確定申告のために引っ張り出された、10年以上前の学び
この回のたいぞーさんは、年度末の確定申告を週末に頑張って進めていたところから話を始めています。今年から個人事業主としての活動も始めたため、帳簿を整理する必要が出てきたそうです。
具体的には、損益計算書と貸借対照表を作成する作業に取り組んでいたと話しています。
ここで生きてきたのが、薬剤師としてのキャリアとは一見関係のなさそうな資格でした。たいぞーさんは、薬学部5年生のときに日商簿記検定を受け、簿記3級を取得していたそうです。
なぜ薬学生が簿記検定を受けたのか
簿記3級を取ったきっかけは、薬学部5年生で就職活動を始めるにあたって、これからの社会を生き抜くために必要な能力をどう積めばいいか悩んでいた時期にありました。
当時読んでいた自己啓発本の中に、簿記の知識をすすめる記述があったと振り返っています。会社のお金の状況を把握したり、会社選びや自分の成果を捉えたりするうえで大切な知識だと書かれていたそうです。
こういったことはぜひ学んでおいた方がいいというようなことを本の中で読んだことをきっかけに、じゃあちょっと簿記検定どんなものかわからないけど受けてみようということで勉強を始めたのがきっかけでした。
たいぞーさんは、この学びが将来どう役に立つかもわからないまま、時間があったこともあって検定を受けてみたと当時を語っています。
10年以上眠っていた知識が、思わぬ場面で役立つ
たいぞーさんは、簿記の知識を活かせる機会は今後ないだろうと思いながら、薬剤師の仕事に熱中して10年以上が経過したと話しています。
ところが、確定申告を行い個人事業主として活動を始めることになったことをきっかけに、昔学んだ簿記の知識が思わぬところで生きたと振り返っています。
基本的な簿記の知識があったおかげで、今回の書類作りも、わからないながらも比較的スムーズに取り組めたのではないかと述べています。全く理解できないものではなかったという実感があったようです。
思い描いた通りにはいかないキャリアの面白さ
話題はここから、キャリアの捉え方へと移っていきます。たいぞーさんは、キャリアプランを思い描いて目標を立てて進むことも大切だと前置きしたうえで、自身のキャリアを振り返っています。
思い描いていた通りの人生を歩んでいるかというと、全くそんなことはないと率直に語っています。音声配信をしていることや、各地の講演会で多くの人に話す人生を歩むことは、昔の自分には想像もできなかったことばかりだと言います。
薬剤師という仕事にこれだけのめり込んで取り組むこと自体、たいぞーさん自身にとって思いがけない人生の選択だったと振り返っています。
キャリアに固執しすぎず、寄り道を楽しむという選択
たいぞーさんは、目標としてキャリアを思い描きながら進むと同時に、その通りにならないこともたくさんあり、それはそれで人生が楽しいものだと話しています。
この回は、薬剤師国家試験を終えて1か月ほどが経ち、これから社会に出る薬学生や、就職活動が始まる時期でもあることを意識して語られています。
昔の思いがけないことが案外役に立つという気づきを、人生の選択を楽しむ一つの生き方として提示して、この回は締めくくられています。
まとめ
学生時代に受けた簿記3級が10年以上を経て確定申告で役立った経験から、キャリアに固執しすぎず寄り道を楽しむという生き方を語った回でした。
- たいぞーさんは個人事業主としての確定申告で、損益計算書と貸借対照表を作成した
- その帳簿作成で、薬学部5年生のときに取った簿記3級の知識が役立った
- 簿記3級は当時、自己啓発本をきっかけに「役に立つかわからないまま」取得したものだった
- たいぞーさん自身のキャリアも、講演や配信など思い描いた通りではなかったと振り返る
- キャリアに固執しすぎず、思いがけない学びや寄り道を楽しむ生き方を提案している



