クラフト餃子フェス東京の見どころ
今週末から始まるGyoza Weekに合わせて、東京、福岡、広島、千葉、鹿児島、長崎、群馬と各地でイベントが開かれます。小野寺さんは「あくまで個人的な意見が強い参考程度」と前置きしつつ、出店者を駆け足で紹介していきます。
まずはクラフト餃子フェス東京。4月25日から5月6日まで駒沢オリンピック公園で開催され、16店舗が出店します。
新橋蓮月さんは特製手作り焼き餃子を提供。東京五反田のワインと点心ついついさんは、イタリアントマト餃子アラビアータともちもちほうれん草カレー餃子という変わり種2種類を出します。
長野の味噌ラーメン屋・じゃげなさんは信州味噌タレネギ餃子と信州わさびビーフ餃子を提供。クラフト餃子フェスの常連という印象だと話されています。
博多餃子屋603さんは明太チーズ餃子とコクうま塩スープのもっちり炊き餃子。赤坂ちびすけさんは琉球島豚アグー餃子ともちっとゴマだれ一口水餃子を出します。
神戸三宮の香港点心楼さんは、プリプリ海老蒸し餃子と焼き贅沢フカヒレ餃子。写真から見ても美味しそうだと語られています。
お肉料理屋の玉川精肉店さんは、普段は餃子を出していないそうですが、黒毛和牛100%粗挽き和牛餃子と、いちごミルクチーズ餃子という思い切ったメニューを出します。
京都餃子都パンダさんは今回東京のみの出店。爽やかに香るレモン餃子と、味噌仕立ての九条ねぎ京餃子を提供します。
レモン餃子は和歌山県産レモンのピールを餡に練り込んだもので、九条ねぎ餃子も人気があるそうです。ただ、小野寺さんの好みははっきりしています。
僕個人的に上に何かかけてる系よりかは餡の中に詰め込んでる方が好きなので、僕個人的には爽やかに香るレモン餃子がお勧めです。
そのほか羽根付き焼き小籠包を出すリンズさん、変わり種のなかよし餃子エリザベスさん、韓国系のポンデポチャスさんなどが並びます。
エリザベスさんは豚と生姜の餃子、道産甘エビの辣油、ラムとクミンのスパイス餃子の3種類。ポンデポチャスさんはチュクミマンドゥとカルビマンドゥを出します。
今回初出店のKOさんは、所沢で農家女子をしている方。ねっとりほくほく畑の里芋餃子とシャキシャキ食感レンコン餃子の2種類を抱えて出店します。
畑の里芋餃子は頒布会でも好評だったそうで、粗切りの野菜の食感が活きた餃子が美味しいと小野寺さんはおすすめしています。
餃子百珍一味リンリンさんは、黄色がホタテ、白が白菜、黒がしいたけ、緑がニラ、赤がエビの五色食べ比べを焼きと水で提供。普段は1種類でボリュームがあるため、1粒ずつ食べ比べできるのが利点だと話されています。
餃子とワイン川とアンさんは牛タン餃子とバター醤油の揚げトウモロコシ餃子。福岡の博多八介さんは博多一口餃子と海鮮イカ餃子、埼玉の餃子の宮でんでんさんはチーズのせ麦汁丸餃子と小江戸黒豚コク味羽根つき餃子を出します。
福岡・広島会場の独自出店
福岡会場も4月25日から5月6日まで、舞鶴公園三の丸広場で14店舗が出店します。
福岡だけの出店として、東京日比谷の広東料理・山水楼のレシピを受け継ぐ八ヶ岳餃子や、大阪のとりそば鳥と麺さんのごろごろ肉角煮餃子・ごろごろ肉スープ餃子などが並びます。
大阪の鮨やまとさんは札幌味噌バターのアサリ餃子とスープ餃子を出しますが、詳しい情報は不明だといいます。ワールドダイナーさんや埼玉戸田スサノオさんなど、普段餃子を出していない店も参加します。
肉玉おそば越智さんと浅草開化楼さんのコラボ商品、金星旨味肉汁餃子は今回ビストロ昆布と梅生姜のスープ餃子も登場。ラーメン屋らしい見た目で美味しそうだと話されています。
広島会場は4月29日から5月6日まで、旧広島市民球場跡地の広島ゲートパークプラザで13店舗が出店します。
広島独自の出店では、レッドドラゴンさんの広島餃子と和牛コウネ餃子、スエヒロ餃子さんの本場中国式薬膳焼き餃子・スープ餃子などが並びます。
なかでも小野寺さんが期待を寄せるのが、餃子酒場狂気とラムダさんです。
ベーコンポテトチーズ餃子とシャキシャキたけのこ棒餃子、2種類出されるそうでございます。餃子の方にちゃんと中に包んでる餃子でございますので、ちょっと僕ここは期待してるんですよね。
都内・千葉のイベント
上野の不忍池では、5月2日から6日まで「ふるさと東京応援祭 第1回ご当地グルメ ギョーザVSからあげフェス」が開催されます。キッチンカー中心のイベントで、出店者は小野寺さんも馴染みがなく、行った人からの情報を募集しています。
