ボストニアンはなぜ寒くてもダウンを着ないのか
石角さんが久しぶりにボストンを訪れ、10月下旬の寒さと紅葉、そしてボストンの人たちの薄着ぶりを振り返るところから、この回は始まります。
皆さんこんにちは。パロアルトインサイトCEOの石角友愛です。
CTOの長谷川貴久です。
いつもLevel 5 by Palo Alto Insight AI時代のキャリア戦略をお聞きくださりありがとうございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。
本日は私と長谷川さん2人でやっていきたいと思います。2週間ぐらい多分お休みしてたと思うんですけど、実は私、この間ボストンに久しぶりに行ってきまして。
へー。
ボストン、やっぱりこの時期でもすでに寒かったですね。時差ボケで朝6時ぐらいに早く起きちゃうんですけど、まだ真っ暗で、車も凍ってる感じ。もう霜とかができていて。
でも日中は天気がすごい良くなるんですよね。なのでボストニアンとか、寒さとか雪とかに慣れてるから、この程度の天気でダウンとか着てる人はいないんですよ。特に若い人をはじめとして。
この段階でダウンとか出しちゃうと、これから来る恐ろしい長い寒い冬に対応できなくなるっていうのもあるのかわかんないけど、とにかく薄着ですね、ボストニアン。
体を鍛えてる。
そうなんですかね。日中あったかいとか、日差しが強くなるので、風とかは冷たいんですけど、すぐにダウンを出さないというのがあるのかなと思いました。
あとは、この時期のニューイングランド、10月下旬ですけど、すごい紅葉が綺麗で、日本にはないタイプの木がすごく黄色とか真っ赤になって。
高速道路を走っていても、本当に綺麗な紅葉がパーッと見えて、すごく綺麗でしたね。
いいですね。
「帰ってきた」と思わせる街並みとダンキン
石角さんは、ハーバードの卒業生として、ボストンを訪れると「帰ってきた」と感じる理由を、何十年も変わらない街並みとダンキンドーナツに見いだします。
ボストン行くと、自分自身もハーバード卒業生だっていうこともあって、なんか不思議と、帰ってきたなっていう感覚があるんですよね。
多分ね、私なんかもう10代の頃から、ボストン大学とかでサマースクール行ったりとかしてたのもあって、すごいボストンと関わり長いんですよ。
で、その時から変わってないんですよ、(ボストンの)街並みが。それって結構すごいことで。アメリカの街並みってすごい変容するじゃないですか。
去年まであったお店がどんどんなくなって、ああ、もうこんななってんだみたいな。特にニューヨークとか当たり前で、すごい新陳代謝激しいと思うんですけど。
チャールズリバー沿いの大きな広告とかも、ほぼ何十年も変わってないんじゃないかなと思うようなのがあったり。ビルのネオンサインとか変わってないんですよね。
それもね、多分、帰ってきたなっていうのの1つで。あともう1つがダンキンドーナツですね。
(ダンキンは)なんでボストンに来ると帰ってきたって思うのかの、間違いなく大事な理由のうちの1つで。ボストンって空港からしてダンキンで溢れてるじゃないですか。
街もさ、そこら中にダンキンドーナツがあって、朝からみんな何ドーナツ食べてるの?って思うかもしれないけど、やっぱコーヒー買うんですよね、ダンキンの。ボストニアンは。
スタバとかたくさん美味しいコーヒー屋さんあるんだけど、ダンキンのコーヒーに対してのボストニアンの熱い思いっていうのをね、感じるよね。ボストンの街歩いてると。
面白いですよね。ダンキンドーナツはアメリカ中にあるのに、ボストンのダンキンだけ、シアトルのスタバみたいな、なんかあるのかもしれませんね、その発祥の地というか。
ボストンとダンキンドーナツというと、私が思い出すのはグッド・ウィル・ハンティングですね。マット・デイモンとベン・アフレックがボストンで。
あれもやっぱり、ダンキン買ってるシーンとか、ダンキン飲んでるシーンが映されていて、もうずっと昔からそうなんでしょうね。ボストンの文化の一部。
文化なんだよね。そうなのよ。そうなんですよ。
グッド・ウィル・ハンティングとかさ、(マット・デイモンは)工事現場で働く役だったじゃないですか。そういう方がダンキン飲んでるのも似合うし、普通にハーバードスクエアとかでもダンキン飲んでるじゃないですか。
なんかね、関係ないんだよね、誰が。もうみんな飲んでる。みんなを1つにする要素なんですよ。
いや、素晴らしいですね。
共通点。
そうかもしれない。地域をね、つなぐ。社会のノリみたいな、そういうつなぎ役みたいな。
秋のボストンで食べたいもの
長谷川さんの問いかけから、話はボストンの食べ物とハーバードスクエアの変わらないお店へ移ります。
ちなみにボストンって、秋の味覚とかあるんですか?
