としてその場を一緒に作りたいと考えているといいます。もとかさんは、一緒に楽しいを感じてくれる人が来てくれたら嬉しい、と話します。
ゆきのさんは、このタイミングで出会えたご縁をありがたく思うと語ります。そして、温かい場を一緒に作りたいという気持ちを述べます。
一緒に温かい場を作りたいなという気持ちと、楽しみがすごく楽しいって感じる時間にもなったらなぁなんていうふうに思っているこの頃です。
もとかさんは、どんな人と一緒にできるのかがわかるタイミングが近いといいます。それまでを、ワクワクとソワソワを持ちながら過ごしていくと締めくくりました。
まとめ
「楽しいってなんですか?」というお便りをきっかけに、2人はそれぞれの楽しさを語り合いました。深く考えると遠く感じる「楽しい」が、パンの温もりや友との時間、そして安心感の中に身近にあることが見えてくる回でした。
- もとかさんは、焼きたてパンの温もりや、渡し忘れたプレゼントを呼び止めて渡した出来事に鼻歌を感じた
- 嬉しかったことや小さな幸せを書き留めておくと、振り返ったときに元気や勇気が出るとゆきのさんはすすめる
- もとかさんは「仕事の話、楽しそうだね」と言われたことで、自分がちゃんと楽しいを感じていると気づいた
- 自分にネガティブな気持ちを持たず、心が前向きに動くとき、楽しさは内側から自然に出てくる
- 一日中楽しく過ごせるのは、お互いに安心感がベースにあるから。楽しさは相手から伝染もする







