禁酒した友人の「穏やかやわ」から考えたこと
この番組に前から出てくれている、遠山直俊さんという方がいます。僕の番組で最多出演の、いつもアルコール依存と戦っている方です。
その彼が、ここ最近1ヶ月半ぐらい飲んでいないそうで、たまに連絡を取り合っています。
今回はかなり覚悟を決めているみたいで、どう?と聞いたら「いや、穏やかやわ」と言っていました。
いつもは酒をやめると言っても、心のどこかで「まあ付き合えるんちゃうか」という気持ちが片隅にあって、何かの拍子で飲んでしまう。でも今回はもう無理やなと、絶対やめるぞという意気込みで始めたらしいんです。
ただ、時間ができて暇だし、寂しさも来る。アイスも食べちゃう。まさに僕が自分の放送で言っていた通りになっているみたいで、それはめっちゃわかるわ、と。
一つ気になったのが、彼はたまにパチンコに行くらしいんですよね。人は結局、新しい依存先を見つけてそっちに行っちゃう可能性があるで、と僕は言ったんです。
でも彼は、そんなにやりたい気持ちにならへんし、空き時間に行ってるだけやから依存する気がせえへん、と話していました。
僕はというと、自分自身が依存気質だとわかっているので、自分の感覚をもはや信じていないという立ち位置なんですね。
科学的に依存性があるとされているものは、すべからく自分は依存するものだと思っています。だから、あんまり自分の感覚は信じん方がええと思うよ、と伝えました。
そしたら後日、彼が「やっぱりパチンコ行きたなってるかも」と言っていて。ほらなー、という感じでした。
仕事も一種の依存だと思っている
僕は忙しいのが基本的に好きじゃないんです。一日中ボーっとしていたいし、暇な方が好きだと思っています。
なのに、なんやかんや仕事をしちゃうんですよね。自己分析すると、別に仕事が好きなわけでもないんです。
これは何が起きているかというと、依存先を省きすぎた結果なんじゃないかと思っていて。僕は仕事にも依存性があると思っているんです。
だって、ゲームみたいなものじゃないですか。何か達成したら報酬があって、その報酬がお金だったり、会社にいる方なら誰かに認められたり褒められたり。そういう報酬系を刺激するな、と思うんですよね。
もちろん、パチンコやお酒、ましてや薬物に依存するよりは全然いい。でも、穏やかに生きたいという気持ちとは相反しているなと思うんです。
だから意図的に、こうやってゆったり散歩して、ベンチに座ってコーヒーを飲みながら喋るぐらいの時間を作っています。
それでも、穏やかに生きるって思っているよりむずいな、というのが正直なところなんですよね。
いま僕が完全に依存しているのはAI
じゃあ僕がいま何に依存しているかというと、完全にAIです。もうAI依存症ですね。
楽しすぎるんですよ。今までできなかったことがポコポコできちゃうし、アプリなのかスライドショーなのか、いろんな物が形になる。
気づいたら『OpenAI』も『Anthropic』もマックスプランみたいになっていて。でも、まだ20倍にはしていないんです。固定費がエグくなるので。
これはあるポッドキャストで聞いた話なんですが、孫正義さんの考え方として、僕らみたいな凡人は売上をコントロールできるものじゃない、と。
いい時もあれば悪い時もある。唯一コントロールできるのは固定費だ、という考え方だそうです。あんな大企業の社長がそうなら、僕みたいな凡人が調子こいて固定費を上げてる場合じゃないな、と思うわけです。
固定費に見合ったリターン、端的に言えばお金があるならいい。でも、AIで仕事を効率化して自分の時間は作れているものの、それがダイレクトにお金を生むところまではまだ来ていないんですよね。
結局、生産物を作らなきゃ意味がない。その一つが、いま準備しているヘルスケアアプリなんです。
AIに夢中だからこそ、真逆の狩猟に惹かれている
いま僕はこんなにAI中毒なんですが、だからこそ真逆の狩猟、ハンティングにすごく興味があるんです。
現状を少し話しておくと、免許は取りました。本当は9月に無料講習会を予約したかったんですが、もう埋まっていて。10月に座学と実技を受けに行く予定です。
