10ヶ月の次男が、夜中に1時間起き続けるように
この回から、ヒヤマさんがばたこさんに育児の悩みを相談するコーナー「ばたこ相談室」が始まりました。第1回のテーマは、ヒヤマさんが現在進行形で困っている子どもの睡眠です。
ヒヤマさんの下の子は生後10ヶ月。2〜3週間前から夜中に何度も起きるようになり、この2週間ほどは毎日ぴよログ ── 赤ちゃんの授乳・睡眠・排泄などを記録できる育児記録アプリ。記録をグラフで見返したり、家族と共有したりできますのスクショをばたこさんに送って相談してきたそうです。
あの下の子10ヶ月なんですけども、2、3週間前から夜中にめちゃくちゃ起きるようになってしまって。
ばたこさんは、子どもは試行錯誤しているうちに成長して別のトラブルも起きるため、原因がわからなくなりやすいと話します。だからこそ、一緒に考える人がいると気が楽になる、というのがこの相談室の出発点です。
ヒヤマさんによると、10ヶ月に入った直後から夜中の1時や3時、4時や5時に、1時間ほどまとまって起きるようになりました。以前はトントンするとすぐ寝ていたのに、抱っこしてもおしゃぶりをくわえても寝なくなったといいます。
なんか抱っこしてもシャチホコかっていうぐらい反り返って、全然抱っこもさせてもらえず。
ヒヤマさんは仕方なく薄暗い電気をつけて落ち着かせてから寝かせていましたが、それだと夜中に1時間〜1時間半かかってしまいます。日中の機嫌も悪くなり、ヒヤマさん自身もヘロヘロになったことが相談のきっかけでした。
まず何をチェックする?「要因」と「対応」の2軸
ヒヤマさんが最初に聞いたのは、こういうとき何をチェックポイントにするのか、という点です。ばたこさんは「要因を探る」ことと「そのときの対応をどうするか」の大きく2つに分けて考えるといいます。
ばたこさんが挙げた要因は、疲れすぎ、昼寝のしすぎ、食事や栄養の不足、外からの刺激が多い環境、光が入っていないか、といったものです。一方の対応面では、夜泣きへの関わり方が「癖」になっていないかを見るそうです。
泣けば助けてもらえるみたいなところが、まああったりもするじゃない、子供って。
ばたこさんは、完全に放置するのが正解ではないとしつつ、助けることが癖になって悪循環が生まれるケースもあると話しています。ヒヤマさんはこれを「問題発見と問題解決ですね」と言い換えました。
要因と対応の2軸を整理すると、次のようになります。
疲れすぎ、昼寝のしすぎ、食事・栄養の不足、刺激の多い環境、光の入り方などを確かめる
泣けば助けてもらえることが癖になり、悪循環になっていないかを確かめる
ヒヤマ家の場合、寝室は暗くしてホワイトノイズ ── 「サー」という一定の雑音。周りの物音を目立たなくし、赤ちゃんの寝かしつけに使われることがありますもつけていたので、環境はある程度整っていました。そこでばたこさんは、まずぴよログのスクショを送ってもらい、睡眠時間の崩れを確認したそうです。
ばたこさんがログを見て最初に疑ったのは、昼寝などの時間が少しずつなし崩しに短くなり、睡眠負債が溜まっているのではないか、ということでした。ヒヤマさんも、10ヶ月ごろはジーナの本の記載が少なくなり、親もリズムに慣れて「なあなあ」になっていた部分があったかもしれないと振り返ります。
ばたこさんは、10ヶ月ごろは個体差も大きいと付け加えます。ばたこさんの長女は10ヶ月で歩き始めていた一方、次女はまだハイハイで、それだけでも活動量がまったく違ったそうです。
夜中に起きる原因は、ほぼ「疲れすぎ」?
いくつかある要因のうち、どれを最初に疑うのか。ヒヤマさんの問いに、ばたこさんは体感としながら、0歳から1歳半ごろまではほとんどが疲れすぎだと答えます。
これはもう体感ですけど、0歳の時とか1歳半ぐらいまでかな。ほぼ疲れすぎじゃない?