アメリカ人的感覚から、やっぱボストン、シーフードが有名なので。ロブスターとかクラムチャウダーとかね、有名で美味しいシーフードレストランとかあるから。
初めてボストン行く人だったら、やっぱりアメリカならではの、ニューイングランドの美味しいもの(シーフード)食べてもらいたい。
日本も美味しいけど、アメリカのシーフードってまた違う美味しさがあるので。料理の仕方ももちろん違うし、美味しいですよ、すごく。
あとダンキンは、やっぱりボストニアンになったつもりで、必ずコーヒーは1回買ってほしいっていうのと。
ハーバードスクエアに限られちゃうんですけど、私の(レストランの)知識っていうのが。ハーバードの学生がみんな愛してやまない有名なハンバーガー屋さんとかアイスクリーム屋さんとかあるので。
それもね、なくなんないんですよ。変わんないの。それがまたね、ホーム感を出してるんですけど。新しいお店もね、どんどん増えてるんですけど。
ということで、ボストンいいですね。定期的に行きたくなっちゃう不思議な街ですね。
AI時代に「変わらないもの」がくれる安心感
長谷川さんは、移り変わりの激しいAI時代だからこそ、変わらないものが心の拠り所になると話します。石角さんは、アメリカで学校が閉校する話につなげます。
ジェフ・ベゾスじゃないですけれども、AI時代で、次はなんだ、明日はどのモデルだ、明後日はまた別のハーネスだとかっていう、移り変わりが激しい時代の中で。
この変わらないものっていうのは何なのかっていうのを、ちゃんと思い知らされますよね。変わらないものがあることの心の安心感、拠り所。
こういうのも人間にとってはすごく大事なものだなと思いますし、お店もそうですけれども、学校とかもすごく大事な位置づけですよね。
母校がまだあるんだみたいな、そういうのはずっと続いててほしいなっていうふうに思います。
大学の町のランドスケープって、変わんないじゃないですか。ハーバードスクエアの町の風景とか、よっぽどのことがない限り変わらないから。
細かいリテールショップがAからBに変わったとかはあっても、町全体の外観っていうのが変わらないで、ここにチャールズリバーが流れてて、ここに橋がかかってて。
町の風景ってすごく大事で。日本でもやっぱ大学がある街って、すごく統一感がある街並みがあると思うんですけど、すごい大事だと思いますね。
アメリカって、公立の小学校とかってなくなることよくあると思うんですけど、お友達の話で、その子が通った小学校がなくなっちゃって。カリフォルニアで予算のカットでね。
子供にとって、自分が通った学校がもうないんだって、ある一種の喪失感みたいなものがあったみたいなことを聞いて。
長谷川さんが言ったみたいに、自分が通った学校が何十年後にまだあるって、日本の感覚からすると当たり前かもしれないけど、アメリカって本当に当たり前じゃない。
自分が通った学校の風景がまだあるっていう、そういうのって結構大事かなって思ったりもします。ということで、本日もどうぞよろしくお願いいたします。
少なくとも20社、日本で何が漏れたのか
ニュースのコーナーでは、9月下旬以降にタイムズカー、ローソン、焼肉キング、ソースネクスト、バーガーキングジャパンなど少なくとも20社の大手が情報漏洩を公表した件を取り上げます。石角さんは、英語で書かれた2本の記事をもとに状況を整理します。
今週のホットニュース。今週も話題になったニュースを取り上げて議論していきたいと思います。ジャパンデータブリーチ2026。
日本のニュースを、今回あえて英語の記事で取り上げていこうという試みなんですけど。
9月下旬以降、タイムズカー、ローソン、焼肉キング、ソースネクスト、バーガーキングジャパンなど、少なくとも20社の大手が情報漏洩を公表。
ソフトバンク系IDCフロンティアのクラウドは、ランサムウェアで495の顧客組織が停止しましたという、いろいろと情報漏洩事件が今日本で起きているということで。
何があったのかと、なんで今なのかっていうところをまとめた記事が2つ見つかったので、この2つの記事をもとに長谷川さんと議論していきたいと思います。
1本目は、SOCRadarが10月20日に公開した「Japan Data Breaches 2026」という記事です。石角さんは、各社の流出件数と3つの侵入経路を読み上げます。
