週刊SPA!の「推し活のやめ時」特集で、やめないと言い張った結果
カラタチの前田壮太さんは、雑誌『週刊SPA!』から取材を受けました。推しが卒業した前田さんに、推し活のやめ時について話を聞きたいという依頼です。
発売された週刊SPA!の表紙には「やめ時のマナー」として、推し活じまい、家族と縁切り、仕事を捨てる、という見出しが大きく並びました。前田さんの記事は推し活じまいのページです。家族と縁を切った人や仕事を捨てた人のインタビューも同じ号に載っていました。
前田さんによると、隣のページには、かつて『笑っていいとも!』に出ていたまりえさんが載っていたそうです。前田さんは「芸歴15年、とうとうまりえさんに並びました」と冗談を飛ばし、大山さんに止められていました。
吉本の本社で行われた取材では、インタビュアーがこの番組のリスナーでした。インタビュアーの最初の言葉は「山口さんは大丈夫なんでしょうか?」だったそうです。
この回で語られた山口さんの近況は、ソープからメンズエステへ移ろうとしている、というものでした。きっかけは、帰り際に店の女の子が真顔で受付に電話している姿を見て「自分のことを好きではないのでは」と冷めたことだといいます。
大山さんは「好きなわけないだろ」と即座にツッコみます。そのうえで大山さんは、メンズエステはサービスがあるかないかのドキドキを楽しむ場所だと説明しました。自分が行くならメンズエステかもしれない、とも話しています。
わかんないから。(結果が)わかる、なんかもう勝ち確のなんか勝負つまんないじゃん。
肝心のインタビューで、前田さんは推しの武元唯衣さんも櫻坂46も推し続けると言い続けました。やめ時の特集なのにやめないと言い張るので、編集の女性は頭を抱えたそうです。最終的に、記事は「やめられなかった」という結論でまとめると言われたといいます。
お前折れろよ。なんかよくあるよな、テレビとかでも。ちょっとこっちの方向持っていきたいのに、演者が空気を読まずにそっちの方向行くみたいな。
Yahoo!コメント欄は優しくなったのか?そして24時間テレビで考えたこと
週刊SPA!の記事はYahoo!ニュースにも転載されました。見出しは「祖父の遺産1000万を捧げた推しが卒業発表、絶望したオタク芸人が語る葛藤の先の推し活のやめ時」です。
前田さんによると、祖父の保険金の話が見出しに来ると、毎回Yahoo!のコメント欄が荒れるそうです。前田さんは恐る恐るコメント欄を開き、番組でいくつか読み上げました。
読み上げたコメントは、思いのほか好意的でした。「使ってしまう人の気持ちもなんだか分かる気がする」という声がありました。20代でハロプロにハマった人は「すごく楽しいけど、同じぐらいしんどい」と振り返っていました。「推し活にそれだけ使って幸せなら、それも一つの幸せの形だと思います」という声もありました。
前田さんは、推し活という言葉が当たり前になり、自分の話が共感を呼び始めているのかもしれないと喜びます。大山さんは「たまたまだと思います」と返しました。そのうえで大山さんは、お金を貯め込んだお年寄りが「もっと好きなことに使えばよかった」と悔やむネットニュースに触れています。自分の範囲で好きに使うのはいい時代になった、という見方です。
ただし大山さんは、前田さんの場合は祖父のお金を使っているので話が別だと付け加えます。前田さんは、一度家に入ったお金を親がくれたものだと反論していました。
前田さんが「世の中が追いついてきた」と思い始めた矢先、厳しいコメントも目に入ります。「新興宗教への献金、ギャンブル依存症と一緒」「ホストとかキャバ嬢に貢ぐのと何ら変わりはない」といった声です。その中に、大山さんがかつて多用していたフレーズ「恐ろしい男ですよ」を書き込んだ人がいました。
気持ちはわかる、無理のない範囲で楽しめばいい、幸せならそれも一つの形
新興宗教への献金やギャンブル依存症と同じ、ホストに貢ぐのと変わらない
前田さんは、その書き込みは大山さんだと疑います。大山さんは「ラジオのために嘘つくのは違うぞ」と応じ、二人は言い合いになりました。前田さんは、3〜4割ほどの厳しいコメントにはすべてマイナス評価を押していくと宣言しています。
Yahoo!のコメントには、武元唯衣さんをカラタチに加えてトリオでやればいい、という提案もありました。前田さんは、13万人が受けたオーディションを勝ち抜いた人がカラタチに入る理由がないと笑い飛ばします。そこから、トリオになったらM-1にまた15年出られる、という話にもつながりました。
続いて前田さんは、24時間テレビの募金の場面を取り上げます。SixTONESのメンバーが立つ募金の列で、あるファンが松村北斗さんの前で立ち止まって話し、その切り抜きが炎上していたそうです。前田さんは前後関係を知らないと断ったうえで、どちらの気持ちもわかると話しました。
