逸品ぎょうざ頒布会とは
この番組の進行役は、焼き餃子協会代表理事で「餃子ジョッキー」を名乗る小野寺力さんです。
逸品ぎょうざ頒布会は、毎月小野寺さんがセレクトした餃子を産直で届けるサービスとして運営されています。
小野寺さんが実際にお取り寄せして食べ、美味しいと感じた餃子店に自ら連絡し、頒布会で送らせてほしいと相談。条件が合った場合に届けているといいます。
今回はそのうち、2024年の1月から6月に届けた6つの餃子を月ごとに紹介していきます。
1月・寿限無餃子の七福餃子
1月は宇都宮餃子の寿限無餃子が届けられました。毎年1月は、新春らしい彩りでおめでたい感じの餃子を送っているそうです。
今年届けたのは、宇都宮餃子会の会員である寿限無餃子の「七福餃子」。7種類の色とりどりな餃子です。
店主のコウさんが皮を手で伸ばし、手で包む、手間のかかった餃子だといいます。
皮の色も味も包み方もそれぞれ違う、贅沢な餃子だったと振り返ります。
店主のコウさんは中国から来た方で、もともと中国薬膳をやっていた人物です。日本に留学して宇都宮に住み、宇都宮餃子会にも参加するほど熱心に餃子を作っているといいます。
こだわりは、自然の食材を使い無添加で作るというボタニカル食材へのこだわりです。
店名の「寿限無」もおめでたい名前で、餃子一つ一つに幸せになってほしいという福を包む、縁起のいいものを作っているとのことです。
2月・吉春の生生餃子
2月は、調布の国領駅から徒歩十数分にある手作り餃子の店・吉春が届けられました。
カウンターのお寿司屋さんのような餃子屋さんで、実際に注文を受けてから皮を伸ばし、季節ごとに違う新鮮な食材を包んで茹でたり焼いたりするといいます。
秋元康さんをはじめ、さまざまなグルメな方々に愛されていて、予約しないと入れないほどいつも混んでいるそうです。
お取り寄せも、店主の吉村さんが練って手包みしたものです。
ちょうど頒布会で送るタイミングで、番組「聞香マニア」で小笠原岳さんが吉春を紹介。その頃からピーマンの手作り水餃子を売り始めたといいます。
この野菜が入ってるのが、やっぱりめちゃくちゃ美味いんですね。
お取り寄せは水餃子、焼き餃子、ピーマン手作り水餃子の3種類。地元・調布などの農家から仕入れた季節の食材を、そのまま包んだような味だといいます。
テレビに出る直前のタイミングで頒布会に送るという荒業をやったと語られています。
3月・LIU's gyoza(劉さんの水餃子)
3月は、大連出身の劉さんが作る「LIU's gyoza(劉さんの水餃子)」です。現在は店を休み、カフェの居抜きなどを借りて期間限定営業をしているといいます。
劉さんは日本に来て、鹿野屋塩二郎の太陽結晶塩や、杉桶天然醸造の尾張のたまり醤油など、日本の美味しい食材に出会って餃子を作っているそうです。
頒布会で送ったのは、看板商品の「海老たっぷりプリプリ海老餃子」と「ほうれん草と高知県産四万十ポークの餃子」の2種類です。
特徴は、素材を大胆に包み込むこと。通常は機械に通すために細かくする海老を、手包みだから切らずにそのまま詰め込むといいます。
噛んだ瞬間、エビのプリンっていう食感が残ってるんですね。
1月の寿限無のコウさんと同じく、中国では餃子がお祝いの席の縁起のいい食べ物とされ、体にいいものという前提で作られていると小野寺さんは説明します。
そのため化学調味料を使わないなど、体に優しく美味しいものを作る点が共通したポイントだといいます。
皮には北海道産の小麦粉を使い、餡には国産の魚やハマグリ、イカなど海のものを使った餃子が多いとのことです。
他の餃子に比べるとやや高めですが、伊勢丹などに出店するタイミングもあるので、そこで買い求めてほしいと話しています。
4月・餃子の福原の葉月睦豚餃子
4月は、山口県山陽小野田市で飲食店を営む餃子の福原です。山口県の高級な食材を使い、繊細に餃子を作るのが特徴だといいます。
