7月・ぎょうざの宝永 苫小牧の復刻しそ餃子
7月に届けたのは、ぎょうざの宝永 苫小牧のしそ餃子です。北海道十勝平野の音更町で人気の宝永餃子から、創業者の姉が苫小牧で暖簾分けを受けて作っている餃子メーカーだと紹介されています。
この店では以前しそ餃子を作っていましたが、製造がとても大変だという理由で、9年前に製造を中止していました。
小野寺さんは個人的にずっと復刻を打診し続けていたそうです。今年ようやく復刻できそうだとなり、そのタイミングで頒布会に送らせてほしいと強くお願いしたと話されています。
個人的にこの宝永苫小牧さんの方に、しそ餃子を何とか復刻してもらえないですかねって話をずっとしてたんですね。
味については、宝永餃子のパンチのある剛速球を、しそというキャッチャーミットでバシンと受け止めるような、パワフルでジューシーな餃子だと表現されています。
前編で紹介した6月のみっちゃん餃子もしそ餃子でしたが、同じしそ餃子でもパワフルさが全然違うとのことです。この食べ比べを頒布会メンバーに楽しんでもらえたのではないかと語られています。
現在も宝永苫小牧のサイトでは、しそ餃子、スタンダードな宝永餃子、人気のチーズ餃子の3種類が販売されているそうです。ニンニクの入っていないマイルド餃子もあります。この餃子は頒布会のトップバッターで、2020年4月に届けたものでもあります。
8月・折り紙のような薄皮が特徴の湖月
8月に届けたのは、餃子専門店・湖月の餃子です。国内最古の餃子専門店とされる大分県別府市の湖月から、その親戚である宮崎さんが、福岡県久留米市で同じ湖月という名前の餃子屋を営んでいます。
久留米の湖月は冷凍餃子も作っています。別府の店は週に3回ほど、夜だけ餃子とビールだけという営業スタイルですが、久留米の店は他の料理も提供し、冷凍餃子に合わせてサイズも変更しているそうです。
両店に共通するのは、超極薄の餃子の皮です。透けるほど薄い四角い皮で、折り紙のように餡を包み込むため、餃子らしくない美しいフォルムになると説明されています。
焼き上げると薄皮ならではのパリッと感があり、口に入れた瞬間サクサクとして、その後ホロホロと崩れていく繊細な食感が魅力だと語られています。
9月・秘伝のスパイスが効くみんなのテンホウ
9月に届けたのは、長野県のソウルフードと呼ばれるチェーン店、みんなのテンホウの餃子です。創業は昭和31年で、餃子には受け継がれた秘伝のレシピがあると紹介されています。
元は温泉宿を営んでいた百代ばあちゃんという人が、新宿の中華料理店でただ働きをする代わりに秘密のレシピを教わり、そのレシピを今も受け継いで作っているそうです。
その秘伝の内容は、シナモンや八角、フェンネルといったスパイスが効いている点が特徴です。言葉だけ聞くと敬遠されそうですが、食べると癖になりそうな味だと話されています。
スタンダードな餃子に加え、長野県の漬物屋とコラボした野沢菜餃子も紹介されました。ザクザクした食感と塩味が効いた餃子です。
このタイミングで送った理由は、鹿肉餃子の販売終了でした。長野県とコラボした鹿餃子が終わると聞き、急いで頒布会でお願いしたそうです。
鹿肉は臭みもなく柔らかく、言われなければ高級な肉だと思うほど美味しかったと振り返っています。これが最後と言われて悲しい、もっと食べてみたいと惜しんでいました。
10月・たこ焼きのような室蘭製麺のたこ餃子
10月に届けたのは、北海道の室蘭製麺の餃子です。もともとカレーラーメンが有名で、北海道の食材を使うことにこだわりを持っているメーカーだと紹介されています。
丸い餃子を何種類か作っており、それをまとめて頒布会で送ったそうです。特に個性的なのが道産子餅ぶりたこ餃子で、餡にタコが入っています。
餃子の皮には青のりも練り込まれており、食べた瞬間にたこ焼きだと感じる不思議な食感になっています。焼いてかつお節やソースをかけると、なおたこ焼きに近づくと勧められています。
食べた瞬間、これたこ焼きだわと感じる不思議な食感でございます。
北海道は小麦粉の名産地でもあり、室蘭製麺の餃子の皮はすべて北海道産です。地元のスーパーで人気の商品だそうです。
