なぜ購入履歴をさらすのか
今回の「ラジオ Sense of…」は雑談回です。編集長の伏見さんが、副編集長の伊藤さんに、自分が最近買ったものの購入履歴を見せるという企画を持ちかけます。
伏見さんが購入履歴を選んだ背景には、買い物という行為への関心があります。お店で買う楽しさもあれば、夜中に勢いでネットでポチってしまうこともあると話します。
お買い物って結構私いつも言ってる、なんかその人の心が動く瞬間みたいなのと直結してる行動な気がしてて。これ買うって決めてポチって。
伏見さんは、インターネットの買い物ではその瞬間が際立つと言います。ポチった瞬間が明らかにあるからこそ、心の動きが見えやすいという見方です。
明らかにさ、ポチった瞬間っていうのがあるわけじゃん。
伏見さんは今、買い物には楽天市場を使うことが多いそうです。きっかけはAmazonの梱包で、小さなものでも大きく梱包される点が気になったと振り返ります。
(Amazonの梱包は)今もそうだよ。
水やりボトルと液肥、道具にこだわる理由
最初に画面に映ったのは、スーツケースのキャスターカバーでした。届いたばかりのこの品は、旅行中にキャリーの音が気になったことから買ったといいます。
伏見さんは、早朝の移動で近所に迷惑ではと感じ、音が出にくい道を選んで転がしていたと話します。そのうえで、この些末な悩みを解決したくてカバーを買い求めたと語りました。
続いて映ったのは観葉植物用の水やりボトルです。伏見さんは、水に溶かして早く効く粉末液肥と一緒に買ったと説明します。
私ね、今ジャングル目指してて、壁の一面ほぼほぼ観葉植物っていうとこあるんだけど。
伏見さんは、小さく買った植物を育てるタイプだと言います。ダイソーやホームセンターの小さな苗を買って、だんだん大きくするのが好きなのだそうです。
粉末液肥はYouTubeでおすすめされていたのを見て購入したもので、ボトルがおしゃれな点も気に入ったといいます。それを使うなら水の量を測りたくなり、水やりボトルも一緒に選んだと話します。
水やりボトルは500ミリのもので、中にビー玉のような形状のものが入っていて、最後まで水を使い切れる点が決め手でした。吸い切れずに残ることがないのがいいと言います。
水やり自体はペットボトルでもいいと思いつつ、伏見さんは道具にこだわる理由も語ります。じょうろは注ぎやすい一方、水の量がわかりにくく、小さい植物にこまめにあげるにはボトルが合うという判断です。
1000円ポッキリのエアプランツ、博打感が面白い
購入履歴には、エアプランツ3個セットもありました。1000円ポッキリで送料無料、しかも何が入ってくるかわからないおまかせ3種だといいます。
送料も無料だから、本当にまさに1000円ポッキリなんだけど、何が入ってるかわかんないっていう、ちょっと博打感がやっぱ面白くて。
伏見さんはエアプランツ ── 土に植えず、空気中の水分を取り込んで育つとされる植物の総称。ハンギングなどで手軽に飾れる人気の観葉植物ですについて、水やりが簡単そうに見えて意外と難しいと注意を促します。
(エアプランツは)ソーキングって言ってちゃんとお水吸わせる。でも株元に水がたまんないようにするとか結構難しいんだよね。
乾燥しすぎても枯れ、水をあげすぎても根腐れで枯れるため、デリケートな植物だといいます。だからこそ、高いものより安価なもので試しているそうです。
それでも伏見さんは、ちょっとした場所に置けて、癖がわかると意外といいと魅力を語ります。ダイソーでも手に入る、手軽に楽しめる植物としてすすめています。
突然ハマったウエハースと、しょっちゅう買う炭酸水
植物以外の買い物もあります。炭酸水はしょっちゅう買っているそうで、理由はハイボールを飲むからだと伏見さんは明かします。
そして、突然ウエハースにハマったといいます。履歴にあったのはロアカーのチョコウエハースで、コストコの再販品らしく、大容量を小分けにして売られているようだと話します。
一人暮らしだとコストコの大容量は多すぎるため、ネットで買えるのがありがたいと伏見さんは言います。3種類40個で数はランダム、これを1480円で買ったそうです。