理由を聞かれたばたこさんの答えは「経験則ですね」。ヒヤマさんは「逆に頼もしいね」と笑いつつ、10ヶ月はハイハイや捕まり立ちが始まり、好奇心と行動が伴ってくる時期だと補います。ばたこさんは脳の成長も大きい時期だと付け加えました。
ヒヤマさん自身は、ジーナ ── イギリスのナニー、ジーナ・フォードのこと。月齢ごとに細かな生活スケジュールを示す育児法で知られ、日本では「ジーナ式」と呼ばれますの本に沿って、夕寝をなくし、朝寝を短くし、昼寝を2時間しっかり取るスケジュールで過ごしていました。それなのに夜が崩れ出したことが、相談の起点だったそうです。
ばたこさんの「まず疲れすぎを疑え」という経験則は、Xで「ジーナ式質問」のようなハッシュタグを使い、同世代の親たちと質問に答え合っていた経験から来ているといいます。ヒヤマさんはこれを「当時の同世代の英知が集結した」と表現しました。
疲れすぎを防ぐための打ち手は1つじゃない
では、疲れすぎを問題として置いたとき、どんな手があるのか。ばたこさんはまず、疲れすぎのときほど昼寝に失敗しやすい、という悪循環を指摘します。
疲れすぎってわかってるから昼寝を寝かせたいのに(疲れすぎてると)昼寝失敗するじゃない?
この悪循環は、次のような流れで進みます。
疲れすぎ
睡眠が足りず、疲れが溜まった状態になる
昼寝の失敗
寝かせたいのに途中で起きてしまう
さらに疲れすぎ
疲れが解消されないまま夜を迎える
再入眠できない
眠りが浅くなったタイミングでうまく寝直せない
ばたこさんが挙げた打ち手は複数あります。短くてもいいから細かく寝かせる、朝寝をぐっと長めにして昼寝ができなくても諦める、といったものです。朝寝はいちばん寝やすい時間帯だそうです。
ほかに、ジーナ式の0歳期にある22時ごろのラスミを復活させる手もあるといいます。夜7時に寝てから10時ごろまで細切れに起きるときは、10時に一度15分ほど起こしてリセットし、もう一度しっかり寝かしつける、という方法がジーナさんの海外ブログのQ&Aにあったそうです。
ほかにも、朝6時に起きた子を8時と10時に短く寝かせて12時から昼寝にする「朝寝分割」や、全体を前倒しして8時から30分寝かせ、昼寝も11時にする「巻く」やり方も紹介されました。
ただ、どれもジーナの本から少し外れるアレンジです。ヒヤマさんは、自分の勘だけでやるのは勇気がいると打ち明けます。
ばたこさんは、長い昼寝こそ赤ちゃんがしっかり睡眠を取るべきタイミングで、その昼寝を邪魔するほど朝寝をさせてはいけないと説明します。6時に起きて12時に昼寝だと6時間空いてしまい、疲れすぎの子は3時間以上起きていられないそうです。
ばたこさんの体感では、0歳の睡眠サイクルは1周およそ45分。朝寝は1周以上、ただし3周を超えると寝すぎ、というのが目安だといいます。
ヒヤマさんが当日の夜を振り返ると、夕寝をしなかった日で、1回目は40分、2回目は1時間40分で起きていました。45分サイクルにかなり近く、ばたこさんは「浅くなるときに、疲れすぎている子はうまく再入眠できない」と話します。
朝寝を制する者は1日を制す
ヒヤマさんが次に聞いたのは、朝寝を長くする理屈です。ばたこさんの答えは「疲れすぎを少しでも解消させる」こと。夜しっかり眠れていない子は、少しでも解消したほうがいいといいます。
朝寝をしっかりすると昼寝をしなくなるのでは、というヒヤマさんの疑問に、ばたこさんは疲れすぎの度合いによると答えます。ヒヤマ家の次男は夜にまとまって起きているのに朝遅くまで寝ることもなく、純粋に睡眠時間が減っていました。
ばたこさんによると、ただ早く起きてしまっただけのときは30分と10分のように朝寝を2回に分けるのもいい一方、夜眠れていない子は10分では疲れが取れないそうです。だからヒヤマ家には、朝寝を1回しっかり取る方法をすすめたといいます。
ヒヤマさんは、ログを送ると適切な打ち手が返ってくることに毎回驚いていたそうです。
じゃんけん3つしかないのに手7個ぐらいあるみたいな、そんな感じの、それ何?みたいなやついっぱいあったんでびっくりしました。
そこでばたこさんが口にしたのが、同世代のジーナ式仲間とのキーワードだったという言葉です。
ばたこさんによると、朝寝の時間が長すぎるだけで翌朝の早朝覚醒につながることもあり、朝寝の時間を少し早めただけで改善することもあるそうです。ヒヤマさんは「めちゃくちゃ引きずるやん」と驚いていました。
昼寝をうまくさせるための朝寝なんで。
ばたこさんの朝寝の調整は、月齢ごとの活動時間の目安を基準にしつつ、子どもの様子で微調整するものです。たとえば、昼寝の寝かしつけから何分で寝たかを見ていて、いつも10分なのが3分で即寝したら疲れていたサインと受け取り、朝寝を長くすればよかったかと考えたそうです。
夫婦での見立ての差について聞かれると、ばたこさんは、基本は自分が「これ疲れすぎだと思うからこうして」と夫に指示していたと答えます。それでも今は、二人の見立てはだいぶ揃ってきているそうです。
卒業した夕寝を復活させてもいい?
