物産展で提供する4種類の餃子
11月15日から17日まで、池袋のサンシャインシティ展示ホールで開催されるニッポン全国物産展。焼き餃子協会がここに出展し、4種類の餃子を焼いて提供します。
この回は、その4種類の餃子の魅力をひとつずつ紹介する宣伝回です。
提供するのは、ひろしの餃子(山形県東根市)の自然薯入り餃子、ほぁんほぁん点心餃子工房舗(京都府京都市)のソルティチキン餃子、餃子のビッグファイブ(鹿児島県鹿児島市)の黒豚入りしそ餃子、餃子の馬渡(宮崎県高鍋町)のもっちり餃子の4つです。
山形・ひろしの自然薯餃子
1つ目は、山形県東根市のひろしの自然薯餃子です。キムラストアという東根市のスーパーで人気となり、いまや山形県内の多くのスーパーに置かれている有名な餃子だといいます。
特徴は、ゆっくり時間をかけて引いた出汁が練り込まれていること。シンプルな素材でも旨味がしっかり出るそうです。
素材には庄内平野で育った庄内豚、国産の生姜、にんにく、ニラ、キャベツ、白菜が使われています。今回紹介するのは、山形県大石田町で収穫された自然薯をすりおろして餡に練り込んだ自然薯入り餃子です。
噛んだ瞬間ではわからないかもしれないけれど、噛めば噛むほど他の餃子にはないような旨味となって溢れてくるんですね。
お米はもちろん、日本酒やウイスキーとの相性もよいのではないかと話しています。
京都・ソルティチキン餃子
2つ目は、京都のほぁんほぁん点心餃子工房舗の冷凍ブランド「餃子花伝」のソルティチキン餃子です。先日のたまごフェスでも提供し、好評だったといいます。
ほぁんほぁんは京都・嵐山で行列ができる人気の中華料理店で、その中でも餃子は人気メニューだそうです。
鶏肉というパンチの弱い食材を、塩や胡椒、粗切り生姜が支え、バランスよく味が立っている点が特徴だと語られています。作り手の山口さんは専修大学相撲部の出身で、繊細な技が光るといいます。
他の餃子とも並んで同じ金額で提供してますけど、この手間暇のかけ方、一番高級な感じだと思います。
お酒はビールやハイボールのような、切れ味のいいものとのペアリングがよいのではとすすめています。
鹿児島・黒豚入りしそ餃子
3つ目は、餃子のビッグファイブの「チャコばあちゃんの黒豚入りしそ餃子」です。鹿児島の多くのスーパーに置かれている人気の餃子だといいます。
創業者の政田久子さんが、5人の子どもを1人で育てるために餃子を作って売り歩いたことが社名の由来です。通称チャコばあちゃんの餃子が地元で広く知られるようになりました。
鹿児島県産の黒豚や南九州産の食材を使った餃子で、今回はスタンダードなものにあえてしそを加えたしそ餃子を選んだそうです。
かじっていただいた瞬間、お肉としその爽やかさとジューシーさがワーンと出てくるような餃子となっております。
小野寺さん自身はワインを飲まないものの、聞いたところではワインとの相性が抜群とのことで、会場でワインを見つけてのペアリングをすすめています。
宮崎・馬渡のもっちり餃子
4つ目は、宮崎県高鍋町の餃子の馬渡のもっちり餃子です。小野寺さんは高鍋町のふるさと応援大使も務めています。
ここまでの3つが王道から少しずらした餃子だったのに対し、馬渡はあえて王道のもっちり餃子を選んだといいます。
九州産の小麦粉を足で踏んでコシを出した皮が特徴で、焼くときにも自家製のラードを使います。その結果、他の餃子にはない皮の食感と風味になるそうです。
皮だけでなく、地元・高鍋町の新鮮なキャベツを食感を残して刻み、宮崎県内の豚肉と牛肉を合い挽きにした餡が入っています。
