今日紹介するのは「宅配牛乳」のニュース
この日の配信で川上さんが取り上げたのは、都会で牛乳配達が伸びているというニュースでした。
気になったのは、宅配牛乳が思いのほか元気だという話題。生協やネットの宅配サービスが身近になるなかで、あらためて牛乳配達に注目が集まっているそうです。
ちょっと都会の方でこの牛乳配達が伸びに伸びているというニュースが上がってたんで、ちょっと気になったんで、AIでまとめて紹介していこうかなと思います。
紹介する記事は日経リスキリングのもので、それをAIに入れて深掘りしてもらった内容を読み上げていく、という流れで進みます。
月給8万円の「崖っぷち社長」が継いだ会社
主役は千葉県で牛乳配達業を営む明治クッカーの2代目社長、西原亮さん。通称「ニッシー社長」です。
記事によると、月給8万円の崖っぷち状態から10年で売上7倍、顧客6倍という成長を実現したといいます。
そもそも牛乳配達業界は、10年前の時点でかなり厳しい状況だったと紹介されます。
超アナログで労働集約型、営業利益率はわずか1パーセント。全国3000社あるなかで、ウェブサイトを持つのはたった20社という「IT未開の地」でした。
西原さんは慶應を出て経営コンサル会社に勤めていましたが、社内での評価は「最も仕事ができない人間」。そのプライドを砕かれた経験が原点になったといいます。
転機は2013年。父親の3度目の脳梗塞で、倒産寸前の家業を継がざるを得なくなります。当時の給料は月8万円、顧客は1000件でした。
誰もやりたがらない場所にこそチャンスがあると言われたそうです。
紙とFAXだらけの現場をどう変えたか
西原さんが向き合ったのは、紙、FAX、手書きメモだらけの現場でした。そこにデジタルの力を持ち込んでいきます。
記事では、Googleの各ツールを使った具体的な取り組みが紹介されます。
ポイントは、スタッフの年齢が20代から75歳と幅広く、主婦が多く、いわゆる「ITリテラシーは存在しない」と言われるレベルだったこと。
だからこそ西原さんは、スマホで検索するだけの設計にこだわり、「使えるDX」を追求したと紹介されています。
週3から週1へ。配達を減らして生まれた時間
もう一つの大きな改革が、配達頻度の見直しでした。週3回だった配達を週1回に変えたのです。
これで業務の3分の1を削減し、その分の人手と時間を営業やマーケティング、教育に回せるようにしました。
低利益の業界において、時間を生むことの意味はとてつもなく大きく、そして利益が出るようになったからこそ、従業員の給与も大きく改善されていきました。
さらに西原さんが目指したのは、単なる「配達屋さん」ではなく、地域の問題解決パートナーになること。
地震のあとに一人暮らしの高齢者へ安否確認の電話をかけたり、迷子ペットのチラシを一緒に配ったり、庭掃除やハウスクリーニングを紹介したり。顔の見える関係だからこそ気づけることを武器にしていったといいます。
記事は、こうした事業改善そのものをコンテンツ化した点にも触れます。YouTubeのクッカー8は登録者数11万人、著書は14万部を突破し、Googleのイベントにも登壇しているそうです。
酪農家として感じた「これ、うちの業界にも」
記事を読み終えた川上さんは、酪農家としての実感を重ねていきます。
牛乳配達自体は衰退していて、牛乳の売上もそこで落ちていた部分があったと振り返ります。今の配達は牛乳がメインというより、サービスなど二次的なものが増えているのかもしれない、という見立てです。
関東・千葉県の取り組みが、ほかの地域にも広がってほしいと期待を寄せます。
その流れで、地元・出雲でも最近ようやくUberの配達が使えるようになった話に。実際に頼んでみて便利さを実感したそうです。
一方で気になるのは、田舎で増えている買い物難民の存在。高齢者にスマホを使ってもらうのは簡単ではないものの、こうしたサービスが浸透すれば救世主になるのでは、と考えています。
あそこと牛乳掛け合わせたらもっと面白くなるんだろうなと思ったりしますね。
このアイデア奪ってもいいですよ。誰か。
FAXやめたい。現場のリアルな本音
最後に川上さんは、自分自身が向き合っている「変えにくさ」についても本音をこぼします。
会議で年配の酪農家と話すと、スマホやインターネットが使えないという壁は本当に大きい。だからこそ、明治クッカーが現場を変えられたことに感心したといいます。
よくここを変えられたなと思って。この取り組みはちょっと面白いなと思って、参考にしたいところもあったりしますね。
そして、ぽろりと出てきたのが現場のリアルな願いでした。
もうFAXやめて早く。会議ももういちいち集まらなくていいよ。ウェブでできるやつはウェブでしちゃおうよ。
大がかりな改革でなくても、身近な小さなところから変えていきたい。そんな締めくくりでした。
まとめ
斜陽と言われた牛乳配達業を立て直した事例を通して、業界の古さやITの苦手意識よりも、人と向き合って一歩踏み出す姿勢が変化を生むと伝わってくる回でした。
- 千葉県・明治クッカーはDXで売上7倍、顧客6倍を実現したと記事は伝える
- ITリテラシーが低い現場でも「スマホで検索するだけ」の使えるDXにこだわった
- 配達を週3から週1に減らし、生まれた時間を営業・教育・利益に回した
- 配達屋ではなく地域の問題解決パートナーを目指した点が特徴
- 川上さんは酪農業界のFAX文化や会議のあり方にも、小さく変えていきたいと共感を寄せた





