夏に「ビビりまくる」二人が振り返る、今年の夏
今回のテーマは「夏の終わりにひとり時間を考える」です。9月に入り、二人は今年の夏を振り返ります。
イトウさんは、今年の東京は去年や一昨年より暑さがやわらいだと感じたと話します。一方で、九州の方は暑かったのではないかと気にかけていました。
伏見さんが指摘したのは、二人とも夏そのものに身構えてしまっているという点です。暑さへの恐怖から、出かける準備の段階でいろいろなものを冷やして持ち出すのだと言います。
夏に対してビビりまくってるとこがあるよね。
めちゃくちゃですよ、もう本当に。
リュックの背中に入れる保冷剤や、帽子の中に仕込む凍らせるタイプのもの、ネッククーラーなど、暑さ対策グッズも定番になっているとのこと。ただ今年は、持って出たものの使わない日もあったと振り返ります。
去年までは本当にもうそれがないとちょっと大変っていう感じだったけど、今年は本当にね、あ、こんだけ持ってきたけど大丈夫だったかなみたいな日も結構(あった)。
楽しさのあとにやってくる「回復の時間」
夏は旅行や夏休みで楽しく過ごす季節でもありますが、9月に入って落ち着くと、伏見さんは「夏はなんだったんだろう」という気持ちになると話します。
伏見さんは、親戚に会うなどイレギュラーな予定でバタバタすると、楽しいけれど疲れるという感覚が伴うと言います。その後に訪れるひとりの時間を、回復の時間として捉えていました。
人と過ごす時間との対比があるからこそ、ボーっとする時間の必要性をより感じるのだと伏見さんは話します。
これに対してイトウさんは、自分はひとりの時間がないと全然ダメなタイプだと打ち明けます。伏見さんも「わかる」と共感していました。
ただし二人とも、人と一緒にいるのが嫌だというわけではないと確認し合います。どちらも必要な時間だからこそ、この時期は自分のペースを取り戻すひとり時間の大切さを感じる、というのが共通した感覚でした。
移動時間から楽しむ、伏見さんのひとり旅
伏見さんは移動の時間そのものが好きだと話します。新幹線では窓際の席を選び、ワクワクしながら移動するタイプだと言います。
伏見さんのひとり旅は、ライブの遠征が中心です。地方へひとりでさっと出かけ、観光はあくまでついでなのだと説明します。
観光地を回るのがついでで、大体ライブが多いんだよね、やっぱり。
ライブハウスに入るまでの時間に何をするか、終わった後に何を食べるか。そうした考え方で予定が動くため、ホテルもライブハウスや飲食店の多いエリアの近くで決めるのだそうです。
地方のスーパーで見つける、ひとりならではの土産
伏見さんがひとり旅で楽しみにしているのが、地方のスーパーです。道の駅が近くにあればそこでも探しますが、スーパーでお土産を探すことが多いと言います。
地元の人が好みそうな醤油や味噌など、自分の行動圏内では売っていなさそうな調味料を探すのが伏見さんの楽しみ方です。
これはひとりだからこそできることでもあります。友達との旅行では「スーパー行っていい?」と言いにくく、相手に悪いと感じてしまうからです。
ひとりで行くと結構のんびりくまなく棚を見る。
お茶やコーヒーの売り場で地元企業のパッケージ商品を見つけると嬉しくなって買ってしまう。これがひとりならではの楽しみ方だと伏見さんは話します。
「ひとりでできること」は人によって違う
Sense of…には「ひとり○○」という記事がたくさんあります。伏見さんは、ひとりの時間をみんながどう過ごしているのかに関心があると話します。
なかでもひとりでディズニーランドに行った体験の記事は人気があり、検索でよく読まれているそうです。
自分と違う行動を考える人のなんか頭の中見せてもらってるみたいで。
イトウさんは、自分は面倒くさがりなので、ひとりだと全部が面倒になって「もういいや」となってしまうタイプだと打ち明けます。一緒に行く人がいるからこそ、あちこち行こう、これを食べようとなるのだと言います。
ひとりでやろうと思うと、なんかもういいやってなっちゃうんだよね。
だからこそイトウさんは、ひとりディズニーの記事を読んで「こうやって楽しめばいいんだ」という気づきを得たと話します。読み手として参考になる記事だと言います。
ひとりでできることは人によって大きく違い、その許容範囲も違う、というのが二人の共通した見方でした。
貪欲な伏見さん、ライブにさえ行ければいいイトウさん
伏見さんは、ひとりでも大体の飲食店に入れるタイプです。お酒が好きで、地元の居酒屋のカウンターで他の客と仲良くなった思い出もあると話します。
一方のイトウさんは、今年の夏もライブ遠征であちこち行きましたが、ライブにさえ行ければいいので観光もせず、お土産を買うくらいなのだと言います。
ご飯とかもいいか、もうめんどくさいなみたいになっちゃって、コンビニでいいかとかなっちゃいがち。
