ゴールデンウィーク最終日、雨の牧場から
この日は5月6日、みどりの日の振り替え休日で、ゴールデンウィーク最終日。牧場は雨で、最高気温は18度でした。
川上さんの今日の仕事は、午前中の雨がやむ前に堆肥を運ぶこと。お昼にはミーティングも予定していて、子どもも家にいるので、ちゃちゃっと終わらせたいと話します。
いつも来ている研修生さんが1週間の長期休みに入るため、今はタイミーで来てもらっているそう。ゴールデンウィーク中でもすぐに来てくれる人がいることに、川上さんは感謝していました。
そして今日のテーマは、牛乳といえばおなじみのカルシウム。カルシウムが足りないとイライラするという話について、リスナーの質問に答えていきます。
リスナーからのお便り「なぜカルシウムが足りないとカリカリするの?」
お便りのコーナーでは、配信アプリSpoonからの質問が読み上げられました。送ってくれたのは、Spoonネーム「みずみずしい」さんです。
機嫌の悪い人がいるとカルシウムが足りていないとよく言いますが、カルシウムが足りてないとなぜカリカリするのでしょうか?
お父さんやお母さんが怒っていると、つい「カルシウム足りてないんじゃない?」なんて言ってしまう。そんな「あるある」から話は始まります。
もう本当に二言目にはそれが出るみたいな。あるあるなんじゃないですか、皆さん。
ただ、なぜカルシウム不足でイライラするのか、その理由をきちんと知っている人は少ないかもしれません。川上さん自身も曖昧だったそうで、今回しっかり調べてきたと話します。
カルシウムは「心の安定剤」だった
昔から言われてきた「カルシウム不足でイライラ」。これはただの迷信ではなく、カルシウムが神経や筋肉の働きに深く関わるミネラルだから、と川上さんは説明します。
人間の体は、細胞同士が電気信号でやりとりをしています。その信号のやりとりをスムーズにしてくれるのがカルシウムなのだそう。
たとえば脳から「落ち着け」という信号を出すとき、カルシウムがその伝達を手助けしています。だから不足すると神経の伝達がうまくいかず、イライラや情緒不安定になりやすいと言われているんですね。
さらにカルシウムは、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを作る材料にも関係しているとのこと。眠りの質にも関わっていて、寝つきが悪い・眠りが浅い人はカルシウム不足の可能性もあるかもしれない、と紹介されました。
牛乳のカルシウムが吸収されやすいワケ
では、どうやってカルシウムを取ればいいのか。川上さんが「王道」として挙げるのは、やっぱり牛乳や乳製品です。
小魚や豆腐、小松菜などでもカルシウムは取れますが、吸収率でいえば乳製品が優秀なのだそう。
ポイントは、カルシウムが体に吸収されるときにリンとのバランスが必要になること。小魚などはカルシウムの含有量が多くても、このバランス次第で吸収されにくいこともあります。
その点、牛乳はカルシウムとリンのバランスがすでに整っているので、吸収率がいいというわけです。
「カルシウム足りてる?」の一言、実は…
もし身近な人がカリカリしていたら、そっと牛乳を差し出してあげてください、と川上さん。ただし、そこはユーモアを添えて注意もします。
イライラしている人にカルシウム足りてる?って言ったら、グーで殴られると思いますけどね。
そんな川上さん自身は、1日1リットルの牛乳でカルシウムはしっかり足りているはず。でも、仕事に追われてイライラすることもあるのだとか。
前日も、子どもと映画館に出かけていたところに搾乳体験希望のお客さんが来て、事前連絡がなかったことにイライラしてしまったそう。カルシウムが足りていても、つい反応してしまうと苦笑いしていました。
本当に皆さん、本当にダメですよ。牛乳飲んでね。牛乳飲んで落ち着いてみていただけたらと思います。
牛乳7本の共同購入と、AIで作る「音声概要」
コメントでは、ゴールデンウィーク中に共同購入を含めて牛乳を7本買ったという声が。川上さんは深く感謝します。
学校給食が止まる連休中は牛乳の消費が落ち込みやすく、メーカーや酪農の指定団体が需給の調整に追われる時期。だからこそ、家庭での消費がありがたいのだと話します。
後半では、AIの話題も。GoogleのNotebookLMという機能が日本語の「音声概要」に対応し、川上さんが作ったものを配信に上げてみたと紹介しました。
もうちょっとなんやかんやしたら、AIが川上の声で喋ってくれるみたいなのもなんとか作れると思うんですけどね。
技術の進化は早いので、あと3〜4カ月もあれば実現できそうだと、川上さんは楽しみにしている様子でした。
まとめ
今回は「カルシウム不足でイライラする」という言い伝えの理由を、牛乳の吸収率の話までまじえて酪農家がやさしく解説する回でした。身近な人がカリカリしていたら、そっと牛乳を差し出してみるのもいいかもしれませんね。
- カルシウムは神経の伝達を助けるミネラルで、不足するとイライラしやすいと言われている
- セロトニン生成や眠りの質にも関わり、川上さんは「心の安定剤」と表現
- 牛乳はカルシウムとリンのバランスが整っていて吸収率がよく、コップ1杯で1日の必要量の約1/3〜1/4をカバー
- 連休中は給食が止まり牛乳が余りやすいため、家庭での消費が酪農を支える
- GoogleのNotebookLMで日本語の音声概要が作れるようになり、川上さんも活用中




