シーズン2は「ためになる話」で始まる?
橋本正徳さんと原田泰裕さんの雑談Podcast「that's done」が、シーズン2として復活しました。シーズン2では、2人がリアルで会えるときにビデオポッドキャストも時々収録し、Spotifyに上げていくそうです。
シーズン1を振り返った原田さんの評価は、かなり率直なものでした。
まあ(シーズン1は)聞かれてなかったですね。信じられないほど。
原田さんは、聞かれなかった理由を「ターゲットを間違えていた」と分析しています。それでも広島と北海道のリスナー2名には強く刺さっていたようで、シーズン1終了後も復活を望む声が届いていたといいます。
その間、シーズン1の流れをつなぐ別のPodcast「トゥーゲットゥトーク」も続いており、2人はそのことにも感謝を述べています。
雑談のネタは「手ぶら」で持ってくるもの
番組の冒頭で橋本さんが「最近なんかありました?」と振ると、原田さんは最近は話題がパッと出てこないと答えます。カバンにロディアの小さなメモ帳とペンを入れているのに、ネタを書き留めていない自分に気づいたそうです。
橋本さんも、会社で毎週月曜の朝に行っている朝礼で、同じように話題が尽きる悩みを抱えています。1週間かけてネタを溜め、翌週の月曜に話しているといいます。
今週いよいよなんかもう今宿の美味しいお店みたいな。いよいよこれ(朝礼でも)ネタ帳いるんだなって僕は思いましたよ。
一方で、この雑談Podcastについては、2人とも準備なしの手ぶらで収録に臨んでいるといいます。原田さんが北海道のリスナーにそう伝えると「マジすか」と驚かれたそうです。
毎回手ぶらなんですよ、これ。
シーズン2の初回も例外ではなく、事前に軽く打ち合わせただけで、橋本さんが持ち込んだ小ネタを話すことになりました。
緑のおじさんが鼻をほじった瞬間に何が起きた?
今回の収録は、東京出張中の橋本さんが浜松町の小山ビルスタジオで行っています。橋本さんが話し始めたのは、出張に出る朝、福岡の自宅から空港へ向かう車中での出来事でした。
橋本さんは妻に車で空港まで送ってもらう途中、セブンイレブンでアイスコーヒーを買っています。ここで話は一度、福岡のファミマのカップはストローなしで飲めるのに、東京のファミマではストローが必要だったという脱線をはさみます。
本題は信号待ちの場面です。横断歩道で子どもを誘導する緑のおじさんを見ていると、妻が「鼻ほじってる」と気づいたといいます。おじさんは片手で旗を持ち、もう片方の手で鼻をほじりながら子どもたちを通していました。
渡りよんなと思って、ジーって見てたら、そのほじてた指を口の中ポンって入れたんですよ。
子どもを見送る保護者たちも驚いていて、橋本さんは思わず飲んでいたコーヒーを吹き出してしまいます。白いパーカーにコーヒーがかかり、ビショビショになったそうです。
緑のおじさんは定年退職後の方が担うことが多く、60歳を超えていそうだと2人は推測します。原田さんは、その年齢でなぜ鼻くそを食べるのかはわからないと首をかしげました。
Geminiが挙げた4つの理由、最初は「なんとなく」
鼻くその謎を解くため、橋本さんは生成AIのGemini ── Googleが開発した生成AI。質問を入力すると、文章で回答や説明を返してくれますに「なんで人は鼻クソを食べるの?」と聞いてみたといいます。返ってきた答えは4つでした。
2人はシーズン1を「ためにならない話ばかりだった」と振り返り、シーズン2では学習要素を入れて数字を上げたいと話します。そのうえで橋本さんは、ここから紹介するのは自分の意見ではなく、Geminiが言っている話だと断っています。
無意識・なんとなく
理由なく口に運ぶ人が半数以上を占めるとされる
好奇心・体の探求
特に子どもが、身体への興味や退屈・緊張を紛らわせる安心感を求めて行う
味や感触への興味
しょっぱい・苦いといった味や、指についた異物を舐める感覚が刺激になる
栄養不足
まれに鉄分などの不足で、本来食べないものを口にするケースがある
1つ目の理由は「無意識、なんとなく」でした。Geminiによると、理由なく口に運んでいる人が半数以上で、子どもの頃からの習慣やその場の流れで行っているケースがほとんどだそうです。
この鼻をほじくっていうのと、食べるまでが一連の動作がセットになってる気がします。
原田さんは、歯を磨いた後に口をゆすぐのと同じで、本人は鼻くそだとすら思っていないのではないかと考えます。つまり2人が見たのは、緑のおじさんの60年分の習慣の一部だったのかもしれません。
緊張していた「旗振りデビュー戦」だった可能性は?