まず最初の記事が、SOCRadarの「Japan Data Breaches 2026」という10月20日の公開記事なんで、最新の情報ではないんですけれども。
ソースネクストが会員データAPIの悪用で約2252万件、スカイチケットが1464万件、バーガーキングジャパンが1118万件、焼肉キング1079万件と。
タイムズカーは160万件だけど、運転免許証の画像が流出。今回の波で最も機微性の高い損失とされていると書かれています。
侵入経路を3パターンに分けて紹介されていて、1つは委託先、共有基盤経由で一斉被害ということで、委託先やSaaS、クラウドが1つ侵害されると全顧客が同時にやられるという構図。
2つ目の侵入経路が会員アプリとAPIということで、NICTは公開Androidアプリを解析して裏側のAPIを特定する攻撃を警告し、AIがこの解析を安く早くしていると指摘しているということです。
3つ目の侵入経路が、本人確認書類級のデータということで。
金融庁は、本人確認書類画像の精査と、2027年4月1日期限に向けたICチップ確認の移行を、金融機関に要請しているということです。
記事では「なぜ今か」の要因として、次の4点が挙げられていると紹介されます。
- AIツールによる低コストの大規模探索
- VPNやランサム対策に予算が回り、ウェブアプリが後回しにされてきたこと
- 委託先による被害の増幅
- 他社の公表を受けた自主点検で、発覚が追いついたこと
「インターネットへの信頼性自体が崩れかねない」
現状をどう捉えるかと問われた長谷川さんは、AIによって攻撃が容易になっている怖さを率直に語ります。
いろいろと情報が載ってるんですけれども、長谷川さん、この現状をどう捉えていますか?
いや、ものすごく怖いですね。AIのサイバーセキュリティ能力も、防御もちゃんとできるけれども、攻撃の方でもいろんな側面からのアタックが容易になってきました。
ちゃんと防御しててもそれをかいくぐってこれるっていうところもあるし、今、ほんと氷山の一角というか、少し攻撃しやすいところが攻撃されている感があるんですけれども。
アタックがもう少しソフィスティケイテッドになってきて、基盤となるようなところが侵入を許してしまうと、インターネットへの信頼性自体が崩れかねないっていうところに来てると思います。
アプリとかシステムをメンテナンスしている人だったら、もう夜も眠れない中、いろんな方面からのセキュリティに気をつけながらやっていかなきゃいけないなって思わされる、一連の事件ですよね。
ですね。本当に一気に発覚してる。他社の公表を受けて自主点検で発覚が追いついた面っていうのが記事で指摘されてるけど、結構これってあるのかなって思うんですよね。
ニュースですごい取り上げられてるから、じゃあ自分たちもやんなきゃみたいになって、やって発覚して、公表しなきゃっていうような、そういうケースも増えているのかなっていう気がしますよね。
そうですね。サイバーセキュリティも、これだけやってれば盤石とか、シルバーブレットがある世界じゃないので。
いろんな方面からの攻撃が考えられる中で、とにかく防御を続け、防御策を考え、アーキテクチャーも考え続けなければいけないっていうのが、終わりのない戦いみたいな感じにも。
どんどん次の技術も出てくるし、いたちごっこですよね。
そうなんですよ。今回出てきたPHPの脆弱性とか、Linuxカーネルの脆弱性とか、いろいろと出てきているので。
盤石のセキュリティを敷いていたつもりでも、自分が前提として信頼していた基盤とかOSとか、ソフトウェアライブラリに脆弱性が生まれてくると、また。
そこから広がっちゃうんだよね。
そこから広がってしまうので、ちゃんと防御策打たなきゃいけないし、これからもどんどんいろんな脆弱性が出てきて発表されると思うので、ここら辺もすごく心配ですよね。
消費者と開発者の情報格差
石角さんは、PHPの脆弱性のようなニュースが、消費者と開発者とでまったく違う重さで受け止められる問題を指摘します。
自分が使ってる、または作ってるアプリケーションも、たくさんの他のアプリケーションとかサービスを使いながら作られているから、まず消費者の観点と開発者の観点で分けると。
