塩尻のスタジオで地元の餃子を焼く
今回の収録場所は、長野県塩尻市にある「宿とスタジオKICHI」です。
ここはポッドキャストの収録スタジオを備えたゲストハウスで、そのオーナーがユアサさんです。宿とスタジオKICHI長野県塩尻市にあるゲストハウス。ポッドキャスト収録スタジオを備えている点が特徴として語られている。
小野寺さんは、この場でゲストが持ち込んだ餃子を自分で焼いて振る舞いました。マイフライパンとマイ皿を持参し、近所のスーパーで米油も調達したそうです。
まず焼き方がすごい。
あんなん家でならない。米油のおかげっていうのもありますけどね。
小野寺さんによれば、この焼き方は焼き餃子協会のウェブサイトにも「美味しい焼き方」として掲載されているとのことです。
店餃子とひさりな食堂、2つの持ち込み餃子
持ち込まれた餃子は2つです。まずユアサさんが用意したのは、塩尻市で製造されている美勢餃子でした。美勢餃子塩尻市で製造されている餃子。ユアサさんの自宅近くの直売所で冷凍餃子として販売されていると語られている。
ユアサさんの自宅近くの直売所で、冷凍餃子として手頃な価格で買えると紹介されました。
肉餃子、海鮮餃子、野菜餃子、ニラ餃子など、いろんな種類が楽しめて、しかも安いんですよ。
ユアサさんは普段から美勢餃子を食べているからこそ、今日の焼き上がりに驚いたと話します。
自分でも焼くじゃないですか。うまく焼けたなみたいな時もあるんですけど、そんな時よりも何倍も今日小野寺さんが焼いた美勢餃子の方がうまいですね。
もう1つはタカさんが持ち込んだ、安曇野のひさりな食堂の餃子です。ひさりな食堂長野県安曇野の食堂。餃子は餡も皮もオリジナルで、通販はインターネットではなく電話やFAXでの注文だと語られている。
ユアサさんは、この餃子が人生で食べた中で一番おいしいと感じていたそうです。ただ、購入方法はインターネット通販ではなく、電話やFAX、振り込みでの注文だといいます。
チラシによれば、この餃子はネトラボ調査隊の「長野県の餃子名店ランキングトップ10 2022年バージョン」で1位に選ばれたと紹介されました。
皮も手作りっていうか、本当に優しい食感だし、焼いた時にちょっと羽根ができたりとか。綺麗に美味しく焼けましたよ。
店には自販機もあり、24個1000円ほど、1個あたり40円ほどで買えると話されています。餃子専門店ではなく食堂のため、ほかのメニューも一緒に楽しめる点も紹介されました。
2人のゲストと長野のポッドキャスト
餃子の話が一段落したところで、あらためて2人のゲストが自己紹介をしました。
ユアサさんは東京出身で、7年ほど前に独立し、塩尻市で二拠点生活を経て移住したそうです。東京と地域をつなぐ情報発信やイベントに取り組む中で、ポッドキャストの面白さに出会いました。
種蒔きの一環でポッドキャストおもろいなと思ってやっていたら、ゲストハウスできちゃう物件見っけ、ここにもスタジオが作れるっていうので、面白そうってことで始めちゃいました。
ユアサさんが手がける番組は「ローカルナイトニッポン」で、奥さんと一緒に話しているそうです。
もう一人のタカさんは、塩尻市から北に30キロほどの池田町に住むポッドキャスト制作者です。地域おこし協力隊総務省の制度。都市部から地方へ移住し、地域の活性化に取り組む人を支援する仕組みとして語られている。
タカさんは地域おこし協力隊の制度で移住し、さまざまな番組の制作を手伝ってきました。今は池田町にもポッドキャストスタジオを作ろうと、空き家の工事に取り組んでいるといいます。
3人は、長野でポッドキャストの文化が広がりつつある手応えを語り合います。
うちのスタジオを始めて、始める人が多いです。新たに始める人が増えてて。始める人がたくさんいるっていう事実がまず嬉しいなと思って、やってます。
ユアサさんは、番組の内容が地域紹介でなくても、その舞台が塩尻であること自体に意味があると考えています。
会いに行けるんですよ。会いに行ったら塩尻市だったって話で。なんとなく塩尻っていうのが広がったり認知されたりすればいいなと思ってますね。
タカさんは、良いものを作っていても「僕なんて」と発信をためらう人が多い地域で、スタジオが後押しになると話しました。
いいものを作ってるけど、僕なんてみたいな人が結構多かったりするから、こういう場所があると、撮るだけですよって言えるじゃないですか。
へっぽこタロットで占う焼き餃子協会の2026年
KICHIのもう一つの名物が、ユアサさんによるタロット占いです。ユアサさんは自身を「へっぽこタロット占い師」と称します。
占い方はシンプルです。Amazonで上位に出てくるタロットカードと教則本を使い、引いたカードに対応するページを読むというスタイルだといいます。
書いてある通りにカードを引いていただいて、出たカードのページを読む。誰でもできます。ただ面白がってお話のきっかけになればいいだけなんで。
ここで、焼き餃子協会の2026年を占うことになりました。小野寺さんが過去・現在・未来の3枚を引くと、すべて大アルカナが出ます。大アルカナタロットの78枚のうち22枚を占める主要なカード群。「愚者」「塔」「太陽」など象徴性の強い絵柄で構成される。
