最新モデルを追いかけ続けるのは疲れませんか?
しくみさんの音声日記「おこづかいじゃ足りません!」は、本業のかたわらAIを使ってものを作ったり、Podcastを録ったりする日々を語る番組です。今回のテーマは「AIは趣味で選ぶ時代になった」という話です。
しくみさんがこう考えるきっかけは、AI各社の性能が横並びになってきたことです。ChatGPTがAstraを出せば、ClaudeがOpus 5.5を出し、来週にはGeminiがまた新しいモデルを出すという話もあるなど、各社は抜きつ抜かれつを続けています。
(新しいモデルが)出るたびに新しいのに変えたらキリないな、みたいな感じになってきてるなと思ってて。
しくみさんの見立てでは、一瞬遅れているAIでも、そのまま使っていればやがて新モデルで抜き返します。だからこそ、最新モデルかどうかより性能以外の部分で選ぶことになるのではないか、と考えています。
普通の利用者にとって、「今月これに課金していたけれど、途中で新しいのが出たから次に課金する」という乗り換えは難しいものです。ある程度同じAIを使い続けたいなら、趣味で選ぶのが自然だというのがしくみさんの主張です。
しくみさん自身は、もともとGeminiをずっと使っていましたが、いろいろな意味でイマイチだと感じ、今は基本的にClaudeでほぼ何でもやっているそうです。
Claudeを選ぶ理由は「思想」と「デザインの好み」
しくみさんがClaudeを使う理由は大きく3つあります。1つ目は、Claudeを開発するAnthropic ── Claudeを開発するアメリカのAI企業。AIの安全性を重視する姿勢を掲げていることで知られていますという会社のスタンスで、しくみさんは「かっこいい」と表現しています。
しくみさんによれば、アメリカの国防省のような機関にClaudeが使われていた際、軍事利用を断ったという話がありました。OpenAIも一度は断ったように見えたものの、実はClaudeの後にOpenAIがそこへ入っていったといいます。
そういう思想的な部分で、Claude、Anthropicっていいなというのが、まあスタートにありますと。
2つ目の理由はデザイン面です。しくみさんは配信を文字起こししてnoteに投稿しており、そのサムネイルを基本的にClaudeで作っています。リスタート後の3回のうち1回は、ChatGPTの画像生成で作ったこともあったそうです。
ただ、しくみさんにとっては、デザインの好みが圧倒的にClaudeのほうに合っていました。両者のサムネイルの印象の違いは、次のように整理できます。
シンプルで、シュッとしている。番組の空気感を作るのに合う
コッテコテのゴッテゴテ。もしかしたら見てもらいやすいかもしれない
その空気感っていうか、そういうのを作っていく意味では、なんかClaudeの方がいいなと思って。
しくみさんは今後もサムネイルづくりにClaudeを使い続けるつもりだと話し、この点は「思いっきり趣味のところ」だと振り返っています。
コードの最先端はClaude?乗り換え疲れからの解放
3つ目の理由は、コードを書くときの使いやすさです。しくみさんはCodex ── OpenAIが提供するコーディング支援AI。コードの作成や修正を自動で行いますでも全然いいとしつつ、個人的にはClaude Code ── Anthropicが提供する、ターミナルなどから使うコーディング支援ツールのほうが扱いやすいと感じています。
Claudeの以前のモデルについては「イマイチだ」という声もありましたが、しくみさん自身はまったくそう感じず、普通に使えていたそうです。
なんとなくそのコードの最先端がClaudeじゃないかと勝手に思ってるので、そういう意味でもやっぱClaudeいいなと思って使ってます。
しくみさんは最後に、Claudeをゴリ押ししたいわけではないと断っています。伝えたかったのは、それぞれが自分の趣味でAIを選び、使い続ければよいということです。
最先端のモデルを次々に乗り換え続けるのは大変です。趣味で選んで使い続けることで、その疲労感から解放されるのではないか、としくみさんは話を締めくくりました。
まとめ
AIの性能競争が抜きつ抜かれつで続くなか、しくみさんは最新モデルを追いかけるより、共感できる会社や好みに合うAIを選んで使い続けるほうがよいと考えています。自身がClaudeを選ぶ理由として、会社の思想、デザインの好み、コーディングのしやすさを挙げました。
- AI各社の性能差は縮まり、新モデルが出るたびに乗り換えるのはキリがない
- しくみさんはGeminiからClaudeに移り、今はほぼ何でもClaudeで行っている
- Claudeを選ぶ理由は、Anthropicのスタンス、シンプルなデザイン、Claude Codeの扱いやすさ
- 趣味で選んで使い続けることが、乗り換え疲れを避ける方法だと話している


