5年ぶり復活、両国駅の超餃子ステーション
最初に紹介されたのは、両国駅3番線ホームで5年ぶりに開催される超餃子ステーションです。
5年前は予約が満席で取れず、幻のイベントとも呼ばれたそうです。
会期は前期が4月25日から5月1日で、こちらはすでに予約完売とのことです。後期は5月2日から5月8日水曜日で、4月29日月曜日の正午から予約開始となっています。
参加したい人は、4月29日正午にウェブサイトを開いて予約の待機をするよう案内されています。予約では人数と時間を選ぶ形式です。
会場に入ると、フライパンとカセットコンロがホーム上にずらっと並んでいて、そこで自分たちで餃子を焼けるようになっています。
餃子とドリンクのセット「ぱねぱね時間セット」が600円、追い餃子が300円です。テーブルのフライパンで、みんなで餃子を焼いて食べる仕組みです。
餃子は今年アップデートされ、フライパンから剥がれやすくなったそうです。水も油もなしで、誰でも簡単に焼けると話されています。
時間帯は平日が17時から、祝日や週末が10時45分からです。
餃子を焼いて食べられるだけでなく、永久改良餃子を長年にわたって改良し続けてきた歴史のこと。会場ではその歩みをたどるギャラリー展示が用意されているとされるをたどるステーションギャラリーや、巨大餃子のモニュメントも登場するそうです。
各地3会場で開かれるクラフト餃子フェス
続いて紹介されたのは、毎年開催されているクラフト餃子フェスです。
今年は東京の駒沢オリンピック公園で4月26日から5月6日月曜日まで、大阪城公園で5月3日から5月12日日曜日まで、福岡の舞鶴公園で4月26日から5月6日月曜日までと、3会場で開催されます。
もともとは肉フェスを手がける会社が始めたイベントで、以前はあまり餃子屋さんが出ていなかったそうです。近年は餃子屋さんが増えてきたという印象が語られました。
紹介にあたって、小野寺さんは自身の好みの観点を先に示しています。餃子そのものの味がしっかり美味しく、その美味しさを引き出すトッピングがあればいい、という考え方です。
野外イベントでありがちなのが、トッピングが主役で餃子が脇役みたいな。餃子はトッピングを食べるための台、ベースでしかないみたいな、そんな感じのものも時々あります。
ただし、これはあくまで個人的な感想だと断りを入れています。見た目が派手で見栄えが良ければいいという人とは意見が違うかもしれないとしたうえで、今回は餃子として魅力的なものを紹介するという方針です。
東京会場で気になる餃子たち
東京会場からは、いくつかの店が具体的に紹介されました。
まずは神奈川県開成町からやってきた餃子ヒロさんの「串餃子4種旨ダレ食べ比べ」です。元役所勤めの方が脱サラして開いた店だと紹介されています。
餃子が串に刺さっていて、上に4種類のタレがのっていて、一粒ずつ味が変わっていくそうです。5つ目は何もついていないノーマルの餃子で締める形とのことです。
飯田橋のおけいさんは、焼き餃子と水餃子を提供します。酒田の工場でオーナーの息子が冷凍餃子を製造していて、山形県の庄内豚や、味のしっかりした白菜が使われています。
餃子専門マルコさんは、元グランドハイアットのシェフが独立して、埼玉県さいたま市の北浦和駅近くで営む店です。皮はモチモチで、味もしっかり、ジューシーな餃子だと紹介されています。
マルコさんの今回の一品は「旨辛焼きもちよだれ餃子」で、皮にタピオカを使い、餡には芝エビが入っています。もう一つの「トビウオ出汁とろろの焼きもち餃子」は、焼き上げた餃子に山芋とろろをかけた品です。
ジンホアさんの「一口サイズの三鮮焼き餃子」は、豚肉、野菜、海鮮を使い、餡が両脇からはみ出したまま焼き上げた見た目がユニークな餃子で、ニンニク不使用です。
ワイン点心ついついさんは、餃子の皮をパスタに見立てた「ザ・餃子アラビアータ」と、ほうれん草を練り込んだ緑の皮に7種のスパイスを使った「ほうれん草のスパイシー餃子」を提供します。
北海道から来る餃子とワイン皮と餡さんは、十勝産の牛肉を使った「濃厚味噌バター牛カツ餃子」と、塩麹と北海道産昆布で一晩マリネした「コリコリ牛タン餃子」の2種類です。
千葉県八街市から来る元祖肉玉そば越智さんは、浅草開華楼の皮を使ったコラボ餃子を提供します。皮がもっちりして、背脂の脂の感じが強く、パンチのある餃子だと語られています。
これ最初に食べちゃうと、他の味がちょっとわかんなくなるぐらい多分パンチがあると思います。
餃子宮田dendenさんは、川越市のブランド豚「小江戸黒豚」を使った羽根つき餃子で勝負します。屋外イベントで羽根つき餃子はなかなか勝負だと話されています。もう一品はチーズをのせた丸餃子です。