急いでいないので、ゆっくりその世界に入っていこうと思っています。AIとは真逆の世界なので、そこでまた俯瞰的な視点を手に入れられればなと思うんですよね。
自分で取ったタンパク質を自分で食べたり、ボーンブロススープみたいに気軽にタンパク質を取れるものにも興味があります。
僕はあまりバクバク食べるタイプじゃなくて、お昼はナッツが多い。チーズは取りすぎるとカゼインが気になるし、卵も毎日という感じでもない。そこにボーンブロススープが入ると、バリエーションが増えていいなと思っています。
体を動かすという意味でも、野生に入っていくのは一つだなと。筋トレはずっと僕の課題で、嫌いなんですよね。そこは唯一恐れている部分でもあります。
移住も考えているんです。家は買いたくない。身軽でいたいし、田舎の物件は処分しにくくて苦労した経験があるので。
実はかなり前に話していたスペイン移住も、まだ諦めていないんですよ。北海道や長野、岩手など、いろんな自治体に電話やLINEで問い合わせながら、現状を楽しんでいる感じですね。
AIが来た時代に、僕が人と人を大事にしたい理由
ヘルスケアカウンセリングについても、いろいろ考えています。いまやっている血液栄養解析やパーソナルカウンセリングは、労力とコストと時間を考えると低単価なんです。
AIで出力すればいいやん、と思われるかもしれませんが、それじゃ意味がないんですよね。もっと深いところを見たいし、その人の気持ちに寄り添った伝え方をしたいから。
この価格帯のサービスはずっと残しつつ、簡単に言うとプレミアムプランみたいなものを考えています。価格は度外視で、もっと伴走するイメージです。
ただ、これはまだ頭の中の構想で、まずは目の前のサービスの充実と安定化が先です。申し込みの月ごとのばらつきが大きいので。
最近は『Substack』でライブ配信も試していて、これが面白いんです。メールアドレスをいただけるので、プラットフォームがダメになってもつながりが切れない。これは画期的だなと思っています。
ライブ配信は、動画やポッドキャストとは役目が違うなと感じます。ショート動画が一番知らない人と接点を持てて、その次にポッドキャストやブログ、動画。そして密度を濃くするのがライブ配信なんだろうな、と。
一人でやるのと、別番組『サイケデリック・フロンティア』の祐介くんと二人でやるのとでも全然違って、二人だとコメントを拾いづらい。これはやってみないとわからなかったことでした。
最初の話に戻りますが、AIをむっちゃ触っているからこそわかるんです。人間がやらなくていい状況は、もう来ています。もうすぐ来るよ、じゃなくて過去形なんですよね。
そうなると、知識も仕事も必要ない中で、みんな暇になる。でも人は人と喋りたい。だから、僕と喋りませんか、というイメージなんです。
無料相談やライブ配信、僕が作ったアプリを使ってみること。人によって壁の高さは全員違うので、いろんなタッチポイントを置いておこうと思って設置しているのが現状ですね。
そういうふうにわちゃわちゃやりましょうよ、というのがこれからは楽しそうだなと思っています。
健康って、火急のものじゃないから後回しになりやすいんですよね。お金や人間関係の悩みの方が先に来やすい。でも、崩れた時に本当に後悔するものの一つだと思うんです。
20代、30代、40代ぐらいまではなんとかなっても、50で一気にガタッとくるのがセオリーなので。感覚じゃなくて理屈でやっておこう、と思ってもらえたらいいなと思います。
それでは皆さん、良い休日を。今日も健康で。ではまた。
まとめ
穏やかに生きたいのに、僕は仕事にも依存してしまう。だからこそ意図的にゆったりする時間を作りつつ、AIとは真逆の世界にも足を伸ばしながら、人と人のつながりを大事にしていきたいと考えています。
- 人は依存するもので、自分の感覚は信じすぎない方がいいと僕は思っている
- 仕事も報酬系を刺激する一種の依存だと考えていて、穏やかに生きるのは思うより難しい
- AIが人間の仕事を代替する時代だからこそ、人と人が喋る意味を大事にしたい
- 健康は後回しになりやすいが、感覚でなく理屈で早めに向き合っておきたい



