番組名が「給与設計相談室」だった頃からの歩み
今回は、記念すべき第100回の放送です。吉田優一さんが、これまで100回続けてきたラジオを振り返っていきます。
収録しているのは2023年の12月ですが、第1回の放送は2022年1月11日でした。あと少しで放送開始から2年近くになるといいます。
番組は最初から今のタイトルだったわけではありません。当初は「社労士吉田優一の給与設計相談室」というタイトルで放送していました。
その時は気合入ってて、社労士吉田優一の給与設計相談室、商標登録とかも取ったんですけれども。
その後、もう少し広いテーマを話したいと考え、2023年の1月に番組の放送内容を変更し、今の形に至っています。
累計1万5000回再生。狭いテーマで続けられた手応え
最初は、ラジオをやって聴いてくれる人がいるのか、とても心配だったと吉田さんは振り返ります。
しかし少しずつフォロワーやリスナーが増えていき、累計で1万5000回以上再生される状況になっているといいます。
1回の放送につき、平均100回ほど聴かれているとのこと。労務という狭いテーマの中では、ありがたいことだと話します。
直近1か月では2000回ほど再生され、海外で聴いている人もいるようだと、分析ツールの結果にふれながら喜びを語ります。
この場を借りて、改めてリスナーの皆さんに、聴いてくださっている皆さんにお礼を言いたいと思います。ありがとうございます。
商談で受ける「第1回だけは聞かないでください」
ここからは、ラジオをやっていてよかったこと、反響があったことについて振り返っていきます。まず1つ目は、お客さんとの商談での反響です。
商談で盛り上がったとき、最後に「僕ラジオやってるんですよ」とスマホでポッドキャストのページを見せると、お客さんはかなり面白がって聞いてくれるといいます。
そのとき吉田さんは、必ずウケるように研究した台本があると話します。
第1回の放送だけは絶対に聞かないでくださいって言います。
なぜかというと、第1回はとても緊張していたからだといいます。当時はラジオパーソナリティと2人でやっていましたが、吉田さんはあまり喋れませんでした。
(番組に)プロデューサーみたいな方がいらっしゃるんですよ。もっと吉田さん喋ってくださいって後から怒られたっていう回なんですね。
その第1回がかなり再生されているのは恥ずかしいところだといいます。ただ、こう言うとお客さんは大体第1回を聞いてくれるので、印象に残るのだそうです。
紹介・採用にも効いた、ポッドキャストの広がり
2つ目は、紹介の場面です。社労士は税理士など他の士業からの紹介が多く、紹介者に「ポッドキャストやってるんですよね」と話すと、面白がって聞いてくれるといいます。
興味を持った人だと、飲み会の席で吉田さんのラジオを大きな音で流し始めることもあるそうです。恥ずかしくもありますが、親しみを持ってもらえるといいます。
その結果、仕事の紹介につながったり、紹介の際にラジオの話をしてもらえたりして、スムーズに紹介につながることもあると話します。
ここまでは正直、こうなってほしいと予想していたことだったと吉田さんはいいます。一方で、予想を超えてありがたかったのが採用活動での反響でした。
ちょうど採用活動をしているところで、面接した候補者の中に「ポッドキャストで知りました」という人が何名かいたそうです。
そういえば吉田さんお子さんのこと前言ってましたよねとか言ってくれたりとか。
基本的にプライベートは話さないものの、過去に息子が保育園に通っているといった話をしたことがあり、それを覚えてくれていて会話がスムーズに進むこともあったといいます。
スタッフからの反響ゼロという、ささやかな寂しさ
一方で、非常に残念なこともあるといいます。それは、社内のスタッフからの反響が何もないことです。
吉田先生のポッドキャスト聞きましたってスタッフさんから言われたことはなくて、それだけが寂しいです。
聞いていても、こんなことを言うと言い出しづらいのか、聞きましたと言ってくれる人もいないような気がしていると吉田さん。ここは深掘りしない形で次に進みます。
資格学校の雑誌が採用につながったメディア露出の力
ラジオを続けて実感したのは、士業という職業ではメディア露出が重要だということでした。
当社の求人に興味を持った人に、どこで知ったのかを聞いたときのエピソードを紹介します。その人は、吉田さんが社労士試験の勉強をしたTAC出身でした。
吉田さんは開業後にTACからインタビューを受け、TACの雑誌に掲載されました。その記事を見た人が、さらにポッドキャストを聞いて興味を持ってくれたといいます。
こうしていろいろな場でメディア露出していくことは、ビジネス上とても意味があることだと吉田さんは話します。
自分の声を点検して気づいた、回りくどい話し方の癖
反響の話だけでなく、自己能力の開発という点でもラジオをやってよかったと吉田さんはいいます。
ラジオを収録すると、放送前に必ず自分の声を聞いて点検します。つまり、自分で自分の話し方を確認することになります。
最初は話が下手で、特に話し方の癖に気づいたといいます。丁寧に喋っているつもりでも、聞き直すと回りくどい話し方が多かったそうです。
自分の声を点検することで、話し方の癖を直せたというのは、ラジオを続けてよかった点だと振り返ります。
つらいのは「ネタ探し」。質問箱で待っています
最後に、続けていてつらいことについて。数は多くないものの、やはりネタがあまりないことだといいます。
ネタ探しの大変さは、他のポッドキャスト配信者もよく口にすることだそうです。支援者がネタを出してくれることもありますが、それでも何を話していいかわからないときがあると打ち明けます。
そこで吉田さんは、概要欄の質問箱から「こういうネタを取り上げてほしい」という要望を送ってほしいと呼びかけます。
(質問箱から)ご質問していただければ、かなり高い確率でトークテーマとして採用しますので、ぜひ連絡してください。
Twitterにも質問箱を置いているものの、なかなか質問が来ないといいます。質問しづらい空気が出ているのかもしれないと気にしつつ、本当は質問を待っていると語りました。
まとめ
第100回記念として、約2年続けてきた『10分で労務がわかるラジオ』の振り返りが語られました。商談・紹介・採用といったビジネスの各場面で反響があり、メディア露出や自分の話し方の改善にもつながったと振り返っています。
- 2022年1月に「給与設計相談室」として始まり、より広いテーマを扱うため現在の番組名に変更した
- 累計1万5000回以上の再生があり、商談・士業からの紹介・採用の各場面で反響につながっている
- 資格学校TACの雑誌掲載とポッドキャストが重なり、士業ではメディア露出が重要だと実感した
- 収録した自分の声を点検することで、回りくどい話し方の癖に気づいて直せた
- 続けるうえでの悩みはネタ探しで、概要欄やTwitterの質問箱からの要望を募集している