大阪・福岡それぞれの限定餃子
大阪会場には、おけいさんに加えて、見た目が新しい龍の餃子さんが登場します。串に刺さった「炭火焼き鶏餃子」と「酢コショウで食べる豚トロ餃子」を提供します。
鳥そば鳥と麺さんは、餡の中にチーズを閉じ込めた「濃厚チーズ餃子」を出します。ラーメン屋の餃子は皮に特徴があることが多いので、しっかりした皮に閉じ込めているのではと推測されています。
京都の宇治から来る都パンダさんの看板は「爽やかに香るレモン餃子」です。和歌山県産レモンの皮を練り込み、京都の千鳥酢がつきます。ジャパンフードセレクションでグランプリを取った餃子です。
都パンダさんには、九条ねぎと白味噌をたっぷりかけた「白味噌仕立ての九条ねぎ抱く京餃子」もあります。
福岡会場は初開催で、肉関係の出店が多い印象だそうです。餃子屋としては、博多餃子屋603の「明太チーズ餃子」が紹介されました。明太子とチーズを餡に包んだ一口餃子です。
福岡の都パンダさんは、レモン餃子に加えて「梅好きのための梅酢とレモン餃子」を出します。
宇都宮餃子会に加盟する八幡餃子さんは、揚げ餃子を好みのパウダーで味付けする「4つの味のシャカシャカ餃子」と、スタンダードな「タレが選べる宇都宮肉重八幡餃子」の2種類です。
宮崎で人気のラーメン店、風来軒さんは、宮崎県産の豚肉と九州産の野菜を使ったジューシーな焼き餃子で出店します。小野寺さんの知る限りでは米粉もブレンドした皮だそうです。
なお、皮と餡さんや元祖肉玉そば越智さんなど、3会場に共通して出る店もあります。地域限定で出る店を中心に選ぶのがよいと勧められています。
京都餃子大作戦の一押し
京都餃子大作戦は、平安神宮前の岡崎公園で5月1日から5日日曜日まで開催されます。
小野寺さんが一押しに挙げたのは、ホアンホアン餃子工房店の「古都の元祖焼き餃子」です。スタンダードな餃子で勝負してくる店だと紹介されています。
実際、私もホアンホアンさんの餃子すごく好きでいつもお取り寄せするんですけど、餃子のバランス、完成度が非常に高くて。
一口目で満足しきらず、いくつも食べられるところが特徴だといいます。小麦粉や野菜、肉の仕入れ方、温度や湿度に合わせた作り方へのこだわりが理由だと語られました。
本当に食べてて口が幸せになる餃子だなと思います。
続いて、茨城県つくば市の龍仁家さんの新商品「ズワイガニ餃子」が紹介されました。ズワイガニの身と花咲ガニの濃厚な出汁を使った、贅沢な餃子です。
滋賀の餃子チョップさんは、比較的新しい店です。鹿児島の黒豚や阿蘇のニンニクを使い、味付けがしっかりしています。関西の店らしく皮はやや薄めで、肉と野菜の味がダイレクトに感じられると語られました。
今回の京都餃子大作戦は「withお肉」として、餃子以外の出店やイベントも盛りだくさんとのことです。1日餃子を食べながら楽しむとよいと勧められています。
小野寺さん自身が餃子ウィークに向かう場所
最後に、小野寺さん自身が餃子ウィークに何をするのかが語られました。
4月27日土曜日は、能登鉄道の穴水駅へ行きます。最近復旧した場所です。時間は10時から15時です。
銚子電鉄の沿線でキャベツを作るヘネリーファームさん(アフロさん)が炊き出しに行くのに同行し、餃子を焼くそうです。近くの人が応援に来てくれると嬉しいと呼びかけています。
5月4日から6日は、川崎のイベント、ハイサイフェスタで餃子を焼く予定です。
そこで焼くのは、開発から関わってきた「包むうるま島餃子」です。沖縄うるま産の海豚やゴーヤ、キャベツを使い、沖縄の塩で味を引き立てた餃子です。試食を何度も重ね、完成度もバランスもできていると語られています。
ハイサイフェスタは沖縄文化祭で、音楽、映像、食、お酒など沖縄のものが集まるそうです。夏っぽい気温のなかで沖縄を感じて楽しんでほしいと話されました。
まとめ
餃子ウィークには全国で大型餃子イベントが開かれます。両国駅の超餃子ステーション、3会場のクラフト餃子フェス、京都餃子大作戦など、それぞれに地域限定の餃子や見どころがあります。小野寺さん自身も能登と川崎のイベントで餃子を焼く予定です。
- 超餃子ステーションは5年ぶり復活。後期は4月29日正午から予約開始で、ホーム上で自分たちで餃子を焼ける。
- クラフト餃子フェスは東京・大阪・福岡の3会場。共通店より、地域限定で出る店を中心に選ぶのがおすすめ。
- 餃子選びの視点として、トッピング主役ではなく、餃子そのものの味がしっかりしたものが挙げられている。
- 京都餃子大作戦の一押しはホアンホアン餃子工房店のスタンダードな焼き餃子。
- 小野寺さんは4月27日に能登鉄道穴水駅、5月4日から6日に川崎のハイサイフェスタで餃子を焼く予定。