2つ目の理由として橋本さんが読み上げたのは、好奇心や体の探求でした。特に幼児期には、自分の身体への興味や、退屈・緊張を紛らわせる安心感を求めて行うことがあるといいます。
この理由を聞いた原田さんは、緑のおじさんが鼻くそを食べたのは、あのときが初めてだった可能性もあると言い出します。
初めての緑のおじさん、緊張して初めての鼻くそ。
旗振りデビュー戦で。
橋本さんは、半分が「なんとなく」で、残り半分を3つの理由で分けるなら、緊張を紛らわせるためという人は13〜14%くらいだろうと見積もります。子どもならとりあえず口に入れてチェックするのはわかる、と2人とも納得していました。
しょっぱさと指先の異物、橋本さんの「あーん」も同じ?
原田さんが「単純に味が好きな人もいるかもしれない」と言うと、橋本さんは「いいブリッジ」と喜び、3つ目の理由「味や感触への興味」を紹介します。しょっぱい、苦いといった独特の味や、指についた異物を自然に舐めてしまう感覚が刺激になる場合があるそうです。
橋本さんは体から出てくるものはだいたい塩分だからしょっぱいのだろうと話します。原田さんは、指についた異物を舐めるというのは鼻くそに限らない話だと指摘しました。
ここで橋本さんは、自分にも似た癖があると打ち明けます。妻が口元に食べ物を持ってくると、テレビを見ていても無意識にパクッと食べてしまうのだそうです。
指についた異物を食べちゃう。それと同じ感覚でここに持ってこられたらパクッて食べちゃうんで、時々妻は酸っぱいものを持ってくるんですよ。
橋本さんは酸っぱいものが苦手ですが、妻はそれを知ったうえで、あえて持ってくるといいます。
鼻くそに栄養はあるのか、うどんに似ているのか
4つ目の理由として、橋本さんは「今日一番の学び」と前置きして栄養不足を挙げます。まれに鉄分などの栄養素が不足していることで、本来食べないものを口にしてしまうケースも指摘されているそうです。
原田さんは、そもそも鼻くそに栄養があるのかと疑問を投げかけます。鼻くそは、鼻に入ったほこりや花粉を鼻水がとらえ、乾いて固まったものだと2人で確認したうえで、原田さんも生成AIに聞いてみました。
原田さんが読み上げた答えでは、鼻くその主な成分は糖とタンパク質、それに塩分です。鉄分は含まれておらず、栄養補給になることはなく、1個あたりのカロリーについても信頼できる数値はないと書かれていたそうです。
橋本さんが「塩辛くてタンパク質なら、うどんに似ているのでは」と言うと、原田さんは即座にツッコみます。小麦粉は主に炭水化物で、でんぷんがない鼻くそはうどんではない、というのが原田さんの結論でした。
ちょっとやめてくださいよ、うどん。
原田さんは、東京の電車の中で鼻をほじる人はとても多く、食べている人も結構見かけると話します。橋本さんは見かけたことがないそうで、「僕だけ見えてるの?」という原田さんに「この世のものじゃなくなってくる」と返していました。
雷おこしにハリー・ポッター、鼻くそに似た食べ物は?