看板商品は葉月睦豚を使った餃子です。{要確認: 葉月睦豚}は、甘さとうまみがしっかりした食感のある豚肉とのことです。
その豚肉の旨味と甘みを引き出すため、ただの味噌ではないブレンド味噌を餃子の中に練り込んでいるといいます。
この味噌に餃子つけて食べるだけでも美味いです。
頒布会に出すきっかけになったのは、看板餃子の派生としてシナモン餃子、ゆず吉餃子、旨辛餃子といったバリエーションができたことでした。
ベースがしっかりしているので、アレンジはバリエーションとして楽しめる一方、餃子としての土台が美味しいと振り返ります。
シナモン餃子については、飯田橋のパイロンのシナモン餃子を福原さんと一緒に食べに行き、それを参考にしてみたいという話から生まれたものだといいます。
5月・麺ズファクトリー鵜の木の皮と餃子
5月は、再び宇都宮の餃子で、麺ズファクトリー鵜の木が届けられました。宇都宮餃子会に加盟する店です。
「メンズ」は製麺所の麺を指し、そのため皮が美味しい餃子だといいます。
頒布会で送ったのは2種類。ベーシックなのは、米粉をブレンドしたもちっとした食感の「鵜の木餃子」です。
肉の割合が多めで、そのジューシーさを皮でしっかり止めているため、食べた瞬間にプチンと弾けるような肉肉しい餃子だと表現しています。
肉肉しいといっても野菜もしっかり入っていて、食べ応えのある餃子だったそうです。
もう一つは、鵜の木の麺職人・古郡さんの自信作というグリーンカレー餃子です。ココナッツミルクの甘い香りや青唐辛子の爽やかな辛み、タケノコやパプリカのシャクシャクした食感が特徴だといいます。
6月・ミッちゃん餃子としそ餃子
前半の最後、6月は富山で有名なミッちゃん餃子です。駅から離れているのに昼時はずっと満席で、今は代官山などでも購入できるそうです。
作っているのは中山さんという方で、こだわりは限界まで餡がパンパンに詰まった美しいフォルム。これがミッちゃん餃子の魅力だといいます。
冷凍の焼く前の餃子を見るだけでよだれが出るほどで、焼くとキャベツがぎっしり、お肉もしっかり入っていて旨味もすごいと語られます。
新しいバリエーションのしそ餃子は週末だけ製造され、通販ではいつも売り切れ。食べてみたくて現地の富山まで行っていただいたそうです。
その上で中山さんに、ノーマルのミッちゃん餃子としそ餃子を頒布会で出させてほしいとお願いし、快諾を得て6月に届けました。
二つ食べ比べていくと、もうほんと箸止まんなかったですね。美味しかったです。
頒布会への思いと届けたい相手
7月から12月分は次回に届けるとしつつ、これもまた絶品揃いだと予告しています。
頒布会では、餃子を毎月だいたい30個から40個送る形になっているそうです。
冷凍庫がいっぱいという人はすぐやめてよく、毎月残る「餃子エリート」だけに続けてほしいサービスだといいます。
そのため広告宣伝はしておらず、焼き餃子協会の会員だけに提供しているサービスだと説明されます。
ここでも私、頒布会に入ってほしいとは一言も申し上げません。
「今日の一言本音」として、この頒布会は客観的に見てとてもお得だと語ります。利益を取っていない分がそのまま餃子代になっているためだといいます。
まとめ
2024年前半に逸品ぎょうざ頒布会で届けられたのは、宇都宮・調布・大連出身の作り手・山口・富山と全国各地の6つの餃子でした。いずれも小野寺さん自身が食べて美味しいと感じ、店に直接交渉して届けたものです。
- 1月は寿限無餃子の色とりどりな七福餃子、無添加のボタニカル食材へのこだわりが特徴
- 2月は吉春の生生餃子、季節の食材を注文後に包む寿司屋のような手作り餃子
- 3月はLIU's gyoza、海老を切らずに包むなど素材を大胆に生かした中国由来の水餃子
- 4月は餃子の福原、葉月睦豚とブレンド味噌を軸に多彩なバリエーションを展開
- 5月と6月は麺ズファクトリー鵜の木のグリーンカレー餃子と、ミッちゃん餃子のしそ餃子が印象的な逸品