ヒヤマさんが意外だったと話すのが夕寝です。ジーナのスケジュールでは6〜9ヶ月の段階で夕寝はなくなっていて、10ヶ月のヒヤマ家でも夕寝をやめてしばらく経っていました。
夕寝を入れる理由をばたこさんに聞くと、答えはまた「疲れすぎ回避です」。ヒヤマさんは「本日2回目」と返しています。
(朝寝や夕寝は)一回卒業したらもうやらないものだと思ってしまうと、こう打ち手が詰むなと思ってます。
ばたこさんは、うまくいかないときはスケジュールを1つ前に戻すといいます。これはジーナの本にも書いてあったはずだそうで、ヒヤマさんは、6〜9ヶ月のスケジュールに戻すのはありだったのかもしれないと納得していました。
夕寝や朝寝は、一度卒業したら戻らないものだと思っていた
うまくいかないときは、1つ前の月齢のスケジュールに戻してもいい
ヒヤマさんは、大人も一時期は昼寝をしなくなるのに、大人になると生産性のために昼寝が勧められることを例に挙げます。ばたこさんも、ねんねコンサルの愛波さんの本に、小学1年生で疲れている子は帰宅後の3時ごろにソファなどでうたた寝をしよう、と書いてあったと紹介しました。
ばたこさんの長女も、帰宅後に疲れていそうなときに「ちょっとそこでコロコロしてな」と声をかけたら寝ていたことがあるそうです。ヒヤマさんも、ホットアイマスクを10分するだけで全然違うと共感していました。
要因の1つだった食事についても、ヒヤマさんは尋ねています。ばたこさんによると、食事を疑うのは「全然食べられていない」場合や、タンパク質が足りないのにミルクをほとんどやめてしまった場合などの極端なケースです。よく食べてミルクも飲むヒヤマ家の次男は、あまり心配していなかったそうです。
5時起きを1時間ずらすには、朝日を浴びるタイミングがカギ
夜はまとまって眠れるようになったヒヤマ家ですが、新しい悩みも出てきました。夕寝がうまくできない日は18時前に寝ることもあり、そのぶん朝5時前後に起きるのが定着してしまったといいます。
(赤ちゃんは)12時間以上って寝れないしね。
ヒヤマ家では、5時に起きた次男を6時ごろに寝室から出し、朝寝は8時ごろ。それまでの次男はベビーベッドで捕まり立ちをして柵を揺らしたり、声を出したりしてゴソゴソしているそうです。ヒヤマさん本人は「瀕死の状態なんで静かに横たわってます」と笑います。
ばたこさんの提案は、つらいのは承知のうえで、抱っこ紐でもいいから暗い寝室のまま、6時半ごろにもう一度寝かせることでした。寝室から出さずに、7時までは「まだ朝ではない」と伝えるのがポイントです。
朝日浴びちゃうとやっぱメラトニンとかやっぱ効いちゃうんで、それが朝だと判断しちゃうんですよ、体が。
ばたこさんの説明では、朝日を浴びた時間から眠くなるタイミングが決まり、夜まで引っ張られます。だから外に出すタイミングを遅らせるため、5時に起きてもトントンや抱っこ紐で、できれば30分寝かせるのだそうです。
朝日を浴びる
体がその時刻を朝だと判断する
体内時計のリセット
そこから眠くなるタイミングが決まる
夜の眠気
朝日の時刻に合わせて、夜に眠くなる時間も決まる
ヒヤマさんは「親の覚悟が問われるね」と言いつつ、抱っこしても暴れるようになった最近は、抱っこしてバランスボールで粘るのも諦めかけていたと明かします。それでも、抱っこ紐を寝室に用意してやってみると話していました。
捕まり立ちで起きてしまう子には何をする?