ZOZOマリンスタジアムでは「からあげ・餃子・ポテトフェス」が5月の金土日を中心に開催。日本からあげ協会などの協力で開かれ、餃子はラーメン店が中心に出店します。
ぜひね、こういう時、焼き餃子協会にもね、お声がけいただけると嬉しいですね。
出店者の中で小野寺さんが注目するのは一品香尾山餃子さん。タカナメ酒場さんが同店から卸してもらっていると発信しており、この繋がりで出店しているのではと推測しています。
佐野ラーメンさよしさんは低地の皮を使う佐野ラーメンの餃子で美味しそうだと語られます。麺屋想などを手がける百年本舗さんは、イエローマスタードとハーブソルトを乗せた見せ方の技術があり、餃子も期待できるといいます。
九州のイベント
鹿児島桜島では、4月26日に桜島芸術花火2025が開催され、宮崎県ひなた餃子連合会から高鍋餃子さん・山の口畜産さん・餃子の馬渡さん、鹿児島から餃子バカ一代さん・丸仙餃子さんの5店舗が出店しました。
小野寺さんは餃子の町・高鍋町のふるさと応援大使を務めています。人口2万人を割る町で、老舗2店舗が餃子で身を削っていると紹介されます。
高鍋餃子は口当たりの良さ、餃子の馬渡は皮のもっちり感が特徴で、同じルーツながら今は違うタイプの餃子になっているといいます。
丸仙餃子さんは塩で食べるレモン餃子。岩塩を砕きながらかけて食べると、薄皮に肉がしっかり入った餃子と塩の相性でまとまるそうです。
薄皮なんで、結構旨味がお肉の旨味がドーンと入ってくる感じがしますけど、そこに塩でさらに旨味ブーストしてるような感じの丸仙餃子さんですね。これがかなり美味しいです。
長崎・群馬のイベント
長崎では5月3日から6日まで、出島で「DEJIMA博 ひるじげグルメ祭り」が開催。宇都宮かつりき餃子さんと、静岡のソウルフード・五味八珍浜松餃子さんの2店舗が出ます。
群馬では4月26日、八ツ場ダム内の道の駅・八ツ場ふるさと館で「第2回 八ツ場ふるさと館餃子フェス」が開催されます。
草津温泉餃子さんは上州セセラギポークと嬬恋のキャベツを使い、皮に浅間酒造の日本酒仕込み水を使った上品で大きめの餃子。ゼンフーズさんは群馬の小麦粉と無農薬のエバラハーブ豚未来を使った家庭的な餃子です。
太田市の金清食品さんは、群馬県の高校生が考案し、2023年の第35回きのこ料理コンクール全国大会で最優秀賞を獲得した旨味たっぷりきのこ餃子を出します。小野寺さんも今回初めて食べるそうです。
麦汁餃子餃店さんは、餃子が人気すぎてラーメン屋をやめ餃子一本にした店。キャベツぎっしりのジューシーな餃子です。
小野寺さんはこの群馬のイベントに4月26日終日おり、餃子の焼き方教室を5回ほど行う予定。餃子女子の著者・たまきちはるさんとのトークやライブも予定されています。
野外イベントで美味しくない餃子を見分けるコツ
最後に小野寺さんは、野外イベントで美味しくない餃子を見極める視点を2つ挙げました。
1つ目は写真です。自分の店の商品ではない借り物の写真を使っている店は、大体美味しくないといいます。
特に鉄板の焼き目がついた面ではなく、両面焼きのような写真がよく使われますが、そういう店は外れが多いと指摘します。餃子への愛が感じられないからだと考えられています。
2つ目はホームページや説明文です。餃子そのものに触れず、上にかけるものしか紹介していない店も美味しくないことが多いといいます。
餃子について何も触れてないところは大体美味しくないですね。大体かけてるものだけ食べたかったら、別に餃子じゃなくてもいいんじゃない?って個人的には思います。
逆に、餃子をきちんと説明している店や、タレだけで勝負せず餃子本体で勝負している店は、誇りを持って作っていることが多く、美味しいといいます。
まとめ
Gyoza Weekは全国各地で餃子イベントが重なる時期です。出店者を事前に知り、写真や説明の見方を押さえておくと、美味しい餃子に出会いやすくなります。
- クラフト餃子フェスは東京・福岡・広島の3会場で、変わり種を含む多彩な餃子が並ぶ
- 鹿児島・長崎・群馬など地方のイベントでは、ご当地の老舗や名物餃子が楽しめる
- 餃子本体や無しの味で勝負している店は、作り手の愛が感じられ美味しいことが多い
- 借り物の写真や、かけるものしか説明していない店は外れが多いので注意する