もしゆいちゃんが募金で立ってて、俺がお客さんで募金する立場で、もしゆいちゃんと何か話せる機会があったら、立ち止まって多分話しちゃうと思うんだよ、俺も。
でも逆にね、俺がテレビで見てて、他のオタクがゆいちゃんの前で立ち止まって話してたら、「おい、ふざけんじゃねえよ」ってなるわけよ。
前田さんによると、この件を受けて「剥がし」の再登場を望む声が出ているそうです。2年ほど前のK-POPイベントで、猛烈な勢いでオタクを剥がしていた女性スタッフのことです。前田さんは、推しと話す自分以外のオタクを剥がしてほしいというオタクの本音を代弁していました。
一皿だけのうなぎ寿司に、なぜ大山さんが誘われたのか
大山さんは、金曜に沼津で行われた公演の話を始めます。出演はちょんまげラーメン、カラタチ、からし蓮根、兄弟の4組で、ネタとトークのライブが2公演ありました。
1公演目と2公演目の間は30分しかありません。その間に、兄弟の光陽さんから「一皿だけ一緒に食べに行きませんか?」と声をかけられたそうです。
光陽さんは朝10時半から沼津に来て、8時間ほど観光していました。劇場近くの寿司屋で最後にうなぎの寿司を食べようか迷い、結局諦めた一皿がずっと頭から離れなかったといいます。
前田さんは「ただの金づると思われてるだけ」と茶化します。大山さんは、急いで店に向かった経緯を語りました。
誘われる
光陽さんから、諦めたうなぎ寿司を一皿だけ一緒に食べたいと頼まれる
店へ急ぐ
片道5分。着くと2組が並んでいた
カウンターに賭ける
前の2組がテーブル希望だったため、5〜6分で先に案内される
急いで食べる
光陽さんはうなぎ一皿、大山さんはうなぎと炙りエンガワ
ぎりぎりで戻る
開演5分前に劇場へ戻り、2公演目に出演
大山さんは、急いで食べたとは思えないほど、うなぎも炙りエンガワも口の中で溶けるようにおいしかったと振り返ります。もちろん、支払いは大山さんでした。
2公演目のオープニングトークで、この話が当然話題になります。なぜ大山さんを連れて行ったのかと聞かれた光陽さんの答えは、身もふたもないものでした。
「いや、なんか一人で一皿食べるの恥ずかしいじゃないですか。それに万一遅刻した場合、大山さんも巻き込めるんで」って言って、道連れ要員で俺呼ばれてたわけよ。
帰り道、大山さんはちょんまげラーメンのキムさんから、シンプルな疑問をぶつけられました。前週に番組で話したエロゲの話をライブでしたところ、「なんであんな引かれる内容なのに、お客さんは受け入れているのか」と聞かれたのです。大山さんは、エロゲが好きだと公言しているから伝わっているのでは、と答えたそうです。
キャパ280の会場で210席余るツーマンライブ
大山さんは、デスヨさんとのツーマンライブの状況も報告しました。当初はキャパ30〜40ほどの池袋の劇場を考えていたライブです。
神保町の劇場で申請を出したところ、なぜか渋谷の劇場に切り替わり、キャパが280になったといいます。キャパが大きくなる話は聞いたことがない、と大山さんは驚いていました。
周りの芸人からは「逆に化学反応で即完じゃないか」とも言われていたそうです。しかし、恐る恐る確認した初動の発券は70枚でした。
前田さんは、デスヨさんがこのライブを一切告知していないことに気づきます。大山さんは、デスヨさんは忘れているのでは、と言いつつ「俺たちもするけど、あんたもしてくれよ」と呼びかけていました。
大阪芸人のドキュメンタリーと、ゴシップになると止まらない大山さん
大山さんによると、最近は大阪の芸人が裏側を語るドキュメンタリー動画を多く上げているそうです。その中で、ジョックロックの裕次郎さんがラジオの収録中に大泣きする場面がありました。
大山さんは、裕次郎さんの顔が真っ白で、ここ半年は全く楽しくないと話していたことを心配していました。仕事が少しずつ減っている感覚や、お客さんは笑ってくれるのに上手くいっていないというモヤモヤを抱えている様子だったといいます。
裕次郎もこれ聞いたらさ、俺(に)連絡くれよ。なんか俺から連絡するとさ、裕次郎もちょっと今もうそういうメンタル的にね、ちょっと落ち込んでる可能性もあるから。
話は、前日の大宮の楽屋での出来事に移ります。前田さんによると、大山さんはヒューマン中村さんとレイザーラモンRGさんに、東京と大阪の芸人のゴシップを1時間半ほど話し続けていたそうです。
大山さんがトイレに立つと、RGさんは「あいつあんな喋るやつやった?」と驚いていたといいます。前田さんは、エロゲとゴシップの話になると大山さんは「ダムが崩壊したように喋り出す」と表現しました。大山さんは、前田さんもアイドルの話になると抜けられないと言い返しています。
オタクってそういうもんだから。
盛りすぎたライブレポはファンを遠ざけるのか?
