喉がガッサガサ?RAMENTECHのスナックイベント
オープニングで橋本さんが話したのは、前日に開いた飲み会のことです。福岡で開催されているイベント「RAMENTECH」の一環として、橋本さんはスナックイベントを開いていました。
橋本さんの説明によると、RAMENTECHは福岡市を中心に、国内外のスタートアップや投資家、エンジニア、クリエイターが集まる大規模な国際ビジネスイベントです。各県だけでなく海外からも人が集まり、5日間ほどで120個ぐらいのイベントが開かれるといいます。
橋本さんはそのうち4〜5個のイベントを担当しています。前日のスナックイベントは、橋本さんの会社の元社員たちが「スナックをやりたい」と言い出したことから実現した企画でした。
(スナックイベントは)もうめちゃくちゃ人が来て。最初の方は市長の高島さんも来てくれて。
スナックイベントの会場は人が多く、橋本さんも大きな声を出し続けることになりました。その結果、収録当日の橋本さんの声はガサガサです。
原田さんは、橋本さんがSNSに「お客さん5人」と投稿していたのを見て、5人しか来なかったのだと思っていました。橋本さんによると5人は誤情報で、実際には50人、100人と数えられないぐらい来たそうです。
ほんとスナックのママみたいなガッサガサ具合になりましたよ。
(スナックのママは)別に声出しすぎてじゃないですからね。酒飲みすぎてですから。
40度近い熱の正体は「新型」コロナウイルス
話題は原田さんの近況に移ります。橋本さんが「今流行りのやつにハマってたんでしょ」と振ると、原田さんは流行っている病気にかかっていたと明かしました。
原田さんの熱は、月曜日に40度近くまで上がりました。喉も痛く、「死ぬかと思った」というほどの状態だったため、原田さんは病院に行きます。診断はコロナウイルスでした。
新型ですね。新型コロナウイルスですよね。
いつまで新型って言っていいんでしょうね、あいつは。
原田さんは、以前は別の名前がついていたはずだと言いつつ「オロナミン」としか出てこず、橋本さんが「オミクロン」と助け舟を出します。原田さんは、今回はオミクロンとは違うはずなので「新型」だと話しました。
原田さんが住む地域では、コロナが流行っていると聞くそうです。原田さんの娘たちの学校でも流行っていると知り、原田さん自身も「え、今?」と驚いたといいます。
もうなんか5年ぐらい前の話を聞いてるみたいですね。コロナで学校休んでる人多い(って)。
家族が先にかかったわけではないため、感染経路ははっきりしません。家族がどこかで持ち帰ったのか、原田さん自身が週末に拾ってきたのか、どちらかだろうと二人は話しています。
「濃厚接触者」も懐かしい。GoToトラベルとドーミーインの記憶
橋本さんはインフルエンザにもコロナにもかかったことがないといいます。原田さんは「かかってるけど病院に行ってないだけでは」と疑いますが、橋本さんが濃厚接触者になった経験は3〜4回あるそうです。
もう濃厚接触者っていうのもまた懐かしいね。
「濃厚接触者」という言葉をきっかけに、二人はコロナ禍の出来事を次々と思い出します。原田さんが挙げたのは、飲食店でのアルコール提供をやめると国からお金がもらえた仕組みです。橋本さんは、政治家がこっそり飲み会を開いてニュースになったことを思い出しました。
原田さんがなかなか名前を思い出せなかったのが、GoToトラベルキャンペーンです。宿泊費がバックされる仕組みを、原田さんは「無限に使ってましたもん」と振り返ります。
ちょっと今だから言えるけど、「あんま飲んじゃダメだよ」っていう中、飲んでたわけですよ。私もその一人で。
原田さんは、夜遅くまで飲んだあと、家に帰らずドーミーイン ── 共立メンテナンスが運営するビジネスホテルチェーン。大浴場や、夜に無料で提供される「夜鳴きそば」で知られていますに泊まっていたそうです。当時は1泊3000〜4000円ほどで、タクシー代とあまり変わらない感覚だったといいます。
橋本さんによると、コロナ禍が落ち着くとホテルの値段は一気に上がりました。原田さんはインバウンドの増加も挙げ、二人はホテル代がずっと高いままだと話しています。
GoToトラベルの時期は1泊3000〜4000円ほど。飲んだ後に気軽に泊まれた
コロナ禍が落ち着き、インバウンドも増えて値上がり。高いままになっている
原田さんの体験では、ホテル泊がタクシー代並みの「飲んだ後の選択肢」だった時期から、気軽には泊まれない価格へと変わったことになります。
マスク解禁は2023年。上場セレモニーは9人だけ?
