連日の見どころ紹介、なぜ午前と午後で分けたのか
この配信では、第19回日本在宅薬学会学術大会の見どころ紹介が連日続いています。
もともと2日目をまとめて話す予定でしたが、内容のボリュームが大きく、前半の午前中だけで10分が経ってしまったため、2日に分けて紹介する形になりました。
学術大会は7月19日・20日の2日間、海の日の連休に、大阪のグランキューブ大阪で開催されます。
たいぞーさんはこの大会の実行委員として運営に関わっており、各シンポジウムに込められた思いを打ち合わせで聞いてきたと話します。
そうした立場から、大会まで残り2ヶ月となった今、当日のセッションを勝手に紹介しようという企画です。
薬局で働く栄養士が増える? 地域をつなぐ栄養支援
2日目午後の最初は、シンポジウム7「地域をつなぐ薬局の栄養支援」です。栄養士の時岡さんが企画し、薬局が行う栄養支援について話すセッションだと紹介されています。
会場は少し離れた特設会場になりますが、薬局と栄養の組み合わせはこれから需要があるテーマだとされています。
打ち合わせの中では、栄養士の業界で薬局が一つの就職の選択肢になっているという話も出たそうです。
これから薬局で働く栄養士というのも、確実に増えてくるところになるのかなと思います。
薬剤師と栄養士が、薬局という地域のインフラの中で、患者さんや地域の人々にどう関わっていくのか。薬局の可能性を考えられるシンポジウムになりそうだと語られています。
タイトル未定でも見逃せない、3枠のランチョンセミナー
同じ時間帯には、ランチョンセミナーが3枠設けられています。ただし、内容がまだ確定していないものもあります。
ランチョンセミナー4は、ニプロ株式会社がスポンサーで、宮崎先生の講演が決まっているものの、セッションの中身はこれから決定するとのことです。
ランチョンセミナー6は、ビーエムシステムズ共催で、クルーズ薬局の吉川さんと高橋さんが登壇予定です。2年前の長崎の大会でもランチョンセミナーを担当していたお二人だと振り返られています。
クルーズ薬局は、薬局内のシステムの取り組みや役割分担を工夫している薬局で、タイトルは未定でも面白い話が期待されています。
もう1枠は、かけはしが共催する「数字で見せるデジタルによるオペレーション改善効果」です。演者は未定ですが、企画への期待が語られています。
ランチョンセミナーもどこに行くのか、ちょっと悩ましいところではありますが、いずれも面白いような企画が催されています。
大阪の特区で始まった、調剤の一部外部委託を議論する
午後のシンポジウムは、時間帯として1枠に4つのセッションが開催されます。その一つが、調剤報酬・調剤業務の一部外部委託をテーマにしたセッションです。
大阪での開催ということもあり、特区として先駆けて実施されている一部外部委託について、構想と実際にやってみた結果が話されるのではないかと見込まれています。
座長には、厚生労働科研で研究をしている入江先生も参加します。特区での取り組みと研究の双方の立場から議論が交わされるセッションになりそうだと語られています。
地域とつながる薬局パートナーの役割とは
同じ枠の第二会場では、「薬局から広がる健康支援の輪」として、薬局パートナーが関わるセッションが設けられています。
薬局パートナーの役割は、調剤業務のピッキングのサポートや在宅業務の支援にとどまりません。地域とのつながりを作る役割も担えるポジションだとされています。
特定の形にとらわれずに活躍できるというのは、一つ薬局パートナーの大きな強みだと思います。
地域とのつながりを作るための実践例を聞き、自分たちの薬局に持ち帰るヒントが得られるのではないかと語られています。
薬学生の本音が聞ける「バイタルサイン×薬学」
もう一つのシンポジウムが、「薬学生の目線で考えてみよう、バイタルサイン×薬学」です。たいぞーさん自身も登壇するため、大注目だと話しています。
僕が参加するからこそ大注目というわけではなくて、本当にめちゃくちゃ面白いシンポジウムができるんじゃないかと思っています。
たいぞーさんは現場で働く薬剤師の立場で話す一方、メインは現役の薬学生たちの声を聞くことに置かれています。
学生が実務実習や就職活動を通して見てきた薬局や薬剤師のリアルな現場、そこから感じる思いや未来への期待を、思うままに話してもらうシンポジウムだと紹介されています。
若い人たちが描く理想を現場で実践できるようにするために、現場の薬剤師が今何をすべきか。そして彼らが活躍できる環境をどう作るか。そうしたことを考える場になりそうだと語られています。
漢方のワークショップと、事前登録の特典
最終日の最後には、スポンサードワークショップとして漢方のワークショップも同時開催されます。
漢方の選択の仕方、方剤の決定の仕方、患者の体の見極め方などを、実際にワークショップ形式で学べるセッションだと紹介されています。
大会は現在、事前参加申し込みを募集中です。事前登録をすると、18日に行われる前夜祭にも参加できます。
夏のこの暑い大阪に一緒に集まって、学びの時間を過ごすことができたらなと思っています。
前日・前々日の見どころ紹介も配信されているため、あわせて聞くことがすすめられています。
まとめ
2日目午後は、栄養支援から調剤の一部外部委託、薬局パートナー、薬学生との対話まで、テーマの幅が広いことが伝わってきます。実行委員ならではの視点で、各セッションの狙いが紹介された回でした。
- 午後最初のシンポジウム7は「地域をつなぐ薬局の栄養支援」で、薬局と栄養士の連携がテーマ
- ランチョンセミナーは3枠あり、ニプロ、ビーエムシステムズ、かけはしが共催・スポンサーを務める
- 調剤の一部外部委託は、大阪の特区での実践と研究の双方の立場から議論される
- 薬学生とのシンポジウム「バイタルサイン×薬学」では、現役学生のリアルな声が聞ける
- 大会は7月19日・20日にグランキューブ大阪で開催、事前登録で18日の前夜祭にも参加できる