話は10ヶ月ならではのテーマに移ります。ヒヤマさんの次男は、捕まり立ちができるようになってから、ベビーベッドで捕まり立ちをして目が覚めてしまう場面が増えたそうです。
だって新しくできるようになったことでしょ。子供なんて一生やってるじゃん、それ。
ばたこさんによると、ジーナさんの英語版Q&Aには、捕まり立ちから自分で横になれるように練習すること、そして毎回助けに行きすぎないこと、の2つが書いてあったそうです。知り合いにも、それで効果があったという人がいるといいます。
練習とは具体的に、捕まって立っているときに手を添えて「ここ持って、はい、横になりますよ」とトントンしてあげるようなことです。寝返りのときと同じく、何度もやって慣れていくイメージだそうです。
なんか「あ、今寝る時間だったわ」ってちゃんと思わすみたいな。
ヒヤマさんは、さっさと寝かせたくなる親の気持ちとの戦いがあると話します。ばたこさんも、練習させるぶん手間はかかるものの、中長期的には自律させるしかないと答えていました。
一人で寝られる子になる分かれ目はどこ?
ヒヤマさんは、上の子のときもこのころからジーナ式を離れていったことを思い出します。1歳ごろになると感情表現が豊かになり、親と離れることを嫌がる気持ちも強くなるためです。
捕まり立ちぐらいから1歳ぐらいまでが、最終的に自分で寝る子になるかどうかのなんか分水嶺な気もしていて、なんとなく。
ヒヤマ家の上の子は、そこをやりきれなかったこともあり、今も寝かしつけは添い寝に近い状態だそうです。ばたこさんは、一人寝はかわいそうという気持ちが日本ではよくあると触れつつ、自身の長女の例を挙げます。
うち長女今6歳半ぐらいですけど、普通に今でも一人で11時間しっかり寝るんですよ。
それでもばたこさんは、一時的に添い寝してもいいし、それは親と子のあり方次第だと話します。いずれ一人で寝かせたいなら、話が伝わる5〜6歳ごろに「今日は一人で寝る練習してみる?」と持ちかけることもできるかもしれない、という考えです。
ばたこさんは、誰の言葉かは失念したとしたうえで、寝る方法を身につけることは親から子へのプレゼントだ、という考え方を紹介しました。
ちゃんと寝方を覚える、教えるのはなんか親として重要な義務なんじゃないかなと私は思ってます。
兄弟の生活リズムとどう折り合う?
