対馬のリスナーと灯台マニアの先輩
番組冒頭で、ナム子さんが長崎に行った際に、対馬在住のリスナーと会ったという近況を話します。そこから大学の先輩の灯台マニアの話へ広がります。
ナム子ことずいほうの、ときどき地方紙ズームイン。
このポッドキャストは、山梨と長崎の地方紙から勝手に日本の未来を考える番組です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
あっという間に。
あっという間ですね。
録りだめが足りなくなって、皆さんお待ちかねかしらないけれど。
いや、お待ちかねなんじゃないですか。
聞いてくださってる対馬の方、お会いしましたよ。たまたま長崎に行く用もあったんで。
えっ、もう会ったんですか?
元々、横山さんのリスナーさんですね。
僕の音声配信を聞いてくれてた方だと思いますね、あの方ね。
いろいろびっくりな情報を教えていただいて。最後は、私の大学の先輩が、実は灯台マニアになって、本を出してるのまで、たまたま見せてくださったのが、本当に私の大学の先輩で。
灯台マニアなんですか?
そうそう、灯台マニアで、普通にすごい表現者だったんだけど、音大卒のさ。
僕の知り合いにも灯台マニアの人いますよ。灯台の写真を見て、どこのか答えられるって人もいます。
すごいよね。普段は音大の楽器室で働いているみたいだけどね。
ちょっと変な人多いから、人ごとじゃないなとは思ったけど、「この人変」とか言ったら、私に言われたくないだろうと思ったから。
MISIAの父が書いた対馬の離島医療
長崎の記事として、歌手MISIAさんの父で医師の伊藤新一郎さんが出版した手記が紹介されます。対馬での離島医療に奮闘した日々がつづられているそうです。
ずいほうさんは、MISIAは知ってます?歌手の。MISIAは大村出身なんですよ。
それは知らない。え、すごいじゃないですか。
長崎すごいっすよ。最近の紅白のトリは、大体福山とMISIAなんですけど、両方長崎なんですよ。
あれ、福山も長崎なんですか?九州なのは知ってたけど。
なのでMISIAの話なんですわ。MISIAのお父さんが、一時期、離島のお医者さんをされていてですね。
お医者さん一家なんですよ、MISIAっていうぐらいだから。お母さんもお医者さんで、バリバリのお医者さんで。
(お父さんが)『フィールドを求めて二人旅』っていう、自分の半生をまとめた手記を出版しましたという記事なんですよ。
対馬の病院に赴任し、離島医療の充実に奮闘した日々などを、自身の家族史を交えながらつづっている。これからの地域医療を考える材料にしてほしいということで書かれているんですね。
84年に、対馬の病院に副院長として赴任されたということですね。10年間おられたそうで。
都会なら他の誰かがやってくれるが、ここでは自分がみなくては島の人たちの命を守れないと奮起した。持続可能な医療体制の構築に向け、病院の改革を進めた。
(本の中で)次女のMISIAさんについては、巻末の謝辞で触れるのにとどめ、対馬で歌手を目指すようになったエピソードなどを紹介、ということです。
全然知らないです。
これは、地方の記事らしいなと思って取っときました。
うちの子供が、ドクターコトーのドラマにハマってて。一緒にちょこちょこ見てましたけどね。
佐賀・伊万里の大規模データセンター
続いてナム子さんは、長崎の隣の佐賀県伊万里市に計画されている大規模なAIデータセンターの記事を取り上げます。
長崎の隣の佐賀の伊万里に、大規模データセンターがっていうのを見つけてしまいまして。
アメリカでは、作るなって言って地域の人が立ち上がったりしてるのは見てたんだけど、伊万里も結構近いんですよね。
受電容量が200メガワット。どれぐらいかわかんないけれども、九州屈指の規模って書いてあるんですよ。
Day1っていう会社はマレーシア、インドネシア、フィンランド、スペインなど、アジアと欧州で事業を展開していると。
伊万里では27年に建設着工し、30年に稼働を開始すると。一般的な初期投資額は、1メガワット当たり2000万米国ドル。現在の為替レートで、約6000億になる。何それと思って。
水の使用とか、熱が出るとか、アメリカではものすごく問題になっているんですね。でも、そういうのをじわっとできちゃってるなっていうのが気になっています。
冷やしたりするのに水が必要とか、確かにいろいろ要件になるよね。
高温になるとか、そこでどういう水になるのかとかは、もう未知数でしょ。
AIは人間を蟻ンコだと思うのか
AIもなかなか、今大変な時期じゃないですか。
もう大変なことになってますよ。もう手遅れですよね。散々いろんなところに会員登録しまくっている、私たちは。
人類滅亡的な話として、どう止めるかっていうのも結構問題になって。
結局、悪い人がAI使って悪いことやるんでしょうね。やっぱ人間が一番悪いですわ。
私らがAIだとしたら、人間なんて、どんなに頭良かろうと、どんなにトランプさんみたいに力持ってようと、蟻ンコみたいなもんなんで。まあ蟻に失礼ですけれど。
蟻って、踏んでいても気づかないぐらいの存在の時もあると思うんですよ。AIの規模で言えば、人間なんてそれくらいなんだろうなとか思ってしまうと、来るべき時が来てるのかなって思ったり。
データセンターは固定資産税で割がいい?
