推しのイベント落選で「自宅待機芸人」に
アイドルオタクの前田壮太さんは、推しのゆいちゃん(武元唯衣)のイベントに落選したことを冒頭で報告します。会場は横浜のランドマークホールで、前田さんが調べたところ、全席着席なら500人ほど、スタンディングなら750人ほど入る規模だといいます。
前田さんがこのイベントを楽しみにしていたのは、終演後にゆいちゃんの「お見送り」があり、久しぶりに本人に会えるはずだったからです。
先週お見送られ芸人になってきますとか言ってはしゃいでた僕がバカみたいですよ。
ただの自宅待機芸人になりました。
前田さんが落選メールを受け取ったのは、神保町の劇場の楽屋でした。うなだれていた前田さんの周りを後輩芸人のシンクロニシティ西野さんがうろつき、その日の夜に西野さんが上げた動画には「うつろな目をしたオタク」が映っていたそうです。
落選の報告には慰めの声も届きました。ただ、「私もエロゲネタライブに落選しました」とDMを送ってきた人に対しては、前田さんは「一緒じゃないです」と強く反発します。
僕が(ゆいちゃんに)向けてる愛情や熱量を、あなた森本サイダーやリップグリップ岩永に向けてますかって話。
向けてる。だから来てる。
大山和也さんは、エロゲネタライブも人気公演で、お客さんも熱量を持って来ているのだと言い返します。前田さんが後輩芸人の森本サイダーさんを本名の「けーすけ」で呼ぶたびに、大山さんが「サイダーでやってんだから」とたしなめるやりとりも、この回で繰り返し出てきます。
前田さんの見立てでは、イベントには配信もなさそうだといいます。大山さんは、配信の視聴が伸びなければ赤字になるので、コストの判断で配信を入れないこともあるのではないかと冷静に返しています。
ライブ帰りのオタクはなぜ真顔なのか?
前田さんは収録の前日、櫻坂46のアリーナツアーに参加しました。ゆいちゃんが出演しない櫻坂のライブを見るのは今回が初めてで、いつもはゆいちゃんを目で追っていたところ、今回はメンバー全体を俯瞰して見られたと話します。
会場は南船橋駅から歩いて10分ほどのアリーナです。会場へ向かう途中、前田さんは3人ほどのファンに声をかけられ、ゆいちゃんのグッズを渡されたといいます。
その中の1人は、毎回会場で会うのに名前も知らないオタクでした。ラジオを聴いているかもわからず、「サクラミーツ」などの番組で前田さんを知った可能性もあると前田さんは考えています。
歩いてたらそのオタクがすって横に来てさ、お疲れ様です。これって言って耳元で囁いて手を握ってきて、結衣ちゃんのキーホルダーを渡してきてさ。
ここから前田さんは、ライブ前のオタクの高揚ぶりと、ライブ後のオタクの静かさの落差を語ります。前田さんによると、ライブ後のタイムラインには「やばい号泣した」「震えが止まらない」という投稿があふれるのに、駅へ向かう周りのファンは全員真顔でスマホを打っているといいます。
真顔でやばい号泣したって言いながら、ずっとスマホ打ちながら真顔で駅まで向かってるから。
嘘ついてんじゃねえか。だって号泣したって書いてんのに。
前田さんは「一回も泣いてるオタクを見たことがない」と言い張り、電柱にぶつかるファンまでいると話を広げます。大山さんは「泣いてる人もいる」「証拠を出せ」と最後まで認めず、この掛け合いがしばらく続きます。
歓声が「うー」になる客席と、消えたリカちゃん頑張れおじさん
櫻坂46のアリーナ公演で、前田さんの周りは30代以上の男性ファンばかりだったそうです。前田さんは、開演前の影ナレでメンバーが名乗ったときの客席の反応が、エリアによって違ったと話します。
櫻坂四十六の森田玲奈ですって。アリーナの方からワーッてなるんだけど、俺の周りはうー。