橋本さんは続けて、生成AIに「鼻くそと成分が似ているもの」を調べた結果を紹介します。挙がったのは、糖タンパク質を含むオクラ、納豆、山芋、なめこと、塩分を含む乾燥わかめなどの海藻類でした。
さらに「おまけ」として、見た目や質感が似ているものも出てきたといいます。雷おこしやひなあられは、ゴツゴツした形状やサイズ感が乾燥した鼻くそを連想させる、という説明でした。
全然ない、そんなこと絶対。
もう1つ挙がったのは、ハリー・ポッターに出てくるグミのようなお菓子でした。何種類も味があるなかに鼻くそ味があるそうですが、原田さんはハリー・ポッターを見たことがなく、本当にあるのかと驚いていました。
鼻くそと糞尿、汚いのはどっち?
原田さんが「そもそも鼻くそって汚いですよね」と言い出すと、橋本さんは「冒頭で合意形成済みだと思っていた」と返します。汚いからこそ、緑のおじさんを見てコーヒーを吹き出したという話だったからです。
話は、体から出るもののどれが汚いかという議論に発展します。橋本さんは、鼻くそは外から入ったほこりなどを出すためのものなので汚いが、糞尿は飲み物や食べ物の後始末にすぎないと主張しました。
鼻に入ったほこりなど、体外の成分を出すためのもの。食べ物でもない
飲み物や食べ物の後始末にすぎず、ほこりを食べて出てくるものではない
原田さんは「究極の質問をされている」と言いつつ、最終的に橋本さんの理屈に同意します。2人がたどり着いた結論は、鼻くそのほうが糞尿より汚いというものでした。
鼻くその方が糞尿より汚いっていうことですね。なんだこれ。
(シーズン2の)初回これでいいのか?ですけど。まあまあまあまあ。はい、これがザッツダンですから。
Backlog World 2026にthat's doneがブース出展
お知らせでは、原田さんがBacklog World 2026の開催を紹介しました。11月28日土曜日の10時から、神奈川県横浜市西区みなとみらいのパシフィコ横浜ノースで開催されます。今年のテーマは「軍情報の羅針盤」だそうです。
橋本さんによると、BacklogやAIがベースにある世界で目指すべきチームの姿を共に考え、明日から現場で実践するための知恵を双方向で分かち合う場を目指しているとのことです。that's doneもスポンサー費を払い、ブースを出すことになっています。
何を出展するのかという話では、5月ごろにあったPodcastの展示会のようにポスターを作り、収録映像をショートに編集して流し続ける案が出ました。橋本さんは、パブリックな場で流すなら「糞尿」のような言葉にはピー音を入れるべきだと話しています。
最後にお便りの募集が告知されました。番組の詳細欄にあるGoogleフォームやメール(mail@thatisdone.jp)のほか、SNSでハッシュタグ「#thatisdone」をつけて感想を送ってほしいとのことです。
まとめ
シーズン2の初回は、緑のおじさんが鼻くそを食べる場面を目撃した話から始まり、Geminiが挙げた4つの理由を2人が自分たちの経験に引きつけて検証する回になりました。ためになる話を目指しつつ、最後は「鼻くそは糞尿より汚い」という結論に着地する、that's doneらしい雑談です。
- Geminiによると、鼻くそを食べる理由の半数以上は「無意識、なんとなく」で、習慣として動作がセットになっている可能性がある
- ほかの理由として、好奇心や緊張の緩和、味や感触への興味、まれに栄養不足が挙げられた
- 生成AIの回答では、鼻くそは糖・タンパク質・塩分が主成分で、鉄分はなく栄養補給にはならない
- 橋本さんの理屈では、体外のほこりを出すための鼻くそは、食べ物の後始末である糞尿より汚い
- that's doneは11月28日のBacklog World 2026にブースを出展する






