9月の純利益58,314円は「残業した方がマシ」?
ちゅんてぃんさんの番組「国際転売ヤー」は、海外で仕入れた品を日本のフリマサイトで売り、旅費を浮かせようというコンセプトで始まった番組です。毎月恒例の企画として、副業の純利益を発表しています。
ここでいう純利益は、売上から仕入れ代金、梱包資材、送料などの経費を全部差し引いて、手元に残った金額のこと。2026年9月の純利益は58,314円でした。
ちゅんてぃんさんは、副業は1日1時間と決めていて、9月の稼働は合計30時間。多すぎても少なすぎてもいけないと、この30時間を徹底しているそうです。
時給にすると1,943円。ちゅんてぃんさんはこの金額を、一般的な会社員なら残業した方がまだマシな水準だと見ていて、9月は失敗だったと振り返っています。
(時給1,943円は)普通のお勤めしてる一般的な会社員ですと、残業した方がまだマシっていう金額ですね。
7月と8月は8万〜9万円ほどで、9月より3万円ほど多かったといいます。目標は、1日1時間・月30時間の作業で、最低でも月10万円の利益を出すことです。
月10万円を30時間で稼げば、時給は3,333円。ちゅんてぃんさんは、この水準なら残業より副業を選ぶ意味がある数字だと話しています。ただし、残業ができない職種や会社の人から見れば、5万8千円でも十分いい数字だとも付け加えていました。
10ヶ月同じやり方なのに、なぜ9月は落ちた?
ちゅんてぃんさんが今のスタイルを始めてから、もう10ヶ月ほど。物販の経験自体は8〜10年ほどあり、手法を変えながら今の形に落ち着いたそうです。そのぶん、ここまでかかった時間は長すぎるという反省も口にしています。
仕入れの主軸は、リサイクルショップで品物を仕入れて売ること。そこに、月に1〜2回あるK-POPアイドルやアニメのポップアップイベントでの仕入れが加わります。7月から9月まで、このやり方はほとんど変わっていません。
9月が落ち込んだ理由について、ちゅんてぃんさんはリサイクルショップの仕入れがあまりうまくいかなかったことと、ポップアップイベントの仕入れで稼げなかったことの2つを挙げています。
どうしてもその(店に)行けば必ず利益商品があるってものでもないので、変動はいたしますので。
仕入れの成否には実力だけでなく運も大きく絡む、というのがちゅんてぃんさんの見方です。それでも目標は変えません。
10月も副業の時間は1日1時間のまま変えず、仕入れの視野を広げたり、今やっていることを深掘りしたりして、利益を上げていきたいと話しています。
900円の中国茶器セットが大化けした話
9月は仕入れが少なかった一方で、ちゅんてぃんさんいわく「超ホームラン」が2回ありました。どちらも、安く仕入れた食器が高値で売れたケースです。
1つ目は中国茶器のフルセット。中国の人がお茶を飲むときに使う湯呑みや茶こしなどがそろったセットで、メーカー名はアランティックと読めたそうです。セカンドストリート ── 全国にあるリユースショップのチェーン。衣類や雑貨、食器などの中古品を幅広く扱っていて、せどりの仕入れ先としてもよく使われますで、このセットが900円で売られていました。
ちゅんてぃんさんが調べても、まったく同じセットは見つかりませんでした。ただ、同じメーカーの別の食器が異様に高い値段で売られていて、しかも実際に売れていたといいます。
これもしやとピンと来て、最初強気でその茶器セット1万5千円で出したんですよ。
ところが、中国茶器セットはしばらく動きがなく、いいねもつきませんでした。ダメだったかと思って3,000円ほど値下げしたところ、すぐに売れたそうです。
そしたらすぐにパンって売れて、え、マジかとか思って。
購入者からはきちんと評価とお礼も届き、900円で仕入れた中国茶器セットだけで、送料などを引いても約1万1千円の利益になりました。
300円の有田焼で感じた「利益の匂い」とリスク
