仙台放送時代は「ほとんど餃子を食べていなかった」ゲスト
番組冒頭、代表理事の小野寺さんが自身も1999年まで仙台に住んでいたことを紹介し、早坂さんをゲストに迎えます。
まず気になるのは、アナウンサー時代にどれだけ餃子を食べていたのかという点でした。
仙台放送でアナウンサーされていた時は、結構餃子を食べていましたか?
早坂さんは、ほとんど食べていなかったと答えます。それを受けて小野寺さんは「じゃあ今日は話し甲斐がありますね」と応じ、仙台の餃子を紹介していく流れになりました。
お取り寄せで味わう、宮城の食材にこだわった餃子
店の紹介に入る前に、この回はお取り寄せ餃子特集の一環でもあり、まず2つの取り寄せ餃子が話題になります。
1つ目は仙台市の中華料理店KUROMORI仙台市太白区の人気中華料理店。宮城県産の食材にこだわった料理を出し、餃子も評判。取材時点では気仙沼への移転が予定されていた。の餃子です。震災後、料理人として復興支援を模索するなかで、宮城県の食材にこだわる店としてオープンしたと紹介されます。
餃子には宮城県の斉藤豚が使われ、肉の味がしっかりした食べ応えのある一品だといいます。皮も厚めで、手包みのヒダが細かいのが特徴です。
噛めば噛むほど、小麦粉もお肉もちゃんと自己主張してくれる、美味しい餃子でしたね
店は9月に気仙沼へ移転予定で、それまでの全期間が予約で満席だといいます。早坂さんは、魚介を使った新しい餃子が生まれそうだと期待を寄せました。
2つ目は塩釜のはちや(蜂屋食品)宮城県塩釜市の食品メーカー。大正時代から続き、もともとは惣菜店。現在は野菜ソムリエの資格を持つ社長のもと、野菜にこだわった餃子を手がける。の梅しそ餃子です。夏にぴったりのさっぱりした味わいで、小野寺さんは「めちゃくちゃ美味しかった」と話します。
夏に梅しそっていいですね。さっぱりして
昭和22年創業「おゆき」で楽しむ0次会
ここから、早坂さんが泊まりやすい国分町・一番町周辺のお店に絞って紹介が進みます。
最初は餃子専門店「おゆき」です。昭和22年創業で、宇都宮や浜松の人気店より古いと聞き、早坂さんは驚きます。
かつての仙台三大餃子の一つで、こじんまりとした入りやすい中華料理店。餃子は1種類で、おでんなどのメニューも並びます。
0.5次会みたいなね。1次会の前にちょこっと
餃子は1人前10個ながら、皮が薄く餡もあっさりで、お酒のつまみにちょうどいい軽さだといいます。現在は3代目が営み、昭和の雰囲気を残しつつ綺麗に保たれた店内も魅力です。
いや、もうちょっとぜひ行きたいです。もう今すぐ行きたいです、おゆきさん
一押しの「ねいろ」、ここにしかない個性派餃子
続いて、小野寺さんが一押しに挙げたのが、いろは横丁の中にある「ねいろ」です。
餃子の看板がいくつも掲げられた、少し癖のある2階建ての店だといいます。すべて手作りで、ここにしかない餃子が並びます。
冬におすすめなのが、仙台名物のせりを使ったせり餃子です。せりの繊維質がしっかり残り、ザクザクとした食感が楽しめます。
皮がちょっと薄めなので、すごいダイレクトに野菜の食感が歯に当たってくる感じですね
この日は焼き餃子を割って出汁につけ、柚子胡椒を添えて食べたそうです。せりとの相性を考えた食べ方だといいます。
常時あるおすすめは仙台味噌餃子です。味噌は塩辛いイメージがありますが、ここでは甘めに味付けされ、自家製ラー油やスパイスで味に膨らみが出るといいます。
入りにくそうな雰囲気があるんだけど、入ってみると餃子天国ですよ
名店「八仙」との2軒はしごという選択
さらに気合が入っているなら、と小野寺さんが挙げたのが「八仙」です。仙台で最も有名な餃子店といっても過言ではない存在だといいます。
当初は紹介する予定がなかったものの、ねいろのすぐ近くにあるため、はしごコースとして提案されました。
八仙は夕方5時から並ぶこともある人気店で、予約も可能です。おすすめは水餃子で、ビールと合わせて楽しめるといいます。
早坂さんは、かつての上司が八仙好きだったことを思い出します。名前は聞いていたものの、自分では行っていなかったようです。
仕事終わって「今日八仙行くんだ」って、ルンルンで飛び出していく上司いましたよ
ランチなら「美香園」、見た目でわかる本格中華の技
昼に行くなら、と紹介されたのが、定禅寺通りを越えた市役所寄りにある「美香園」です。早坂さんの当時の通勤ルート沿いだったといいます。
料理長が元仙台ホテルの中華料理長で、中国では一級点心師だったという経歴が店に掲げられています。
餃子は細かいヒダの手間のかかった仕上がりで、見ただけで普通と違うとわかるといいます。
もうこれ普通の餃子じゃないっていうのは、オーラがあります
食べると肉がしっかり詰まり、皮はコシのあるプリプリの食感。焼き目を下にし、ヒダを上にして出す盛り付けが特徴です。これは水餃子が主流の中国のルーツを生かした出し方だといいます。
実際にInstagramで写真を見た早坂さんも、他の餃子との違いをすぐに感じ取りました。
ヒダヒダが細かくって、ちょっとVの字が並んでるみたいな。美味しそう
3代にわたり愛される、仙台の中華・餃子文化
紹介の締めくくりに、なぜ仙台にこれだけ餃子の名店が多いのかという話になります。
早坂さんは、コロナ禍で閉店したという「アップル」を思い出します。カウンターだけの古い専門店で、おゆきと同じく0次会向きの店だったといいます。
小野寺さんは、仙台には昔から中国の人が多く、中華料理店が数多くあると語ります。冷やし中華発祥の地という説にも触れられました。
特に国分町周辺は、夜の店だけでなくファミリー向けの店も凝縮しており、長く愛される中華・餃子店が多いと考えられます。
今回は個性があり、話したくなる要素のある3店を軸に紹介したと小野寺さんはまとめ、早坂さんも仙台の友人に話題にしてみたいと応じました。
まとめ
元仙台放送アナウンサーの早坂さんに向けて、国分町・一番町周辺で足を運びやすい仙台の餃子店が紹介されました。歴史ある名店から個性派、本格中華の技が光る店まで、仙台の食文化を餃子から味わえる回となっています。
- おゆきは昭和22年創業の老舗で、薄い皮とあっさりした餡が0次会にちょうどいい
- ねいろは全て手作りで、冬のせり餃子や常時提供の仙台味噌餃子など、ここにしかない餃子が並ぶ
- 八仙は水餃子が名物の人気店で、ねいろと近いためはしごもしやすい
- ランチには元仙台ホテル料理長の美香園がおすすめで、ヒダを上にした盛り付けと本格中華の技が特徴
- 仙台は中華料理店が多く、国分町周辺には3代にわたり愛される餃子店が集まっている