11月・生の旨味を閉じ込めた餃子計画の生姜餃子
11月に届けたのは、餃子計画の餃子です。コストコの餃子としても知られる人気の生餃子で、元は50個入りのボリュームある商品でしたが、今年から他メーカーに合わせて12個入りのコンパクトなサイズも販売するようになりました。
多くのスーパーの餃子は、賞味期限を長くするため冷凍前に加熱し、蒸して殺菌しています。一方、餃子計画の餃子は蒸さずに急速冷凍するため、生の素材の旨味がしっかり閉じ込められた生餃子だと説明されています。
賞味期限を長くするため、冷凍前に蒸して加熱・殺菌している
蒸さずに急速冷凍し、生の素材の旨味を閉じ込めている
小野寺さんが普段紹介するのはスーパーに並ばないお取り寄せ餃子で、そのほとんどが生餃子です。生餃子の魅力をスーパーでも多くの人に伝えられるという理由で、餃子計画を応援していると語られています。
スーパーで生餃子ブームが起きたらいいなと思いますね。
頒布会では、11月から販売が始まった新商品の生姜餃子を送りました。生姜がたっぷり入り、切り方も食感が感じられるようになっていて、噛むと生姜のコリッとした食感と汁が溢れる餃子だそうです。
さらに、加熱済みのうまうまグルテンフリー野菜餃子も頒布会に入れています。人参など何が入っているかわかりやすいほど美味しく、生でないのに美味しかったと評しています。非売品の特製バッグも1箱に入れたそうです。
12月・九州の食材にこだわるエンジェル餃子
12月に届けたのは、福岡県大牟田市で飲食店を営みながら餃子を作るエンジェル餃子です。社名は株式会社ALJEANONで、その由来は代表の鶴田さんが氷室京介さんを好きだからだと紹介されています。
ALJEANONやエンジェルといったキーワードが氷室京介さんに由来しているそうで、小野寺さん自身は音楽に詳しくないため、詳しい人にはピンとくるのではと話されています。
頒布会では、ホルモン餃子、ネニシオにんにく餃子、八女茶餃子、明太子チーズ餃子の4種類を送りました。
鶴田さんは九州産にこだわり、新しい九州名物を作りたいという思いで餃子屋を始めています。肉はもちろん、茶やネギなども、スーパーに出荷できないような形のものを引き受けて仕入れるなど、環境に優しいことも目指しているそうです。
スタンダードなホルモン餃子やネニシオにんにく餃子も美味しいですが、個性的な八女茶餃子や明太子チーズ餃子はバランスもきちんと取れていて美味しかったと語られています。
エンジェル餃子は焼き餃子協会の法人賛助会員にも加わり、小野寺さんは鶴田さんと一緒に九州の餃子を広める活動をしています。九州の餃子に注目してほしいと呼びかけています。
お取り寄せ餃子を知るならこの番組を
駆け足で今年12ヶ月分の餃子を2回に分けて紹介したと締めくくられています。いずれも基本的にお取り寄せできる餃子で、各社のウェブサイトはポッドキャストの概要欄に記載されているそうです。
聴く餃子ではこうした餃子紹介を時々行っており、聴き逃さないためにフォローを勧めています。他にお取り寄せ餃子を紹介する番組はないと語られています。
ポッドキャストでお取り寄せ餃子のことを聞きたかったら、もうこの聴く餃子をフォローするしかないと思います。
最後の一言では、最近始まったmixi2に参加したことが語られました。インターネット老人会の一人だと自称し、しばらくmixi2でも餃子活動やポッドキャストを発信していきたいと話しています。
まとめ
2024年後半の逸品ぎょうざ頒布会では、復刻のしそ餃子から九州の新興メーカーまで、それぞれに物語と個性のある6つの餃子が届けられました。産地や製法へのこだわりが、選定の軸になっていることが伝わる回です。
- 7月の宝永苫小牧は、9年ぶりに復刻したしそ餃子を復刻タイミングに合わせて送った
- 8月の湖月は、透けるほど薄い皮で折り紙のように包む繊細な食感が特徴
- 9月のテンホウはスパイスの効いた秘伝レシピ、10月の室蘭製麺はたこ焼きのようなたこ餃子
- 11月の餃子計画は、蒸さずに急速冷凍した生餃子と、生姜たっぷりの新商品
- 12月のエンジェル餃子は九州産にこだわり、焼き餃子協会と九州の餃子を広める活動もしている