消費者の観点からは知り得ないじゃないですか。PHPの脆弱性のニュースって日本でも大々的に取り上げられてたけど、何百個とアプリ使ってる中で、何が自分に関係あるのかって、多分すぐにわかんないと思うんですよね。
自分が使ってるアプリにPHPが使われてるかっていうのは、いつもみんながわかるわけじゃないから。
開発者の視点でいくと、PHPの脆弱性のニュース出て、あ、じゃあ自分のこのアプリやばいなとか、ここを確認しなきゃとか、そういうふうにはなると思うんですけど。
消費者と開発者で、情報の非対称性というか、情報感度が全然違うし、PHPってなんだっていう風になっちゃうと、このことの重大性っていうのが伝わらないじゃないですか。
消費者の情報が漏洩するわけですから、自分たちに関係があるニュースなんだけど、それをどう自分事に捉えられるのかも、個人の感度や知識によって違ってくる。そこも1つ大きな問題かなって思いますね。
「Amazonやめて現金で買おう」は来るのか
長谷川さんは、周囲の人が実践している自衛策を挙げつつ、セキュリティを意識するほどネットの利便性が損なわれるというトレードオフを懸念します。
私の周りでもいろんな人がしてることといえば、クレカ情報を渡す必要のないところには渡さないとか。
サイトで(クレカ情報を)保存しないとかね。パスワード。
個人情報は載せないとか。
(パスワードを)違うのにするとかね。当たり前のことだよね。
(そういう人も)いたりしますけれども、やっぱり利便性とのトレードオフじゃないですか、結局。
(クレカ情報が)保存されてると毎回打たなくていいとか、ちゃんと自分のことを知っててくれると、そこまで顔認証しなくてもいいとか、利便性と対をなすセキュリティの対策ってあると思うので。
セキュリティへの危険度の認知が高まるにつれて、ネットの利便性がどんどん損なわれていくんじゃないかっていう危惧も少しありますね。
そうすると、ちょっと本末転倒っていうか、じゃあもうAmazonなんかやめて、もうみんなまた-
街に、現金で買う。
店舗にショッピングに行こうよみたいな。クレカ使わずに現金で買おうよみたいな。そんな世界になってくると逆行して。
さすがにそれはない。
さすがに、社会のすべてのシステムがインターネット上で取引される前提になってきてるから、そこまでの逆行はないにせよ、自分の情報を真面目に入れておくことの意味みたいなのを、多分考えさせられるんですよ。
今回の情報漏洩とかも、クレカは保存してない人もいたとしても、免許証の情報とか、名前とメールアドレスとか、パスワードとか住所とか、そんな感じですよね、今狙われているのが。
真面目に今まで、本人確認とかのために生年月日とか入れてるわけじゃないですか。でもそれも、いつデータブリーチされてもおかしくないっていう中で。
正しい情報を入れたいし入れるべきだけど、常に情報漏洩の危険がある中で、ウェブサイトに何を提供するのか、そこも消費者として考えさせられるのかなって思ったりもします。
集めない、保存しないという設計
長谷川さんは開発者側の視点から、そもそも個人情報を集めない商品設計の大切さを語ります。
ほんとそうですよね。だから不要な情報は入れないし、開発者側でいうと、そもそもデータベースに入れておかないとか。
そういう情報を集めないっていう選択をできる商品設計とかアプリ設計とかっていうのは、すごく大事ですよね。
よくインディー開発者とかは、もうほんとそういう情報は欲しくないから、そういう機能は作らないとか、そういった判断をされている方とかも見ますので、それはそれでメイクセンスするなっていうふうにも思いますよね。
仮にどんなに強いプロテクションをしてても、本気でNSAみたいな組織が、最新のフロンティア(モデル)を使って自分たちのアプリを突破しようとしたら、多分できるんだっていう。
そういう前提で考え始めないといけない世界っていう。
不必要な情報をもらわない、保存しないっていうことですよね。あげない。それはすごい大事。
延べ2.6億人と、生成AIへの社内データ入力
2本目の記事として、石角さんはスマートスコープの「Japan Data Breach List」を取り上げ、国全体の数字と政府の動き、変わり種の事案を紹介します。
2個目の記事として、スマートスコープが出したジャパンデータブリーチリストということで、情報漏洩された会社の話がリスト化されているんですね。
