準備不足という奥行きのある言葉
今回は、サービスのリリース直前でばたつく2人が、緊急で5分ほど収録した回です。
リチャードは「準備不足」という言葉に奥行きを感じると話します。
準備なんて多分しきれない。やってわかることが超多いから。そうすると「これも、あれもこれも」みたいな。
大枠だけ押さえるとはいえ、スタジオを借りてもらう人には「大枠だけ整えたので」という姿勢では向かえない、とリチャードは続けます。
そこでかがやきは、実家が寿司屋と日本食レストランだった経験から、プレオープンの話を持ち出します。
(レストランは)ちゃんとスタッフを置いて、接客からサーブするところまで全部一回シミュレーションはしたけども、実際にお客さんがいたらどうなるかわからない。だからプレオープニングイベントをやる。
沖縄の某テーマパークと「正当な評価」
話題は初期投資が桁違いなテーマパークへと移ります。
リチャードは、沖縄の某テーマパークが話題になっていることに触れ、森岡さんの起死回生を目指すインタビュー記事を読んだと話します。
リチャードが引っかかったのは、記事にあった「正当な評価を受けられるように頑張る」という表現です。
「正当な評価なんて言っちゃダメだろ」っていう話が、確信をつく批判だと思うんですよ。じゃあ今まで評価をした人たちは間違った評価をしているのか、と。
さらに「テーマパークに慣れていないお客様が多かった」という発言にも、リチャードは違和感を示します。
お客さんは、でも、どんな人が来ることも想定しないといけないからね。
沖縄という土地は、多くの人が飛行機で向かい、さらに車で1時間かかる場所だと2人は確認します。
本棚は誰もわからない、でも先行事例はある
リチャードは、自分たちのサービスも他人事ではないと語ります。
時間貸しのスタジオはわかりやすいものの、本棚のほうはまだ誰も理解していないと言います。
スタジオはわかるよ。時間貸しで予約が取れたら入っていただいて、マイクやカメラをセルフで使って収録していただく。でも本棚に関しては誰も理解してないじゃん。俺たちもまだわからない。
これに対してかがやきは、モデルとしては共同書店や貸し本棚という先行事例があると返します。
リチャードは、思いついてやることには必ず先行事例があると受け、アイデアはすべて組み合わせだと話します。
アイデアとかイノベーションみたいな。まあiPhoneもそうだけど、組み合わせ方ですごいものが生まれる。
ポッドキャストスタジオ、共同書店、イベントスペース。それぞれ既にあるものを組み合わせれば、iPhoneのような良い体験になるかもしれない、とかがやきは期待を寄せます。
ずっと文化祭の前夜
話題は、明日開くシークレットイベントへと移ります。
アンバサダーの品川さんと、スミレ子the Poison Ladyさんによるポッドキャスター対談で、2人は「異種格闘技戦」と呼んでいます。
やってもやってもやることがある忙しさを、リチャードは久しぶりだと言い、それでも楽しいと話します。
その感覚を、かがやきは「文化祭の前」にたとえます。
ずっと文化祭の前だね。
起業するとずっとそれなんだよ。切りないから。穴潰そうと思えばもう山ほど穴がある。
返さなければならないメールや、済ませなければならない支払いなど、先にやるべきことが終わらないとリチャードは語ります。
忙しい時こそ瞑想なのかと問われたかがやきは、忙しいと瞑想の時間はむしろ減ると答えつつ、朝の何もしない時間は大事だと話します。
AIがあっても、やることは無限にある
一方で、今はAIも人もいるため、昔起業した頃より楽になっているとかがやきは言います。
マジで昔起業した時とか、もっと大変だってイメージ。今はさ、文章とかも手でできるじゃん。当時はこれだって考えないといけないから、それだけで一日かかる。
たとえば棚主20人分のプロフィールを仮で手配することも、今は素早くできると2人は確認します。
それでもやることは残る、とかがやきは続けます。
便利な時代になってるんだけども、じゃあそれでもやることはまだある。だから多分無限にあるんだろうね、やることって。
チェキ1枚350円と、下がらない値段
話題は、イベント準備で検討したチェキの価格に移ります。
チェキの本体は新品で1万5千円ほど、メルカリでも8千〜9千円ほどすると、リチャードは驚きを語ります。
フィルムは10枚で約3千円。100枚撮ると1枚あたり350円ほどのコストになると計算します。
牛丼食べれるんじゃない?ギリギリ食べれない。
あー、ミニ盛りだったら。
リチャードは、チェキが20年前からあるのに安くならない点に着目します。
贅沢品で、超大量生産でコストを下げていく、競合もどんどん現れて価格競争が行われるっていう商品ではないんだなって思った。素材が必要で、実際ものを置いとく必要があるものって価格が下がっていかないんだな。
そして自分たちの事業も、場所が前提になっている点でチェキと重なるとリチャードは語ります。
サービスとかってどんどんデジタル化してるじゃない。でもデジタル化できないところでやろうとすると大変なんだろうな。
リアルとデジタルをつなぐ試み
かがやきは、この場は今までにない試みであり、リアルとデジタルをつなげようとしているから考えることが多いと話します。
計画を決めきってタスクを潰す進め方ではなく、帰納的にいろいろ進めていくものだとも言います。
計画を決めきってタスク潰すって感じでもないから。帰納的だから、いろんなこと。まあスタートアップはみんなそうなんだけど。
スタートアップは、この世にないものを生み出す性格があると、かがやきは締めくくります。
最後にリチャードから告知です。23日・24日にストーリーズスタンド池尻で物語収録会を開くと案内されました。
誰でもふわっと来ていただいて、物語を収録していってくださいっていう趣旨ですね。予約フォームを置いとくので、ぜひそこから予約していただくとスムーズにいろいろできていい。
まとめ
サービスの開業準備に追われる2人の雑談から、やってみないとわからないことの多さと、デジタル化できないリアルな場やモノの価値が浮かび上がった回でした。
- 準備は「しきれない」もので、プレオープンのように実際にやってわかることが多い。
- アイデアは既存の要素の組み合わせで、ポッドキャストスタジオ・共同書店・イベントスペースを掛け合わせる試み。
- AIや人手で作業は速くなっても、やることは無限に残る。
- チェキのように素材や場所が前提のものは、価格が下がりにくく大変だが、そこにこそ価値がある。
- 23日・24日にストーリーズスタンド池尻で物語収録会を開催予定。