番組内のリスナー投稿コーナー「普通オタ」では、昔からの洋楽オタクからのメッセージが紹介されました。前回、ライブ後のオタクが「真顔で泣いた」と書くと前田さんが話したことへの反応です。
洋楽オタクたちもまた、泣いてもないのに号泣しただの、対して暴れてもいないのに最前で暴れただの、SNSに投下するライブレポをかなり盛る傾向にあります。ファンとアーティストが作り上げるコミュニティは、どちらかがキモくなりすぎると終わります。前田さん、アイドルオタ界隈の調整役として頑張ってください。
富士そばはカレー屋 さんから
大山さんは、盛りすぎるとハードルが上がり、実際に見たときに大したことがないと思われると話します。前田さんは、指原莉乃さんが握手会レポについて「8割嘘」と言っていたと紹介しました。
前田さんによると、オタクが「俺のこと好き?」と聞けば、アイドルは「大好きだよ」と答えるしかありません。それを「告白された」とレポに書いてしまう、というのが前田さんの見立てです。バズりたい気持ちとマウントを取りたい気持ちの両方がある、という点で二人の意見は一致しました。
大山さんは、ファンによって人が減る業界があるとも話します。エロゲ業界もその一つだという見方です。前田さんは、この番組もリスナーによってリスナーが減ると冗談を返していました。
元=LOVEメンバーの熱愛報道で揺れるオタクたち
番組内のコーナー「最果てのオタニュース」では、前田さんが元=LOVEの齊藤なぎささんの熱愛報道を取り上げました。『週刊文春』が、巨人の若手選手浦田選手との恋人つなぎのデートを報じたものです。
齊藤なぎささんは卒業後、恋愛リアリティショーで俳優と手をつないだ際に「お父さん以外の人と手をつないだのは初めて」と話しました。前田さんは、このとき握手会に通ったオタクたちが記憶から消されていたと話題になったと振り返ります。今回は「パシフィコ横浜で先に手をつないだのは俺だ」といった投稿が相次いだそうです。
あるオタクが、2〜3年前には別の人と撮られていたはずだとつぶやきました。すると、交際経験が豊富そうな人から「20代前半の可愛い女の子にとって、2〜3年で彼氏が変わるのは普通のこと」と引用で煽られたといいます。前田さんは、ここでオタクの恋愛観を語りました。
大山さんは「チェリーボーイの発想だよ」と返し、周りを見ていると恋人は案外すぐ変わると話します。前田さんは、それはある程度顔がよくてモテる人の話で、オタクは違うと譲りません。
恋人は一生かけて、命をかけて一人作れるかどうか。2〜3年で変わるのは信じられない
恋人は案外すぐ変わる。最初はライトに付き合うもので、いきなり本気だと嫌われるかもしれない
前田さんは、ファーストキスから次のキスまで23年かかったと明かします。大山さんは、前田さんが別の女性と文春に撮られたら面白いと茶化しました。前田さんは「週刊文春がカラタチ前田を相手にするわけねえだろ」と返しています。
「彼が、あ、彼女が」声優の言い間違いと、すぐ信じるオタク
続いて大山さんが、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』で黛冬優子役を務める声優、幸村恵理さんの言い間違いを紹介しました。生放送のラジオで、旅行の話をしていた場面です。
幸村恵理さんは「いつも隣で彼が、あ、彼女が」と言い直しました。このため、彼氏がいるのではと騒ぎになったそうです。4日後に、噛んでしまっただけで彼氏はいない、3人での旅行だったと説明が出ました。
前田さんは「きついな」と反応します。大山さんは、本人がそう言っている以上はわからないとしつつ、4日空いたのは事務所と相談していた可能性もあると話しました。
それでもオタクはすぐに信じて安心した、というのがこのニュースのオチです。二人は「純粋だから」「一生をかけて一人作るだけだから」と、前のニュースの話題につなげて締めくくりました。
エロゲ大喜利「大山主演の特撮ヒーロー・エロゲマンにありそうなシーン」