大山さんは、この歓声の違いから、そのメンバーを支えるファン層がわかるのかもしれないと受け止めます。前田さんは「病院から聞こえるような声」とたとえ、大山さんに「例えが良くない」とツッコまれています。
前田さんがこの公演で探していたのが「リカちゃん頑張れおじさん」です。前年の東京ドーム公演で、MC中に泣きかけた石森璃花さんに客席から「リカちゃん頑張れ」と声をかけた男性ファンのことで、最近はその声が全く聞こえなくなったといいます。
今回の会場は国立競技場よりずっと狭いので、声がすればわかるはずでした。それでも声は聞こえず、代わりに前田さんの斜め前に、石森さんのタオルをかけた小学校低学年くらいの男の子がいて「梨香ちゃん!」と叫んでいたそうです。
(あのおじさんは)生写真を違法に取引してるところをさ、黒ずくめの男に見られてさ、背後から殴られて、薬飲まされて、小学生の体にさせられた可能性ある。
なんでコナンみたいなシステムでやってんだよ、お前よ。
大山さんは「せめて息子とかの説の方がまだ有力だろう」と返しますが、前田さんは男の子の声のトーンがあのおじさんに似ていた気がすると、名探偵コナン ── 青山剛昌さんの推理漫画。黒ずくめの組織に毒薬を飲まされ、子供の体になった高校生探偵が事件を解決していく物語ですになぞらえた説を最後まで押し通します。
ゲラなオタクとネタバレ厳禁のルール
櫻坂46の公演で前田さんの隣にいたオタクは、ペンライトを曲のリズムよりはるかに速く、小刻みに振り続けていたそうです。前田さんは「痙攣してるんじゃないか」と思ったといいます。
そのオタクはMC中の笑い方も独特でした。メンバーの話で会場には温かい笑いが起きるのに、そのオタクだけが「うおほほほ」と大きな声で笑っていたと前田さんは話します。
お前エバースのケンタウロスなんて初めて見たんかみたいなぐらいの感じの。
たとえば、増本綺良さんが「今日はホクロを化粧で消してきた」と話した場面でも、隣のオタクは大笑いしていたそうです。大山さんは、笑ってもらえるのはありがたい一方で、極端に笑われすぎると演者がやりづらいこともあると、芸人の目線で話しています。
前田さんは、そのオタクをカラタチの主催ライブに誘ってみようかと言い出します。大山さんは、もしそこで笑わなかったら「超つまらない」と思われていることになると返しています。
セットリストや演出について、前田さんは、ツアーが続いているのでまだ話せないと言います。表に出る人間として話せば「知りたくなかったのに」と叩かれる可能性があり、ツアー終了か公式の発表まで待つという考えです。
エロゲのストーリーをなんか言うようなもんだから。
夏コミ初日、オタクでない相棒が待機列を抜け出した
大山さんは8月15日・16日の2日間、夏のコミックマーケットに参加しました。これまでずっと1人で行っていたものの、始発で向かう朝一番の参加はとにかくきついと大山さんは話します。
開場は10時半ですが、大山さんは6時ごろに国際展示場駅に着き、待機場で4〜5時間待つことになります。1人ではつらいので、初日は芸人仲間のアケドンさん、2日目は森本サイダーさんを連れて行きました。
初日に同行したアケドンさんは、コミケに一切興味がありません。待機場で荷物を置いておけば10時15分までに戻ればよいというルールを知ったアケドンさんは、「朝ラー(朝ラーメン)に行きたい」と言い出したそうです。
トイレに行く時とか、キッチンカーに行くとか、そんぐらい二十分空けるとかあるけど、そう新橋に行くのは聞いたことないですね。
大山さんは、荷物を盗まれるかもしれないし、オタクはカロリーメイトやゼリー飲料でしのぐものだと説得しました。しかしアケドンさんは聞き入れず、リストバンドを付けた2人はバスで新橋へ向かい、ラーメンを食べたうえにコーヒーまで飲んで戻ってきたといいます。
早朝