個人情報保護委員会の10月28日資料では、2026年4月から10月16日の不正アクセスによる漏洩は、延べ約2.6億人ということで。
延べ数なんで、同一人物の重複も数えられていて、実数ではないということは注意しなきゃいけないんですけど。
政府としても、10月26日、サイバーセキュリティに関する初の関係閣僚会議で、被害企業への支援拡充や、IPA職員による高性能AIを使った模擬攻撃テストの前倒しなど、脆弱性点検の指示がされたということです。
経路の内訳は先ほどの話と似ているんですが、システムの弱点をつかれたものの他に、アカウントの乗っ取り、人為ミス、ランサムウェアというのが挙がっていて。
1つのサービスから広がった漏洩も指摘されていて、メール配信のブラストメール、またStudio、ゆめみリンクのQnoteなどなど、いろんなサービスから広がるというケースもあるということです。
あと変わり種として紹介されているのがパナソニックホールディングスで、外部侵入ではなく、社員が社内規定で禁止された外部の生成AIサービスに、従業員約33.4万人分のデータを入力した事案も紹介されていると。
これも結構問題ですよね。ニュースになってるの私も見ましたけど、社内規定で禁止されているAIに社員が従業員のデータを入力したっていう、こういう問題もあるから。
政府としても、テストの前倒しとか、被害企業への支援、サイバーセキュリティに対しての能動的な措置とかも、今できるようになってきてますけど。
国もそうだし、制度もそうだし、消費者としての意識もそうだし、企業としてのコンプライアンスとか、ガバナンスのあり方、体制を含め、もう本当に毎日変わっていくニュースで。
我々消費者としても意識しなければいけない問題なんだなっていうのを考えさせられますね。また引き続き、サイバーセキュリティに関する報道は取り上げて議論していきたいと思います。
映画『F1/エフワン』とブラピの変わらなさ
おすすめコンテンツとして、石角さんはボストン行きの機内で観たブラッド・ピット主演の映画『F1/エフワン』を紹介します。
今週のおすすめコンテンツです。私、久しぶりに紹介したいなと思うんですが、この間ボストン行き飛行機の中で見た、ブラッド・ピット主演、ジョセフ・コシンスキー監督のF1。
これ映画なんですけど、F1見ました?長谷川さん。
見たことないです。見ようと思ってて、見る機会がなくて。
ジョセフ・コシンスキー監督と聞いて、ピンとくる方多いと思うんですけど、トップガン マーヴェリックの監督なんですよね。
ブラッド・ピット主演で2025年公開なんですけど、F1世界選手権の全面協力で、確かルイス・ハミルトンもプロデューサーに入っていて、かなり本格的なF1ムービーでした。
かつて伝説と呼ばれながらも引退したベテランレーサーのソニー・ヘイズをブラッド・ピットが演じてるんですけど、どん底の最弱F1チームAPEX、これ存在しないらしいんですが、APEXから頼まれて現役復帰を果たす。
チームのオーナーをハビエル・バルデムさんが演じてるんですけど、(ソニーは)期待の若き天才ルーキードライバーであるジョシュアを指導して、最初はいろいろとぶつかるんですよ。
ジョシュアはほんと若き天才ルーキーだから、結構バカにして。ソニーを。もうおじいちゃんみたいな感じ。
ここら辺がね、いかにもトップガン マーヴェリックの対比。トムはやっぱりオールドスクールじゃないですか。
(トップガン マーヴェリックでは)AIでどんどんドローンとか飛ばせるようになるから、もう自分で飛ぶ人なんていらなくなるよみたいなシーンが最初にあると思うんですけど、自分の力で飛ぶことにこだわってる。
新しい技術と、オールドスクールでずっと自分のやり方をやってきた人たちの対比を描くのが、トップガン マーヴェリックも1つテーマにあったのかなって思うんですけど、F1もそういうのが描かれていて。
ジョシュアとソニーの関係性がどんどん発展していくのが、すごく綺麗に描かれていて面白かったです。
F1って私何にも知らなかったんですけど、レースの間にピットストップって言って、脇道に入るんですよ。
はい。チューニングのため。
そうそうそう、タイヤとか替えるんですよね、その数分で。あれがすごいんですよ。本当に。本当にあれ、数分であんなことやるんですか?
