出版イベントの報告から始まる「ポキャラボ祭」とは?
「絶望の窓際族」は、不登校やモラハラ、経済的虐待、転職失敗で人生が詰んだというジョルノさんが、窓際族として生活の知恵や希望とユーモアを届ける人生再設計番組です。
この回の冒頭でジョルノさんは、ラジオ番組をプロデュースしてきた石井輝さんの著書『自分でやらない方がうまくいく』の出版イベントに参加したことを報告します。イベントにはRKBのポッドキャストラボ福岡が関わっていました。
イベントでは、ポキャラボのメンバーであるイエイヨサキさんが前説を務め、ヒグチさんが石井さんと対談しました。ジョルノさんは石井さん本人と話す機会にも恵まれたといいます。
(この本には)今人に教えてもらえなくなってきてるなっていう仕事の段取りとか、人との付き合い方とか進め方とか書いてあるんで。
ジョルノさんは、仕事で行き詰まった人には石井さんの本を読んでみるのもいいとすすめています。
本題の「ポキャラボ祭」は、ポッドキャストラボ福岡に参加するポッドキャスターたちが、共通のトークテーマで話してみるという企画です。期間中は「#ポキャラボ祭」「#ポキャラボ」のハッシュタグで各番組が紹介されます。
好きなものでも100個はいらない?替え玉、ぼたもち、スーパーカー
今回のテーマは「100個あったら嬉しいこと」です。ジョルノさんは「もの」ではなく「こと」とされている点に注目し、形のないものでもよいと受け止めます。
ジョルノさんがまず考えたのは好きな食べ物です。ところがラーメンの替え玉は、フードファイターでもないので100個あっても食べきれず、1個でいいと話します。
資さんうどんってうどんだけじゃなくて、うどんとともに売ってるぼたもちが美味しいんですよ。
資さんうどんのぼたもちも好物ですが、あんことご飯で胃に溜まるため、ジョルノさんには1個か2個がちょうどいいといいます。お月見の白玉団子も、せいぜい10個か20個が限界だと笑います。
次に浮かんだのは車です。映画『アイアンマン』のスーパースターのようにスーパーカーを何台も並べる姿を思い浮かべつつ、100台となると中古車販売店並みで、そんなにいらないと話します。
僕はせいぜい四駆の車1台といい感じの国産のセダン車、あと軽トラ、あとバイクかな。
バイクはハーレーとスーパーカブ、もう1台足すならエリミネーターかスティードです。それでも10台にも届かず、好きなものほど100個は持て余すという発見になりました。
100個でも嬉しいのは金塊?不動産と株も検討
食べ物は100個だと多すぎると考えたジョルノさんが行き着いたのは、金塊でした。現金に替えたくなったら売ればいいので、何個あってもいいといいます。
ジョルノさんが調べたところ、1キログラムのインゴット ── 金や銀などの貴金属を一定の重さで鋳造した延べ棒。投資用として売買され、価格は相場によって日々変動しますは、最近の価格で2200万円から2950万円前後と幅があるそうです。
ジョルノさんは、不動産も100個あってもいいかもしれないと考えます。ただし人に貸して運用するとなると面倒そうで、金のほうがいいという結論です。
続いて株の話になり、正規の株主として配当や優待券を受け取るには100株単位 ── 日本の株式の多くは100株を1単元として売買され、この単位で持つことで株主優待などを受けやすくなりますで買うのが一般的だと説明します。銘柄としてはSpaceXやTesla、PayPalの名前を挙げました。
有給100日より「気兼ねなく休める100日」
お金の話ばかりになったことを、ジョルノさんは「生臭い奴だな」と反省します。そこで窓際族らしい答えとして挙げたのが、有給休暇が100日あることでした。
有給ってすごくないですか?働いてないのに金もらえるんですよ。
ただし有給休暇は、日数があっても使っていい空気にならないときがあります。そのためジョルノさんは、有給100日より、気兼ねなく休める100日のほうがいいと言い直しました。
日数はあっても、使っていい空気にならないときがある
周りを気にせず、安心して休める
休みが100日あっても、ジョルノさんはどこにも行かず、家事や介護、個人の開発をしていそうだといいます。そこから、以前本で読んだ問いを紹介します。
その問いは、働かなくていいお金があると想定し、毎日何をして暮らすかをリアルに想像してみる、というものです。ジョルノさんの場合、会社には所属しなくても、起業したり、世の中のためになると思えるボランティアをしたりするだろうと考えます。