6時ごろ国際展示場駅に到着し、待機場で4〜5時間待つ予定だった
待機中
荷物を置いたまま、アケドンさんの提案でバスで新橋へ。朝ラーメンとコーヒー
入場後
大山さんは人気サークルの列に1時間半並ぶも売り切れ
午後
アケドンさんは頼まれた3サークル分だけ回り、コスプレエリアへ
結果
2人合わせて回れたのは4サークル
荷物は結果的に盗まれていませんでした。それでも大山さんは「オタクじゃないやつの発想って怖い」と振り返ります。前田さんは「オタクは待てと言われたら待つ人間」とまとめています。
入場後、大山さんは買い物の一部をアケドンさんに頼みました。ところが、直前に発表されたパンケーキオクトパスというサークルの新刊に2000〜3000人が並ぶ事態になり、大山さんも並んだものの、1時間半後に売り切れて買えませんでした。新刊は、Netflixで話題になったアニメ『超かぐや姫!』の本だったそうです。
列で動けない大山さんは追加の買い物をアケドンさんに頼みましたが、アケドンさんは「最初に言われた3件はやるけど、こっから俺の時間や」と断り、連絡がつかなくなります。しばらくして届いたLINEには、コスプレエリアの入場口の写真が写っていたといいます。
前田さんはこの話を受けて、大山さんも同じように見られていると明かします。大山さんがコミケに行っていた日、前田さんが出ていたピンネタライブの楽屋では「大山はコスプレイヤーを見に行っている」と言われていたそうです。大山さんは「三次元にはそこまで興味はない」と否定しています。
森本サイダーは「生きてるだけで切ない人」
夏コミ2日目、大山さんは森本サイダーさんと一緒に入場しました。2人は、作者本人が『ハヤテのごとく!』の同人誌を出すと当日に気づきます。週刊少年サンデーで連載されていた、2人の世代が好きだった作品で、1時間半ほど並んで2人とも買えたそうです。
そのあと、サイダーさんには挨拶に行きたいサークルがありました。サイダーさんは1分で見られるショートドラマ「オタドラ」に出演していて、キャストは男性3人・女性1人の4人組です。そのうちの女性キャストがコスプレイヤーで、この日にサークル出店していました。
ところが、大山さんがそのサークルのXを確認すると、売り子として映っていたのは、オタドラに出ている残り2人の男性キャストでした。
ハブられてんじゃん。けいすけハブられてんじゃん。
生きてるだけで切ないんだから、あいつ。
サイダーさんは「(自分が誘われないのは)向こう2人が仲良すぎるから」と話していたそうです。挨拶に行くと、サークル側はテンション高く迎え、「うちのサークルにあるものはタダで全部持っていっていい」と言ってくれましたが、サイダーさんはきちんとお金を払ったといいます。
サイダーさんにはこの日の夜、有名な大喜利ライブ「大喜利人たち」の準決勝がありました。勝てば決勝に進める大事な舞台でしたが、結果は敗退でした。
午前
大山さんとコミケに入場し、頼まれたサークルを回る
昼
『ハヤテのごとく』の同人誌を1時間半並んで購入
午後
オタドラ共演者のサークルへ。売り子は残りの共演者2人だった
夜
大喜利ライブ「大喜利人たち」の準決勝で敗退
大山さんは、自分がコミケに連れ回して体力を消耗させたせいかもしれないと気まずくなりました。サイダーさんから「同人誌を買った話をしたらウケた」と連絡が来たので「じゃあプラマイゼロだな」と送ると、「いやマイナスだわ」と返されたといいます。
フォローで俺も言ったんだけど、ちょっとあんたがそれ言うの違うよみたいな感じで、一応怒られるみたいなのはありましてね。
前田さんによると、初日に同行したアケドンさんも相当疲れていたようです。普段は数分で返信をくれるのに、その日はほぼ1日返信がなかったそうです。
オタク特有の匂いの正体は?
