7月開催の在宅薬学会学術大会、2つのシンポジウムの狙い
本題の前に、たいぞーさんはいくつかの告知をしています。まず、7月19日・20日の海の日連休に、大阪のグランキューブ大阪で第19回日本在宅薬学会の学術大会が開催されます。
たいぞーさんはこの大会の実行委員として、シンポジウムの企画運営や当日の運営に関わる予定だと話します。
今回関わるシンポジウムは2つあります。1つは自身が企画したAI活用に関するもの、もう1つは「薬学×バイタルサイン」をテーマにした学生シンポジウムで、座長兼シンポジストを務めます。
AIのシンポジウムでは、単なる使い方の紹介ではなく、そもそも何のためにAIを導入するのかという本質を共有したいと語ります。
ただただAIのHow toみたいなシンポジウムではなくて、本質、核心に触れる、そんなAI活用の話を90分間お送りしたい
学生シンポジウムについては、実習を通して学生が見てきた現場の姿や、これからどんな未来を作っていきたいかを語ってもらう内容になると説明します。
たいぞーさんは、そうした学生の熱い思いを形にできる現場を作ることは、現場にいる薬剤師の責任だと考えています。かつて先輩たちが自分のために環境を作ってくれたからこそ、今の自分があるとも振り返ります。
学術大会と姫路のバイタルサイン講習会、参加の案内
たいぞーさんは、他にも多くの面白いシンポジウムが企画されているとして、参加を呼びかけています。
事前参加登録をすると、18日夜に開催される前夜祭にも参加できます。前夜祭は120名限定で、収録時点で60名近くが申し込み済みだと話します。
もう1つの案内として、10月25日に兵庫県姫路市でバイタルサイン講習会を開催します。こちらは10名限定で、すでに申し込みが来ているそうです。
この講習会では、バイタルサインの手技だけでなく、そもそも何のために薬剤師がバイタルサインを取るのか、それを薬剤師ならではの視点でどう活かすのかを伝える内容になっています。
オンラインでは得られなかった「参加者が見える」という違い
ここから本題です。たいぞーさんが毎月受講している漢方セミナーは全8回の講座で、収録の前日が第5回、折り返しの回でした。
前半4回はオンライン受講、後半4回はリアルで集まっての受講です。この日はリアル参加のために大阪まで足を運んだと話します。
オンラインでも学びは深かったものの、会場に行って学ぶことには、オンラインでは得られない大きな違いを感じたと振り返ります。
その違いは何かを自分なりに考えたところ、講師の話はオンラインでも聞けますが、参加者が見えるということが結構大きな変化だったと気づいたそうです。
ウェブでは自分一人の環境になりがちです。しかし周りに参加者がいることで集中力が増し、他の人がどこに注目しているのかも感じ取れると話します。
他の人はこういうところに注目するところなんだと感じ取ることができる。そうすることで、あ、ここって結構僕が思っているよりも大事なのかもしれない、というところもより伝わりやすくなる
実際、メモを取る量もリアル参加のときの方が多かったといい、自分にとって大切な学びになる要素は、リアルタイムの研修で得られるものが大きかったと感じています。
講師の熱量が伝わるのは、聞き手の顔が見えるから
たいぞーさんは、講師の話すトーンや熱量も、リアルの会場での参加の方が伝わると感じました。
特に、講師が参加者の顔を見ながら話している様子を肌で感じられたことが大きかったと話します。これは自身も講演や講義を行う立場だからこその実感でした。
話を聞いてくれている人の姿が見えると、話す言葉にも体重がしっかりかかると語ります。自分の中で大切なポイントに濃淡をつけるだけでなく、伝わっているかどうかで補足を変えられるからです。
講師の話は聞けるが自分一人の環境になりやすく、周りの様子が見えない
参加者の注目点が見え集中力が増し、講師の熱量も伝わってメモの量も増えた
リアル参加の実感が、学術大会の運営方針を後押しする
この体験は、たいぞーさんが実行委員として関わる第19回日本在宅薬学会学術大会の運営方針ともつながります。
今回の大会は、ウェブでのリアルタイム参加は行わない方針です。会場の講演はオンデマンド配信する予定ですが、オンタイムでの参加はリアルのみとすることが実行委員会で決まりました。
その背景には、リアルで参加する方が学びになり、受けた刺激をすぐ周りの人と共有し合える環境に価値があるという考えがあります。
たいぞーさんは、今回の漢方セミナーのリアル参加を経て、みんなでリアルで学ぶという方針が大きな学びの力を生み出すと改めて感じたと話します。
最後に、第19回日本在宅薬学会学術大会への参加申し込みを改めて呼びかけ、リアルでの学びの価値を考えるきっかけになればと締めくくりました。
まとめ
漢方セミナーのリアル受講という具体的な体験から、対面で学ぶことの価値を掘り下げた回でした。参加者や講師の姿が見えることが、学びの深さを左右すると語られています。
- 漢方セミナー全8回のうち、前半はオンライン、後半はリアルで受講している
- リアル参加では参加者の注目点が見え、集中力が増しメモの量も多くなった
- 聞き手の顔が見えることで講師の熱量が伝わり、補足も柔軟に変わる
- この実感が、リアルタイム参加をリアルのみとする学術大会の運営方針を後押しした
- 7月の在宅薬学会学術大会と10月の姫路バイタルサイン講習会への参加が呼びかけられた



