薬局の公式YouTubeチャンネルで報酬改定を発信する背景
今回のエピソードでたいぞーさんが語るのは、患者さんへの取り組みそのものではなく、勤務先の薬局での発信活動についてです。
たいぞーさんが勤めるのは、兵庫県にあるぼうしや薬局 ── 兵庫県にある薬局。公式YouTubeチャンネルを運営し、調剤報酬改定などの情報を定期的に発信している。です。この薬局は会社の公式YouTubeチャンネルを持ち、定期的に配信を行っています。
ちょうど今、調剤報酬改定の議論が具体的に進み、関連する情報が次々に公開されている時期にあたります。そのため薬局のチャンネルでも、報酬改定にまつわる発信が最近続いているそうです。
たいぞーさん自身もこのチャンネルに登場し、話をする機会をもらっているとのことです。
姿を変える「服用薬剤調整支援料2」とは
チャンネルで取り上げたのは、調剤報酬の個別改定項目の議論が最終的にまとまった内容です。その中で、服用薬剤調整支援料2 ── 薬剤師による減薬提案や処方の再設計を評価してきた調剤報酬上の加算。次の改定で算定要件が大きく変わるとされる。がガラッと姿を変えたことに触れています。
これまでの服用薬剤調整支援料2は、薬剤師が医師に減薬の提案や処方の再設計を提案することを評価する項目でした。
それが次の報酬改定からは、かかりつけ薬剤師がより積極的に患者さんの薬物治療の再設計に介入していくことを評価する加算へと、算定要件が変わっているとたいぞーさんは説明します。
薬剤師が医師に減薬の提案や処方の再設計を提案することを評価
かかりつけ薬剤師が薬物治療の再設計に積極的に介入することを評価
算定できる薬剤師に求められる3つの要件
算定できる薬剤師の具体的な条件が、個別改定項目のバージョンアップによって公開されていました。ポイントは、きちんと実績と研鑽を積んだ薬剤師でなければ算定できない、という方向で明記されるようになったことです。
たいぞーさんが挙げる要件は、大きく分けて次の3つです。
- 一定の実務経験があること
- 減薬や服薬フォローアップに関する研修を受けていること
- 極めて専門性の高い技能を有していること
研修を受けて学ばなければならないという点について、たいぞーさんは「それは確かにそうだ」と受け止めています。
また医療職は経験年数の中で身についていくものが少なからずあるため、実務経験が求められるのも一つの指標として納得できる、とも話しています。
「極めて専門性の高い能力」の正体を予想する
3つの要件のうち、たいぞーさんが最も「ふわっとしている」と感じているのが、極めて専門性の高い能力という項目です。どういうものを指すのかが分かりにくいといいます。
たいぞーさんの予想では、何かしらの資格によって高く評価されるのだろうと考えられます。ただし、それは研修認定のような誰でも取れる資格ではないだろうとみています。
たいぞーさんが挙げるのは、いわゆる専門的な分野での資格、各学会が出しているような専門資格です。こうした専門資格が一つの評価の基準になってくるのではないかという予想を、チャンネルの中で話しています。
ここはあくまで予想の範疇だとたいぞーさんは繰り返します。具体的な内容については、番組説明にあるYouTubeチャンネルのリンクから確認してほしいと案内しています。
要件を自分のキャリアと学び方を見直すきっかけに
たいぞーさんは、今日の放送を通じて、服用薬剤調整支援料2の具体的な薬剤師要件を知り、それを自分のキャリアや学び方を考える材料にしてほしいと伝えています。
これからの自分のキャリアや学びをどう組み立てるか。その助けにしてもらえたらありがたい、というのがこの回に込めた思いです。
音声だけでなくYouTubeチャンネルもあわせて見ることで、より具体的に考える機会にしてほしいと締めくくっています。
まとめ
報酬改定で服用薬剤調整支援料2が姿を変え、算定できる薬剤師に実務経験・研修・高い専門性という要件が明記されつつあります。たいぞーさんはこれを、薬剤師一人ひとりが自分のキャリアと学び方を見直すきっかけとして捉えています。
- 服用薬剤調整支援料2は、減薬提案の評価から、かかりつけ薬剤師が薬物治療の再設計に介入することの評価へと変わる見込み
- 算定できる薬剤師の要件として、実務経験・減薬や服薬フォローアップの研修・極めて高い専門性が挙げられている
- 「極めて専門性の高い能力」は、誰でも取れる研修認定ではなく、各学会の専門資格が基準になるとたいぞーさんは予想している
- 改定の要件を、自分のキャリアと学び方を考える材料にしてほしいというのがこの回のメッセージ
- 具体的な内容は、番組説明のリンクからぼうしや薬局のYouTubeチャンネルで確認できる