ふつおたのコーナーでは、匂いについての投稿が紹介されます。
お二人がよく話されるオタク特有の匂い。私はこれがどうしてもわからずにいました。先日、応援している札幌のアイドルのライブを見に行った時のことです。そのライブ会場はエアコン設備がないところでした。ドアを開けて中に入った瞬間、むわっとした空気に出迎えられました。臭いとは言い難い、しかし絶対にいい匂いとは言い難い異臭に鼻の奥まで支配されてしまいました。その瞬間に、そうか、これがオタク特有の匂いかと勉強させられました。前田さん、大山さんは最近オタク特有の匂いを感じた瞬間はありますか?
旭川のすぶる さんから
前田さんは、まさに前日に匂いを感じたと答えます。南船橋に向かう途中、新木場駅の乗り換えで、コミケ帰りの人たちと一緒になったそうです。
匂いの虎と竜みたいな感じでバチバチで。
匂いの虎と竜、お前どっちも臭ぇじゃねえかじゃあ。
大山さん自身はもう慣れて匂いを感じないそうです。ただ、初めてコミケに行ったアケドンさんは、大山さんたちのstand.fmの収録で「マジで臭いわ」「各所にボスがいる」と何度も言っていたといいます。大山さんは、そういう人がオタクに多いだけで、オタクでなくても臭い人はいるとフォローしています。
前田さんは、汗を吸うリュックの肩ひもが匂いの元ではないかと指摘します。さらに、アイドルの現場なら地上のアイドルよりも地下アイドルの現場のほうが、コアなオタクが「沈殿していく」ので匂いが強いのではないかと話しています。
山添さんの二股騒動と、謎の「青葉坂46」
オタニュースのコーナーで、前田さんはまず相席スタート山添寛さんの二股騒動を取り上げます。オタクの話ではないものの、山添さんはゆいちゃんや他のアイドルとも共演しているので、前田さんにとっては「近づけてはいけない人」なのだそうです。
大山さんは、山添さんはもともとクズ芸人として世に出たので好感度が上がっているのだと分析します。好感度が高い芸人が同じことをすれば、一気にテレビに出られなくなるだろうという見方です。
前田さんがどうしても納得できないのは、自分の経験との落差です。前田さんは以前、ABEMAの番組で日向坂46なら金村美玖さんが好きだと答えただけで、「2人を推すのか」というDMが大量に届いたといいます。
俺たちは枷を背負って芸人として出てきちゃったから。俺たちもキャラ抜いて今の状態だったら多分炎上はしないの。
大山さんは、アイドルと芸人の違いにも触れます。同じ時期に10年交際の熱愛が報じられたアイドルがネットで叩かれていたことを挙げ、「芸人は多少火遊びも許される」と話しています。
前田さんの2つ目の話題は「青葉坂46」です。ソニーが「青葉坂」のドメインを取得していたことをオタクが見つけ、以前から噂になっていました。そして収録前日の夜、テレビ東京で放送された坂道グループの番組の中で、突然青葉坂46のCMが流れたといいます。
発表されているのは「2026年8月16日21時」という日時だけで、メンバーも人数も、そもそも新しいグループなのかもわかっていません。前田さんは、ファンの間で出ている噂をいくつか紹介します。
最後の「桂青葉さんのプロデュース説」に、大山さんは「からたちのラジオでしか聞いたことがない」とツッコんでいます。収録日は8月15日で、詳細は翌日21時ごろに公式に発表される見込みだと前田さんは話しています。
二次元至上主義の後輩・松田との奇妙な出会い
大山さんのオタニュースは、夏コミ2日目に出会った吉本の3年目の若手芸人・松田さんの話です。松田さんはSNSでサイダーさんが来ていると知り、合流させてほしいと連絡してきました。
松田さんは、コミケには場違いな格好で現れたといいます。戦利品を入れるリュックも持たず、黒ズボンに白Yシャツの手ぶらで、手にはCDと同人誌が1冊だけでした。雨が降っていても「Yシャツの中にしまえば大丈夫」と話していたそうです。