ジョルノさんはこの説に腹落ちしたといいます。そして無限や十分ではなく「100個」という数は、妥協の産物でもあり、今足りていないものが出てくる絶妙な問いだと改めて評価しました。
「明日でいいや」と思える仕事と、なんとかなる選択肢
ジョルノさんが次に挙げたのは、「明日でいいや」と思える仕事が100個あることです。仕事終わりにジムに行く、友達に会う、勉強会に参加するといった予定があっても、明日まで延ばせない仕事が入ることがあるといいます。
持っている仕事がすべて明日でいいものなら、予定の調整がしやすくなります。窓際族なのにそうではないのかと言われそうだと笑いつつ、報われないのに頑張ってしまう体質をやめたいとも漏らします。
もう1つは、「まあなんとかなるか」と思える選択肢が100個あることです。何かが起きても大丈夫だったという事実や、心の薬のようなものを指しています。
ここ数ヶ月、割とピンチが多くて、結構致命的なミスをしたんですけど。
ジョルノさんはそのミスを、四方八方に手を尽くして問題にならないよう処理したといいます。この経験から、ピンチを乗り越える手助けが100回分あれば心強いと話します。
(過度なストレスって)最近本当に健康に悪いなと思います。
何より欲しいのは、応援してくれるリスナー100人
ポッドキャスト関連では、面白いネタが100個あったらいいとジョルノさんは話します。番組は今回で第118回ですが、同じ番号で複数話に分けた回もあり、実際にはもっと話しているそうです。218回まで面白いネタを思いつけたらいい、という願いです。
そのうえでジョルノさんが何よりも欲しいと語ったのは、ポッドキャストを聴いてくれる人でした。フォロワーや感想をくれる人が100人いたら、とても嬉しいといいます。
ジョルノさんによると、再生されているのにコメントが少ない回もあれば、コメントは多いのに再生数が振るわない回もあります。よく聴かれているはずなのに、アンチによって評価を下げられている番組も見かけるそうです。
本当に応援してくれるポッドキャスト聞いてくれてる人が100人増えたらすごく嬉しいです。
ジョルノさんは、コテンラジオのように圧倒的に聴かれている番組を引き合いに出しつつ、聴かれればいいわけではないとも感じ始めています。それでも配信している以上、聴いた人が良かったと思える放送をしなければと話します。
通りすがりの人が、おじさんの「100個あったら嬉しいもの」を聴いて喜ぶかはわからないとジョルノさんは言います。ただ、ポキャラボのメンバーや企画を立ち上げたマイコーさんは楽しんでくれるだろうと期待を込め、最後はリスナーが100人増えたら嬉しいという話で締めました。
福岡市長選の候補者と会って考えた、言葉の使い方
エンディングでジョルノさんは、ポキャラボ祭を企画したメンバーへ感謝を伝え、各番組が同じテーマで何を話すのか、違いを楽しみたいと話します。来週か再来週には、福岡市長選挙や国政について自分なりの見解を話す予定だといいます。
ジョルノさんは最近、福岡市長選に立候補して炎上していた若い女性の街頭演説を聞く機会がありました。対談したわけではありませんが、見た目はどこにでもいる優秀な若い女性だと感じたそうです。
生身の人間目の前にした時に言える言葉をね、Xでもポストするぐらいがちょうどいいのかなって。
政治家を批判すること自体は問題ないとしたうえで、ジョルノさんは芸能人への誹謗中傷も含め、目の前で言える言葉かどうかを基準にしたいと語ります。強い言葉を言いたくなる気持ちもわかるが、冷静に考えていきたいという言葉で回を閉じました。
まとめ
「100個あったら嬉しいこと」という問いは、好きなものでも多すぎると持て余すという気づきから始まり、安心して休める余裕やピンチを乗り越える手助け、そして応援してくれるリスナーへと、ジョルノさんの今足りていないものを浮かび上がらせました。
- 替え玉やぼたもち、車は好きでも100個はいらず、100個でも嬉しいのは金塊だった
- 有給100日より、気兼ねなく休める100日のほうが嬉しい
- お金がなくてもやる何かがライフワークだという説に、ジョルノさんは腹落ちした
- 「明日でいいや」と思える仕事や、なんとかなると思える選択肢が、ストレスを減らしてくれる
- 何より欲しいのは、本当に応援してくれるリスナーと感想をくれる人100人