ヒヤマさんが次に挙げたのは、兄弟がいるとジーナ式のスケジュールをどこまで守れるかという悩みです。ヒヤマ家では幼稚園の送迎が朝寝や夕寝の時間とかぶりやすく、早起きを受け入れて送迎前に朝寝をするスタイルが生活に合っていました。
そのため、先ほどの早朝の抱っこ紐チャレンジをどう組み込むかにも悩むといいます。さらに、下の子が一人で寝つくまで声を出したり泣いたりするのを見守っていると、上の子が起きないかハラハラするそうです。
ばたこさんは、早朝の抱っこ紐チャレンジは疲れすぎを解消するための一時的な対応なので、数日と思えばどうにかできるのでは、と答えます。
下の子が泣いて(上の子が)起きちゃうとか、今でもありますよ。全然。
ばたこ家では、一人寝できていた長女が、下の子が生まれてから「下の子はトントンしてもらってるのに、私だけ一人で寝るの嫌だ」と言うようになった時期もあったそうです。一人で2人を寝かせなければならない日は、「明日起きたらこのシールあげるから」と長女と交渉することもあるといいます。
ばたこさんは、全部がうまくいくのは無理で、子どもの理解度が上がるのに合わせて調整していくしかないと話します。ヒヤマさんも、上の子のときも気づいたら落ち着いていたことを振り返り、神経質になりすぎないことが大事だと応じました。
答えの出ない育児を支える「ネガティブケイパビリティ」
ヒヤマさんは、育児には耐える時間や流れに身を任せる時間がけっこうあると話します。ばたこさんも、思い詰めると鬱になってしまうと共感しました。
ヒヤマさんが紹介したのが、ネガティブケイパビリティ ── 答えの出ない事態や不確かな状況に、急いで結論を出さずに耐える力。もとは19世紀の詩人キーツの言葉で、精神医療の分野などでも注目されていますという言葉です。ばたこさんは「不安を不安のまま残しておく」ような感覚だと答えていました。
ヒヤマさんによると、対になるのはポジティブケイパビリティで、情報を集めて分析し、解決策を導く問題解決能力のことです。義務教育や受験、仕事の多くは、こちらを磨くためのものだといいます。
情報を集めて分析し、解決策を導いていく問題解決の力
急いで答えを出さず、解決できない状況を不思議だと思いながら持ちこたえる力
ヒヤマさんは、この番組も試行錯誤をテーマにしていてポジティブケイパビリティ寄りだと認めつつ、問題解決を強調しすぎると、できなかったことを不幸に感じてしんどくなる反作用があると話します。医療の現場でも、どうしようもない問題に向き合うときにこの力を自覚することで医師が耐える、という話にも触れていました。
そういう理不尽に遭遇した時っていうのは、あ、俺今ネガティブケイパビリティ試されてんなって思うようにしてて。
ばたこさんにとっても、育児は「理不尽でしかない」もの。頼まれてやったのに「いらない」と言われるような小さなことから感じていて、怒らないと決めていても大きな声を出してしまうことは正直ある、と打ち明けます。
怒らないぞと思ってるのに、どうしてももうなんか感情がモヤモヤしてさ、大きな声を出してしまう時だって正直あります、人だから。
ばたこ流、睡眠トラブルのチェックポイント
最後にヒヤマさんは、睡眠の試行錯誤のチェックポイントを改めてばたこさんに聞きました。ばたこさんの答えは、まず疲れすぎを疑うことです。
ばたこさんによると、疲れすぎを疑って寝かせすぎた場合は、早朝にらんらんと元気に起きるようになるので、そこで「寝かしすぎた」と気づいて調整すればいいそうです。日々調整、日々観察が基本だといいます。
ばたこさんにとって当たり前だった「スケジュールを1つ戻す」は、ヒヤマさんには意外な発見でした。ばたこさんによると、保育園に通い始めて風邪を引いたあとなどに特に効くそうです。熱がある間は寝られるだけ寝かせてよく、治ってから前のスケジュールを参考にすると、はまりがいいといいます。
そして、いろいろ試しても解決できないときは、ネガティブケイパビリティという言葉を思い出して耐え忍ぶ時期も必要、というのが二人の結論です。ばたこさんは、Xで愚痴をこぼすことも勧めていて、ヒヤマさんも誰かに話したり相談したりするだけで違うと話していました。
まとめ
10ヶ月の夜間覚醒をきっかけに始まったばたこ相談室では、ぴよログの記録をもとに疲れすぎを疑い、朝寝や夕寝、スケジュールを柔軟に調整する方法が語られました。それでも答えが出ない時期には、急がず耐える心の持ち方も大切だと話されています。
- 0歳〜1歳半ごろの夜間覚醒は、まず「疲れすぎ」を疑うのがばたこさんの経験則
- 朝寝は昼寝をうまくさせるためのもの。長さと時間の調整が1日のリズムを左右する
- 卒業した夕寝や前の月齢のスケジュールに戻すのも、立派な打ち手のひとつ
- 早起きには、暗い寝室で朝日を浴びるタイミングを遅らせる工夫が提案された
- 解決できない時期は、ネガティブケイパビリティを意識して耐え、誰かに話すことも大事






