毎日売れ始めたLINEスタンプ、買われ方はどう変わった?
ウミノさんがAIで制作しているLINEスタンプは、9月末に3日間ほど売上が立たない時期がありました。ところが10月に入ってからは、ほぼ毎日売れるようになったといいます。
ウミノさんは、10月に入ってスタンプの売れ方そのものが変わってきたと感じています。9月は本人が発信に力を入れていたので、売上の半分から3分の1ほどは、発信に貼ったリンク経由の購入だったと見ています。
だんだんね、検索から買われている感が強くなってきました。
9月: 売上の半分〜3分の1ほどは、ウミノさん自身の発信のリンクから購入されていた
10月: 発信を見ていない人が、検索で見つけて買っている感覚が強くなった
収録日の金曜日の時点で、10月に売上がなかったのは1日だけでした。2日から8日までは毎日売れ、前日は絵文字とスタンプが1つずつ売れて104円の売上になったそうです。
前日に売れたのは、ダジャレ動物スタンプと、恐ろしげ明朝恐ろしげ明朝のほめ絵文字です。ダジャレ動物スタンプは「どうぞう」「そうかもね」「仕方ない」「確かに」のように、動物や虫にちなんだダジャレを入れたもので、ウミノさんの友達も「これ好き」と言ってくれたといいます。
ほめ絵文字は「よき」「えぐ」「最高」「すご」といった言葉をハンコ風にしたもので、フォントを使って作っています。ウミノさんは、フォントを使うときは必ず利用規約を確認するよう呼びかけています。
たまにね、あの「LINEスタンプに使わないでください」っていうフォントもあったりしますので、気をつける必要があります。
この2つのスタンプは、どちらもかなり前に出したものです。新着として表示されたわけではなさそうなので、ウミノさんは、買った人が検索で見つけてくれたのだろうと考えています。
AIは可愛い文字が苦手?タイトルのセンスにも悩む日々
ウミノさんは最近、文字が大きめのスタンプを出したいと考えて試行錯誤しています。ただ、CodexやChatGPT Image 2.5で作らせても、文字がなかなか可愛くならないといいます。
やっぱり可愛い字が書ける人って最強だなって思います。手書きの良さって本当にありますよね。
ウミノさんは、収録の前日と当日にスタンプと絵文字を100個ほどAIに作らせました。しかし、本人のお眼鏡にかなう出来ではなく、「こんな絵文字誰が買うんだよ」と思うものもいくつかできてしまったそうです。とくに絵文字はサイズが小さいので見やすくしてほしいのに、その意図がAIになかなか伝わらないといいます。
もう一つの悩みが、AIが付けるスタンプのタイトルです。ウミノさんは、AIでLINEスタンプを作る人にとっての「あるある」だろうと話しています。
「折り紙の町のつぶやき」みたいな。「折り紙の町のつぶやきって何それ?」みたいな感じじゃないですか。
実際のスタンプは折り紙や切り絵のような雰囲気で、町も出てこないし、折り紙というほどでもないそうです。ひどいタイトルは直すこともありますが、100個もあると確認しきれません。そのため、AIに下書きまでアップロードさせ、ウミノさんが同意してリクエストまで出してしまうこともあるといいます。
1日100円から月3万円へ。売れるために何を避けるか
いまのLINEスタンプの売上は、1日100円ほどです。このペースなら月3000円になりますが、ウミノさんは売上がすごい勢いで伸びているとして、月3万円くらいまではいけるのではないかと見ています。
ウミノさん自身も「ちょっと行き過ぎかな」と言い、競合も増えているだろうとしています。そのうえで、クオリティを高くできるなら月3万円は十分に想定できる範囲だと考えています。今の10倍なら、10倍作ればいいという見立てです。
「売れない」と悩む人に向けて、ウミノさんは自分もそれほど売れているわけではないと前置きしたうえで、狙っていることを話しました。まず、できる限りクオリティの高いものを出し、誰が使うのかわからないスタンプは作らないようにしているといいます。
AIに任せると、こじつけたようなスタンプができやすいそうです。ウミノさんが挙げたのは「食パンの毎日の挨拶」のような例で、「おはよう今日もパンだね」「ごめんなさい、パンがカサカサ」といった言葉が並んでしまいます。
友達や同僚に実際に送る場面を想像して、使われない言葉を避けることが大切だという指摘です。ただしウミノさんは、自分のスタンプにもそういうものがかなり入っていると認めています。
無料で画像生成できる「Dots」で何を作っている?
使われないスタンプを避けるには、Astraに任せるとうまくいきそうだとウミノさんは感じています。それでもいまは、10月末まで画像生成が無料らしいChatGPTのDotsを使ってスタンプを量産しています。Codexなどの利用枠とは別に使い放題らしいため、ガンガン作っているそうです。
Dotsの中身もAstraだと聞いたものの、ウミノさんの体感ではAstraのほうが賢いといいます。
ウミノさんの説明では、Dotsは自分のパソコンを操作できるうえに、Dots自体も隔離されたコンピューターを持っています。画像生成はそのコンピューターの中で行われているようで、10月中はトークンを消費しない仕組みのようです。
10月中はトークンを消費しないようで、無料らしいと考えて量産している
トークンを消費し、サブスクの利用枠が減るようだ
ウミノさんはDotsを面白いと感じていて、講座を作りたい気持ちもあります。ただ情報が少ないため、作るとしても超初心者向けになりそうだと話しています。
LINEスタンプは副業になる?使っているスキルと始め方
ウミノさんは、AIで作るLINEスタンプを結構いい副業だと考えていて、ぜひやってみてほしいと勧めています。
ウミノさんが使っているのは、けいすけさんが作ったLINEスタンプ作成用のAIエージェントスキルです。いまのAIは賢いので、自分で「LINEスタンプを作って」「下書きまで作って」と頼んでも対応してくれるだろうとしています。
けいすけさんのやつを使えばもっと早くできるし、私はそのけいすけさんのLINEスタンプを作るAIエージェントスキルから、かなり改造を入れて(使っています)。
ウミノさんは、このスキルをFalooではなくCodexで画像生成するように変えるなど、自分用に手を加えています。このスキルはスキルパックに入っていて、ほかのスキルも使えるといいます。リンクは番組の概要欄に貼られています。
まとめ
10月に入って、ウミノさんのLINEスタンプは検索経由で毎日売れるようになりました。一方で、AI制作には文字の可愛さやタイトルのセンスといった課題が残っていて、ウミノさんは品質と量の両方で伸ばそうとしています。
- 売上の中心が、本人の発信経由から検索経由に移りつつある
- いまは1日100円ほどで、品質を上げれば月3万円も視野に入るという見立て
- AIが作りがちな「誰が送るのか」というスタンプを避けることが大事
- フォントを使うときは、必ず利用規約を確認する
- けいすけさんのスキルを改造し、無料らしいDotsで量産している





