餃子は「恋に効く料理」?誘い方のテクニック
番組冒頭で小野寺さんは、餃子は老若男女に愛されるコミュニケーションフードであり、人と人を繋ぐ料理だと語ります。
今回は「気になるあの人と仲良くなる方法を教えて」という質問を自ら立て、餃子で解決していく相談回として進みます。
餃子は老若男女に愛されるコミュニケーションフードでございます。つまり、人と人を繋ぐ料理、恋に効く料理なのです。
まず紹介されるのが、誘いに乗ってもらいやすくする心理テクニックです。1つ目は「イエスセット」。
これは、はいと答えやすい質問を3回繰り返すと、4回目もはいと答えやすくなるというものです。
たとえば「今日は天気がいいですね」でイエス、「美味しい食べ物は好きですか」でイエス、「餃子好きですか」でイエス。3つ重ねたうえで「じゃあ美味しい餃子を食べに行きましょう」と誘う流れです。
もう一つが、イエス・ノーで答えられない質問をする「ダブルバインド」です。
「餃子食べに行きませんか」だと行く・行かないになりますが、「焼き餃子と水餃子どっちがいいですか」と聞くと、どちらかを選ばざるを得なくなる、という仕組みです。
ただし小野寺さんは、ダブルバインドは駆け引きが得意な人向けで、言い方によっては強引に感じられることもあると注意を促します。
はいと答えやすい質問を3回重ね、4回目の誘いにも同意を得やすくする
焼き餃子か水餃子かなど二択で聞き、断る選択肢を意識させにくくする
店選びのポイント1・2 隣の席と餃子の種類
誘えたら、次に重要なのが店選びです。小野寺さんは、餃子屋さんはどこでもいいわけではなく、店によって雰囲気も関係性も変わると話します。
1つ目のポイントは、隣り合って座れるお店であること。向かい合って座ると顔と顔、膝と膝が近づき、緊張感が高まりやすいといいます。
そのため、隣り合うか斜めに座り、真正面を避けることが、緊張感を下げて安心感を与える第一条件になると説明します。
座る位置にも触れ、相手の左側は心臓に近く防衛本能が働きやすいので、相手の右側に座るとよいとしています。
ただし、誘った本人が緊張しやすいタイプの場合は自分の心臓が近くなるため、リラックスして臨んでほしいと補足します。
2つ目のポイントは、いろいろな餃子があるお店であること。一種類だけ食べて終わるのはもったいないといいます。
さまざまな餃子を食べ比べて「これが美味しいね」と会話を膨らませたり、「食べきれないから一緒に行きましょう」と誘い文句に使えるのも利点です。
食事中の振る舞い ミラーリングとタレのマナー
一緒に餃子を食べるときのポイントとして紹介されるのが「ミラーリング効果」です。
箸で取るタイミングや口に入れる速度、飲み物を飲むタイミングまで相手と合わせると、安心感を与えやすくなるといいます。
ただしやり方が下手だとバレることもあると小野寺さんは言います。しかし、バレてもよいと続けます。
正直に、はい、ミラーリング効果です。もう本当にあなたと仲良くなりたくてこれやっちゃってますみたいな、正直に言っちゃっていただいた方が非常にいい。
小手先のテクニックよりも、正直で誠実なほうが可愛げがあると感じてもらいやすく、結果として打ち解けやすいという考えです。
一方で、やってはいけない振る舞いも1つ挙げます。餃子のタレを勝手に作って相手に渡すことです。
餃子は料理であり、意図もないのに勝手に醤油をかけて渡すのは、料理に対して失礼だといいます。ラーメンに勝手に胡椒をかけられたら引く、という例えで説明します。
小さなお願いで距離を縮める
タレの話を逆手に取り、小野寺さんは「どんなタレが好きか」をまず相手に聞き、「じゃあ作ってもらってもいいですか」とお願いする方法を勧めます。
調味料や小皿を取ってもらうなど、小さなお願いを繰り返すことが、関係づくりで大切なポイントだといいます。
ここで働くのが「認知的不協和」です。助けてあげた人のことは、少し気になってしまうという心理効果を利用する狙いです。
お願いを叶えてもらったら感謝を伝えると、相手に「叶えてあげた」という認識が残りやすくなると説明します。
なお、相手の前を横切って手を伸ばすのは餃子に限らずNGで、相手に近いものは相手に取ってもらうのがマナーだとしています。
マインドとしては、小さなありがとうを自分が言うゲームだと思ってもらって、ありがとうを言うために相手に何してもらおうかなみたいなマインドでいますと、結構これがうまくいくんですね。
小さなお願いを重ねて怒るような人なら、むしろ避けたほうがいいくらいだと、小野寺さんは軽く付け加えます。
なぜ餃子屋さんなのか、その先の関係づくり
小野寺さんは、食事に誘うならどんな料理でもよいとしつつ、餃子は誰にも愛される料理であり、餃子専門店に行ったことがない人が意外と多いと話します。
餃子は街中華のイメージが強く、専門店に足を運んだことがない人が多いからこそ、きっかけとしておすすめだといいます。
さらに一歩進んだ関係づくりとして、お互い翌日に予定がない日を選び、二人で餃子を食べて「餃子臭くなったね」と笑い合えるような関係が理想だと語ります。
若い皆さんが、餃子をきっかけに新しい関係ができたらいいなと思ってお話をさせていただきました。
そのほか、賞味期限が短いお取り寄せ餃子を口実に誘う方法や、一人では行きづらいディープな中華屋に一緒に行く提案なども紹介されます。
お店の人との会話の仕方で相手の本性が見えることもあると、小野寺さんは面白がるように話します。
最後の一言本音 都内おすすめの餃子デート店3選
最後のコーナーでは、店選びのポイントをふまえた都内のおすすめ店が3つ紹介されます。
| 店名|場所 | 特徴 | 席 |
|---|---|---|
| 餃子坊 豚八戒(阿佐ヶ谷) | 焼き餃子も水餃子も見た目が美しく味も突き詰めた店 | カウンター席が取れる日を予約したい |
| 吉春(国領) | 注文を受けてから皮を伸ばす。旬の野菜を包んだ餃子が美味しい | カウンター方式。混み合うため予約必須 |
| VEGAN GYOZA(鶯谷) | 12種類のカラフルな餃子。焼きか蒸しを選べ味噌の餃子も | 席がゆったり広く、横並びにしやすい |
豚八戒はテーブル席が離れの天竺にあり、予約でテーブルかカウンターに分かれるため、カウンターで取れる日を狙うとよいとのことです。
吉春は春菊などの旬の野菜を調布や近所の農家から取り寄せ、新鮮なうちに包む餃子が魅力だといいます。
VEGAN GYOZAは決まったカウンター席はないものの、席がゆったりしていて横並びに座りやすいのが利点だと紹介されました。
まとめ
餃子をコミュニケーションフードととらえ、誘い方から店選び、食事中の振る舞いまでを心理テクニックとあわせて解説した相談回でした。小手先だけでなく、正直さと小さな感謝を積み重ねることが関係づくりの軸として語られています。
- 誘うときはイエスセットやダブルバインドを使いつつ、強引になりすぎないよう注意する
- 店選びは「隣り合って座れる」「餃子の種類が多い」「落ち着いた綺麗な店」の3点が基準
- 食事中はミラーリングを意識し、バレても正直に伝えるほうが可愛げがある
- タレを勝手に作って渡すのはNG。小さなお願いと感謝で距離を縮める
- 都内のおすすめは阿佐ヶ谷の豚八戒、国領の吉春、鶯谷のVEGAN GYOZA