伏見さんも、今年行った金沢ではオーバーツーリズムで行きたい店に入れず、結局コンビニご飯になったと明かします。ただし、それには少し妥協感を覚えたそうです。
ライブの開演時間は中途半端で、優先すると人気店のラストオーダーに間に合わないことがあります。この妥協を伏見さんは残念に感じる一方、イトウさんはそれでいいと考えるタイプでした。
イトウさんによれば、同じライブに行く人たちはSNSで、観光して名物を食べ、ライブで騒ぎ、その後打ち上げまでする様子を共有しているそうです。それを見て「すごいな」と感じると言います。
でもその人たちはひとりの時間じゃなさそうだね、それ。
この対比を通して、伏見さんは自分がひとりでも貪欲に「あれをしよう、これをしよう」と思っていることに気づいたと話します。
「動く居酒屋」としての新幹線、伏見さんの移動の楽しみ
伏見さんのひとり旅の楽しさは、移動から始まっています。新幹線に缶のお酒を持ち込み、コンビニで氷を買ってから乗ることもあるのだそうです。
「新幹線は動く居酒屋なんで」って言い切ってた時があるからね。
移り変わる景色が、お酒をさらに美味しくすると伏見さんは言います。窓の外をぼんやり見たり、最近はネットフリックスで映画を見ながら移動したりもするそうです。
新幹線のWi-Fiも比較的安定してきて、時々途切れることはあっても見続けられるため、そうした楽しみ方をしていると話します。
ひとり映画館を選ぶ理由と、映画のあとの過ごし方
伏見さんは、映画館も今ではひとりで行く回数の方が多いと言います。誰かと行くと、見終わった後に感想を確かめ合う時間が苦手だからと言います。
感想が似ていればいいけれど、真逆になることもあります。それを分かり合える相手ならいいものの、険悪になる場合もある、とイトウさんは指摘します。
真逆でもそれを分かり合える二人だったらいいけど、険悪になる場合もあるじゃん。やっぱり。
伏見さんが避けたいのは、お互いの感想を探り合う時間です。「どうでしたかねぇ!?」と様子を伺うのが億劫で、だんだんひとりで見る回数が増えていったと話します。
ひとりで見終わった後に、あの場面がこうだったなとか、ちょっと最後まで難しかったなとか、そういうことを思いながら帰るのが好き。
さらに伏見さんは、映画のあとは電車に乗りたくないとも言います。電車は現実的に感じられるため、歩いたり自転車で帰れたりする方がいいのだそうです。こうした時間の使い方を意識するようになったと振り返ります。
ひとり時間は、次の動きのための回復の時間
これらの話を通して、伏見さんはひとりの時間を「自分のペースを取り戻すもの」だと捉えていると話します。
人と一緒にいるのは嫌いではなく、大勢で飲んだりイベントに出かけたりもする。それでもその後のひとりの時間が絶対に必要だという感覚は、年々高まっているそうです。
伏見さんは、回復の時間をちゃんと取った方が、次の動きが取りやすいと話します。ひとり時間を重視するのは、そのためなのかもしれないと語りました。
ひとりが得意な人にも苦手な人にも届く記事たち
夏休みやお盆は、親戚や家族で集まり、みんなで出かける時間が多くなりがちです。そのぶん疲れている人も多いだろうと考えて、今回のテーマが選ばれました。
Sense of…には「ひとり○○」という記事がたくさんあります。ひとり映画館、ひとり居酒屋、ひとりラーメン、ひとりカラオケなどの定番から、少し変化球のものまで並びます。
- ひとりビーチコーミング
- 空港で飛行機を見よう
- ひとりでカフェに行くには
- ひとりでショッピングするには
変化球的な過ごし方の記事もあれば、ひとりが苦手な人向けに、カフェやショッピングをひとりで楽しむための記事もあります。いろんなタイプの人に合う記事があるとイトウさんは話します。
ひとりの時間は、向き合うというより自然に取っている人が多いはずです。だからこそ、やってこなかったことを時々試してみるのもいい、というのが二人からの提案でした。
興味があるけど、なんか一歩踏み出せないなみたいな時にね、参考にしてもらえるといいかな。
まとめ
夏の疲れをきっかけに、二人はひとり時間の過ごし方を語り合いました。移動から貪欲に楽しむ伏見さんと、ライブにさえ行ければいいイトウさん。過ごし方は対照的でも、人と過ごす時間の後に回復の時間が必要だという感覚は共通していました。
- ひとり時間の楽しみ方や許容範囲は人によって大きく違う
- 伏見さんは移動時間や地方のスーパー、ひとり映画館まで貪欲に楽しむタイプ
- 伊藤さんはライブ最優先で、ひとりだと面倒になりコンビニで済ませることも
- 人と過ごす時間は楽しくても、その後の回復の時間が次の動きにつながる
- Sense of…には、ひとりが得意な人にも苦手な人にも合う「ひとり時間」の記事が揃っている