次に橋本さんが持ち出したのはマスクです。橋本さんがGeminiに聞いたところ、マスク着用が個人の判断に委ねられたのは2023年3月13日でした。
さらに橋本さんは、2023年5月8日に新型コロナの感染症法 ── 感染症の予防や患者への医療について定めた法律。感染症を危険度などで1〜5類に分類し、分類ごとに行政が取れる措置が変わります上の分類が5類になったことも紹介しました。原田さんは「そんな最近ですか」と驚いています。
マスクについて原田さんは、東京オフィスで橋本さんがマスクをしているのを見たことがないと言います。橋本さんは「アンチマスク派」だったと認め、極力外していたと話しました。原田さんもオフィスではしておらず、電車に乗るときぐらいだったそうです。
2022年は、二人の会社であるヌーラボが上場したタイミングでもあります。橋本さんによると、上場時に鐘を鳴らすセレモニーにも入場者数の制限がありました。
今の上場してる会社さんの写真見ると羨ましいもんね、やっぱり。社員みんなでわーって言って。
原田さんは上場時の写真には結構人がいた印象を持っていました。橋本さんは、ソーシャルディスタンスで間隔を2メートルほど空けて撮ったから多く見えるだけだと説明します。写真を見ながら人数を数えると9人で、原田さんは「マジびっくりするソーシャルディスタンス」と笑いました。
当時の写真には、橋本さんが透明な壁越しに映っているものもありました。原田さんは名前が出てこず、橋本さんが「アクリル板」と答えて、コロナの後遺症ではないかとからかいます。
受刑者の気分?隔離生活と埼玉の感染者数
原田さんの隔離は、収録の翌日に明けます。原田さんは外に出られなかった分、明日は予定を死ぬほど詰めるつもりだと話しました。
原田さんは家族と暮らしているため、自分の部屋だけで過ごしていました。食事は扉の前に置かれていたそうです。
ご飯も扉の前に置かれて、「ご飯だぞ」って言われ。
もう受刑者の気持ちですよ、もうあれ。
橋本さんは「番号で呼ばれなくてよかったですね」と返します。原田さんは1週間、日光を浴びていないそうです。
続いて二人は、埼玉県のコロナ感染者数を調べます。その場で読み上げた数字は、1病院あたり3.1人、1週間で546人、1日あたり78人でした。
橋本さんは、これは報告ベースの数字なので実際にはもっといるかもしれないと指摘します。そのうえで、2020年や2021年なら1日78人は大騒ぎになっていたはずだと話しました。
福岡で一人感染者が出たっつって、最初ニュースになりましたもんね。
原田さんも、当時は近所で「誰々さんの家が感染したらしい」と噂になったことを思い出します。
2026年(に)ポッドキャストで「こんなになったんだって」つって、笑って話してるって、どういうこと?