2つ目の大当たりも、セカンドストリートで見つけた食器でした。有田焼 ── 佐賀県有田町周辺で作られる磁器。江戸時代から続く日本を代表する焼き物で、色鮮やかな絵付けのものも多く知られていますの、少し派手な湯呑みセットと急須で、窯元の名前は現伊右衛門と読むのか、本人も自信がない様子でした。
それ(湯呑みセットと急須)が300円で売ってて、キラキラキラって利益の匂いがしたんですよ。
有田焼の湯呑みセットも、まったく同じ品は見つからなかったものの、同じシリーズの品が異様に高く売れていました。そこで300円で仕入れたものを1万1千円ほどで出品したところ、2〜3日ほど反応がなかったあと、海外の代行業者が購入したそうです。
| 商品 | 仕入れ値 | 売れるまで |
|---|---|---|
| 中国茶器のフルセット | 900円 | 1万5千円で出品し、反応がなく約3,000円値下げしてすぐ売れた |
| 有田焼の湯呑みセットと急須 | 300円 | 1万1千円ほどで出品し、2〜3日後に海外の代行業者が購入 |
安く仕入れたものを高く売るときには、怖さもあるといいます。書いたブランド名が違う、偽物ではないか、とクレームをつけられたらどうしようという不安です。
ちゅんてぃんさんは、できる限り調べたうえで、ちゃんとしたお店で買っていると話します。そのうえで、偽物だ、写真や説明と違うと言われたら、潔く返品を受け入れるつもりで出品しているそうです。
仕入れ値が300円ほどなら、売れなくても自分で使う、人にあげる、別のリサイクルショップに売るといった逃げ道もあります。そう構えて出したものが高値で売れたことから、ちゅんてぃんさんは食器にはかなり伸びしろがあると感じたと話しています。
大当たりがなければ3万円。運と集中力に左右される店舗仕入れ
ちゅんてぃんさんによると、食器の大当たり2回がなければ、9月の純利益はおそらく3万円ほどだったそうです。だからこそ、実力と同じくらい運も大事だと振り返っています。
運のほかにも、その日の体調、使える時間、回れる店舗の数、どれだけ頭が冴えているかが仕入れの結果を左右するといいます。店舗での仕入れは、それくらい集中力を使う作業です。
プロの方の動画見てると、いや、30分も同じ店舗に滞在しないよとか言ってるんですけども、自分の場合、1店舗2時間とか居座っちゃったりするんですね。
ちゅんてぃんさんは、ずっとスマホでリサーチしながら店内に居続けるので「かなり怪しいですよね」と笑います。そこまで集中するので、仕入れの成果は回った店舗の順番で大きく変わるそうです。
1店舗目、2店舗目までは集中力が続き、まだ仕入れられる
3店舗目、4店舗目になると頭が回らず、ほとんど仕入れられないこともある
とはいえ、ちゅんてぃんさんは言い訳はせず、月10万円はキープしたいという気持ちを改めて口にしています。2026年10月分も、利益計算が終わり次第、同じように純利益を発表する予定だそうです。
まとめ
2026年9月の副業純利益は58,314円、時給換算で1,943円と、目標の月10万円には届かない「失敗の月」でした。仕入れの不調を食器の大当たり2回が支えた形で、運や体力に左右される店舗仕入れの難しさと、食器の伸びしろの両方が見えた月だったようです。
- 9月の純利益は58,314円、稼働30時間で時給1,943円。目標は月10万円、時給3,333円です
- リサイクルショップとポップアップイベントの仕入れがどちらも不調で、7・8月より約3万円少なくなりました
- 900円の中国茶器セットと300円の有田焼の湯呑みセットが大当たりし、食器の伸びしろを感じたそうです
- 大当たりがなければ利益は3万円ほどで、運や集中力、体調が結果を大きく左右すると振り返っています
- 10月も1日1時間は変えず、視野を広げたり深掘りしたりして利益アップを目指します