もともとは友達の家に置いてあったものを久しぶりに食べて、その美味しさにハマったのがきっかけでした。撮影現場の差し入れなどで見かけることもあると振り返ります。
いいな。ちょっと私も食べたいな。
ストレッチポールは「ついでに使う」が続けるコツ
最近買ったいいものとして、伏見さんはストレッチポールを挙げます。色にこだわり、スポーツブランドにありがちなカラフルな色ではなく、アッシュホワイトの100センチロングタイプを選んだといいます。
購入の背景には、デスクワークによる体の負担があります。伏見さんは、整体に行かないとどうにもならないほど背中がバキバキだと話します。
よく行く整体師に相談し、以前のパーソナルトレーニングでトレーナーが使ってくれた経験もあって、自分に必要だと感じたそうです。3480円送料無料で購入したといいます。
使い方について、伏見さんは正直に語ります。しっかりストレッチしているとは言えないものの、続けるための工夫があるといいます。
トイレ行ったついでに一回立ったついでにちょっと寝転がろうみたいなことは比較的やれてるかも。
巻き肩が進んで矯正されると大絶叫するほど痛いため、自分でできることとして続けているそうです。もっとやるべきとは思いつつ、せいぜいこれくらいだと笑います。
「センターポンチ」の謎。お皿を植物の鉢に変える道具
購入履歴の中で伊藤さんが一番反応したのが、箸のようにも見える謎のアイテムでした。伏見さん自身も「え?」と思いながら買ったといいます。
これ。箸?これ。
その正体はセンターポンチ ── 金属などにドリルで穴を開ける前の目印(くぼみ)を付けるための工具。バールポンチとも呼ばれますでした。別名バールポンチで、缶に穴を開けるための道具だといいます。
ただし伏見さんの目的は缶ではありません。処置をすれば陶器にも穴が開けられるらしく、お皿として買ったものを植物の鉢にするために買ったのだと説明します。
陶器にその、要はお皿として買ったものを植物の鉢にできるっていうのをYouTubeの動画で見て。
養生テープで処置をして、一気に力を入れず、トントンと少しずつ穴を開けるのがコツだといいます。力を入れすぎると陶器は割れてしまうためです。
本来は目打ち用の工具ですが、レビューにも器に鉢底穴を開けるために買ったという人がいて、伏見さんは同じ使い方をする人がいたことに安心したと話します。
(レビューに)本来の使い方ではないかもしれませんが、器に鉢底穴を開けるために購入しましたっていう人がいるので、私と同じ。
人の買い物には人柄が出る。次回への広がり
改めて伏見さんは、部屋のジャングル化を目指しているため植物の買い物が多いと振り返ります。もちろん洋服やお米といった生活用品も買っているそうです。
この企画をやろうと思ったのは、人が何を買っているのかに興味があるからだと伏見さんは言います。センターポンチのような謎の買い物こそ面白いと考えたそうです。
伏見さんは、企画にあたって自分の購入履歴が人に見せられるかチェックしたと明かします。1ページ目は大丈夫そうだと確認してから話したそうです。
最後に二人は、引っ越し時に買ったものや無印での買い物など、別のサイトでも同じ企画ができそうだと話します。ライターを招いた企画も準備中だといい、今後の広がりに触れて締めくくりました。
まとめ
購入履歴をのぞき見するというシンプルな企画から、伏見さんの植物好きや道具へのこだわり、デスクワークとの付き合い方まで、人柄がにじむ雑談回でした。買い物は心が動いた瞬間の記録であり、そこに偏愛が表れるという視点が通底しています。
- 伏見さんにとって買い物は「人の心が動く瞬間」と直結した好きな行動
- 水やりボトルや液肥など、植物の道具には理由とこだわりがある
- エアプランツは手軽だが、水やりの加減が意外と難しい
- ストレッチポールは「ついで」に使うことで無理なく続けている
- センターポンチはお皿を植物の鉢に変えるための、意外な使い方だった






