エルメスだけ別格?ネクタイ仕入れの値段の線引き
ちゅんていさんは、連日AIやChatGPTの話題が続いていることを断りつつ、それだけ感動しているので、しばらくはこの話が続きそうだと話しています。
今回のきっかけは、ちゅんていさんが最近力を入れているネクタイの仕入れです。セカンドストリートやトレジャーファクトリー、ブックオフといったリサイクルショップには、どこにでも必ずネクタイコーナーがあるといいます。
ちゅんていさんが狙うのは、ファッションに興味がない人でも知っている有名ブランドのネクタイです。プラダ、グッチ、ヴィトン、ディオール、フェラガモ、セリーヌ、マルタンマルジェラ、イヴサンローラン、ケンゾー、コーチなど、挙げたらきりがないほどのブランド品がネクタイコーナーにぶら下がっていると話します。
基準としてはエルメスだけ別格で、あとはその1000円以下のものがあったら、もうデザイン問わず、まあ状態は見ますけども、デザイン問わず仕入れてしまってます。
ちゅんていさんの仕入れ基準は、具体例で示されています。エルメスだけは2000円以下、それ以外の有名ブランドは1000円以下なら仕入れる、というシンプルなルールです。
| ブランド | 店頭価格 | 判断 |
|---|---|---|
| グッチ | 900円 | 仕入れる |
| ヴィトン | 1500円 | 仕入れない |
| フェラガモ | 500円 | 仕入れる |
| プラダ | 1800円 | 仕入れない |
| エルメス | 2000円 | 仕入れる |
| エルメス | 2500円 | 仕入れない |
ブランド名を左上に。Canva加工とメルカリ・eBayの並売
ちゅんていさんのネクタイの売り方は、まずネクタイの表側を撮影するところから始まります。そのあと、Canva ── オンラインで使える画像・デザイン作成サービス。テンプレートや文字入れ機能があり、ブラウザやアプリから手軽に画像を加工できますで写真に文字入れをしています。
文字入れの中身は、ブランド名です。ルイヴィトンなら「ルイヴィトン」、エルメスなら「エルメス」と、画面の左上に入れているそうです。
ネクタイってバーって調べてる人が、まあブランド名とはっきり分かった方がいいじゃないですか、すぐ。あの商品名見るよりも。
ネクタイを探している人が、商品名を読む前にひと目でブランドがわかるようにする工夫、というわけですね。この文字入れを、ちゅんていさんはネクタイ1本ごとに手作業でやっていました。
加工した画像を使って、ちゅんていさんはまずメルカリで販売し、さらに海外のECサイトであるeBay ── アメリカ発の世界最大級のオンラインマーケットプレイス。オークション形式と即決形式があり、世界中の購入者に向けて出品できますにも出品しています。メルカリは日本語、eBayは英語で出す並売のスタイルです。
ChatGPTのワークに頼むと何が変わった?速さより「放置できること」
ちゅんていさんのこれまでの流れは、仕入れ、撮影、Canvaでの加工、メルカリへの出品、eBayへの英語での出品、そして売れたら梱包・発送というものでした。このうちパソコン作業の部分を、ChatGPTのワーク機能に「やって」と頼んでみたそうです。
すると、ChatGPTのワーク機能がCanvaと連携して文字入れをこなし、メルカリの出品、eBayの出品まで進めてくれたといいます。ただ、出品まで任せるのは少し怖いので、ちゅんていさんは下書き止まりにしています。
撮影後、Canvaでの文字入れ、メルカリへの出品、eBayへの英語出品をすべて自分の手でパソコン作業していた
ChatGPTがCanva加工からメルカリ・eBayの下書きまでを行い、自分はチェックして出品ボタンを押すだけになった
ぶっちゃけもうほとんど手直し要らないぐらいすぐ出品できちゃいます。うん。なんで、あのパソコンでやる作業っていうのがほぼなくなったんですね。
一方で、ちゅんていさんはChatGPTの作業スピードについても正直に話しています。ChatGPTのアプリはパソコンを操作しながら、画面を1つずつ切り替えて考えて進めるので、人間の半分ぐらいの速さだそうです。人間なら5分で終わる作業に、ChatGPTは10分かかる計算です。
だから1品や2品なら、ちゅんていさんいわく自分でやったほうが早いとのこと。ポイントは、品数が増えたときです。
ネクタイ30品を1品5分で休憩なしにこなしても、人間なら150分、約2時間半かかります。ChatGPTに同じ30品を任せると倍の5時間ほどかかりますが、本業で会社に行っている間に家のMacで進めておいてもらえば、帰宅時には下書きが全部終わっている、という使い方ができます。
寝る前に仕事頼んどいて、で、朝起きたら出来上がってますだったら最高じゃないですか。
遅くても、人が寝ている間や働いている間に進むなら問題にならない。スピードより「任せて放置できること」が、ちゅんていさんの感動の中心にあるようです。
外注さんは月額3000円のAIで足りる?