3年の空白で消えた二次会と、福岡の「終電」
原田さんは「3年でこんなに変わるのか」と驚きつつ、コロナ禍が残した影響に話を移します。原田さんによれば、2020年から2023年ごろまでの約3年間、飲み会がほぼ開かれなかったことで、大学の飲み会がなくなったそうです。
3年止まったら引き継ぎって多分ね、できてないんですよ。
原田さんの見立てでは、飲み会を一度も経験していない学年が上級生になり、文化を引き継げなくなりました。橋本さんは「大学のカルチャーが大きく変わったんだなぁ」と受け止めています。
橋本さんは、会社でも飲み会が減ったと話します。理由として挙げたのは、コロナに加えて、働く人たちのメンタルモデルの変化や、アルコールを飲まないブームです。
原田さんが「お店が閉まるのが早くなった」と言うと、橋本さんは二次会がなくなったと続けました。タクシーの運転手に聞いても、二次会の時間帯は全然乗客がいないと言われるそうです。原田さん自身は「僕は二次会、三次会ありますけど」と笑います。
特に変化が大きいのが福岡です。橋本さんによると、コロナ前の福岡は終電を逃してもタクシーで2000〜3000円で帰れる距離感で、みんな終電を気にしていませんでした。
東京の人たちが「終電なんで帰ります」って言ってたのを、多分福岡民はその頃笑ってたんですよ。
ところが今は、福岡の人たちと飲んでいても「そろそろ電車が」と言う人が増えたといいます。原田さんも、福岡出身の前職の友人が東京出張の際によく「東京は終電でみんな帰るからね」と言い、そのまま「家行く」と言い出したエピソードを紹介しました。
終電を気にせず夜遅くまで飲む。タクシーで2000〜3000円で帰れた
「そろそろ電車が」と帰る人が増え、二次会の時間帯は人が減った
その3年間のインパクトは大きかったかもしれない、もしかしたら。
行けなかった日本武道館ライブ
コロナに感染したことで、原田さんはこの週に予定していたミンミさんの日本武道館ライブにも行けませんでした。
橋本さんによると、ミンミさんはシングルマザーの応援活動をしています。橋本さんはその活動のスポンサーを頼まれ、大きな金額ではないものの協賛して、招待チケットを10枚くらい受け取っていました。
招待チケットの席はおそらく武道館の南側の2階席でした。原田さんによると、そこはほぼ関係者が座る一番いい場所で、みんな立たずに座って見ているそうです。
僕行く気満々で。しかも多分南の2階だと思うんですよ。あの武道館の。
結局、橋本さんの会社からは誰も行かなかったようです。原田さんは来週出社したらチケットだけでも持ち帰ると言い、橋本さんも「僕の分も1枚置いといてください」と頼みました。
Backlog Worldのお知らせと、届かないお便り
お知らせのコーナーで原田さんが紹介したのは、Backlog World ── プロジェクト管理ツール「Backlog」のユーザーが集まるカンファレンス。ユーザーコミュニティを中心に運営されていますです。開催は11月28日土曜日の10時から、会場は神奈川県横浜市西区みなとみらいのパシフィコ横浜ノースです。
橋本さんによると、Backlog Worldは毎回、昼開始のつもりで準備を始めても、コンテンツが多くなって朝からの開催になっていくそうです。今回のテーマは「群生のラシンバンド」で、BacklogやAIがベースにある世界で目指すべきチームの姿を考え、現場で実践する知恵を双方向で分かち合う場を目指しているといいます。
二人の会社もスポンサーとしてブースを出します。原田さんはステッカー以外のノベルティを考えており、橋本さんは「僕と原田さんのアクスタ」を提案しました。
絶対いらんでしょ。(家で見つかったら)第一声娘たちから「キモ」って言われますよ。
特級呪物ですよ。
それでも原田さんは「でもいいかもしんない」と少し乗り気になり、アクスタのアイデアは検討することになりました。
エンディングでは、原田さんが番組へのお便りが来ていないと嘆きます。シーズン2で番組が復活したにもかかわらず、復活を望む声があったわりにお便りは届いていないそうです。
お客さんが来ずに閉店してしまう名店あるじゃないですか。閉店間際だけ人がいっぱい来るみたいな。
原田さんは、別のポッドキャストが終了を事前に告知したらお便りが殺到した例を挙げます。二人は冗談で「雑談突然終わるんで」と言いながら、お便りフォームやメール、ハッシュタグ付きのX投稿での参加を呼びかけて番組を締めました。
まとめ
原田さんの新型コロナ感染をきっかけに、二人はGoToトラベルやマスク、ソーシャルディスタンスの上場セレモニーなどを懐かしく振り返りました。笑い話として語れるようになった一方で、コロナ禍の3年間は飲み文化を大きく変えた可能性があることも見えてきます。
- 原田さんは40度近い熱を出し、新型コロナと診断された。娘たちの学校でも流行っていたという
- GoToトラベル期には、ドーミーインに3000〜4000円ほどで泊まれた。今はホテル代が高いままだと二人は話す
- 2022年の上場セレモニーは入場制限があり、写真に写ったのは9人だった
- 飲み会のない3年間で、大学の飲み会文化や二次会が消え、終電を気にしなかった福岡でも帰る人が増えた
- 11月28日のBacklog Worldに二人の会社もブースを出す。番組はお便りを募集中