そういうあれはないですか?データセンターみたいな。
データセンターとかはないですね、山梨は。要件に当てはまらないんじゃないかな。
平らで広いところが必要なんですよね、多分。あとは電力の問題か。
地方のあんまり目立たないところを取られてる気がするんですよ。佐賀県の伊万里にひっそりと、こんな大規模なものが。
多分、伊万里は誘致したんじゃないですか?すごい設備だから、固定資産税がめちゃくちゃ入ってくると思うんですよ。
なるほど、その町としても潤うってことね。
昔だと大型ショッピングセンターとかあるじゃないですか。ああいうのよりも、税収を確保するには、今はデータセンターが割がいいんじゃないですか。
千葉の印西市では、駅前にデータセンターを作るみたいな話があって。駅前なんて一等地じゃないですか。そこに作るんだから、よっぽどベネフィットがあるんですよ。
「農村には入場料がない」
ナム子さんは、対馬の地域おこし協力隊員が書いた文章を紹介します。観光資源の「ただ乗り」を問う内容です。
対馬の話が続きますけど、青森から対馬に移住した地域おこし協力隊員の方で、北海道大学の大学院で博士課程後期まで修了した、素晴らしい経歴の人なんですけど。
「では、紅葉を見に来る人は、その景観を作っている人に鑑賞代を払っているだろうか」と。その問いが、すごく良くてですね。
野生生物も、実は農業、林業によって作り出される農村環境を、生息の拠点としていることが多い。しかし、農村には入場料がない、と。
コスタリカでは、観光収入の一部を保全に充てるほか、観光客自らが保全に関与して、労務的なコストを負担するプログラムも生み出されている。日本の棚田のオーナー制度などが、それに当たると書いてありました。
棚田、富士山ローソン、京都の混雑
うちの市にも棚田があって、カフェのオーナーさんに会ったんですけど、写真スポットがあって、そこにめちゃくちゃみんな来ると。で、車がたくさん来るから、地元の人からすると全然ありがたくないと。
それさ、映えるだけの話だもんね。
本来農道ですから、軽トラックが路駐していると、ちょっと大きい車が来ると通れなくなっちゃったりするんですよ。
あの富士山の近くのコンビニの景色とかもそうじゃない。大変だったじゃない。
山梨のローソンね。いろいろやったけど、結局めちゃくちゃ海外の人いますよ。コロナ明けでインバウンドがすごくて。
もうあそこは、通りで何々通りとかして、お金をもらうしかないね。
最近、富士山も入山料を取るようにしてるんですけど、それでだいぶ、マナーの悪い人が減ってる。
受益者負担じゃないですけど、ちゃんと負担して守ることが大事ですよね。
京都もこの間、久しぶりに行ったら、海外の人も多くて、両手でスーツケース振り回してるような。
今のちょっとラジオだから、振り回し方が見せられなかったけど。
道路だって、維持管理にはコストがかかるわけだから、観光客の人たちも負担するような仕組みは考えないといけないですよね。
お寺の景観と「当たり前」の裏側
お寺の景観とかもそうなんだよね。維持してるとわかるけど、手伝ってくださってる人がいるからありがたいわけでさ。
荒れてると荒れてんなって言われるし、でも綺麗だと当たり前なんで。
当たり前なの。それが当然前提だからね。その背後に何が起こってるかっていうのを、見れる人でありたいですね。
そう、想像力を持って生きていたいですね。
物が売れればいい、カフェに行けて映えればいいっていうのは、ちょっと都会的な思考だなって思います。
劣化版都会になってもしょうがないよね。
しっかり取った方がいいと思いますね。ちゃんとお金を払ってくれる人は、いいお客さんが多いので。価値を理解してくれる人とかね。
観光のフリーライド、ただ乗りっていう言葉が、なかなかね。
道路とか街路樹とか、そういうのもそうですしね。
ちょっと深い話しちゃいましたけど、1回目はこんな感じじゃないですか。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
まとめ
地方紙の記事から、離島医療、AIデータセンター、観光資源のただ乗りという3つの話題が語られました。共通しているのは、便利さや美しさの裏側にある負担や労力に目を向ける視点です。
- MISIAさんの父、伊藤新一郎さんは、対馬で10年間離島医療に取り組んだ手記を出版した
- 伊万里の大規模データセンターは、税収への期待がある一方、水や熱などの懸念も語られた
- 「農村には入場料がない」という言葉から、観光資源の値札のなさが問われた
- 入山料や観光税など、守る人の負担を分かち合う仕組みの必要性が話し合われた