話を聞くと、松田さんはアイドルマスター ── バンダイナムコが展開するアイドル育成ゲームのシリーズ。多くのキャラクターが登場し、アニメやライブなどにも広がっていますのオタクでした。1人のキャラクターを広めるために芸人を始めたそうで、大山さんは「言うたら前田であり、Bワゴン石井」だと感じたといいます。
松田さんは、同期のBワゴン石井さんとは推し方の違いで喧嘩をし、それ以来会っていないそうです。石井さんは声優の内田真礼さんを推していて、松田さんはそれを「三次元推し」と見ていました。
声優オタクで、声優の内田真礼さんを推す。松田さんからは「三次元推し」と見られている
アイドルマスターのキャラクターだけを推す。声優には興味がなく、ガチ恋を否定する
やっぱその否定の理由としては、言うたらもう三次元は絶対に裏切るんでっていうので。
大山さんは松田さんのことを「俺をより尖らせた奴」と表現します。松田さんからは「大山さんって声優さん好きなんですか?」と確認され、違うと答えると「なら良かったです」と言われたそうです。
さらにアケドンさんが合流すると、意外なつながりが見つかります。松田さんの相方の「松」さんは、アケドンさんと同じマンションに住んでいる芸人でした。
松田が石井とも繋がりあるし、その相方も松ってやつで、アケドさんと繋がりがあるしみたいな。なんか全部キモい繋がり方して。
「推しは例外」が心に刺さる理由
オタクの格言のコーナーでは、リスナーがオタ活の中で見つけた格言が紹介されます。最初の投稿は「テンション感」という言葉についてのものでした。
僕はテンション感という言葉がすごく嫌いで、耳心地が悪いので使ってる人自体も嫌いになってしまうのですが、乃木坂46の遠藤さくらさんが使っているところを見た時は全然大丈夫で、むしろいいと思いました。
偽物 さんから
この投稿の格言は「推しは例外」です。人をカテゴリで分けて好き嫌いを決めていると食い違いが生まれるので、何をしても肯定的に受け止めてしまう人を推しと呼べばいい、という意味が添えられていました。
前田さんは、この格言に強く共感します。以前は競馬をする人をバカにしていたものの、ゆいちゃんが競馬関連の仕事をするようになってからは、応援するどころか競馬を勉強し始めているそうです。
ほかの格言も、オタクならではの視点に立ったものばかりです。
| 格言 | 投稿のきっかけ | 意味 |
|---|---|---|
| 推しは例外 | 嫌いな言葉も推しが使うと平気だった | 何をしても肯定してしまう相手が推し |
| 親の推しは私の福祉 | 母親が2025年のM-1を機に芸人にハマった | 親の推し活で家庭の雰囲気や生活が良くなる |
| クリスマスソングは真夏こそ聴け | 12月のクリスマスソングで虚しくなる | 真夏に聴けば曲の良さだけを味わえる |
| 俺は童貞卒業できなくて泣いたことがあるよ | 「アンコールで泣いた=卒業が近い」という投稿 | 泣く=卒業という見方には根拠がない |
「親の推しは私の福祉」について、前田さんは逆の例として、母親が韓国の俳優ペ・ヨンジュンさんにハマって家庭が崩壊しかけた話をします。大山さんは、コミケで見かけた仲の良さそうな父と娘の話や、0歳の赤ちゃんを連れた夫婦への戸惑いを話しています。
アイドルが泣くと「卒業が近い」と言われる件について、前田さんは「しょっちゅうある」と認めます。そのうえで、オタクの予想は大抵外れていて、3年前に泣いていたメンバーも今も在籍していると話しています。この回で最も心に刺さった格言に、前田さんは「推しは例外」を選びました。
乃木坂の一ノ瀬美空さんだったのか?赤坂の地下街での遭遇