番組内のコーナー「エロゲ大喜利」は、エロゲ業界にアイデアを提供するという名目の大喜利コーナーです。今回のお題は「大山主演の特撮ヒーロー・エロゲマンにありそうなシーンとは?」でした。
寄せられた回答は、変身ベルトの代わりに股間が光るもの、3分経つと勝手に果ててしまうウルトラマンのパロディ、ロボット合体の音が喘ぎ声になるものなど、下ネタ全開です。大山さんは回答ごとに、エロゲの選択肢やゲーム性といった業界の事情を交えて解説しました。
ロボット合体の回答について、大山さんは創聖のアクエリオン ── 2005年放送のロボットアニメ。合体シーンで搭乗者が快感を覚えるような描写があり、ネットミームとしても知られていますのパロディに近いのではと読み解きました。
大山さんは、「全員ピンクだ」という回答を、今回最もエロゲ業界に参考にしてほしい回答に選びました。バカゲーならありそうだ、という理由です。前田さんは、幼稚園の頃にピンクの戦士の太ももを見たのが性の目覚めだったと明かしていました。
「夏が終わってしもた」チャンス大城さんからの電話
エンディングで、前田さんはチャンス大城さんから突然電話があったと話します。普段は文章で連絡が来るので、何か緊急事態かと身構えたそうです。
出てたらすっごい悲しそうな声でね、チャンスさんが「前田くん、ごめん、夏が終わってしもた」って言って。
前田さんとチャンスさんは、前年の夏によみうりランドのプールに一緒に行っていました。今年も行こうと何度も予定を合わせたものの、チャンスさんの仕事が直前に入るなどして、結局行けなかったそうです。
前田さんによると、チャンスさんは2月にも「プール行こうな」と言い、推しの卒業を報告したときにも「寂しいな、プール行こうや」と返してきたといいます。今はスーパー銭湯に誘われていて、大山さんは「スパじゃねえか」とツッコんでいました。
M-1対策ライブでピンネタをかけたい先輩芸人
大山さんは、劇場でピン芸人のチーム近藤さんに会った話をしました。今年はアケドンさんとのユニットでM-1に出る先輩です。
大山さんが様子を聞くと、チーム近藤さんは「圧倒的に舞台足りねえわ」とやる気満々でした。大山さんは、カラタチ主催のM-1対策ライブにネタをかける枠を用意しようと調整します。
ところがチーム近藤さんが本当にかけたかったのは、ピンネタでした。大山さんは、M-1対策ライブなので勘弁してほしいと断りました。代わりに、自分が主催するピンネタライブに呼ぶことを提案したそうです。
そのピンネタライブは、大山さんが自分のピンネタにダメ出しをもらう趣旨のライブです。前田さんは、自分のライブのパッケージを丸々パクったと指摘しました。大山さんは、ゲストは3〜4組を予定していて、詳細は間もなく出ると告知しています。
番組の最後で、前田さんは改めてデスヨさんに告知をお願いします。ツーマンライブに平井堅さんをシークレットゲストで呼んでほしいと冗談も言いました。大山さんは、吉本の劇場に他事務所の人は呼べないと返していました。
まとめ
この回は、推し活のやめ時を語るはずのインタビューで「やめられない」と言い切った前田さんの話から始まりました。そこから、芸人仲間の近況やオタクをざわつかせたニュースへと話が広がります。どの話題にも、好きなものには不器用なほど一途なオタクの姿が通っていました。
- 前田さんは週刊SPA!の「推し活のやめ時」特集で推し続けると言い続け、記事は「やめられなかった」という結論になった
- Yahoo!のコメント欄では好意的な声が目立った一方、推し活を依存症と比べる厳しい声もあった
- 大山さんは、エロゲやゴシップの話になると止まらないことに、先輩芸人たちから驚かれている
- 熱愛報道をめぐり、前田さんは「恋人は一生かけて命をかけて一人作れるかどうか」というオタクの恋愛観を語った
- デスヨさんとのツーマンライブは、キャパ280に対して初動70枚と苦戦中で、二人は告知への協力を呼びかけた