過去を示す1枚目は「ザ・フール(愚者)」の正位置で、キーワードは「自由」でした。固定観念や世間の目に縛られない価値観を表すといいます。
今までやってきたことが自由だったってことですよね。餃子の常識変えなきゃと思ってやってましたからね。
現在を示す2枚目は「ザ・タワー(塔)」の正位置で、キーワードは「破壊」です。突然のショックや、それに乗じてフラストレーションが解放される可能性を意味するとされます。
小野寺さんは、この結果が今準備している企画と重なると話しました。
今やろうとしてるのが、お取り寄せ餃子と、スーパーの惣菜で売られてる餃子のアワードで、講談社さんとやるんです。
これまで冷凍やチルドの餃子を対象にしたアワードはなかったといい、ユアサさんも面白がりました。
未来のカードが示した衝撃の結果
一番肝心の未来を示す3枚目は「ザ・ハングマン(吊るされた人)」の逆位置でした。キーワードは「静止」で、逆位置は現実を受け入れられずにもがく状態を表すとされます。
項目には「苦しみが増す」「大切なものを失う」「もどかしい展開」といった穏やかでない言葉が並びました。
革命を起こそうと思ったら捕まって、なんかやばい状況になってるみたいな感じがしますね。
ユアサさんは、アワードで衝撃を与える相手には、選ばれなかった側の人もいるのではと問いかけます。
衝撃を与える相手について、悪い方向の反応が想定されたりしていますか。
小野寺さんは、アワードには落選する側もいるため、その人たちへのケアが必要だと感じると答えました。講談社は主催者、焼き餃子協会は共催の裏方であり、審査結果への矢面に立つのは自分になると話しています。
さらにアドバイスとして1枚引くと、「ザ・サン(太陽)」の逆位置が出ました。太陽が沈んだ状態を意味し、成果がすぐには日の目を見ないことを示すとされます。
過去現在まで良かったけど、未来入ってからなんか俺。ドラスティックになんか落ち込むことが起こりそうですね。
一方でユアサさんは、太陽は沈んだままではなく、いずれリベンジのチャンスがあると読み取りました。
一度で成功させようとしないという覚悟
ユアサさんは、魅力的な企画ほど期待と結果が乖離しやすいのではと指摘し、一度で成功させようとしない考え方を示しました。
小野寺さんも、初回はスポンサーが集まりにくく、誰かがリスクを取る必要があると応じます。
まずは誰かリスク取ってやんなきゃダメだよねっていうので、うちがリスクを取るんです。結果うまくいかないかもしれないけど、また太陽が昇るように、第二回はもしかしたらまた逆転してくるかもしれないですからね。
ユアサさんは、これが2026年の話であり、1回目をやらなければ2回目もないと励まします。占い師としての立場も、あくまで本を読んでいるだけの「へっぽこ」だと念を押しました。
そういうもんだなと思って、ちょっと覚悟をする気持ちになれたので、今日良かったですよ。これが現実になるって想定をしておくだけで、現実になった時に耐えられそう。
2人は、2026年の年末に答え合わせをしようと約束しました。タカさんは前途多難な展開を見守りながら、頑張ってほしいと言葉を添えています。
KICHIの貸切プランと長野の番組紹介
最後に、ゲストからの案内がありました。
ユアサさんは、宿とスタジオKICHIの冬季限定の貸切プランを紹介しました。今回の収録も、ポッドキャストの学校の合宿としてこのプランで訪れたものだといいます。
冬季限定貸切五万円プランを実施しまして、うち十二人も泊まれて、十人泊まったら一人五千円ですよ。
貸切にすればキッチンも使い放題で、今回のように餃子を焼くこともできます。駅近で、周辺に飲食店やスーパーがそろっている点も紹介されました。
タカさんは、新たに始めた番組「建設の知らない世界〜聴くから始まるまちづくり」を紹介しました。長野県の総合建設会社アスピアと、建設に特化したメディアの新建新聞社と一緒に立ち上げた番組です。
建設っていうものと建築とか土木って何が違うの、耐震基準って何なの、道路が綺麗に除雪されてるのは行政がやってるのかな、みたいな話を今後やっていきます。
建設会社が生活の見えないところで何をして、どんな思いで街づくりをしているのかを伝える番組だといいます。小野寺さんは、地方に行く餃子好きにもヒントがあるかもしれないと応じました。
まとめ
塩尻のポッドキャストスタジオ付きゲストハウスで、地元の餃子を焼いて味わい、後半は焼き餃子協会の2026年をタロットで占った特別編でした。占いは厳しい未来を示しましたが、小野寺さんはそれを覚悟として前向きに受け止めています。
- 収録場所は塩尻の「宿とスタジオKICHI」で、ポッドキャストスタジオを備えたゲストハウス
- 持ち込み餃子は美勢餃子とひさりな食堂の2種で、小野寺さんが米油で焼いて振る舞った
- 長野ではポッドキャストを新たに始める人が増え、地域の発信拠点が広がりつつある
- 焼き餃子協会の2026年を占うと過去・現在・未来がすべて大アルカナで、未来は厳しい結果に
- 小野寺さんは講談社とお取り寄せ・惣菜餃子のアワードを準備しており、一度で成功させようとしない覚悟を語った