王道の餃子も多々ありますけども、そういった王道の餃子の中でも一味違うっていうレベルの餃子でございます。
焼酎やビールのようなコクのあるお酒はもちろん、スパークリングやハイボールのようなキレのあるお酒とも合うのではないかと話し、逆に相性のよかったお酒を教えてほしいと呼びかけています。
4種類を選んだ3つの基準
たくさんの候補の中からこの4種類に絞るにあたり、焼き餃子協会の法人賛助会員であることを前提に、さらに3つの条件を設けたといいます。
1つ目は、地方の魅力ある餃子であること。知られざる地方の餃子屋さんを、東京や全国にも知ってほしいという思いから選ばれています。
出展は「東京」というラベルで行われますが、他に餃子の出展がほとんどなかったため、あえて関東を外し、全国から集めた餃子として構成したそうです。
地方で選ばれている、地元で愛されている餃子屋さんが作る餃子を、東京、都民、関東の方々に召し上がっていただきたい。
2つ目は、酒やご飯との相性がよく、タレなしでも美味しいこと。物産展で他の料理と並ぶなかで選ばれるには、タレなしで美味しいことが最低限必要だと考えたといいます。
ただしパンチが強すぎる餃子は飽きてしまうため、噛むごとに旨味が溢れ、おかわりしてもさらに美味しいと感じられる餃子を選んだと語ります。
3つ目は価格です。6粒600円での販売を前提に、コストに見合うものを選んでいます。
全体の原価率は約50パーセントで、3日間で50万円ほどの売上を目標にしているそうです。販管費も含めると売上とコストはほぼ同じで、利益はあまり出ない見込みだといいます。
利益はね、いいんです。餃子の魅力を多くの方に気付いていただきたいというところが目的です。
会場情報と焼売協会との共演
会場はサンシャインシティ展示ホールのホールAで、隣はニッポン焼売協会のブースです。焼売と餃子で「バッチバチに」競い合いたいと語られています。
餃子はどれも6粒600円。会場には椅子やテーブルもあり、餃子や焼売以外の料理も多く並ぶため、ゆっくり過ごせるといいます。
そもそも出展のきっかけは、昨年ニッポン焼売協会が出展していたこと。その横に並びたいと考え、主催の全国商工会連合会に連絡して今年の出展が実現したそうです。
焼売協会さんが隣という、もう絶好のポジションをいただきましてですね、焼売協会さんの胸を借りて頑張りたいと思います。
焼売協会は焼売8種類やビール、サワー、日本酒も用意しているとのことで、焼売と餃子を合わせて楽しんでほしいと呼びかけています。
| 産地 | 餃子 | 特徴 |
|---|---|---|
| 山形県東根市 | 自然薯入り餃子 | 出汁入りの餡に自然薯を練り込む |
| 京都府京都市 | ソルティチキン餃子 | 鶏肉を塩・胡椒・生姜で支える |
| 鹿児島県鹿児島市 | 黒豚入りしそ餃子 | 黒豚にしその爽やかさを加える |
| 宮崎県高鍋町 | もっちり餃子 | 足踏みの皮をラードで焼く王道 |
まとめ
聴く餃子のこの回は、ニッポン全国物産展で焼き餃子協会が提供する4種類の餃子と、その選定基準を紹介する宣伝回でした。地方で愛される餃子を東京に届けたいという思いが軸になっています。
- 会期は11月15日から17日、会場は池袋サンシャインシティ展示ホールのホールA。
- 提供餃子は山形の自然薯、京都のソルティチキン、鹿児島の黒豚しそ、宮崎のもっちりの4種類。
- 選定基準は「地方の魅力ある餃子」「タレなしでも美味しい」「6粒600円に見合う価格」の3つ。
- どの餃子も6粒600円で、利益より餃子の魅力を伝えることが出展の目的。
- 隣は焼売協会のブースで、焼売と餃子を合わせて楽しめる。