あとウィングって言うんですか?後ろについてる。あれが破損したりすると、ウィングもピットで新しいのに付け替えるんですよ。数分でですよ。すごくないですか?
そうなんですよね。(ピットストップの)タイムもやっぱり競ってるんですよね。レースの一部だから。
早くやんなきゃいけない。
早くやんなきゃいけない。
そこら辺のシーンと、車をデザインするテクニカルチームが、タイヤの形状とかを考えたりするシーンとか、そういうところのリアリティもすごく綺麗に描かれていて。
F1のこととか何も知らなくても、初めて見る感じで面白かったです。
話題はブラッド・ピットの出演作へ広がり、お二人がそれぞれの「好きなブラピ」を挙げ合います。
あとブラッド・ピットがすごいですね。変わらないですよね、ブラッド・ピットって。私、ブラッド・ピットが出てる映画ほぼ全部見てて。
ブラッド・ピットが出てる映画で一番好きなのがマネーボールと、ハリウッドのさ、あれもほんといいよ。
ワンス・アポン・ア・タイム。
ワンス・アポン・ア・タイムです。あれのブラピも最高ですよね。
あとトロイ。トロイのアキレス役は、ブラッド・ピットがめっちゃ若い、めっちゃマッチョでめちゃくちゃ強いアキレスを演じるじゃないですか。
で、変わんないんですよ、全部。今言った映画。変わってないの、20代の頃から。かっこよさとか。
だからね、石角さんが見ているブラピっていうのは、申し訳ないですけれども、女性の視点からのブラピ。
私の視点から言った、本当にかっこいいなと思うブラピは、例えばファイト・クラブとか。
あーファイト・クラブめっちゃいい。それ忘れてた。
セブン。セブンとか。
でもその時だってめっちゃ若いじゃないですか。セブンなんて。
ああいう、あとはオーシャンズ11とかかな。
あーオーシャンズ忘れてた。全部忘れてた。それもめっちゃかっこいい。オーシャンズのブラピもマジで神がかってますね。確かに。
ここら辺のブラピが、本当にすごいかっこいいですね。ストーリーも面白いし。
全部いいもんね。名作ですよね。
ブラピは本当にいい話に出ますよね。
そうですよね。考えてみたら、ブラッド・ピットが出てる映画で面白くない映画って今のところないくらい、ずっと当たりというか。
画面上での彼の華やかさみたいなのは、本当にF1でもすごい描かれてて、ちょっと白いシャツとか着てるだけでも、何なんだこれはみたいな。
とにかく面白いです。ブラッド・ピットに興味がない人も好きになれるんじゃないのかなということで、興味がある方は見てみてください。
番組からのお知らせ
さて、早いものでお時間がやってきてしまいました。この番組、Level 5 by Palo Alto Insightは毎週木曜の朝に公開します。
キャリア、就職、転職、留学相談など、プライベートな内容から、「このニュースをどのように見ている?」といった具体的な相談まで、概要欄にあるご意見箱やXのDM、リプライまでお気軽にご連絡ください。
この番組がいいと思ったら、5つ星レーティングや、このポッドキャスト面白いよと身近な方におすすめしていただけると大変励みになります。それではまた来週お会いしましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
まとめ
この回では、何十年も変わらないボストンの街並みやダンキンドーナツの話から、AI時代に変わらないものが与える安心感が語られました。続くニュースでは、日本で相次ぐ情報漏洩について、委託先やAPI経由の被害拡大、AIによって攻撃が容易になっている現状が整理されました。お二人は、消費者と開発者の情報格差や利便性とのトレードオフに触れつつ、不要な情報を集めない・保存しない設計の大切さを確かめ合っています。
- ボストンの変わらない街並みとダンキンは、移り変わりの激しいAI時代の「拠り所」として語られた
- 9月下旬以降、少なくとも20社の大手が情報漏洩を公表。委託先・API・本人確認書類が主な侵入経路として挙げられた
- 長谷川さんは、攻撃がさらに高度になればインターネットへの信頼性自体が崩れかねないと懸念した
- 消費者と開発者では脆弱性ニュースの受け止め方に大きな差がある
- 不必要な情報をもらわない・保存しない設計が、開発者・消費者の双方にとって大事だとされた