エンディングで前田さんは、赤坂の地下の商店街での出来事を話します。前から歩いてきた人が話しかけようと近づき、すぐに「あ、すいません」と笑いながら通り過ぎていったそうです。
前田さんはあとになって、その人が乃木坂46の一ノ瀬美空さんにとても似ていたと思い始めます。調べてみると、一ノ瀬さんがお笑いライブによく行っているというブログ記事が出てきたといいます。
大山さんは「お前のこと知らないと思いますよ」と冷静です。前田さんも、一ノ瀬さんが行くとすればルミネのような劇場で、新宿バッシュのような小さな劇場には来ないだろうと考えています。それでも、ゆいちゃん経由で知っている可能性もあると希望を捨てていません。
前田さん本人が確かめに行くのはキモいので、前田さんは乃木坂ファンの後輩・ダンク安保の大樹さんにミーグリで聞いてもらおうと考えます。大山さんは、まだ売れていないカラタチが同期の名前を出してまで確認するのはダサいと止めています。
エロゲ界のダウンタウンと行く上野のエロゲバー
大山さんは12月12日、「エロゲ界のダウンタウン」と呼ぶバンブーさんに食事に誘われ、上野へ連れて行ってもらいました。食事のあとの目的は、上野にあるエロゲバーでした。
バーは上野駅から歩いて10分ほどの雑居ビルにあり、階段の踊り場からエロゲが飾られていました。バンブーさんの来店が予約でわかっていたのか、バンブーさんのブランドであるオーバードライブの作品がやたらと並んでいたそうです。
店内では女装をした男性のエロゲオタクが接客していて、壁一面にエロゲのポスターが貼られていました。日本酒専門のバーで、好きなヒロインを伝えるとその子に合わせたお酒を出してくれる仕組みです。
大山さんは『君が望む永遠』の涼宮遙が好きだと答え、バンブーさんに「こいつなんなん?」と言われてしまいます。大山さんによると、オーバードライブのヒロインは清楚系が少なく、日本酒に慣れていないので軽めのお酒がよかったという事情もあったそうです。
(秋元)先生にね、ご飯連れて行ってもらってね、なんか曲流すって言われて、フルーツジッパお願いしますっていうようなもんだもんね。
7〜8人で満席になる店内には外国人客も2人いて、エロゲが好きすぎて日本語を覚えたと流暢に話していたそうです。大山さんは、エロゲは日本語を学ぶ教材として優れたコンテンツなのだと感心したといいます。
その日、大山さんは知らないオタク3人と一緒に駅まで帰りました。また来てほしいと言われたので、次は誰かを連れて行こうと考えていて、前田さんはサイダーさんを推薦しています。
番組の最後には、前田さんがサイダーさんから借りたままのルーズソックスの話に戻ります。前田さんは、取りに来ないと大掃除で窓拭きの雑巾にしてしまうと呼びかけ、大山さんに「サイダーにちゃんと返してあげて」とたしなめられて番組は終わります。
まとめ
推しのイベント落選から始まったこの回は、ライブ会場や夏コミで出会ったオタクの姿を、カラタチの2人が笑いを交えて描き出していきます。中でも、共演者に誘われず、夜には大喜利ライブで敗退した森本サイダーさんの1日は、前田さんの言う「生きてるだけで切ない人」を象徴する話になりました。
- 前田さんは推しのイベントに落選し、櫻坂46のライブでは歓声の違いや号泣報告と真顔の落差を観察した
- 大山さんの夏コミ遠征では、初日のアケドンさんが待機列を抜けて新橋へ行き、2日目のサイダーさんは散々な1日を過ごした
- 「青葉坂46」は日時だけが発表され、新グループ説や合同グループ説など、さまざまな噂が出ている
- 二次元至上主義の後輩・松田さんとの出会いでは、意外な人のつながりが次々と判明した
- 前田さんは、推しのためなら嫌いだったものも受け入れられるという「推しは例外」の格言に強く共感した