ちゅんていさんによると、Canvaでの画像加工や出品を手伝う外注さんは、クラウドワークス ── 日本の大手クラウドソーシングサービス。企業や個人がオンラインで仕事を発注し、在宅ワーカーが受注できる仕組みですやランサーズでも雇えるそうです。1品あたり50円でも出せば、応募が殺到するといいます。
ただ、ちゅんていさんの例えでは、1品50円で60品を頼めば3000円になります。ChatGPTは月額3000円で、出品作業を1日10品、20品、30品とこなしてくれるうえ、ネクタイ以外にも様々なことに使えるという比較です。
1品50円ほどで応募が集まるが、60品頼むと3000円かかる
月額3000円で1日数十品の作業をこなし、出品以外の用途にも使える
ちゅんていさん自身、トークンが足りなくなるなど何か制限があるかもしれない、と留保もつけています。それでも「これ本当人いらないな」と心の底から思ったそうです。
ちゅんていさんがeBayに力を入れていた頃は、出品の外注さん、翻訳の外注さん、発送代行、価格調整の外注さんまで入れていたといいます。このうち発送代行はAIにはできないとしつつ、翻訳はChatGPTが流暢な英語や日本語でやってくれるので、もういらないと話しています。
リモートで頼んでた外注さん、まあパソコンで終わるような、その外注さんというのは、本当もうChatGPTに月額3000円払えば済んでしまう話ですので、本当もうすごいいい時代になったなと思いました。
地味にだるい「ポチポチ作業」からの解放
ちゅんていさんは、出品作業そのものが地味にだるいと本音を語っています。単純作業ではあるものの、ずっとパソコンを見ながら手を動かし続けるのがしんどいそうです。
めちゃくちゃずっとポチポチポチポチポチポチコピー貼り付けポチポチポチコピー貼り付けみたいな感じで、ずっとですね、手を動かしてやってて、ずっとパソコン見てるんですよ。
その作業を丸ごと任せられるのは相当なことで、すごい進化だとちゅんていさんは感じています。今後もChatGPTなどを動かしてみて、新しい発見があれば発信していくそうです。
最後にちゅんていさんは、ChatGPTは課金したほうがいいとすすめています。無課金でもできるかはわからないとしつつ、課金して試すと出品作業がめちゃくちゃ楽になる、と話しています。
まとめ
ちゅんていさんがChatGPTのワーク機能に感動したのは、速さではなく、ネクタイ出品のパソコン作業を丸ごと任せて放置できる点でした。人が手を動かさなくても、本業中や就寝中に下書きが仕上がっていく。転売の時間を現場の仕入れや発送に回せるのが、いちばんの変化かもしれません。
- ネクタイの仕入れ基準はエルメスが2000円以下、その他の有名ブランドは1000円以下
- ChatGPTがCanvaでのブランド名入れから、メルカリとeBayの下書きまでを連携して作ってくれる
- 作業速度は人間の半分ほどだが、本業中や寝ている間に任せれば30品で約2時間半が浮く計算
- 出品や翻訳など、パソコンで完結する外注作業は月額3000円のChatGPTで代わりがきくと感じている
- 発送代行のような物理的な作業はAIにはできないので、そこは人の仕事として残る


